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2006年11月29日
大エルミタージュ美術館展
上野:東京都美術館
特別協賛の企業にお勤めのTちゃんに
チケットいただき一緒に行って参りました。
待ち合わせた上野の公園口はやはりすごい人。
「ダリ展のひとだょね??」
と恐れつつ 都美術館へ。
※エルミタージュ美術館
ロシアのサンクトペテルブルクにある、
エカテリーナ二世の収集しはじめた美術品を集めた美術館で
300万点の美術品を所有しているらしいです。
エルミタージュとはフランス語で「隠れ家」と
いう意味に由来するそう。
ルノワール「扇子を持つ女」
アンリ・ルソー
クロード・モネ
ゴーギャン
ピカソ
べロット
ユトリロ
聞いたことがある画家がぞろぞろ。。。
展示数も多すぎず、ちょうどよく楽しめました。
相変わらず上野の美術館は大混雑、でしたが。
毎回思うんですけど、絵画の隣にあるキャプション(説明書)
は、もう少し大きな字で書けないんでしょうか。
バランスが悪くなるから、NGなのかな。
あの混雑ぶりでは、絵は見えてもキャプションは見えないってことが
しばしば。
かき分けて進みますけど^^;
手荷物はほぼロッカーにいれ、音声ガイドは必ず借りる。
これが疲れずに楽しめるコツのひとつです。
Tちゃんは風景画派、私は人物画派。
大学のとき、よく一緒にみにいったけど
「相変わらず趣味あわないねー」という私たち。
今回二人一致で気に入ったのが、
ピーテル・ヤンセンス・エリンハ(オランダ)の「オランダの室内」です。
なんか、フェルメールに似てました。オランダだしね。
でも 今回風景画もいいな、と思いました。
その場所にほんとに行きたくなり、ぼぉっと。
森、谷と山、
ヴェネチアのドゥカーレ宮、ムラーノ島。
エルベ川沿いの東欧の街。。。
羊を描かせたら、この人!って画家がいたんですけど
彼の描く羊が大人気だったってのがうなずける
嵐が来そうな草原にいるふさふさの羊がなごみました。
Tちゃんは、10年くらい前に本場エルミタージュ美術館に
いったことがあるそうです! ほぉ。
さて、昨日の新聞に載っていたことですが、
学芸員の質を底上げするために、
大学で規定の単位を取ればもらえる資格は「学芸員補」 にするとか、
勤続や研究、博士課程を経ないと資格は取れないようにするとか
検討中だそうです。
実は私も学芸員の資格を持っています = そりゃぁ、底上げが必要だろうなぁ。
美術館、博物館に就職した人なんか、聞いたことないけど^^;
上野の中でも一番奥にある某博物館に、
授業で絵の裏打ち作業を見に行ったとき
引率の「これぞ日本男児」の鬼老教授が
博物館のスタッフに金を握らせて
自分の仕事もついでに頼んでいた現場をみてしまったのが
忘れられません。。。
投稿者 hisui : 2006年11月29日 21:15