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2007年04月22日

ウィーン版 「エリザベート」

umeda.JPG

4/22(日)
去年、ウィーンまで行きながら、休演中でみられなかった
元祖アン・デア・ウィーン劇場の「エリザベート」ウィーン版。

ついに、来日するというので、大阪まで
観にいって参りました!

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エリザベート:マヤ・ハクフォート
トート:マテ・カマラス
皇帝フランツ・ヨーゼフ:マルクス・ポール
ルイジ・ルキーニ:ブルーノ・グラッシーニ
皇太子ルドルフ:ルカス・ベルマン
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脚本:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルベスター・リーヴァイ
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東京でも5/7~コンサートバージョンはやるということなのですが、
完全版は、大阪梅田芸術劇場のみ、とのことでしたので。

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なんとこの日、主役エリザベートのマヤ・ハクフォートさんは、
1994年の初演
から数えて、999回目の公演になるそうです。
私たちが観たのは、12:00開演の部でしたが、夜の部は
記念すべき1000回目ですね♪

当然ながらドイツ語公演で、両サイドには日本語字幕。
舞台セットも、衣装も、もちろん違います。

一番ちがったのは、トートが、普通のかっこいいお兄さんていう
印象で、トートダンサーも、余り目立たない黒子だったことかなぁ。

日本バージョンでは、トートは死神として
どぎついメークにロングヘアーのカツラ、
美形の取り巻きトートダンサーを従え・・・
と相場が決まってたものですが、

それによって、よりフランツとエリザとの三角関係に
肉薄してたような気がします。


東宝や宝塚バージョンでは、
音楽は一緒でも、歌全体として意味が通るように
日本語に意訳されているので、ちょっと感情的にそこで??というところが
あったのですが、
今回は、ドイツ語の訳をほとんどそのままの訳が読めたのが、
とてもよかったです。

私の好きなウィーンのカフェのシーンや、
晩年のフランツとエリザベートが港で歌う、
すれ違いの「夜のボート」で、それが顕著でした。

それから、あの「闇が広がる」は、「DIE SCHATTEN WERDEN LANGER・・・」
トートとルドルフの掛け合いが
白熱して、ほとんど 口があんぐりしっぱなしでした。
ルドルフ役のルカス・ベルマンがこれまた美形で、ってのを
差し引いても
あれは、ドイツ語バージョンすごい!!


あと日本語バージョンでは、印象の薄かった、
皇帝とハンガリーの和解を勝ち取った後の、
「勝ったのね」から始まる「私が踊るとき」の
エリザベートのソロが、よくて感動でした。

王宮の女官たちの衣装と動きが、ちょっとコミカルだった。
ウィーンのカフェのシーンが、ありゃ、ないでしょという演出。(遊園地か)でしたが、

皇太后ゾフィが、エリザベートの勢力を抑えようと、
皇帝フランツに、新しい女をあてがおうという陰謀のシーンが、
大臣&ゾフィがチェスの駒に、扮していたのが面白かった^^;

ちょっと、見てて、辛かった・・のが、
子役はさすがに学校があるから、連れてこられなかったのか
現地調達されましたーという、ルドルフ皇太子の少年時代。
東京横浜独逸学園の生徒さん(?)。
けどトートにカバーされてなんとか。。^^;

いろんなバージョンで、何回観ても、楽しめます。

東京コンサートバージョン、行かれる方は是非。
ドイツ語CDお貸しします。

ちなみに、大阪の地を踏んだのも生まれて初めて。

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せっかくなので、たこ焼きとイカ焼きくらいははおさえて帰るか、と
適当に入ったお店が どちらも安くて美味しい。
(特にイカ焼き!)

月並みですが食い倒れとはよくいったものでした。

観劇以外の滞在時間は一時間未満でしたが、
せっかくきたので、京都まで足をのばしてみました。


投稿者 hisui : 2007年04月22日 20:11

コメント

イカ焼き安くておいしいよね なんでこっちでは
売っていないの?ってかんじだよね~

投稿者 Anonymous : 2007年05月07日 10:56

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