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発表 |
COMMENT |
評価 |
Angels Fall First
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97 |
ついに入手!幻の1st
”Oceanborn”とは似て非なるもの。サウンドもターニャのヴォーカルも同じだが、やってることは往年の”北欧メタル”の域を脱していない。
でもやっぱたーにゃの声は最高だね!
(00/05/21)
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7 |
Oceanborn
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99 |
1曲目から鳥肌モノ!驚愕の1st! これこそ本物の”ロック・オペラ”だ!
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10 |
Wishmaster
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00 |
フィンランドのNightwish3作目のフルレンスです。衝撃の2nd"Oceanborn"のスタイルをそのまま継続していて、飽くまでもヘヴィ・メタルらしい攻撃性を失ってはおりません。一方でメロディ自体は以前よりも明確になって、一般にもすんなり受け入れられるような下地ができつつあるように思えます。ところで曲中で出てくるMaleボイスとかから思うと、このバンドって”ゴチック”にカテゴライズされるのかなぁ?まあNightwishにとってそんなカテゴリーなんか超越したバンドであることは間違いなんだけどさ。しかし、メロディは見事です。これをTarjaのソプラノが唄うのですから極上ですね。個人的には、メロディラインとTarjaのコンビネーションに”?”を感じる部分もあるけど、そんなものは神の領域の要求ですね。
・・・にしても、サウンドは完全にメタル・・・いや、下手な北米メタルよりハードだよ。ドラムはブラストビートまで入っているし。ま、そもそもSpinefarm自体がメロデス・ブラックのレーベルだからね。当然と言えばそれまでか?いずれにせよ彼女らは本国フィンランドのナショナルヒットチャートの常連になっているらしい。日本で本物の(イロモノ扱いでない)メタル・バンドがヒットチャートに出てくるのはいつの日だろうか?そう思って絶望感を味わわずにはおれませんね。
"Spinefarm Records"(02/12/07) |
8 |
From Wishes to Eternity〃Live
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01 |
フィンランドのNightwishの2000年のライブです。これを聴くと、彼らが正真正銘、ヘヴィ・メタル・バンドだということを再認識できます。と同時に、Tarjaが本物のシンガーだということも、なんぴとたりとも認めない訳にはいきません。ライブとあってサウンドはスタジオの5割増しの激しさです。なのに、Tarjaのヴォーカルは凄みすら感じさせる美しさを誇っています。どの曲もすべてNightwishです。他の如何なるバンドとも比較すらできません。似たバンドなんてこの世に存在しないのですから。そういう意味ではまさに”前代未聞のバンド”といえるでしょう。難点といえるかどうか判りませんが、SEがかなりデス声なんです。ちょっと興ざめです。曲中に出てくるにはTarjaとの対比としてナイスなのですが。それにしてもソプラノって想像以上に力強いですね!?デスボイスと対比して遜色ない迫力です!それから、ライブバンドとしての力量もかなりのものです。再現性がきわめて高い、破綻の無い安定した演奏です。ライブアルバムとしてもすこぶる良いです。
"Spinefarm Records"(02/10/08) |
8 |
Century Child
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02 |
フィンランドの奇跡とも言うべきヘヴィ・メタル・バンド(!?)、Nightwishの4作目のアルバムです。サウンドはより力強くなっています。Tarjaはいつものソプラノに加え、艶のある囁きの声も聴かせてくれます。素晴らしいです。しかし、”ヘヴィ・メタル”というカテゴライズは、残念ながら(特に日本では)ある意味嘲笑の対象にすらなりかねない偏見があるので、外した方が良いのかも知れません。この素晴らしいバンドは、狭い世界で終わらせてはいけない存在です。
ひとつだけ不満があるとすれば、メロディがかなりオーソドックスになってきており、90年代後半の最高傑作である”Oceanborn”ほどのインパクトに欠けると言うことでしょう。あと、ソングライティングが必ずしもTarjaの魅力をうまく引き出していない気がします。Tarjaの力量はこんなもんじゃないよ!まだまだ成長してるんだから!
"Toy's Factory"(02/11/14) |
8 |