2008.Mar.30

壁に染み入る模様かな

脳みそが弾け散る悪夢にうなされて、汗だくで真夜中に目が覚めると、枕元にあかんべえをしている子供があああぁぁ!!
いえ、案外ストレス解消に読書してたりするのよ。
先週は誠に遅ればせながら『姑獲鳥の夏』読んだし。
伊坂幸太郎とかいろいろね。

さて、壁の滲みってイマジネーションをかきたてるのです。
時節柄桜の写真でもって言われそうだが、桜って難しいんだよね。
プロの写真見たって、あんまり良いと思わないのですよ。
蔵王に樹氷見に行った時のものですが、じゃあ何故樹氷の写真を出さないのか?
樹氷もねぇ、写真にすると物凄く凡庸なものしか撮れないのですよ。
しかし、だからと言ってこれは無いだろうと思われるでしょうが、これで良いのです。

Sakabomb

投稿者 TEH Editors : 23:02 | 写真&カメラ | comments (1) | trackbacks (0)

2008.Mar.26

佐々木譲『警官の血』

 年のせいか、このところ「このミス」のベストテン入り作品と気が合わなくなってきまして(笑)。ここ数年は「文春」のほうがイイのが入ってるな… などと思っていたところ、久々、このミスのベスト1と気が合いました。

 昭和二十三年から平成までの、親子三代に渡る警察官の物語。
 親子三代ものというと大戦中(または終戦直後)の、エピソードが豊富な「初代」が最も盛り上がって、完結編となる「三代目」はともかく、「二代目」は単なるつなぎになることも多いんですけどね。この小説は「二代目」の書きっぷりがすごい。二代目だけで長編が一本書けるほどのネタをぶち込んだ感じ。
 そのぶん、三代目のストーリーが単調に感じてしまうのは確かなんですが。

 あと気になったのは、初代・二代目の価値観は普通に共感のできるものだったけど、三代目はそれが少しずれてしまったところかな…
「親父さんを超えてるな。ふてぶてしい警官になった」
 と言われるような存在にまでする必要があったのか。それが少し残念でした。

> Sakabomb
 忙しそうなので、この長い話を読んでみろとは言わないが、TV化とか映画化されたら面白いかもしれんぞ。
 なにしろ、この話の初代と二代目は、親子二代にわたって谷中の天王寺駐在所に勤務することになるんである。聞き覚えのある寺やら坂道やら、現在ならあのあたりだろうという場所が次々出てくるから、土地勘のある人間ならばもっと楽しめると思う。

kaji

投稿者 TEH Editors : 22:30 | 読書(ミステリ) | comments (2) | trackbacks (0)

2008.Mar.21

掲示板閉鎖のおしらせ

 まあ、ブログを始めた時点で、掲示板の役割は半分終わっていたのですが。

 残しておいてもいいだろう、と思っていたものの、このところエッチ系&セールス系の書き込みばかりですので、閉鎖することにいたしました。
 掲示板で相互リンクについて書き込んでくださった方、決して忘れてはいませんので(このところ忙しくて作業できないだけで)。

 もしも今後、当サイト管理人に連絡を取りたい方がいらっしゃいましたら、メールかブログのコメントでお願いいたします。
 まーしかし、Perlもよー分からんかった頃、一生懸命作った掲示板だったので、ちょっと寂しいですけどねー。

kaji

投稿者 TEH Editors : 00:37 | 雑記&お知らせ | comments (0) | trackbacks (0)

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