2008.Aug.16

ぽにょぽにょおぢさんと悲しい牛part1

「夏休みだからね、寄席にでも行こうと思ったわけよ、だけどね、混んでてね、おまけに暑いでしょ?都内まで移動すること自体面倒になっちゃってね」
「昨日なんて、都内でも37度超えたって言うじゃない?これじゃあ出かける気にはならないよね」
「じゃあ、映画でもなんつって調べてみたんだけど、どうも食指をそそるような作品が見当たらなくてね。夏休みだから子供向けが多いのはわかるんだけど、アニメ以外で話題なのは"闇の子供たち"とかあるけど、もっと気楽な内容が良いんだけどね」
「でもさ、ポニョってかなり良いらしいよ、宮崎アニメだったら子供も大人も楽しめるし、良いんじゃない?」
「まあね、しかし、あのポニョの顔見るとさぁ、日野日出志の恐怖漫画を思い出しちゃうんだよね。"まだらの卵"のカバーなんてそのものだよ。あれ何とかならんのか?」
「そういう興ざめな事言うのお前だけだよ!」
「夏だしさ、ここいらで日野日出志恐怖劇場とかって言ってさ、アニメ作るとかお化け屋敷イベントやるとか、やりゃあ良いのにね」
「誰が喜ぶんだよ!大体日野作品って怖いという質が違うんだよ!生理的に嫌なところを突いてくるから、後味悪過ぎで、しばらく食欲とか無くなるだろうが!」
「良く知ってんじゃん!確かに怖さの後のカタルシスとか無いよね。で、何の話だっけ?」
「だから寄席とか映画とかって話だろ?」
「いや、牛の話をしようと思ってたんだ」
「????」
「先日ね、飼ってた牛が逃げたんだよ」

つづく

投稿者 TEH Editors : 13:28 | 雑記&お知らせ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~kajihiro/cgi-bin/tt_cgi/tt_tb.cgi/251

コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ