2008年04月05日

前橋汀子 ヴァイオリン@府中の森芸術劇場

sakura.jpg

桜舞い散る、季節ですね~
今日近くの公園で、桜の木のしたでお昼寝しながらの
一枚です。
年々、桜がしみるこの季節。。。

さてさて、ちょっと遅くなりましたが、
先週の土曜日 前橋汀子さんのコンサートに
あいかた友人さんがチケットを譲ってくれたので、
行くことができました♪

-----------------
・愛のあいさつ(エルガー)
・愛の喜び(クライスラー)
・ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 op.24「春」
・シャコンヌ(J.Sバッハ)
・わが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
・スラヴ舞曲op.72-2(ドヴォルザーク)
・アレトゥーサの泉(シマノフスキ)
・モスクワの思い出 op.6(ヴィエニャフスキ)
・タイスの瞑想曲(マスネ)
・アヴェ・マリア(シューベルト)
・スペイン舞曲第1番(歌劇「はかなき人生」より)(ファリャ)
・ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
-----------------
アンコール
・亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
・ハンガリー舞曲1番.5番(ブラームス)
-----------------

ヴァイオリンのソロコンサートは初めてだったので
とってもよかったです♪

しかもラインナップは、
私の好きな、民族音楽系も多く、

「モスクワの思い出 op.6(ヴィエニャフスキ)」は、

生で見たことのないテクニックが多数駆使されて、すごい迫力でした。
ピチカートや、トレモロ、雑音を出す、弓を跳ねるなどなど。。
そして弓が切れていましたね・・

ハンガリー、ロシアなどの中央アジアの
民族音楽は、最高です。

この辺の曲が収録されているCDがあれば
買おうかと思いましたが、残念ながらありませんでした。

最近二胡のコンサートにはよくいっていましたが
大体衣装を休憩時間を挟んで取り替えてきたりしますが、
そんなこともなく、

伴奏の加藤洋之さんと淡々と始まりましたが
息はピッタリでした。

前半より明らかに後半のほうが
乗ってきたらしく、勢いもぜんぜん違いました。

アンコールも大サービスで、
3曲も♪。
伴奏の伴奏の加藤洋之さんも、「え?もう一曲?」みたいな
ジェスチャーが見られるほど。
会場からも歓声が上がっていました。

席も、指の動きが見えるほど近いいい席だったので
とっても楽しめました。
チケット譲っていただいたご夫妻に感謝です(*^^*)

会場である府中の森芸術劇場、
駐車場も、広くて安いし、
ウィーンホールにある
パイプオルガンも気になります^^

投稿者 hisui : 17:48 | コメント (0)

2007年11月20日

日本と中国・音楽の夕べ

myoniti01.jpg

と、いうのが20日
池袋の自由学園 明日館でありました。
先日、モンゴル映画「白い馬の季節」を観にいったところ、
チラシが置いてありまして。

大好きな明日館だし、弦楽四重奏、中国詩の朗読、
二胡はないけど中国琵琶の演奏~

これは行くしかない、と思って申し込みました。

その日の仕事がビミョウな具合で
ギリギリ帰れるか、、ってところだったのですが
運よく次の日に伸びたのでなんとか ◎ ^^v

会場は、年齢層高めの男女、着物の女性や外国人など
自由学園に関係ありそうな方々。。。などなど

そいえば、今回チケットの問い合わせなどした
東京都日本中国友好協会さんは、とっても感じがよかったです。

時間ギリギリに行ったのに二階席の一番前が
空いていて、あったかくて見やすい席♪

堪能できました。

演奏内容は、私でも知ってる解りやすいものばかりで♪

≪1部≫
ヴァイオリンの独奏
・愛のあいさつ(エルガー)
・ツィゴインレウワイゼン(サラサーテ)

ヴィオラの独奏
・ヴォカリーズ

チェロの独奏
・白鳥(サンサーンス)
・アレグロアパッショナート(サンサーンス)

ヴァイオリン2重奏
・2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043 第一楽章

やっぱりバッハが最高です(*´∇`*)癒される・・・。

≪2部≫
漢詩 & 琵琶

・静夜思 - 李白
・峨ビ山月歌 - 李白  ← これがよかった♪
・子夜呉歌 - 李白
・登高 - 杜甫
・楓橋夜泊 - 張継

中国語の朗読きれいでした。
バックで琵琶が強弱をつけて奏でるのがまたなんとも。

≪3部≫
・ディヴェルティメント k136(モーツァルト)
・弦楽四重奏曲「アメリカ」第一楽章(ドヴォルザーク)
・ハンガリー舞曲(ブラームス)
・日本の秋メドレー
・慕情(サミー・フェイン)
・タラのテーマ(マックス・スタイナー)
・ムーンリバー(ヘンリー・マンシーニ)
・踊り明かそう(フレデリック・ロウ&アンドレ・プレヴィン)

ヴァイオリンの奥田雅代さんの司会で
なごやかにすすむ、親しみ感がよかったですね~

チェコで行ってみた
教会や会議所などで毎晩開かれていて
会社帰りに気軽に行ける
ようなコンサートを思い出しました。

こういう音楽会みたいなの、
日本でももっとやってくれたらいいのになぁ。

最後に、中国曲を合唱。。でも知らなくて歌えず・・^^;
結婚式の賛美歌のように、口パクしてみましたが、、

今回のコンサートは講堂のほうでしたけれど、
夜の明日館、雰囲気ありましたね。

myoniti02.jpg

中国琵琶を演奏されていた
王暁東さんの 琵琶のCDを買って帰りました。

琵琶の音色もまた・・♪

投稿者 hisui : 23:22 | コメント (0)

2007年09月26日

スルタン(sultān)はすごい。

週末のお休みに 「トプカプ宮殿の至宝展」(東京都美術館)にいってきました。
(torukoishiさん、チケットありがとうございました。)

スルタンとはイスラム世界の王さまのこと。
ターバン巻いて巨大なハレムを従える絶対君主というイメージですが。

至宝=宝石みなくちゃ、と出かけていったわけで、
どでかいエメラルドのはまったターバン飾りには
もちろん圧倒されましたが、

なんと、スルタンはその座を追われたときのために、
代々手に職をつけるのが慣わしだったとか。

庭師や金細工師。

他にそんな慣わしを持つ王朝があったでしょうか。

まさか自分が失脚することを想定している
皇帝とか将軍はちょっと面白いです。

さすが、現実主義のアラブ世界。

「ベルばら」のマリー・アントワネットの夫ルイ16世は
錠前作りが趣味だったというけれど・・・。
失脚後、役立てる間もなくギロチン行きでしたね。

家系図のキャプションには、

父スルタンが死ぬと、兄弟で力を競い合い
色んな面ですぐれ、生き残ったものが次代スルタンになったため、
代々立派な王を輩出した、とある。

そのため、王朝途中までは敗れた他の兄弟は全部抹殺されたとか。

そんな風習が廃れた以降の話かもしれないが、

他の本で、
スルタンとは、ハレムの女性だけに囲まれて育つために
ちょっとおかしなのが多い、という話を読んだことがあります。

ハレムの女性の給料は、一番ランクの低い女奴隷でも意外と高く、

その本にあった海賊に会ってハレムに売り飛ばされたという
白人貴族の娘も あながち悪い生活ではなかったのかも。

音声ガイドのハレムの宦官役とハレムの女官役が最後に言います。

「イスタンブールにいらしてください。またわたくしたちがご案内いたします。」

イスタンブールには、卒業旅行でいきました。

ボスフォラス海峡のサバサンド。余りの寒さと具合の悪さに
震えながらガラタ橋を渡りました。。

有名なブルーモスクの6本の尖塔(ミナレット)は、
スルタンが「金色の」をつくれ、といったのを
建築家が聞き間違えて「6本の」
を作ってしまったという話を思い出しました。

スルタンは恐ろしくて、建築家は聞き返せなかったそうです。

イスラム帝国のところは、面白かったなと
なぜか美術館でよく思う、世界史選択でよかったなぁ、とはこういうときです。


投稿者 hisui : 22:12 | コメント (2)

2007年08月25日

ハゲタカ。

今夜は月もふくらんきました。

さて、今週楽しみにしていたのが、「ハゲタカ」。
NHKドラマです。

http://www.nhk.or.jp/hagetaka/

主演が、大森南朋。
知ってます? 私は良く知らず、なんて読むんだろ~
と思ってましたが、
この人、久々にバッチリツボにはまりました。

タイプです。

あの、表情がたまらんです(* ̄ー ̄)

インタビューで
「鷲津(役)とイメージ違いますね」っていわれたと書いてありますし^^;
まぁ、役がってところですが。

いやーNHK、さすが。
ちょと前にやってた「グッジョブ」もよかったけど、
やってくれます。

鷲津(南朋さんの役)にガイシの上司が命令する言葉、

「BUY JAPAN OUT!」

↑しばらく何かのオリに使ぉ・・・ (笑)

投稿者 hisui : 00:21 | コメント (2)

2007年04月22日

ウィーン版 「エリザベート」

umeda.JPG

4/22(日)
去年、ウィーンまで行きながら、休演中でみられなかった
元祖アン・デア・ウィーン劇場の「エリザベート」ウィーン版。

ついに、来日するというので、大阪まで
観にいって参りました!

-------
エリザベート:マヤ・ハクフォート
トート:マテ・カマラス
皇帝フランツ・ヨーゼフ:マルクス・ポール
ルイジ・ルキーニ:ブルーノ・グラッシーニ
皇太子ルドルフ:ルカス・ベルマン
-------
脚本:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルベスター・リーヴァイ
-------

東京でも5/7~コンサートバージョンはやるということなのですが、
完全版は、大阪梅田芸術劇場のみ、とのことでしたので。

cast.JPG

999.JPG

なんとこの日、主役エリザベートのマヤ・ハクフォートさんは、
1994年の初演
から数えて、999回目の公演になるそうです。
私たちが観たのは、12:00開演の部でしたが、夜の部は
記念すべき1000回目ですね♪

当然ながらドイツ語公演で、両サイドには日本語字幕。
舞台セットも、衣装も、もちろん違います。

一番ちがったのは、トートが、普通のかっこいいお兄さんていう
印象で、トートダンサーも、余り目立たない黒子だったことかなぁ。

日本バージョンでは、トートは死神として
どぎついメークにロングヘアーのカツラ、
美形の取り巻きトートダンサーを従え・・・
と相場が決まってたものですが、

それによって、よりフランツとエリザとの三角関係に
肉薄してたような気がします。


東宝や宝塚バージョンでは、
音楽は一緒でも、歌全体として意味が通るように
日本語に意訳されているので、ちょっと感情的にそこで??というところが
あったのですが、
今回は、ドイツ語の訳をほとんどそのままの訳が読めたのが、
とてもよかったです。

私の好きなウィーンのカフェのシーンや、
晩年のフランツとエリザベートが港で歌う、
すれ違いの「夜のボート」で、それが顕著でした。

それから、あの「闇が広がる」は、「DIE SCHATTEN WERDEN LANGER・・・」
トートとルドルフの掛け合いが
白熱して、ほとんど 口があんぐりしっぱなしでした。
ルドルフ役のルカス・ベルマンがこれまた美形で、ってのを
差し引いても
あれは、ドイツ語バージョンすごい!!


あと日本語バージョンでは、印象の薄かった、
皇帝とハンガリーの和解を勝ち取った後の、
「勝ったのね」から始まる「私が踊るとき」の
エリザベートのソロが、よくて感動でした。

王宮の女官たちの衣装と動きが、ちょっとコミカルだった。
ウィーンのカフェのシーンが、ありゃ、ないでしょという演出。(遊園地か)でしたが、

皇太后ゾフィが、エリザベートの勢力を抑えようと、
皇帝フランツに、新しい女をあてがおうという陰謀のシーンが、
大臣&ゾフィがチェスの駒に、扮していたのが面白かった^^;

ちょっと、見てて、辛かった・・のが、
子役はさすがに学校があるから、連れてこられなかったのか
現地調達されましたーという、ルドルフ皇太子の少年時代。
東京横浜独逸学園の生徒さん(?)。
けどトートにカバーされてなんとか。。^^;

いろんなバージョンで、何回観ても、楽しめます。

東京コンサートバージョン、行かれる方は是非。
ドイツ語CDお貸しします。

ちなみに、大阪の地を踏んだのも生まれて初めて。

takoika.jpg

せっかくなので、たこ焼きとイカ焼きくらいははおさえて帰るか、と
適当に入ったお店が どちらも安くて美味しい。
(特にイカ焼き!)

月並みですが食い倒れとはよくいったものでした。

観劇以外の滞在時間は一時間未満でしたが、
せっかくきたので、京都まで足をのばしてみました。


投稿者 hisui : 20:11 | コメント (1)

2007年01月04日

「アイーダ」 ジュゼッペ・ヴェルディ

aida.jpg


キエフ・オペラ
~ウクライナ国立歌劇場オペラ~
「アイーダ」全4幕。

指揮 :ヴォロジミール・コジュハル
演奏 :ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
合唱 :ウクライナ国立歌劇場合唱団
舞踏 :ウクライナ国立歌劇場バレエ


とっくにアップしていたものと勘違いしておりまして、
すごいいまさらですが ^^ヾ 半ば自分で忘れないために。

12/3(日)に
上野の東京文化会館でオペラを観て来ました。

ウィーンのツアーで観たのに続き、
2回目です。

東京文化会館 = 日本のオペラ座
的な 位置づけなのでしょうか。

他の音楽ホールとあまりイメージは変わらず、
赤を貴重にしたじゅうたんと暗めの照明の重厚感はないものの、
公演時間前や幕間には、お酒やコーヒーを出すバーもあり。

モダンなロビーで、終わった幕の感想をのべあったり、
高テーブルを囲んで談笑しあう人たちの混雑ぶりと上気ぶりが
とっても華やいでいます。

ちょうどクリスマスの前で、上野公園の木がライトアップされているのが
またとても、綺麗。

不覚にもオペラグラス忘れてしまいましたが、(ヅカもご無沙汰なので・・・)
3Fの中央ど真ん中の席で、とても好い席にあたりました。

1幕で好きなのは「フター」神をまつる歌。

2幕の出征のシーンに使われているのは、
サッカーなどでよく聞く、あの音楽です。
くちずさめば必ずわかってもらえるアレです。

あと、ラダメスの出征をうれいて、歌うアムネリスとアイーダの掛け合い。

どれも、頭に残るメロディです。

毎回思うのですが、あれだけの声量をだすだけあって、
オペラ歌手さんは、みんな恰幅がいいんですよね。

そして、キエフだけあって、みんな色白できれいなんですけど、
エジプトとエチオピアの話にしては、
色が白すぎるような・・・ タイツとか、ドウランとか塗らないのかしら。。
奴隷の踊りも、上半身裸なのですが真っ白。

でも 舞台+踊りもキレがよくって、とてもよかったです。

幕間の休み時間に、オケボックスの周りに着物の女性が
楽器を見に集まっていたんです。

そうしたら、逆にオーケストラのかたがたが
めずらしがって、ボックスの中から写真を撮っていました。

今回もDVDを買って予習はしていたものの、
ちょっとケチったために、字幕ナシ版だったので
劇場で初めて字幕をみることになってしまったのが、ザンネン。

せりふと流れをなんとなく覚えたので、
家でもう一度、DVDをみて復習しました。
流しているだけでも、音楽がいいのでOKです。
(「死の都市」や「愛の妙薬」は あまり何度も見るきはしませんでしたが)

とりあえず有名どころから、少しずつ、観ていきたいです。

投稿者 hisui : 20:00 | コメント (0)

2006年12月17日

「アイーダ」 ジュゼッペ・ヴェルディ

aida.jpg


キエフ・オペラ
~ウクライナ国立歌劇場オペラ~
「アイーダ」全4幕。

指揮 :ヴォロジミール・コジュハル
演奏 :ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
合唱 :ウクライナ国立歌劇場合唱団
舞踏 :ウクライナ国立歌劇場バレエ


とっくにアップしていたものと勘違いしておりまして、
すごいいまさらですが ^^ヾ 半ば自分で忘れないために。

12/3(日)に
上野の東京文化会館でオペラを観て来ました。

ウィーンのツアーで観たのに続き、
2回目です。

東京文化会館 = 日本のオペラ座
的な 位置づけなのでしょうか。

他の音楽ホールとあまりイメージは変わらず、
赤を貴重にしたじゅうたんと暗めの照明の重厚感はないものの、
公演時間前や幕間には、お酒やコーヒーを出すバーもあり。

モダンなロビーで、終わった幕の感想をのべあったり、
高テーブルを囲んで談笑しあう人たちの混雑ぶりと上気ぶりが
とっても華やいでいます。

ちょうどクリスマスの前で、上野公園の木がライトアップされているのが
またとても、綺麗。

不覚にもオペラグラス忘れてしまいましたが、(ヅカもご無沙汰なので・・・)
3Fの中央ど真ん中の席で、とても好い席にあたりました。

1幕で好きなのは「フター」神をまつる歌。

2幕の出征のシーンに使われているのは、
サッカーなどでよく聞く、あの音楽です。
くちずさめば必ずわかってもらえるアレです。

あと、ラダメスの出征をうれいて、歌うアムネリスとアイーダの掛け合い。

どれも、頭に残るメロディです。

毎回思うのですが、あれだけの声量をだすだけあって、
オペラ歌手さんは、みんな恰幅がいいんですよね。

そして、キエフだけあって、みんな色白できれいなんですけど、
エジプトとエチオピアの話にしては、
色が白すぎるような・・・ タイツとか、ドウランとか塗らないのかしら。。
奴隷の踊りも、上半身裸なのですが真っ白。

でも 舞台+踊りもキレがよくって、とてもよかったです。

幕間の休み時間に、オケボックスの周りに着物の女性が
楽器を見に集まっていたんです。

そうしたら、逆にオーケストラのかたがたが
めずらしがって、ボックスの中から写真を撮っていました。

今回もDVDを買って予習はしていたものの、
ちょっとケチったために、字幕ナシ版だったので
劇場で初めて字幕をみることになってしまったのが、ザンネン。

せりふと流れをなんとなく覚えたので、
家でもう一度、DVDをみて復習しました。
流しているだけでも、音楽がいいのでOKです。
(「死の都市」や「愛の妙薬」は あまり何度も見るきはしませんでしたが)

とりあえず有名どころから、少しずつ、観ていきたいです。

投稿者 hisui : 20:00 | コメント (0)

2006年11月29日

大エルミタージュ美術館展

上野:東京都美術館

ee_II.jpg


特別協賛の企業にお勤めのTちゃんに
チケットいただき一緒に行って参りました。

待ち合わせた上野の公園口はやはりすごい人。
「ダリ展のひとだょね??」
と恐れつつ 都美術館へ。

※エルミタージュ美術館
ロシアのサンクトペテルブルクにある、
エカテリーナ二世の収集しはじめた美術品を集めた美術館で
300万点の美術品を所有しているらしいです。

エルミタージュとはフランス語で「隠れ家」と
いう意味に由来するそう。

ルノワール「扇子を持つ女」
アンリ・ルソー
クロード・モネ
ゴーギャン
ピカソ
べロット
ユトリロ

聞いたことがある画家がぞろぞろ。。。

展示数も多すぎず、ちょうどよく楽しめました。
相変わらず上野の美術館は大混雑、でしたが。

毎回思うんですけど、絵画の隣にあるキャプション(説明書)
は、もう少し大きな字で書けないんでしょうか。
バランスが悪くなるから、NGなのかな。

あの混雑ぶりでは、絵は見えてもキャプションは見えないってことが
しばしば。
かき分けて進みますけど^^;

手荷物はほぼロッカーにいれ、音声ガイドは必ず借りる。
これが疲れずに楽しめるコツのひとつです。

Tちゃんは風景画派、私は人物画派。
大学のとき、よく一緒にみにいったけど
「相変わらず趣味あわないねー」という私たち。

今回二人一致で気に入ったのが、
ピーテル・ヤンセンス・エリンハ(オランダ)の「オランダの室内」です。
なんか、フェルメールに似てました。オランダだしね。

でも 今回風景画もいいな、と思いました。
その場所にほんとに行きたくなり、ぼぉっと。

森、谷と山、
ヴェネチアのドゥカーレ宮、ムラーノ島。
エルベ川沿いの東欧の街。。。

羊を描かせたら、この人!って画家がいたんですけど
彼の描く羊が大人気だったってのがうなずける
嵐が来そうな草原にいるふさふさの羊がなごみました。

Tちゃんは、10年くらい前に本場エルミタージュ美術館に
いったことがあるそうです! ほぉ。

さて、昨日の新聞に載っていたことですが、
学芸員の質を底上げするために、
大学で規定の単位を取ればもらえる資格は「学芸員補」 にするとか、
勤続や研究、博士課程を経ないと資格は取れないようにするとか
検討中だそうです。

実は私も学芸員の資格を持っています = そりゃぁ、底上げが必要だろうなぁ。

美術館、博物館に就職した人なんか、聞いたことないけど^^;

上野の中でも一番奥にある某博物館に、
授業で絵の裏打ち作業を見に行ったとき
引率の「これぞ日本男児」の鬼老教授が
博物館のスタッフに金を握らせて
自分の仕事もついでに頼んでいた現場をみてしまったのが
忘れられません。。。

投稿者 hisui : 21:15 | コメント (0)

2006年08月06日

南桂子展


minami3.jpg


ミュゼ浜口陽三ギャラリーに
南桂子展を観にいってきました。
雑誌でみつけて、興味をひかれましたので。

http://www.yamasa.com/musee/index.html

ユニセフのレターセットなどのデザインにも採用されている、
どこかでみたことのあるような、タッチ。

エッチングの作品は、主に鳥や、お城、木、魚、自然のものと
独特の少女が、特徴です。
木や葉の配置が絶妙で、絵本の挿絵みたいです。

その少女に、私が少し似ているといわれました^^;
(目とおでこの具合がだそうですが)
無表情できついような、寂しいようなと
わたしは思ったのでビミョウです。

1Fと、地下の展示室には、大小数十点の作品が。
ギャラリーは、夏季休暇に入る前の最終日ということもあって、
結構人がいました。
同じような雰囲気の女性の一人鑑賞が多かったです。


「bonheur-ボヌール-」という作品集も買いました。

http://www.yamasa.com/musee/cafe_h.html

入場券は、夫である、浜口陽三の作品。
モチーフはすいかです。↓

ticket.jpg

投稿者 hisui : 22:53 | コメント (4)

ウィーン版 「エリザベート」来日☆

sisi01.jpg

・・・だそうです!!

http://forum.nifty.com/ftheater/n2006/60727001.htm

ウィーンで観たかったけれど、ニアミスでみられなかった
アン・デア・ウィーン劇場の「エリザベート」が来日とは(*^_^*)

絶対、観にいきます。

投稿者 hisui : 01:26 | コメント (0)

2006年05月22日

「エリザベート」 トート=武田真治


elz02.jpg

日曜日、日生劇場で観て来ました~ミュージカル「エリザベート」。
そして今回はなんと、内野聖陽さんにかわって、トート(死の帝王)役に武田真治!
誘ってくださった友人のNさんと「こわいものみたさで・・・」と
別の意味で楽しみにしていたのですが、
予想に反して超ハマり、
二人で購入する予定のなかったパンフレットまで即買いでした。

elz01.jpg

投稿者 hisui : 09:48 | コメント (0)

2006年01月29日

Dvorak (ドヴォルザーク)

これまたチェコ旅行の予習として。
有名どころの入っているアルバムを借りてきました。

チェコの作曲家Antonin Dvorak.
このつづりで、どーして、ドヴォルザークって読めるんでしょうね。
(rとaのうえには、vと’みたいのがついていますが^^;)

現地では、ドヴォジャーク、といわないと通じないとかですが、
この人の名前、世界一といっていいほど、発音が難しいんですって。
(某サイトによると、巻き舌をしながら、なんかをするらしい。)

交響曲「新世界」などどこかできいたことのある音楽ですが、
あらためて、いいなとおもったのが
「ユモレスク(Humoresque)」。
昔、子守唄のような曲として聞いたことがありました。

---------

そうそう、3月から胡弓を習うことにしました(*^▽^*)ゞ
昨日見学にいってきて、
少しやらせていただいたのですが、とっても楽しくて。
先生は、「北京バイオリン」に出てくる、先生に
似ていました。

やってみたいと思って以来、はや、10年くらいたっていますから、
念願の、です。
ユモレスクは、胡弓でもいつか弾けると
いいなと思った曲でした。

投稿者 hisui : 15:13 | コメント (11)

2006年01月22日

オペラ「DIE TOTE STADT(死の都)」


tote.jpg

「死の都」
ERICH WOLFGANG KORNGOLD(コルンゴルド)
---------

ストーリィは、

亡くなった妻が忘れられず、その面影を求めて
ブリュージュの街をさまよう男が、
妻にそっくりな別の女性に出会い・・・
いろいろあった末に、口論の末、
この女性を殺してしまう。
しかし、それらはすべて男の幻想であり、
男は妻の死を受け入れて、ブリュージュを後にする。

なぜこの作品を観ようと思ったか?というと、

2月に行く旅行のツアーにウィーンのシュターツオーパー(国立歌劇場)
でのオペラ観劇が組み込まれていて(席は天井桟敷ですが)、
演目日程をネットで調べたら、ちょうどこの作品の予定だった
というもので。。。
いきなりドイツ語で歌われてもまったく解りませんので
ちょっと予習しようかと。


全体的に暗めで、登場人物も少なめ。
あるシーンで、男が万華鏡(?)をのぞくと、むこうに
妻の美しい幻影が映る舞台装飾が
うまくていいなぁ、と思いました。

最後男が扉を開いて出て行くところでENDなんですが、
その扉に血をつけてでていったので、本当に
殺したのかと思ったのですが、解説を読んで
「幻影」であったと知ってよかった。
DVDでも悲しい感じが全体的に漂っているので、
生で聞いたらもっと悲しい感じなんだろうな。

でも私は大人数での盛り上がり大合唱を
ちょっと期待した初心者...
今の段階でのこの作品の感想は、

「もう一度観たら好きになるかもしれない」

でした。

投稿者 hisui : 23:15 | コメント (2)

2005年10月24日

2声のインヴェンション 1


piano.jpg

今日はいとこのTちゃんにピアノを習いました。
やっぱり、専門にやったことのある人に習うって言うのは、
楽譜に見えないものが、見えてきたりして、
自分ひとりでやっているのとはぜんぜん違うものだなあ…。
ひとりで勝手にやっていたら、もうとっくに飽きていたはずなのに、
まだまだ 注意するところがいっぱいです。


この曲は短いし、
一通りなんとか弾ければそれでOKかと、自分では思っていましたが、
(まだ全然OKじゃないといのもありますが^^;)
これからの基本となるために、三ヶ月以上かけて仕上げてもいいくらいだとか。
うーん、さすが、思いもよりませんでした(*^^*)
そして、先は長いなぁー。。^^;

いつもありがとー、Tちゃん(^o^)/

投稿者 hisui : 11:37 | コメント (4)

2005年09月20日

《ELISABETH》 エリザベート!!





e5.jpg

eriza.jpg

  購入してしまった、2004 ウィーン版CD(ドイツ語)↑

いってまいりました~(^o^)丿
東宝ミュージカルエリザベート。
今回は洗脳目的で^^;あいかたも一緒に。
前回無理やりつれていった「オペラ座の怪人」より、「おもしろかった」と。

--------

投稿者 hisui : 20:08 | コメント (0)

2005年05月15日

バッハの ♪Inventionen♪


今日、9月に結婚するいとこのTちゃんとそのだんなさんが
遊びにきてくれた。

うちには、新居に引っ越したときに実家より移動してもらった
ピアノがある。
先生が怖いのと、才能がないのを理由に中学で挫折して以来、
1●年以上ぶりに、楽譜を開いて
勝手に弾いてみているものの、いっこうに上達せず。。
ほんとごめん!ピアノ、状態であった。

Tちゃんはピアノの先生なので、遊びに来てくれるついでに
教えてもらうことになった。
引越しで1月ぶりにピアノにさわるっていうTちゃんだが
同じ曲を弾いてみても、
う~ん、さすが 指の圧力が違うというか音がぜんぜん違う!
ピアノも喜んだだろうなぁ。

私が勝手に弾こうと決めて入手した楽譜は
J.S.BACHの「2声のインベンション、3声のシンフォニア」。

2声と3声の何が違うのかも知らなかった私は
勝手に好きだったので練習した3声の15番をはじめに弾いてみせるも ^^;(苦笑)な感じで
同じく勝手に練習した2声の13番を弾き こちらをなんとか教えてもらうことに。

バッハはいわゆる伴奏というのがなくて、
右手も左手もメロディーなんだそう。
左手は「伴奏」だろうと、てきと~にやっていた私はびっくりで
左手もいまの4倍以上遅めにゆっくり練習するように、Tちゃんに言われました^^ゞ

そしバッハの曲は数学的?らしい。
あるフレーズが次には 2倍になったり、
右手のフレーズが、左手の曲の終わりから逆から配置されていたり…。
感情的というよりは、計算づくの作曲なんだそうです。

「バッハは難しい」と別の人にも聞いたことがあるけれど、
Tちゃんもそういっていました。
誰の曲でも「難しい(><;)」私には区別がつかないが、
コンクールでもバッハを好んで選ぶ人はあんまりいないほどだそうです。
教えていても、そのめんどくさい指使いが嫌になっちゃって、
それじゃあ、と「ショパン」を弾かせると喜ぶ生徒もいるとか。

私はバッハ=練習曲、ショパン=うまい人のひく曲
と 思っていました~。
それぞれ、曲によって一概に比較はできないだろうけれど

目からウロコの連続で先生に習うとはこういうことなのね~・・と。
やさしいフォローをいれつつ 親切に教えてくれたTちゃんに感謝でした(*^_^*)

とりあえず、2声のインベンションを網羅できるように、がんばります!!
そのあと3声を。(いつになるかしら)

投稿者 hisui : 22:33 | コメント (0)

2005年05月09日

”ようこそ、みなさま♪”*宝塚月組公演 「エリザベート」観劇記~


sisi.jpg

ミュージカル「エリザベート」の主人公はこの方、
オーストリア皇后エリザベート(シシィ)=(1837-1898)
有名すぎる肖像ですが…


この女性を描いたミュージカルにすっかりはまってしまったhisuiは
去年の東宝版2回に続く、三回目の舞台に先月末行ってまいりました~。

今回は知人の方に探していただいたチケットで、
2階のセンター4列目で、ほんとに良く見えました~(*^_^*) 感謝。。

***********
「エリザベート」
脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
潤色:小池修一郎
***********


”ようこそ みなさま、ごきげんよう。重大発表 ありますのよ”

なんか耳に残るこのフレーズを口ずさんでは
あいかたにうんざりされている今日この頃。。。

これは
エリザベートの母バイエルン公妃ルドヴィカが
親戚一同に長女のヘレネが皇帝フランツ・ヨーゼフとお見合いをすることを
(自慢げに)発表するシーンですね~

でも、皇帝フランツ・ヨーゼフとのお見合いは
皇太后ゾフィーの思惑通りには運ばず
皇帝フランツは本命のおしとやかなヘレネより、
ついでに連れてこられたおてんばな妹のエリザベートを
気に入ってしまうのです。

”番狂わせ~おもしろい♪”がエリザベートの運命の話。

花嫁修業はバッチリの姉娘ヘレネが
予定通り皇后に選ばれていれば
妹シシィ(エリザベート)の人生も変っていただろうし、
自由奔放でおてんばなシシィが
窮屈な宮廷で押しつぶされることもなかっただろうし、
過激なダイエットをする必要もなかっただろうし、
死への欲求にとりつかれることも、
暗殺されることもなかっただろう。
そして、このミュージカルも生まれなかっただろうな。

今回の主役エリザベートを愛してしまう黄泉の帝王トートは、
この公演を最後に退団する月組トップの彩輝直さん。

彩輝さんのシルバーと黒の髪のトートは妖しい美しさで、細くて壊れそう。
今回はたらしたままの後ろ髪の一部をとってまとめたバージョンのへアが
かわいかった。
それにしても、美しいヅラは、さすがは made by アデランス(知人情報)ですね。

今回の公演を観るにあたって、
1996年の星組の「エリザベート」のDVDを観て予習をしました。
そのときにはハンガリーの革命家(ちょい役)で登場した彩輝さんが
今回の主役トートと比べて、そのオーラの変貌ぶりに圧倒されました~^_^;
やっぱトップってすごいなー。

今回の面白いところはいままで歴代娘役が演じてきた
タイトルロールのエリザベートを
男役の瀬奈じゅんさんが演じたところ。
私個人的には、気になったところが一点。
10代の少女のころから、暗殺されるまで幅広い年代を
演じなくてはいけないわけで 当然年々声も
(悲しいシーンが多いのもありますが)太く低くなってきます。
そうなると、どうも瀬奈さんの声が男役っぽくなってしまうのが気になりました。

それから物語の進行にかかせない 暗殺者ルイジ・ルキーニ。
今回は霧矢大夢さん。ユーモアたっぷり幅広くてよかったです。
でもなにより、フィナーレの群舞のダンスが他の人と同じ動きをしてるのに、他の人と何かが違う!
って輝きっぷりでした。

今年の秋には、また東宝でやるそうです「エリザベート」。(一路真輝、山口祐一郎/内野聖陽)
何度観ても、ますますはまりそうです。

投稿者 hisui : 16:32 | コメント (0)

2005年02月14日

エリザベート


ファントムの観劇を書いていて、
あ、「エリザベート」も去年みたなぁと思いだしました~

宝塚版はチケットとれたためしがなく、
東宝版を2回観ました。トートは内野聖陽、エリザベートは一路真輝。
1996年の宝塚版(星組)はビデオで何度もみましたが、
エリザベートに関しては、私は「東宝版」派です。

ハンガリーのカフェのシーン、群舞のシーンなどやっぱり
女性だけより男性が入るとぜんぜん迫力が違うような気がします。

著作権の関係でビデオ等は発売される予定はないとか。
あれば絶対買いたいです。

究極の野望は、ウィーンの本場で「エリザベート」をドイツ語で観る事。(*^_^*)
去年はアン・デア・ウィーン劇場でやっていましたね。引き続き、
私がいつか(いつだ・・?)観られる日まで上演してほしい~

今年は、月組のエリザベートが春に東京大劇場に来ますが、取れないだろうなぁ、チケット。

投稿者 hisui : 22:43 | コメント (0)

2005年02月13日

オペラ座の怪人~ファントム オブ ジ オペラ


最近の映画ヒットNO.1 映画版「オペラ座の怪人」。。
http://www.opera-movie.jp/

この映画を観に行くとすると、この半年間に4回の「ファントム」を観ることにります(^^*)
観ようかな、どうしようかな。

私がみたのは。。

*宝塚 宙組東京公演「ファントム」(東京宝塚劇場) 7月31日(土)
*宝塚 宙組東京公演「ファントム」(東京宝塚劇場) 8月17日(火)
  http://www.sponichi.co.jp/osaka/ente/takarazuka/backnumber/040515/takarazuka.html

*ケン・ヒル版 「オペラ座の怪人」(東京厚生年金会館大ホール) 11月14日(日)
  http://www.phantom-japan.com/intro.html


ちなみに、「ファントム」のストーリィは、
19世紀後半のパリ、オペラ座を舞台に繰り広げられるファントム(怪人)と
歌姫クリスティーヌの悲恋を描いたもの。
宝塚や劇団四季などいろんなところで上演されていますが、

*ラブ・ロマン ス中心の構成アンドリュー・ロイド=ウェバー版の明るいタッチのもの、
*愛するが故の悲劇を重く書いた ケン・ヒル版

というところが有名です。

ミュージカルはいろんなところのを見比べるのが楽しい♪ですね~
宝塚、東宝、四季。。
使われるのは大体同じ曲や役なんですけど、何回も同じ作品を懲りずに観る..
宝塚の特定の生徒さんのファンの方は、また違う目的で何回も足を運ぶんでしょうけれど(^^;

さてさて、大体の感想は-

宝塚版→やっぱり美しい~!でした。 和央ようかさんのファントムは、仮面をとっても
      ぜーったい醜くないでしょう。醜い顔を隠すために仮面をつけているという根本を
      覆すくらいくらいの突っ込みを入れたくなりました。
       シーンやファントムの感情によって、仮面の色やデザインまでも
      違うという、宝塚ならではの小道具の演出もよかった。
      とある友の会に入られている知人の方のおかげで、銀橋の目の前での観劇でしたが、
      父キャリエールとファントムの別れのシーンでは、和央ようかさんは本当に涙を流して
      おられました。クリスティーヌとの愛もみどころでしたが、オペラ座の元支配人で実は
      ファントムの父キャリエール役の樹里咲穂さんとのからみも見ごたえありました。
      あと、コメディチックに描かれていた、支配人夫人で大根役者のカルロッタ役の
出雲綾さんもおしろくて笑いを誘ってましたね。さすが、宙組組長。
ちなみに、わたしは、ファントムの母が歌う「アヴェマリア、お赦しください・・」という
      フレーズの曲がとても好きで、一番の泣きポイントなのですが、ファントムのCDを
      買うと、この曲も入っているんでしょうかねぇ。(曲名はわからず)

      そして、この作品で和央ようかさんのファンになりました♪
      やはり、もう一度みたくなって、翌月にもチケット譲ってもらっていっちゃいました^^;


ケン・ヒル版→主演ファントム役はピーター・ストレイカー。英語の電光字幕付きの上演でした。
         この字幕つきってのは、むかーし京劇を見て以来、、。内容は大体解るので字幕を
         凝視している必要はないのですが、やはり、字幕みて、舞台見て、ってのはちょっと
         気が散るもんです。
         宝塚版をみて、ファントムにはまった私ですが、こちらは、まったく雰囲気の違った
         暗い感じでした。でもオペラ座の雰囲気やファントムの棲家であるオペラ座地下の
         不気味な雰囲気はよく出ていて、よかった。登場人物が少ないのが気になりましたが
         肝心のクリスティーヌとファントムの感情はよく出ていたし、クラシックなセットも
ステキでした。そして西洋風のギャグも・・。
         しかし、ファントムってのは後半になるまであんまり登場する機会がないんですね^^;
         やっと出てきたと思ったら、ほとんど顔は仮面で隠れてるし・・。役者さんとしては
         どうなんでしょ。そして、やはり仮面をとったらクリスティーヌはびっくりして逃げ出すだろう
         と思われる、(顔はともかく)中年ぶり。これにちょっとがっかりしてしまいました。
         が、ファントムは本当はそれくらいの歳だからこっちが普通なんですよねー。


     美しすぎる和央ようかのファントム、現実みたっぷりのピーター・ストレイカーファントム、
     映画版はいったいどんなんでしょう??
     やっぱり観るしかないっ。

投稿者 hisui : 20:17 | コメント (2)

2004年12月24日

J.S.BACH ゴルトベルク変奏曲


michio.jpg

J.S.BACH ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
小林 道夫
2004.12.24 津田ホール 19:00~

クリスマスの夜、意味深に午後休を取ったりして(?)
チェンバロのコンサートに行ってきました。

バッハのゴルトベルク変奏曲は、たまたま耳にしたのを
いい曲だなぁ、と思ってCDを買い、以後何十回と聞いていたので
私もあいかたも暗唱できるようになっていました。
いつか生で聞いて見たいと思っていたところ、たまたま
クリスマスの日に演奏会があるというので予約♪

この曲はバッハが不眠症のパトロンのために、作曲したとして有名で
ゴルトベルクというのはそのパトロンのお抱え演奏者の名前だそうです。

しかし、眠りに着く前に聞くには、盛り上がりの大きな部分もあるし、
ほんとにこれを聞いてその不眠症パトロンが眠れるようになったのか、
どうなのかがちと不思議でもあります。

そして、特別クラシック音楽に詳しいわけでもないわれわれとしては、
開演の拍手とともにでてきた、「小林道夫」さんなるチェンバロ奏者が
どうにも普通の背広をきたサラリーマンにしか見えなかったのでありました。
(上記チケット画像参照)

が、結構有名な人らしく、演奏もすばらしく、
最後のアンコールで一言しゃべったときには
「柔和だがきびしい」大学の先生という印象に変化していました。
音楽を聞きに行くといつもウットリウットリしてしまいがちのあいかたも
「よかった」と絶賛していました。

クリスマスに、こじんまりしたホールで、チェンバロも
なかなかよかったと思った夜でした。

投稿者 hisui : 23:32 | コメント (0)