CD's of Mr.K

☆所有CDリスト!☆



☆ジャンプ・テーブル☆


□ A □

ARTIST

TITLE

発表

COMMENT

評価

Ablaze My Sorrow

If Emotions Still Burns
AMS_IESB

95

スウェーデンAblaza My Sorrowの比較的初期のアルバムです・・・が、うわあ!なんだこれ!?(驚)Dark Tranquillity1st."Skydancer"にスタイルが似ていますが、もっとピュア・メタル寄りですよ!情熱的なデスヴォイスが印象的です。まだまだ激烈というレベルのサウンドではないものの、怒涛のドラムとギター!まさにこれはメロデス黎明期のサウンドですな!21世紀のレベルからするとそのサウンドは大人しい部類に入ってしまいますが、良いですよこれ!俺の趣向である”テンションの高いメロディ”が全編にわたって貫かれています。いいなぁヽ(*´∀`)ノ
それにしてもメロディが・・・素晴らしいです!感動です!泣いていいですか?わ・あ・い!ヽ(T∀T)ノ(嬉泣)
とにかくDark Tranquillityの失ってしまった”怒涛のサウンド”が忘れられない方にはお勧めですよ!決してパクリじゃないからその点もご心配なく!
"No Fashion Records"(03/01/18)

9

The Plague
AMS_TP

97

スウェーデンメロデス・バンド、個人的にひっと中のAblaze My Sorrow です。前作は初期Dark Tranquillity を彷彿とさせる怒涛のサウンドを堪能させてくれましたが、今回は・・・あれ?また今回も印象が違うな?よりピュアなメタルの影響が感じられます。ちょっとメロデスとも違うニュアンスです。なんとなくEbony Tears に似てるのかな?ボーカルの声質も似てるかも・・・。ああ!メロディに起承転結がかなりきっちり聴き取れるから、ピュア・メタルっぽく感じられるんだ!メロデスのメロディって、不協和音がふんだんに取り入れられているからね。それが違和感の原因かな?
むぅ・・・今回の作品では、あんまり疾走感が感じられないな。レコード早回しのような疾走感がAMSの特徴の一つなのに・・・。その意味ではIn Flames ぽくもあるな。他にも、いろんなバンドの影というか影響が見え隠れしていますね。
いやあ、それにしてもメロディがいいなぁ!特にHIは!突き刺さるメロディです。
"No Fashion Records"(03/03/09)

7

Anger, Hate And Fury
AMS_AHAF

02

スウェーデンの一風変わったブラック・メタル・バンド・・・だったというべきか?少なくともこのアルバムはブラック臭はあまり感じない。デスラッシュに近い感じです。だけど激烈度はデスラッシュの中でも1・2を争う凄さです。硬質のドラム音・テンションの高いギター・そして・・・哀切なるメロディ。同郷のGuidance Of Sin に似てるね。・・・!?うお!?こ・このCはなんだ!凄まじいハイテンション・ナンバー!鬼気迫るスピード!メロディ!これは凄い!あれ?短っ!(笑)
・・・失礼しました(笑)いや、しかしこのアルバムは良いです。良いメロディ・激烈サウンド・ハイスピードナンバーと美味しいところ満載です。イコライザをかませたデスボイスも良い味ですね。
特にG!うわあ・・・これは・・・久々に俺的感動!
これはCOB を初めて聴いたときに匹敵する感動ですぜ!
"No Fashion Records "(02/12/21)

9

Aborted

Goremageddon: The Saw and the Carnage Done
ABORTED_GMDTSATCD

03

ベルギーデスです。ブルデス言うのかな?(ごあまげどんて・・・(゚∀゚;))バンドロゴとかジャケットとかにCarcassの面影があるからそんなタイプかなと思いますが・・・おお!?スピーディだよ!メロディもあるよ!?"Necroticism"を激烈なサウンドで演っているという感じですね。(カバー曲も演ってるしな!)ドラム・ベース・ギターのリズム隊は激烈かつスピーディなうえにタイトで安心感があり(ドラム凄腕だぞ!?(=゚ω゚)ノ)、ヴォーカルも表現力の高いデスだし、すっと挿入されるメロディがまた魅力的だ!何より音質とバランスが良いですね。音質とバランスはアメリカ並みで、「本当にベルギーか?」と思ってしまいます(まあ最近はスウェーデンのNasumなども、サウンドプロダクションの技術が急激に上がっているのが伺える作品を出していますが)。ああNasumで気づいたけれど、この炸裂感とかは彼らに近いね(ラジオの音を挿入するところとか)。その意味ではデスというよりはGlindcoreと呼ぶべきかな?典型的といえるデスボイスがあるからデスにカテゴライズされているのかな?しかしサウンドの根源はデスからは外れている気がします。
個人的には、もう少しメロディの分量を増やして欲しいなあとか思います。そうすれば、メロデス並みにメロディアスで、Glindcore並みに激しい、また違った音楽が産み出されるかもしれないから。
Official Website:http://www.goremageddon.be
Label Site(Listenable Records):http://www.listenable.net
"Listenable Records"(03/11/22)

8

Aborym

Kali Yuga Bizarre
AR_KYB

99

イタリアAborym です。私の中のAborymという存在は、単なる激烈だけに留まらない、いろいろなエッセンスを楽曲の中に取り入れて興味深いブラックを聴かせてくれるという印象があります。さてこの作品ですが・・・おお!?今までにはなかった狂気が滲み出ていますね!陰鬱な暗さが感じられます。SEやフックが多彩なのは相変わらずで、それでも完成度は高く、付け焼刃のような印象は薄いです。Cなど、皇帝を筆頭とする北欧ブラック・メタルの本流とは明らかに異なる、シンフォニックというよりもオペラティックとすら表現できる、ダイナミックかつ哀愁溢れる名曲です。あれ?よく聴くとFintroll みたいなヴァイキングっぽい雰囲気もあるなぁ?不思議な感じ・・・。Dもいいなぁ!やっぱ彼らの作品ってどれも特徴があって飽きさせないんだよね。それにこの作品は、純粋にメロディも良いです。
ただ、やっぱり彼らはEのような実験的な楽曲は常に挿入してるね(汗)出来がよいのは折り紙つきですが、人によって好き嫌いは出そうだね。
Official Website:http://www.aborym.com/
Label Site(Scarlet):http://www.scarletrecords.it/present.html
"Scarlet"(03/09/12)

8

Fire Walk With Us!
A_FWWU

00

比較的珍しいイタリアブラック・メタルです。しかしサウンドはかなり個性的です。彼らのスタイルや交友関係(Burzumのカヴァーまで!)・メッセージ色などが判らず、音だけで判断したら、俺もこれをブラック・メタルと認識し得たかどうかちょっと不安です。サウンドに留まらず、様々な場面・方法論によるフックが詰め込まれています。洗練されているとは言えませんが、流石イタリア!と思わせてくれるセンスです。とにかく面白いです。ブラストビート・激烈サウンド・妖しいメロディと、ブラックの基本はきちんとおさえています。おさえたうえでのこの個性は出色ですよ!特殊な効果音、独特なリズム・パターン、北欧系のブラックでは決して聴くことのできない音楽です。彼らの写真からはダッサダサの芋バンドの香りが強烈に匂いますが、音は素晴らしいです。本物です。実験的な楽曲も含まれていますが、ラスト以外はOKです。・・・θ波はええっちゅーねん!
"Scarlet "(02/09/20)

9

With No Human Intervention
ABORYM_WNHI

03

イタリア独特なブラック・メタルを演るAborym です。フルレンス3rd.となるこのアルバムは凄ぇや!Glindcore並みの激烈サウンドに乗っかったブラック・メタルですよ!@のブラストとか、NasumDiabolicum に匹敵するド凄まじいサウンドです!音数も音圧も飽和状態です。耳に優しくないですって!(;´Д`)ノこうも化けるか!?(喜)スタイルとしては一風変わった、現代的テイストに溢れるブラック・メタルで、まるでトランスかと思わせるようなビートまで導入し、音楽的にも様々なエッセンスを感じさせる不思議な芸風です。とにかく一歩間違うと”気色悪い”とすら表現できるメロディ感覚は、好き嫌いがかなりはっきり分かれそう。音質が凄くクリアで、その意味でも北欧系ブラックとは一線を画しています。んが?Gでは”泣きのギター”までフューチャー!それにズドドドと、重機関銃のようなグラインド・ドラムが重なってもう!もう!!にしてもドラム凄いわぁ!良い音させてるし手数も多いしヴァラエティに富んでいるし・・・名うてのテクニシャンか!?このドラムだけでも十分聴く価値ありです。それにしてもKLあたりのスタイルは!・・・トランス/ブラック?ヾ(゚Д゚;≡;゚Д゚)ノシ
"Aborym plays alien-black-hard/industrial exclusively"とのこと。エイリアン・ブラック?Σ(゚Д゚)"
追記:CDの何ヵ所かで”音飛び”気味なんだけど・・・仕様?(汗)
Official Website:http://www.aborym.com (←うざっ!)
http://www.code666.net/aborym (←繋がらん?)
Label Site(Code666):http://www.code666.net (←更にうざっ!!)
"Code666/SPV GmbH"(03/07/26)

9

Absu

The Third Storm Of Cythraul
ABSU_TTSOC

97

アメリカAbsuです。ブラック・メタル・・・の筈だけど、この作品はブラック色は低いな?初期スラッシュ・メタルって感じですね。その名の通り3作目のようです。サウンドやオカズ・曲構成などはアメリカン・スラッシュの影響が強いですね。しかし、邪悪な感じが強いメロディにデス・ブラックに繋がる流れを示唆しています。ヴォーカルはなんとなくCOFDANIに影響されたのかな?と思えるような濁声だけど音域の広いなかなかの実力者のようです。時々挟まれる超ハイトーン(=裏声)は気持ち悪いが(;´Д`)それでもやはりこの冷涼感の漂うメロディはブラックならではです。特に8分強の大曲Hのメロディは良いですね。本場北欧系と比較するとやや甘いかな?という気もしますが、そんな違いは微々たるものと考えて良いでしょう。ダークなスラッシュ・メタルと思っていただければ良いかと?ただ・・・う〜ん?なんか所々でいまいち練れていないって感じがするかなぁ?エネルギーに満ちているのは好感が持てるし、楽曲もテンションが高くてスピーディで好きなんだけど、もう少し曲構成とかをコントロールして欲しいって感じですかね?ちょっと辛いかも知れないけど、それだけ"Tara"が良かったんですよ。まあ後半はそれほどでもないから気にするほどではないのかもしれませんが。
Official Webasite:http://www.absu.ws
Label Site(Osmose Productions):http://www.osmoseproductions.com
"Osmose Productions"(04/01/31)

6

Tara
ABSU_TARA

01

をう!?ヴァイキングかと思わせる牧歌的なバグパイプ(?)の音色!?うわ!なんちゅうガチャガチャしたサウンド!(;´Д`)なんだこりゃ?(゚∀゚;)すっげぇ早回しの・・・ブラック?(汗)なに!?テキサス州ダラス出身だと!?・・・変わったスタイルだなぁ(汗)北欧系のようなダークなメロディは一切無く、邪悪なまでの怒涛のスピードで押しまくる力技がステキですね。こりゃ確かにSlayer のようなスラッシュ・メタルから派生したサウンドだと言えるよ。正直言ってブラック・メタル”らしさ”には欠けますが、これはこれで良いなぁ。流石に腐ってもアメリカ。音楽大国。いつまでも停滞している訳ではないのね。素で”凄ぇ!”と思えるサウンドですな!
メロディは・・・アメリカンだなぁ(笑)(^-^;)ゞポリポリ・・・ペンタトニックの国のメロディです。クラシックをメロディの基礎とする欧州系とは完全に毛色が違いますね。おう!Kはかっこいいぞ!これだけでも聴く価値あると思わせるほどに個性的です。
ネオ・スラッシュとでも呼ぼうかこれ!?(笑)
Official Webasite:http://www.absu.ws (←遅い!)
Label Site(Osmose Productions):http://www.osmoseproductions.com
"Osmose Productions"(03/07/02)

8

Accept

Metal Heart
ACCEPT_MH

85

人気を決定付けた6th!

5

All Areas Worldwide
ACCEPT_AAW

97

ライブ・レコーディング版

5

Acheron

Xomaly
ACHERON_XOMALY

02

良く分からんSE染みたインストから始まるけど、サウンドはデスです。北米系に近いかな?メロディにはブラックの雰囲気が漂うんだが・・・?あ!アメリカのバンドだ!でもレーベルはイタリアなの。アメリカのバンドと判ってたら買わなかったのに・・・。ま、だけど言うほど酷くはないよ(良いって程でもないけど)。サウンドは軽めで単調だし、スピードもそれほどでもないけど、メロディはマシなほうですね。北米系としては珍しいブラックだからかな?いろんな意味で不思議な感じがします。ブラック系には殆ど見られないギターの早弾き系ソロがフューチャされてるし、おどろおどろしいSEまで導入してるし、なんか変なの。んー・・・、それでもやっぱり根元は北米デスだよ。北米デスがメロディを導入したって感じ・・・って、それはメロデスやんけ!?でも・・・そうだねこれ、CarcassHeartworkに遅れること10年、やっと北米にもメロディとの導入の流れが入り込んできたって事かな?にしても遅いな(笑)
"Warlord Records"(02/12/28)

3

Ad Hominem

A New Race For A New World
ADH_ANRFANW

03

おあああ!コリャまた強烈なサウンドじゃのう!?ヽ(*´∀`)ノKaiser Wodhanazなる人物のソロ・プロジェクトのようです。中期Satyriconを少し速くした感じですか?ヴォーカルのスタイルが良く似てます。スピーカをマイク代わりにしたような特殊なイコライジング感といい、雰囲気も近いね。とてもじゃないがフランスのバンドとは思えません。高いテンションと怒涛のブラストは、北欧系バンドの狂暴さにいささかも後れを取らない狂熱っぷりです。想像以上にサウンドメイクはしっかりしており、ドラム・ギター・ベースの音がかなりクリアかつ芯があります。ところで"Totalitarian(全体主義の) Black Metal"と自称していますが、どゆこと?(;´Д`)ノ(ナチスとかの影響?いやまさかフランスなのに!?)@のSEとかちょろっと挟まれるセンスがフランスっぽいと言えるかもしれませんが、まあ血は北欧に心酔状態でしょう。特に初期ブラックの影響が強いようです。ぴんと張った緊張感と、極薄だけど冷涼なメロディ。うむ!これも面白いバンドのようですな!(*´ー`)ノ
Official Website:http://www.adhominem.fr.st(←TOP頁の"Your Band Sucks"をクリックすると・・・(ノT□T)ノ
Label Site(Twilight-Vertrieb):http://www.twilight-vertrieb.com
"Twilight-Vertrieb"(04/03/21)

8

Aeternus

Ascension Of Terror
A_AOT

01

ノルウェーデス/ブラック・メタルです。凄まじい音です。サウンドなんて生易しいものじゃありません。ブラックの恐怖感と北欧デスの破壊力が二乗で襲ってくる感じです。決してハイスピードじゃないところが、ある意味恐怖すら感じます。だってスピードって破壊力を表現するには必須とすら言える要素だから。その要素を用いないのにこの破壊力は・・・。まさに嵐のような轟音です。しかもメロディも存在感のあるしっかりしたものを聴かせてくれます。間違ってもリリカルではありませんが、フックが効いててキャッチーですらあります。
サウンドはブラックよりもデスに近いでしょう。しかしその雰囲気は完全にブラックです。実を言うと”In Aeternum”と間違えて買ってしまったのですが、当たりですわこれ!
"Hammerheart Records"(02/09/07)

8

A Darker Monument
AET_ADM

03

ベルギー/ノルウェーの・・・Dark Metal(と称しているようです)Aeternusの・・・7th!?サウンドはデスと言っておけば間違いないでしょう。多少メロディにブラック特有のダークさを含んではいますが、ブラックとは呼べませんです。ボーカルの吠えるような声質が特徴的です。よく聴くとブラストビートとかもなかなか良い出来なのですが、いまいち目立ってません。Dは比較的良いけど・・・。時々ブラックっぽい味が出るのですが、全体的に見るとやっぱりデスです。なんか大人しい感じだなぁ。スローテンポの曲が多いせいもあるだろうけど・・・。タイトなんだけど、妙にこじんまりとまとまっている感じがします。曲の展開にも特に目新しさは感じられませんね。メロディも、どちらかと云うとデス系の”おどろおどろしい”タイプだし・・・。何故か知らんが曲の出だしはハイスピードでカッコいいんだよなぁ・・・すぐミディアムテンポに落ちちゃってがっかりなのだが・・・。メロディアスなパートもあるにはあるが、唐突な気がする。
Official Website:http://www.aeternus.ch
Label Site(Plastichead):http://www.plastichead.com
"PlasticHead"(03/06/07)

5

Agalloch

Pale Folklore
AGA_PF

99

ググってやっとバンド名が判明したよ!(;´Д`)ノアメリカの"epic dark metal"バンドとのこと。これが1st.です。もとはdoom/deathのプロジェクトを母体とするらしく、サウンドはかなり甘め(=音質がソフトでエッジが丸い)です。ただメロディは凄く良いなぁ!うーむ、Femaleボイスの導入に、スローテンポの@はまんまgothicだなあ。しかしgothicに有りがちなdullな感じは薄いかな?うわっ!?ギターソロがアメリカっぽく垢抜けてるなぁ。ただこれは楽曲の雰囲気からするとマイナス要素になっている気がするが如何?しかしこれがアメリカンか!?ギターラインはともかく、冷涼感と懐かしさの入り交じったメロディラインは欧米系だろうどう考えても!?出身地の"Portland(,Oregon)"が最初"Porland"に見えて、おおポーランドのバンドかぁと思い込むところだったよ!移民か?北欧への憧憬か?いずれにせよviking〜dark metalと言えるほどそのメロディは素晴らしいです。サウンドが大人し過ぎるのが不満では有りますが。Dくらいのサウンドは欲しいです。あら〜!?でもE・FはVaikingっぽくてとても良いなぁ!(*´Д`)ノううむ・・・この数曲の為に過去の作品を漁るか?ちょっと検討しましょう。
ところでこれホワイトノイズが全篇に掛かっているようだが、自主制作盤かこれ!?
Information:http://www.theendrecords.com/html/agalloch.html
Label Site(The End Records):http://www.theendrecords.com
"The End Records"(04/01/16)

7

Agent Steel

Skeptics Apocalypse
AS_SA

98

あはははは!懐かし〜!ヽ(*´∀`)ノアメリカAgent Steelです。Shadow Of Steelとの関係は!?(笑)'95発表のデビュー・アルバムにライブ音源などを追加した再発盤です。"Agent Of Steel"の早回し感と甲高いヴォーカル(John Cyriis)が好きでっす!表現力も高いですね。ボーカルの甲高さとは裏腹にサウンド自体はやや篭ったチープな音質ではありますが、まあ許容範囲でしょう。うーん!それにしても他の曲でもこの”早回し感”は良いですな!流石に当時「世界一速いバンド」と謂われていただけあります。現在のスピードと比較してもなかなかのレベルです。ギターも(当時としては)かなりのレベルですね。スタイルとしては、スピードはスラッシュ並みですが、演っていることはシュラプネル系ギタリストを擁するバンドに多いクラシカル・メタルっぽいかな?ぬう・・・正直"Agent Of Stell"以外はそれほど期待していなかったのだが、他の曲もなかなか良いぞこれ!?あ!?そういえばこの歌唱法と音質って、RiotTony Mooreを彷彿とさせるね。どちらも好きなヴォーカリストです。嫌いな人も多いらしいですが。うわ!Jのライブ音源、音悪い!篭り過ぎな上にホワイトノイズが全編に・・・隠し録りか!?(;´Д`)ノまあドラムの迫力とかは伝わってくるから良しとしましょう。
Official Website:http://www.agentsteelonline.com/
Label Site(CenturyMedia):http://www.centurymedia.com/
"CenturyMedias"(04/02/29)

7

Aghora

Aghora
AGHO_AGHO

00

Femaleのハイトーンボイスを基調にしたゴチック・メタルと表現しましょう。アメリカ出身なのにゴチックって、変な気がしないでもないですが。演っている事はかなりプログレ色が強く、リズム・リフ・テンポのどれもが複雑で独特の雰囲気を醸し出しています。プログレ好きには面白い存在でしょう。サウンド自体はかなり激しいです(激烈!もまでは言わないが)。メロディは・・・中東風のような、中華風のような?だけどギターのサウンドやラインは完全にインギー以降のテクニック至上主義的フレーズ連発のいかにもアメリカン。ある意味この”ミスマッチ感”が魅力といえば魅力なのかな?しかしテクニックは流石アメリカ!ギターはもちろん、ベースもバカテクだし、ボーカルも表現力が高いし、全く隙の無い演奏技術です。曲の完成度も極めて高いです。悪く言えば比較的淡々と進む楽曲ばかりなのですがCなどは素直に素晴らしいと思えるメロディです。まあ正直言ってわたしの趣味からはちょっと外れていますがね。基本的にミディアムテンポだから、あんまりテンションは感じられないの。おう!?Gはなかなか疾駆しているぞ!?
それにしても楽曲のトッププロクラスの出来栄えとは対称的に、ジャケットデザインがちっともプロっぽくないなぁ?まるで店頭配布用サンプルCD並みに味気ないデザイン。まだこれ一枚だけしか出していないところなど考えると、自主制作に近いのかも。このレベルはアメリカならごろごろ居るって事か!?
Official Website:http://www.aghora.org
Label Site(Dobles Productions):http://www.doblesproductions.com(←繋がらん)
"Dobles Productions"(03/11/01)

6

Ajattara

Itse
AJT_ITSE

??

フィンランドデス/ブラック/ヴァイキング・・・?芸風はFintroll に近いかな?ヴァイキングほどメロディが顕著な訳ではなく、どちらかというとブラックのような陰鬱なメロディです。しかしブラックほど激烈でもスピーディでもなく、ある意味淡々と、ミディアムテンポの曲が続きます。いまいち掴みづらい芸風ですね。ゴチック風味でもあるなぁ? メロディで感じるのは、”音、外れてない?”というところが気になります。不協和音って感じじゃないんです。狙ってやってるっぽいけど、ちょっと・・・。
"Spikefarm records"(03/01/04)

5

Alcatrazz

Alcatrazz
ALZ_NOFRR

83

”インギー”衝撃のデビュー!(1st)

10

Alghazanth

Thy Aeons Envenomed Sanity
AGT_TAES

99

最近日本デビューしたフィンランドブラック・メタル・バンドAlghazanth ですが・・・あれ?初っ端からシンフォニック・メタルのようなサウンド?しかも全然激烈でない?あれ?・・・あ!やっぱりイントロだったのか・・・って、あれ?また今度はメロデスかと耳を疑うような美旋律。確かにサウンドはブラック風なのだけど?シンフォニック・ブラック以上にメロディが秀逸です。秀逸すぎてブラックっぽくないの。美麗過ぎて暗黒の美って感じが薄い。
しかし、これはこれで凄く良いな!サウンドがいまいち激烈度が足りないのが欠点だけど、高品質のメロデスをブラック風サウンドで演っているって感じだね。Official Website によると'99の作品らしい。こんな芸風だったんだ?しかし曲が進むと激烈度もかなり増してきていますね。むう、この激烈サウンドでのこのメロディは!もう少しスピードと激烈度を上げてくれたら、新たな激烈音楽のトレンドともなりそうだな。それほど個性的なサウンドですよ!
"Woodcut Records"(03/01/23)

7

Subliminal Antenora
AGZ_SA

00

フィンランドブラック・メタルAlghazanth です!日本デビュー前のスタイルは・・・おおう!荒々しいな!サウンドの激烈度も見事ですが、それ以上に気合を感じさせてくれます。音の一つ一つからテンションの高さを窺わせますね。何とも表現しづらいんですが、ブラックに対する拘りみたいなものが感じられるんですよ。
うわ!Bは北欧メタルのような”泣き”のメロディだ!ブラックでこう言う事をやるか!善し悪しは別にして衝撃だよ!うむ、ピュアなヘヴィ・メタルをはじめとして、様々なエッセンスを隠し味程度に加味していて、それが良い意味で他のブラック・メタル・バンドとは一線を画すスタイルとなっています。激烈なる音の壁に隠れがちになるけど、メロディが凄まじく良いです。メロディのタイプは万人受けしそうな起承転結の比較的明確なものが多く、その辺好き嫌いは分かれるかもしれないね。でも俺は大好き!(^o^)ノ 言っておくけどシンフォニック・ブラックじゃないよ。激烈度はトップランクだからね!
"Woodcut Records"(03/01/11)

7

Osiris-Typhon Unmasked
A_OTU

02

フィンランドの古参(らしい)ブラックの3rdにして日本デビュー版。それにしてもまさか彼らが日本デビューを果たすとは夢にも思わなかった。輸入盤屋でもなかなか出ていなかったから・・・。音は激烈な中にリリカルなメロディが同居する流行のメロディックなブラック。難点をいえば、”これ!”といった所に欠けるかな?サウンド・メロディ・テンション全てにわたって最高品質なんだけどね?
おお!こいつら未だにメイクを落さないか!?その心意気や良し!!
"Soundholic"(02/08/03)

8

Allan Holdsworth

Wardenclyffe Tower
AH_WT

92

スーパー・ギタリストの”スーパー”な演奏が聞けるぞ!?
・・・ただ、それだけ・・・。

3

Allegiance

Hymm Till Hangagud
AG_HTH

95

スウェーデンヴァイキング・メタル・バンドAllegiance です。捜していたCDの一枚です。ヴァイキング・メタルと表現しましたが、ブラックやメロデスのエッセンスも随所に見られます。通常のヴァイキングよりはかなりスピード感に溢れていて、凄くかっこいいです。その怒涛のサウンドは、Dark Tranquillityの1st"Skydancer" に感じが似ていますね。もちろんこっちはヴァイキングだから、メロディには間違っても類似点の見出せない一種異様な哀愁(望郷の念とでも表現しようか?)が漂っています。俺もしかしたら前世は北欧人か!?と思わせるほど胸に突き刺さるメロディです。
"No Fashion Records"(03/02/11)

7

Blodörnsoffer
AG_BO

97

”雪の降る街を”かと思わせるイントロから始まるスウェーデンViking War Metalバンド(自称)、Allegianceです。ヴァイキングらしく、全編母国語です(笑)。それにしても北欧の言語(Swedish/Finnish)は、不思議なリズムを持っていますね。
サウンドのほうはMarduk に似た怒涛の様な疾走感に、ヴァイキングならではの慟哭のメロディが共存しています。でも、ヴァイキングとしてはメロディは薄めかな?その分激烈度に軸足が乗っかっている感じです。通常のヴァイキングよりもかなりスピードど激烈度が高めですね。個人的にはもう少しメロディにも力を入れてくれれば傑作とすら言えただろうと思い、ちょっと残念です。後半のGHみたいなメロディアスな曲をもっと増やして欲しいです。
"No Fashion Records"(03/03/07)

7

Vrede
AG_V

99

スウェーデンのヴァイキングメタル。フルスウェーデン語の逸品(笑)。歌詞わかんね!
サウンドは充分激烈なメロデス/ブラックといったところ。他のヴァイキングと比べると、ブラックの方に近いかな?
"No Fashion"(02/08/03)

8

Alocer

By Tyiumph Of The Eternal Conquest
ALOCER_BTOTEC

01

ブラジルブラック・・・どああ!?Σ(゚□゚;)ヴォーカル”狂”烈!・・・え!?この凶暴なヴォーカルって女性なの!?(((((;゚д゚)))))正直サウンドプロダクションは悪いです。リズム隊も特にこれと言った聴きどころはないのですが(いや、決して悪くはないですよ?Impiety のような迫力があります。)、Daniばりにキレたボーカルは好き嫌いも、良い悪いすらも通り越して衝撃です(笑撃?)。初めてCOF 聴いた時に匹敵する驚きです。・・・あら?素の声で唄ってるC・・・凄ぇぇぇぇぇぇ!凄ぇ音痴!!Σ(゚Д゚;)わざとでもこれだけ音外して唄うのは至難の技だぞ!?(;´Д`)この曲でメイン張ってる男性ヴォーカルのほうがまだ表現力がありますよ。
スタイルとしてはCOFの影響が感じられますね。シアトリカルなエッセンスは激薄ですが(そもそもシンセがないです)、リズム・リフ、そしてもちろんボーカルに、COFを指向している事が伺われます。特にDに顕著かな?ただし、決して”似て”はいません。似せるだけの力量は彼らに無いですのでご注意。
しかし・・・素の声はまるでダメダメだなぁ(;´Д`)なんとかしてくれよ頼むから?(つД`)
Official Website:http://www.alocer.cjb.net (←移動したっぽ(´・ω・`))
Label Site(In The Satan's Woods Records):http://www.inthesatanswoodsrec.hpg.com.br
" In The Satan's Woods Records"(03/10/02)

5

Amorphis(移動)

Amsvartner

Dreams
AV_DM

99

フィンランドのダーク/ブラック・メタルという事ですが、メロデスよりもピュア・メタル、いや、往年のネオ・クラシカルとすら言える芸風ですね。激烈か?と問われれば、否と答えましょう。デスボイスをフューチャしていますが、サウンドは最近のメロデス並みに大人しいです。それでも不思議なノリと一風変わったメロディが、凡百のバンドとは一線を画しています。一番近いのはDark Tranquillity辺りかな?ボーカルは決して巧いとは言えないけどね。それにしてもリズム面とか演奏面が、なんか凄く不安定な感じがするんですけど?全体的に力量不足というか、まだまだ練れてないって印象が強いね。ロックの歴史の中のいろんなスタイルを取り入れていて、それらがきちんと消化されていないです。相当若いバンドじゃないかな?
う〜ん・・・。本当はあんまり良いところ無いし、高い評価付けたくはないんだけど・・・妙に味があるんだよなぁ(笑)Guidance Of Sin みたいな?(笑)これはもう本当に個人的な評価ですが・・・良いです!音遣いは全く普通なのに、不思議なメロディ感覚です。
"Blackend"(03/03/25)

6

Ancient Rites

The Diabolic Serenades
AR_TDS

96

ベルギーブラック・メタル・バンドAncient Ritesフルレンス1st.です。再発盤でBonusTrackが追加されています。・・・あれ?ボーカルがまるで違う!クレジットだと最新盤と同じ人(Gunther)みたいだけど・・・まるで印象が違います。デスっぽく低音を強調した感じですね。余り前面に出てきません。サウンドはかなりごり押しのデスって印象が強いです。サウンドがかなりタイトで”硬い音”をしています。ごりごりした感じですね。メロディらしいメロディは殆ど無いです。単音によるギターリフのスタイルに、SlayerCarcass の影響が伺えますね。あ!時折挟まれるギターによるメロディが印象的ですね。こちらはCarcassの影響が強いようです。う〜ん・・・この作品からはブラック・メタルの匂いはあまり嗅ぎ取れませんね。シリアスなデスという印象が強いです。Carcass 3rd"Necroticism"に近い印象かな?デスとしてこの作品を評価するなら、個人的には好印象です。時折挟まれるちょっとしたメロディが、メロデス黎明期のデスに近く、かといってそのサウンドの攻撃性は失っていないです。スピード感に溢れたテンションもいい感じ♪
いずれにせよ、この作品の善し悪しは別として、最近のAncient Ritesと比較すると、”全く別物”です。知らずに聴いたら同じバンドの作品だとは100%思わないでしょう。それくらい印象が違います。・・・は!?なんだこのKわ!?あ、これだけか。この短いインストが後のスタイルを築いていく事になったのでしょうね。
"Mascot Records"(03/05/10)

6

Blasfemia Eternal
AR_BE

96

アルバム発表毎にそのスタイルを少しづつ変えていっているらしいベルギーブラック/デス・メタル・バンドAncient Rites の初期のアルバムですね。スタイルはベースにブラックがあるようですが、デスの影響も強く感じられるサウンド・楽曲です。歌唱法等には、あの"Euronymous"の影響も伺えるね。全体的な雰囲気も初期のMayhem っぽいかな?ただ本場北欧系と決定的に違うのはその雰囲気です。北欧系ブラック特有の”冷涼であるが美しいメロディ”ではないですね。もっと一般的な”メタル”のメロディに近いです。”暗さ”は感じられません。そこが物足りないところなんだけどね?ただ、以降の作品に繋がる”ベルギーらしさ”の出たメロディも所々で聴かれます。この辺が聴き所ですね!
どうでも良いけど、メイクありと無しの両方のメンバー写真を掲載するのはいかがなものかと・・・?
"Mascot Records"(03/02/19)

6

Fatherland
AR_FL

98

ベルギーのブラック・メタル、Ancient Rites本邦デビュー盤の3rd。ピキピキ聞こえるブラストビートもあるけど、ブラックと言うよりはヴァイキングだね。メロディが民族音楽っぽいし。かなり特徴のあるヴォイスもなかなか。でも、以前紹介した”Dim Carcosa”と比べちゃうと、大して面白くないと感じる。実際、ヴァイキング/メロデス括りで比較したら取りたてて良いと言うアルバムではない。メロディとかかなり楽しめるクオリティを持ってはいるけど、アクというか個性の強い連中がヴァイキング畑にはごまんといるからなぁ。ただやっぱりメロディにベルギー出身という特異性を感じさせる部分が見え隠れ。曲が進むほどにその辺りがクリアに現れてきます。これが次作に繋がるのね?
"Mascot Records/Toy's Factory"(02/08/21)

6

Dim Carcosa
AR_DC

01

ベルギー出身の・・・ヘヴィ・メタル・バンド・・・かな?ブラック/メロデス/ヴァイキング/スラッシュ/スピード・メタルなど、様々なエッセンスが絡み合い、独自の世界を構築している。やや軽めだけどスラッシュ並みのスピード感あるブラストビートとを土台として、メロデス譲りの緊張感溢れるメロディ・ライン、ヴァイキング・メタルのような勇壮・勇猛でありながら悲哀感漂うヴォーカル・ライン(ヴォーカルはデスではない)。どれも極めて高次元で絡み合っている。敢えて言うならばヴァイキングかな?いずれにせよその超個性的なスタイルは比較・対象すべきものがなく、形容に困るほど。人によっては散漫な印象を持つかもしれないが、2−3回聴いただけでは全く理解できないだろうね。それほど深く、聴きどころに溢れた作品です。ブラックとかヴァイキングとかいったジャンル分けは意味を成しません。そのような先入観固定概念を振り払い、虚心で聴いてください。
"Hammerheart records "(02/08/15)

8

And The Hordes Stood As One
AR_ATHSAO

02

ベルギーヴァイキング・メタルAncient Ritesの新作・・・と思って購入したら、おお!ライブだよこれ!おおお!初っ端から凄まじくメロディアス!しかもサウンドが素晴らしくクリアです(かなり手を加えているのかな?)うおお!いつもながら変わったメロディ・ライン!そして、独特のボーカル・スタイルは味ですなぁ!しかもドラマティックな展開の楽曲が並ぶ!AやBはすでに名曲と言って良いでしょう!元々はブラックの住人と思わせる、スピードと緊張感溢れるサウンドと、ヴァイキングの流れを汲む哀愁のメロディ!コーラス!こうして聴いてみると、名曲が多いいなぁ。・・・ああ!この感じ!Blind Guardianだよ!特に初期の!このライブはまさに"Tokyo Tales"のノリだ!地元でのライブなので、観客と一体化したコーラスが圧巻です!
Support Site http://ancienthordes.tk
"Hammerheart Records"(03/04/15)

10

Ancient Wisdom

Cometh Doom, Cometh Death
ANCIENTW_CDCD

04

レーベルサイトによると、"Black Doom"とか云うらしい、スウェーデンのバンドです。ぬう、確かに@とかはスピード感低いし、激烈度も薄いかなぁ。でもメロディはDoom云うよりは、メロデスのそれに近い?スピードをスローテンポにしたメロデスって感じですね。普通のDoomよりは激しいです。メロディも判りやすい方かな?EとかはエレピとかがDimmu Borgirっぽいです。おおGはかなり泣かすぞ!特に後半はわりとドラマチックに泣かす展開とメロディですな。うむ、おいちゃんこういうの嫌いじゃないですよ(*´Д`)ノまあ正直、もう少し激烈性とスピード感が欲しいけどな!
Official Website:http://www.ancient-wisdom.cjb.net
Label Site(Avangarde Music):http://www.avantgardemusic.com
"Avantgarde Music"(04/09/25)

6

...And Oceans

The Symmetry Of I The Circle Of O
AO_TSOITCOO

99

フィンランドシンフォニック・ブラック・・・かな?典型的なブラックと比較するとかなりメロディ重視だから。しかし不思議な感じだ。メロディが凄く懐かしさ溢れる響きのせいか、ヴァイキングに通じるものもあるようだ。全編英語中心でヴァイキングの主流ではなさそうだけど、ノーメイクなのはヴァイキングっぽいね。それでもブラックらしいスピードや激烈度は(多少低めではあるが)損なわれていないよ。
このバンドの特徴としてまず挙げられるのは、全編を通して聴かれるシンフォニックなキーボードだろうね。割とオーソドックスな音源だけど、ブラストビートによる音の壁とともに流れるメロディは素晴らしいです。飽くまでリリカルに紡ぎ出される美旋律は、母なる大地の子守り歌のようでもあります。喩えるならこれは、戦争によって荒廃した故郷を見つめる戦士の哀歌・・・。多少ディストーションの効いたボーカルが、心に深く突き刺さってきます。
"Season Of Mist"(03/01/12)

7

Am God
AO_AG

01

フィンランドの変わった名前のブラック・メタル...And Oceansの(多分)最新作。ジャケットがまるでブラックっぽくないのが気になるが、まずは聴いてみましょ?
ん?これは、21世紀型ブラックに近いな。悪魔的な恐怖ではなく、人間の残忍さ、機械的恐怖にシフトしてきているブラック・メタルって感じ。最近のDarkthrone に近いかもしれない。ただ・・・もうブラック・メタルと呼ぶのは無理かも、メロデスと言ったほうがしっくりくるなぁ。特にメロディラインの雰囲気は、ブラックのそれよりはメロデス寄りだね。メロデスとして聴いたら、ヴォーカルのタイプからGuidance Of Sin に似ている。
う〜ん、いずれにせよこのアルバムには、俺の好きな”...And Oceans”の音ではない。客観的に評価するなら、良質のメロデス・アルバムには違いないけど、俺の好きな"...And Oceans"ではないからなぁ・・・。わ、ラストHはメタルですらない。トランスだよ!?
それにしても、高音が強いなぁ!特にボーカル。やたら耳に響くよ。部分的ではあるけど、高音域が強すぎて耳障りな個所がある。音楽性じゃないから、何とかして欲しいよ。
"Century Media"(03/01/22)

6

The Dynamic Gallery Of Thoughts/ The Symmetry Of I The Circle Of O
AO_TDGOTTSOITCOO

02

フィンランドダーク/ブラック・メタル...And Oceansの過去の2作品を、ボーナストラックを追加した2枚組みCDです。'98の1st."The Dynamic Gallery Of Thoughts"と、'99の2nd."The Symmetry Of I The Circle Of O"で構成されており、2nd.の後半に8曲ものボーナストラックが追加されています。2nd.は既にレビュー済みなので、1st.と、追加ボーナスについて・・・。
1st.の作風を一言で言うと、サウンドは軽目ながら、割とディープなメロデスと云った感じかな?曲によっては普通のメタルっっぽく感じる部分もあるんだけど、やはりもっとダークな感じだね。不思議な感覚にさせるメロディと音使いは独特だね。緩急を押さえたブラストビートが(軽目だけど)印象的。全体的にミドル〜スローテンポの曲が中心で、疾走感には乏しいけれど、ツボを押さえたブラストビートの挿入で、決してテンションも低くない。しかし、シンセのシンフォニックな響きが耳に残ります。派手な響きではないですが、それだけにグッとくるよ。
ボーナスの方は・・・曲と言うよりSEと言ったほうが良いかな?耳障りな音も多く、あんまり良くない。
" Century Media"(03/03/15)

6

Angra

Angels Cry
ANGRA_AC

93

新たなメタルの誕生!(1st)

8

Holy Land
ANGRA_HL

96

ラテン音楽の導入!(2nd)
賛否両論あるけど、俺的には名作中の名作!

10

Fireworks
ANGRA_FW

98

凄みすら感じさせる3rd!
でも、ちょっとおとなしめに感じるのは俺だけ!?

6

Anorexia Norvosa

Exile
AN_EXILE

97

フランスブラック・メタルAnorexia Nervosa です。これが1st.になるのかな?このCDでは凄く”ダーティ”なサウンドですね。ヴォーカルもデス色が強く、最近の”耽美路線”からはちょっと想像つかないかな?ちょっとブラックとも言い辛いエッセンスがかなり混じっています。場面によってはゴチックぽくも(;´Д`) ・・・え!?自称"Industrial Death Metal"だって!?Σ(゚Д゚;)そういえば全体的にデス色が強く、ブラック味が薄めだなぁ。どことなくイタリアTheatres Des Vampires の路線に近いです。メロディもまだまだ完成度は低いですね。ただ、サウンドの激烈性はなかなかのもので、毒々しいまでの荒々しさを表現しています。特にブラストビートを交えたドラムの音は素晴らしいですね。後半ほどその傾向が強いけど、メロディも後半ほど複雑でかっこよくなってますよ!このCDでは最近のようなシアトリカルな展開は、少なくともメロディからは伺えませんが、曲構成にはその片鱗が滲み出てますね。
あー・・・
「またジャケ買いかよ!」とかゆーな!ヽ(`Д´*)ノ ウワァァァン!
Official(?) Website:http://www.mother-anorexia.com/
Label Site(Season Of Mist):http://www.season-of-mist.com/
"Season Of Mist "(03/07/25)

7

Drudenhaus
AN_DBH

00

フランスシアトリカルなブラック・メタル・バンドです。買ったCDからはかなりイロモノ臭い感じがするいでたちですが、サウンドはかなりシリアスかつ激烈です!想像通り至る所でCradle Of Filth の方法論が見え隠れしますね。自称”Dark Nihilistic Metal”とのことですが、なるほどと思います。シンフォニックでメロディアスなシンセを全編に配し、シアトリカルな雰囲気を醸し出しています。しかし、一方でサウンドは相当激烈ですよ!他のブラック・メタルと一線を画すのは、ドラム・ベース・ギターによる所謂”音の壁”に、更にシンセによるクラシカルで速いパッセージを常に配しており、激烈でありつつもゴージャスな雰囲気を造り上げています。
しかし、テンション高いなぁ!全編フルスロットルで突っ走ってるよ!これは良いです!
"Osmose Productions"(03/01/18)

8

New Obscurantis Order
AN_NOO

01

フランスCOF ライクなブラック・メタルです。今回も凄まじく気合の入ったサウンドです!いよっしゃ!(゚∀゚) 思わず体が動き出す、久しぶりに素直に楽しめる作品ですよ。最近これほどブラックらしいシリアスで激烈なサウンドの新作って数少なくなってきたからなぁ・・・。
惜しむらくは、メロディに今一つ個性が足りない気がする。美旋律だけど、心にもう一つ突き刺さらない。それと、もっと”フランスらしさ”を強調しても良いのでは?フランス語の歌詞というのも一つの手だと思うよ。
(´-`).。oO(フランス語でブラック・メタル・・・楽しそうだな・・・)
最後に、俺の名誉のために言っておくけど、決してジャケットのおにゃのこに惑わされて購入した訳ではないからね!信じて!(汗)
<あなた前科ありすぎです・・・。
"Osmose Productions"(03/02/22)

8

Anthrax(移動)

Antiphrasis/ Totenburg

Schlachten Der Ehre/ Mit Unf Das Blut
AT_SDEMUDB

03

ドイツブラック・メタル、2バンドのスプリットのようです。←のジャケットはTotenburgの方です。2バンドともに公式サイトはないみたいなので、とりあえず各バンド毎に聴いてみましょ!
Antipharasis(@−F):ををををを!?これは強烈な!?もうなんの飾りもなし!剛速球ど真ん中!渇いたドラムがもう攻撃的で堪らんなぁ!おおBではヴァイキング並みのメロディを!?デスボイスも気合いが入ってるぞぉ!まさに雷のようなサウンド!しかもメロディが泣かす!メロディは確かにジャーマンの香りがするよ!?サウンドの方は恐るべき北欧の地下の音だが(=゚ω゚)ノハアハア ねえねえねえ?彼らって他にアルバム出してるのねえねえ?突撃かましたいんだけど?ねえ?
Totenburg(G−P):っととと!こっちもまたなんとストレートなサウンド!(*´Д`)ノしかし先にAntipharasisを聴いちゃうと、ちょっとインパクトに欠けるかな?決して悪くはないんだけどね?ややサウンドが丸くなって、デスボイスも少し引っ込み気味かな?む!?Iではかなり持ち直してきたぞ!Jもいいやん!?後半ほどメロディ感が増して良くなってきてますね(リズムキープにやや疑問が残るが?)。
ところでバンド名とタイトルの組み合わせ間違っていないよね?なんか↓とか見ると、逆のよーな気もする。( ̄д ̄)
Information:http://www.redstream.org/Antiphrasis---Totenburg-Mit-Uns-Das-Blut---Schlachten-Der-Ehre_RD7582.php
Label Site(Christhunt Productions):http://www.christhuntproductions.de/osc/catalog/default.php?cPath=21
"Christhunt Productions"(04/07/29)

7

Arafel

The Way Of Defender
ARAFEL_TWOD

03

ジャケットデザインからしてVikingの香いが溢れておりますが、サウンドの方は・・・ううむ!変った感じではありますが、この勇壮なメロディ感は、Vikingと評して良いでしょう。だけど、典型的な北欧系Vikingという感じじゃないです。音造りは、わりとメロデスに近い感じかな?手数の多いドラムのブラストがなかなかブラックっぽくもあるけどね。ボーカルはデス系の吐き捨てる感じに近い(ええっと誰かに似ている気が)が・・・あれ?Aの途中からのメロディってすっげイタリアン・シンフォニックな雰囲気が!?もしかしたら彼らはイタリア!?まあRhapsodyほどメロディが練れているわけではないけれど、野暮ったいまでの豪壮さは充分魅力的です。日本人が好きそうなメロディですよ!CDとかは俺の琴線に触れっぱなし!(*´∀`)ノ後半になるにつれシンフォニック色が強まってくるのと、Rhapsodyみたいな語りのSEが増えるのは好き嫌い有りそうだけどね?1曲VideoClipも挿入されていますが・・・これはVikingというよりは、中世欧州の騎士・戦士がモチーフになってるんだね!
Official Website:(調査中)
Label Site(Sound Age Productions):(調査中)
"Sound Age Productions"(04/04/04)

8

Arch Enemy

Black Earth
AE_BE

96

おお!1曲目から血沸き肉踊る1st!
3rdに匹敵する出来!とても良いデス!

8

Stigmata
AE_SM

98

・・・あれ?ファスト&ファットなリフはどこ!?(2nd)
なんか・・・ちょっとがっかり・・・。輸入盤でなくてよかった。

6

Burning Bridges
AE_BB

99

攻撃的!ハイテンション・スラッシュ!ゴイス!!(3rd)
なんか・・・先を越されたって感じ・・・。

10

Burning Japan Live 1999
AE_BJL1999

00

Arch Enemy日本ライブです。サウンドが凄まじいです。VocalのJohanの息も切れ切れのシャウトが難点といえば難点かもしれませんが、そんなことは大した問題ではありません。この後パフォーマンスが悪いとの理由でクビになる訳ですが、このライブ盤ではそんな風には思えません(ライブでの動きが悪いのかな?)。とにかくサウンドがファットで凄いです。ドラム・ベース・リズムギターがここまでずっしりとしたライブアルバムって珍しいんじゃないでしょうか!?そのうえでAmott兄弟のギターが乱舞しております。ベースはアルバム通りですが、そこはそれ兄弟そろってソロリストとしての腕も確かですから、いろいろ楽しいオカズを入れてくれていて、聴きどころ満載ですな。惜しむらくは代表曲のいくつかがリストから抜けている点かな?まあ今後きちんとしたベストライブ盤は出してくれるでしょう。それまで期待して待ってますよ!
"Toy's Factory "(02/11/13)

7

Wages of Sin
AE_WOS

01

最早知らぬ人とて無いスウェーデンのメロデス・・・もとい、Extreme Music BandArch Enemyのフルレンス4作目は、何と女性ヴォーカルを入れての作品。予備知識無しに聴き始めたら、これが女性だなどとは想像すらしなかった。「あれ?ヨアン・リーヴァじゃないの!?」としか思わなかった。しかしこれが女性の声とは・・・!ただ、そういわれてみれば、やや単調かつ、多少線の細い感じがする。やや無理をしている感覚かな?もちろんそんな事取るに足らないくらい凄いボーカルであることに変わりはないんだけど。だけど俺としてはもう一つ大きな事件があった。あのシャーリィ・ダンジェロが居るじゃない!?先回辞めるとか言ってなかった!?(喜)彼のベースは一つの聴きどころだと思っているから、アンジェラの加入と同等にビッグニュースでした。
サウンドはもうメロデスとかカテゴリー自体を超越した、所謂”Arch Enemy Sound”だす。ただ、これまで よりピュアなヘヴィ・メタル寄りのスタイルになっている。構成とかリフとかコード進行とかギターソロとかが・・・。実を言うとこの辺りの変化は俺としては嬉しくない。せっかく”Arch Enemy流”とすら表現されるほどのオリジナリティ溢れるスタイルを築き上げたのだから、先祖がえりみたいなことはして欲しくないな。
"Toy's Factory"(02/08/28)

7

Anthems Of Rebellion
AE_AOR

03

スウェーデンの・・・もうこれ以上言う必要は無いかな?はい、Arch Enemy の5作目です。個人的にはいまいち好きになれなかったAngelaのデスボイスも、この作品ではとても力強く良い感じです。表現力が進化していて好感が持てます。が、逆にサウンドのほうがなんか緩急が少ないかなぁ?悪く言えば完全にアメリカン・メタルの音造りだけど(ギター・サウンドにその影響が如実!)、クリアで迫力がダイレクトに伝わってくるので、まあ悪くはないですね(Michaelもそれをこそ求めたようだし)。それよりも重要なのは、肝心のメロディまで北欧臭が薄まってきているって感じてしまうところ・・・って、おお!?Cのメロディいいやん!これでもう少しスピーディになればなぁ!もっとハイテンポでがっつんがっつん押して欲しいです。今作ではAngelaのボーカルが最も激烈だって感じるよ。あ!今作のDrumってやたら手数を抑えてない?基本的な8ビートリズム主体で、完全に裏方に徹しているって感じがする。もっとブラストガンガンかまして欲しいです。SharleeのBassもリズム隊に徹していて物足りない。スローとは言わないけれど、ミディアム・テンポの曲が多くない?おおお!Hでやっと来たぞArch Enemy流激烈音楽・・・って、あら?盛り上がる所でスピードダウン?え〜!?(>Д<)ノぬうん・・・Lも出だしはクるのに・・・。ピースは凄く良いのに、曲全体から見たらいまいちガツンと来ないなぁ。残念。
Official Website:http://www.archenemy.net/
Label Site(Toy's Factory):http://www.toysfactory.co.jp/index02.cfm
"Toy's Factory"(03/08/14)

7

Arcturus

La Masquerade Infernale
A_LMI

00

ノルウェーのバンド。ブラック人脈が参加しているらしいが、サウンドはブラックとは言えない。むしろゴチック・・・いや、ゴチックとも違うな。いずれにせよ、形容しがたい面妖なサウンド。キワモノなのか?ジャケットもキてるし・・・。
ボーカル・ストリング等ともに不協和音の嵐で薄気味悪さを炸裂させている。まあ確実に言えるのは・・・メタルじゃない。そう、ホラー映画のサントラみたいな・・・ギミック満載の音造りだ。
"Music for Nations/Misanthropy records"(02/08/03)

5

Arise

The Godly Work Of Art
ARISE_TGWOA

01

多分フィンランド出身のメロデス
1曲目からArchEnemyのパクリですか・・・。
サウンドも似てるかな?サウンド・メロディのクオリティは一級品なのに、残念です。まあ新人さんらしいので、ビッグネームに影響されるのは仕方ないですか。次に期待しましょう(次も買うとは約束できないけど)。でも、オリジナリティって、クリエイターとして持っているべき最低限の資格だからなぁ。ま、現在の北米・日本だったらその辺軽視されてるから良いのかもしれないけどね。・・ああ!第一印象(1曲目)が悪かったからって全否定しようとしてる!いけないいけない。俺の悪い癖。全体的になかなか良いですよ。お勧めできます。
1曲目はなかったと言う方向で一つ・・・。
"Spinefarm"(02/08/20)

6

Armageddon

Crossing The Rubicon
A_CTR

97

うおおおおおおおおおお!!!!??ま・マイケル(シェンカー)並の咽び泣くギター!!すごいっす!(1st)
「大敵」の兄も凄いが、弟は更にメロディアス!
泣け!特に3曲目で!
(00/02/13)

10

Three
AG_TH

02

最早”Amottの弟”という紹介は不用の、スゥエーデンのピュア・メタル・バンド。3作目だから”Three”か? −2作目はもう一つのバンド"ArchEnemy"の影響もあるのか、まだデスの影響があちこちに残っていたけど、この3作目には、デスはおろかメロデスの残滓すらない。そのサウンドは80年代後半の、スーパーギタリストがしのぎを削った時代(ネオ・クラシカルとか云われてたっけ)の産物に酷似している。ある意味レトロなサウンドだ。Christopher自身もヴォーカルを取り始めた影響もあるのだろうか?本当にオーソドックスなヘヴィ・メタルの音だ。これでメロディがつまんなければ全く無視して良いアルバム・・・なんだけど、やっぱChristopherのギターが良いんですよ。ネオ・クラシカルに入れ込んでた俺としては無視できんのよ。わかって!<誰に向かって云っとるのかな?
"Soundholic"(02/08/12)

6

Art Inferno

Abyssvs Abyssvm Invocat
AI_AAI

97

イタリアン・ブラック?(1st)
シアトリカルな味付けは、これまでのノルウェー産とはまた一味違う楽曲!
これでもう少しサウンドがクリアで前面に出てればなぁ。音が篭ってるよ・・・。
(00/05/03)

7

Athena

A New Religion?
ATHENA_ANR

98

プログレとはかくあるべし!(2nd)
シンフォニック・メタルとしては、最もアグレッシブ!

7

At The Gates

The Red In The Sky Is Ours
ATG_TRITSIU

92

スウェーデンAt The Gates の、フルレンスとしては1stになるようですね。ロゴも初期のもので、サウンドもかなりデス寄りです。ただ、メロディのほうにはメロディアスな要素も多分に含まれています。Carcass の3rd."Nectroticism"に近いですかね?乾いた音からも、このころのCarcassの影響が伺えます。しかし、この”泣き声”にも似たボーカルは特徴的ですねぇ。多用している中近東風のメロディ(音ハズし気味なのはわざと!?)が独特な世界観を印象づけています。まあ、サウンド自体が薄いので、さほど”激烈”とは感じませんが、やはりその独特なメロディと雰囲気、ヴォーカルに惹かれますね。他のデス・メロデスとは明らかに一線を画す、グロさより、近代的狂気と悲哀を感じさせるメロディ感覚です。うあ・・・やっぱり曲間に挿入されるメロディが素晴らしいわ!いいなぁ・・・(゚∀゚)ノ
Official Website:http://www.atthegates.com
Lebel Site(Pieceville):http://www.pieceville.com
"Pieceville Records "(03/06/25)

8

With Fear I Kiss The Burning Darkness
ATG_WFIKTBD

93

スウェーデンAt The Gatesフルレンス2nd.です。初っ端からいきなりメロデス前夜と云った感じのハイスピード・デス@で決めた後、おもむろにアコギからメロデス・ナンバーのAが始まると言う、なかなか”試行錯誤?”してる印象がちょっと伺えますね。あ!そういえばこの2ndだけバンドロゴが違うんだね?なるほど。スタイルの微妙な変化とともにロゴも変えてる訳か(あ!スリーブには旧ロゴ使ってる)。印象を一言で言えば、「1st"Skydancer"時のDark Tranquillity みたい」ですね(Hって・・・(;´Д`) )。凄くテンションは高く、スピード感も有るんだけど、それぞれのピースがいまいち噛み合っていなくて、演っている本人達の苛立ちみたいなのが感じ取れます。逆に言えば、”産みの苦しみを味わっているサウンド”ともとれます。メロディもやや弱いかな?小節毎にぶつ切りになってるような感じでちょっと・・・。少し構成を変えれば素晴らしいメロディになる可能性が有るのに、残念な部分が多いです。ま、これが次作につながるのかと思えば、これはこれで味が有るんですけどね。変化球の味わい?(笑)楽器の音がタイトでクリアなのですが、悪く言えばちょっと薄い?ただ、後半になるほど実験的色彩が強く感じられるようになります。
Official Website:http://www.atthegates.com
Label Site(Peaceville Records):http://www.peaceville.com
"Peaceville Records"(03/07/24)

7

Terminal Spirit Disease
ATG_TSD

94

スウェーデンの、俺個人的にはブラック・メタルと言ってしまおう!At The Gates3rdです。名盤"Slauther Of The Soul"(4th.)の前年発表の作品です。さて、初期のデス寄りの作風はどう変わったのかなぁ?・・・え?あの、これって・・・ちょっと・・・!!Σ((゚Д゚;))ガタガタブルブル
これも名盤に相応しい出来じゃないか!!4th.に匹敵する、いや、あるいはそれ以上の傑作だよこれ!?
@は完全に4th.の原型だし、Bのリリカルなまでのメロディは!?おいおいおい!これは鳥肌モノだよ!凄ぇ!!Cはメロデスと呼べるほど怒涛のメロディ!ぎゃーーーー!!!凄い凄い凄い凄い凄い!何で4th.ばかりが名盤ともてはやされるのに比べ、この3rd.が話題にならないんだ!?人間社会の狂気と悲哀を具現化したような、慟哭と表現しても良いTomasのヴォーカル、泣けるほどメロディアスなのに決して甘くないギター・ライン・・・素晴らしいです。
あ!これ3曲のライブも入ってるんだ!スタジオテイクが6曲+ライブ3曲という構成です。うわ!ライブではスタジオより激烈だなぁ!一方でプログレッシブと表現しても良いほど複雑な構成を聴かせてくれています。この感覚こそが、鉄骨とコンクリートと油にまみれた現代の狂気を表現しているんだろうね。
Official Website:http://www.atthegates.com
Label Site(Peaceville Records):http://www.peaceville.com
"Peaceville Records "(03/06/30)

9

Gardens Of Grief
ATG_GOG

95

確かスウェーデンのブラック・オリエンテッドなメロデス・バンド。超名盤との誉高きSlaughter Of The Soul前の90−91年に録音された4曲です。で、サウンドはどうかというと・・・。一言、Slaughter Of The Soulを期待すると大きく裏切られます。ここで聴かれるのは、初期Carcass の影響をもろに受けた、かなり強烈なデス・メタルです。あのReek Of Putrefactionを彷彿させる、”蛆が湧き出すような”禍禍しい音から始まる凄まじいデスです。そういえばバンドロゴも違うね。
"Black Sun Records"(02/10/05)

6

Slaughter Of The Soul
ATG_SOTS

95

アーク・エネミーとエンペラーを足して、プログレっぽい味付けをしたって感じ!とても良いです!
イン・フレイムスの影響もあるかな?

Suicidal Final Art
ATG_SFA

01

期せずして(?)At The Gates ファミリー(?)のアルバムを連続して紹介してますね(汗)はい、スウェーデンAt The Gatesです。彼らのジャンルは?と聴かれたら、私は”コンテンポラリー・ブラックです”と答える事にしています。初期はデスでしたが、名作”Slaughter Of The Soul”は、病んだ近代の狂気のメロディが印象的な、ある意味ブラックらしいスタイルだと思っています。で、このアルバムなのですが、Anders Bjorlerのサイトで紹介しているように、これは過去の作品とVideo Clipにより構成されたベスト盤と言えるでしょう。デモ音源も入っているので、必ずしも”ベスト”とは呼べないかもしれませんが・・・。取り敢えずアルバムには収録アルバムの記載が無いようなので、Andersのサイトから収録アルバムを引用します。
@-B"The Red In The Sky Is Ours"・・・未だデスの影響が強いですね。In Flamesに良く似てる(似過ぎ?)ところがあるんですけど・・・?(汗)
C-D"Demo"・・・デモとは言っても、完全にATGのスタイルですな!音質も良好!Dはちょっと雰囲気が違うが・・・。部分的に実験的な流れも聴けます。
E-H"The Burning Darkness"・・・より実験的な色彩が強く感じられるなぁ?メロディも薄め。ちょっとデスっぽい?Fはメロディアスで良い!
I-L"Terminal Spirit Disease"・・・おう!ぴんと張った緊張感が素晴らしい!?メロデスに近いとも云えるかもしれないが、これも名作の予感が!
M-N"Slaughter Of The Soul"・・・あああ・・・至福・・・ヽ(*´∀`)ノ
Official Website:http://www.atthegates.com
Label Site(Peaceville):http://www.peaceville.com
"Peaceville"(03/05/17)

8

At The Gates/ Grotesque

Garden Of Grief/ In The Embrace Of Evil
ATGG_GOGITEOE

01

スウェーデンAt The Gates をご存知の方は多いでしょうけど、Grotesqueをご存知の方は少ないのでは?これは両バンドのスプリット・アルバ・・・ではありません。Grotesqueなるバンドは、At The Gatesの前身となったバンドです。既にGarden Of Griefの方はReview済みですので、GrotesqueのIn The Emblace Of Evilのほうを中心に・・・。ええっと、前身と言いましたが、平行して活動してるみたいですね。Garden Of Griefが90-91レコーディングなのに対し、In The Embrace Of Evilは89-96とかなりスパンの長いレコーディング期間のようです(正確にはMixやRemixが最近の作業の中心みたい)。肝心のサウンドは・・・うわ!デスラッシュだ!Garden Of GriefがCarcassの影響受けまくりのデスだったし、バンド名からしててっきり強烈なデスとばかり思ってたよ!おお!スピーディでかっこええやん!でもジャケットとかみてると、ブラック色というか反宗教を前面に打ち出してるようだね?サウンドからは伺えないけど・・・。なんとなくImpietyの”Scullfucking Armageddon”にスタイルが似てるね。年代的にはこっちが先だけど。いずれにせよ、スピーディで激烈・破壊力のあるデスラッシュ・サウンドが存分に楽しめます。いいなぁ!
・・・しかし、曲が進むにつれて(最近のになるに従って)Carcass っぽくなっていく不思議・・・(笑)
" Black Sun Records"(02/11/16)

7

Attila Csihar

The Beast Of Attila Csihar
AC_TBOAC

04

ハンガリー出身なんだ!?Aborymで知ったからイタリアと思い込んでいましたよ6(^-^)まあMayhemにも一時期参加していた情報も得ていたので、出身地に関しては"?"だったけど、ハンガリーとは盲点でした。にしても「15年の回顧」か!?相当なベテランやん!?主だったところだけでも、Aborym/ Tormentor/ Mayhem/ Limbonic Art/ Keep Of Klassin(このCDには入っていないけど)・・・あ!?Emperor:"Funeral Fog"ってなに!?Σ(゚□゚;)・・・ああ!"Tribute To Mayhem"参加時ね?IhsahnはBassで参加。AttilaってEmperorに敬意を表してる!んではまたバンド毎に聴いていきますかね?
Aborym:2曲収録。こうして聴くとテクノ色が強いバンドなんだよな。テンション高いから好きだけど。// Plasma Pool:何気に3曲収録。ま、またテクノ色の強い楽曲ぢゃのう!?てゆーか完全にテクノ・ポップと表現していいやん!?(;´∀`)//Tormentor:2曲収録。彼のキャリアはここから始まったみたいね。ラストの曲は凄く激烈!//Korog:Swansongの頃のCarcassみたいなタイトなロック・サウンド+デスボイス。ぬう・・・?//Anaal Nathrakh:をう!わりとオーソドックスなブラック・メタル・スタイルですね!?//Mayhem:2曲収録。Mayhemっぽくないナチュラルなサウンドですね。// Profesor Fate:ロック色は強めだが、これもテクノというか・・・解散したのも頷けるな正直。//Limbonic Art:おおう大仰なシンセ!って線細っ!//Emperor:なあんか音が篭ってるなぁ?(´・ω・`)凄くテンションの高い演奏がなされているのは明白なのだが?//Sunn O))):変な名前アメリカのバンド。24分11秒もdoomサウンドを流し込むか!?(`〜´)
全体的にテクノ・サウンド好きなのかなぁ?(;`▽´)ノ
Label Site(SouthernLoad):http://www.southernlord.com
Information:http://www.southernlord.com/attila/index.html
Information2:http://www.brutalism.com/attila.html
"SouthernLoad"(04/05/15)

5

Aura Noir

The Merciless
AURANOIR_TM

04

ノルウェーのブラ・・・あら?グラインドコア系?ドラムがすっとこすっとこと軽いんですが、スピーディで面白いです。往年のThrash風のリフも所々で聴けますね。あれ?なんかThrash/Blackとかジャンル分けされてる?う〜ん、云われてみればそうかも?リズムやサウンドのベースは明らかにThrash系なんだけど、雰囲気の邪悪さは黒系ですね。Impaled Nazarene"Rapture"とか、Anthrax"Among the Living"とかSuicidal Tendencies"You Can't Birng Me Down"辺りを好きな人なら楽しめるかと?肩の力を抜いて聴くとこれがまた良いですな!テンションは高いんだけど、黒系のような「今にも引き千切られそうな緊張感」ではないです。なんかもう「体が自然に動き出す」感じですか?メロディとかそういうのに期待したら駄目ですが、一発ノリは気持ち良いです。ギターソロの弾けっぷりもThrashらしくて良いなぁ!おいちゃん若いころを思い出しちゃうよ?(*´Д`)ノ
Official Website:http://www.auranoir.com
Information:http://bands.metalland.net/cgi-bin/detail.cgi?id=3522&lang=en
Label Site(Peaceville):http://www.peaceville.com
"Peaceville"(04/12/26)

7

Axel Rudi Pell

Magic
ARP_MAGIC

97

気持ち良いぞ!壮快!(6th)

7

Oceans of Time
ARP_OOT

98

前作よりは・・・ちょっと・・・。(7th)
なんか・・・大人しくなったというか・・・?

7

Azure

Moonlight Legend
AZURE_ML

99

スウェーデンの・・・あらー?なんか"金髪美女"とか"ドラゴン"とか"魔法"とか"伝説のソード"とかやたらイタリアン・メタルの臭いが発散しているアイテムがいろんなところに並んでるぞ!?うわー!いきなりギターのアルペジオから始まったよどうしよう?(;´Д`)どう考えてもこれはブラックやデス系とは違う芸風のようだ・・・お?そこそこブラストしてるか?・・・うむ、A以降ではっきりしたが、メロデスに近いブラックですね。サウンドや楽曲の構成はメロデスだけど、ボーカルとメロディに含まれる冷たい感覚がブラックらしさを表していると思います。メロディがいいのう!?Amorthなる人物の単独ユニットらしいね。この作品が事実上デビュー・アルバム(と同時に、現時点で唯一の)となるらしい。メロデスに近い哀愁をたたえたメロディは、同郷のNoctesIn Aeternumに近いものがあります。メロディを重視する俺にとってはこれはなかなかの作品と言えます。音質がやや軽い点と、ややもするとメロディが“綺麗すぎる”点が不満ですがね。お!?Cは良いぞ!おおお!良く聴くとドラムのブラストも良い線行ってるやん!?(*´∀`)ノこれは俺の好きな"Foever Blasphemy"の頃のIn Aeternumに近い魅力を持っていますね。ブラックとメロデスの境界上に位置し、メロデスよりも激烈で、ブラックよりもメロディアスです。これでプロダクションがもう少しよければなぁ!
"To be continued..."(インナー裏表紙)続く・・・のか?なんかこんなところにもイタリアン・メタルな臭いが?(;´Д`)ノ
Official Website:http://starfall.soulreaper.net/azure/
Label Site(Solistitium Records):http://www.solistitium.com/
"Solistitium Records"(03/12/31)

8

(00枚/041011)

NEW

RETURN



(Latest Updated 2004/10/11)

Copyright KT Corporation 1999