2008.Nov.1

秋華賞

素晴らしかった。
まさかここまでやるとは思っていなかった(笑)。

競馬をあまりやらない友人に説明しておきますと、

今年の3歳牝馬は春の桜花賞で、
三連単700万円馬券(100円買ってれば700万円)
という万馬券決着を出した連中で、

ほぼ同じメンバーで今回は記録を更新し、
三連単1千98万円馬券(100円買ってれば1千万円)。
もちろん、JRA重賞史上最高配当。

この世代が「強かった世代」と語られることは今後もないだろうけど、
馬券購入者の「裏をかく」技術に関しては、天才的な集団だった。

だって過去のデータとか、経験則がまったく役に立たないんですよ。
ふつう、どんな人気薄が飛び込んできたレースでも、
後で考えてみたら

「何も考えず、武豊と安藤勝己を買ってりゃよかったんだ」とか、
「サンデーサイレンス産駒を買ってりゃよかったんだ」とか、
何らかの後付の理由が考えられるものだけど、
こいつらの場合…

何も思いつけないのが凄い(笑)。

11番人気×8番人気という組み合わせが、またなんとも手を出しにくい。
1番人気×16番人気のほうが、まだ買いやすいというものだ。
(↑ダイタクヤマトがこのタイプだ)。

あわや16番人気の馬が飛び込みそうになったゴール前には、
淡い感動すら覚えてしまいました。
自分が買っている馬が、何の抵抗もできずに後退していく姿を見て、
こんなに笑えた秋華賞は初めてだ(笑)。

今年の3歳牝馬の、3冠最終戦にふさわしい決着でした。

さあ、気を取り直して菊花賞だ。

気に入った名前の馬がいた方は教えてください。
今年の3歳馬を、真面目に相手してももう無駄です。

kaji

投稿者 TEH Editors : 00:00 | 競馬

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