2007.Nov.24

都橋ビル

さて、スペイン料理に舌鼓を打ち、フラメンコも堪能した後は、横浜で最もディープ(青い海、海、海)なエリアで、横浜の九龍城とも例えられる都橋ビルへ向かう。
実はここは昔から気になってはいたのだが、とても若輩者が入れる雰囲気ではなく、一般人を寄せ付けない強力なオーラを発信している。
さて、ここの2Fに数年前にホッピー仙人なる店があるとの情報を得たので、行ってみました。
店の佇まいは新宿ゴールデン街そのものだが、客層は若く、主人も気さくで楽しい方である。
店内は満員で、7,8席ある椅子は埋まっているため、またしても立ち飲みである。
ここはホッピー専門店で、ドリンクはホッピーのみであるが、しかし、中身が選べるというのが新味で、ジン、ウィスキーなど様々選べる。
最高級は何とグレンフィディック20年もの!これをホッピーで割るなんて、一体どんな味なんだろう?
とりあえずスタンダードなホッピーを注文すると、店内全てのお客から「かんぱーい!!」の歓声が上がり、袖摺り合うお隣の知らない人たちとグラスをカチンとやるのが儀式である。
つまみは200円程度でスナック菓子、缶詰など角打ち感覚であるが、品揃えは結構凄い。
さて、客は皆異様に人懐こいというか、どんどん初対面の人同士が土地柄ベイスターズの話題なんかで盛り上がっている。
ホエールズ時代よりベイを愛する私はこの手の話題ならあっさり主導権を取る自信あり!
ベイのキャップを被っていたこともあり、マスター並びに周囲のお客さんたちから暖かい歓迎を受けることが出来たのであった。
ほかジャームッシュだか、ロベルト・ベニーニだかの話題で盛り上がったような記憶があるが、良く憶えていない。
HBPは第2段階を迎え(HBP 2nd impact)そろそろ脳髄がカタストロフへと移動しつつある。
その後同じビルの1Fのこれまた立ち飲みに移動するが、店の名前など記憶にありません。

まあ、それはともかく、都橋ビルはそれ自体が詩的な存在であり、ここに集う人たちはさながら吟遊詩人と言えるであろう。

人の世に楽しみ多し、然れども、酒無しにして何の楽しみ

投稿者 TEH Editors : 00:58 | 居酒屋&B級グルメ

2007.Nov.20

HBP part2

福田フライをそこそこにウォーミングアップを終わらせた、その後スペイン立ち飲みのBodegon Nogue(ボデゴンノゲ)にふらっと入る。
そこでは手作りのサングリア、各種ワイン、シェリーがショットで\500〜つまみはシコイワシマリネ、牛の胃の煮込みなどがやはり\500〜\600程度で食べられる。
おお!こりゃあ旨い!
そして安い!
そうこなくちゃね!
我々貧乏人にゃ、敷居の高いお店は縁遠いのさ!
店は綺麗だし、これは女性客が多いのもうなずける。
入った時点ではアタシと同行者以外には、ピンのお客がいるだけであったが、30分程度で超満員で足の踏み場も無いくらいである!
店内は熱気に包まれ、やおらマスターからアナウンスが入ると、何とフラメンコショーが始まった。
野毛の夜は冬の入り口だと言うのに熱い!

ちなみにお隣はドイツ料理のビアバー ブーシェルで、こちらも立ち飲みである。
今度行ってこまそ!

つづく

投稿者 TEH Editors : 00:06 | 居酒屋&B級グルメ

2007.Nov.18

浜べろプロジェクト発信!

まあ、横浜にも当然飲み屋ってあるわけで、特に野毛近辺なんて、相当味わい深いものがある。
日の出町から黄金町、福富町のエリアは街自体が強烈なアクの強さを持っている。
さらに寿町に行ったら、そこはあしたのジョーの世界である。
子供の頃、休みの日は良く父親に野毛山動物園に連れてってもらったが、父の目的は野毛山の下にある場外馬券売り場(今のJRA)だったりして、「ちょっとこの辺で待ってろ」何て言われて、放り出されて、周りを見渡すと、傷痍軍人がいたり、赤鉛筆くわえた柄の悪いおじさんたちばかり、当時小学生低学年であった私は恐ろしくて、早く父が帰って来ないかなぁと待ちくたびれた記憶があります。
馬券とみそおでんかなんかを手に父が戻って来て、ようやくほっとしたものでありました。

さて、その野毛開拓計画を現在進行中なのであります。
基本は桜木町から日の出町をまず攻めてまいります。
名付けて浜べろプロジェクト(HBP)であります。
桜木町よりぴおシティを抜けて、ブリーズペイホテルの裏側あたりに結構な繁華街が展開されています。
ちなみにJR桜木町からぴおシティにかけて、地下街があり、そこの中の立ち飲みエリアは結構凄い雰囲気であった。
これは以前行った新橋地下にも負けていない。
いや、客層的にはこちらの方が強烈であると思う。
こちらもいずれお邪魔するといたそう。

まず、立ち飲みの有名店、福田フライ(通称FF)である。
この店は以前も紹介したが、最近はまっている。
この店は誰が呼んだか通称福田フライで通っているが、正式名称が無い!
確かに、どこにも店名を表示するものが無い。
看板らしきものにはフライの店と書かれているのみである。
さて、フライの種類は20種程度あり、またサイズがでかい。これで1本120円程度である。
ここの特徴は、タレは普通のソースと辛いタレの2種から選べる。
そしてヒタヒタの状態で出てくるのである。
その辛いタレというのが、スパイシー&にんにくが強烈に効いており、癖になる味である。
また、刺身の充実度が高く、非常に新鮮&リーズナボゥである。
おいしいがつい食べ過ぎてしまうのが玉にキズ。
だって、揚げ物食いすぎて腹いっぱいになってしまったら、その後飲めないじゃん!

つづく

投稿者 TEH Editors : 23:39 | 居酒屋&B級グルメ

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