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2006年08月31日

雨月物語/山椒大夫

数週間前に、BS2で溝口健二の映画特集をしていまして、見ました。
途中まで書いていたのですが、時間がたってしまいました。

どちらも白黒で、日本の時代物。
「山椒大夫」は、有名な「安寿と厨子王」の話です(でした・・)。
しかもこのタイトルロールの”山椒大夫”とは、
安寿と厨子王が奴婢として売られていった
悪徳荘園の主人の名前だったんですね・・・(なんでだろ?)

二つまとめてコメントする意味はないのですが、

どちらも旅がキーワードで、よく旅のシーンがでてきます。
まず思ったのが昔の(時代設定は違いますが)
たびは危険だったのね~ということ。
あっさり海賊だとか悪人にだまされたり殺されたりします。
そして、女は掴まったりすると、遊女として売られてしまいます。

これはダメ男と、シッカリモノ女の組み合わせとともに
溝口監督の特徴だそうですが、なるほど。。。

音声の関係で男性でもせりふが甲高くて聞こえないところがありましたが、
仕事から帰ってきて、ちょうど
見始めるとあっという間に、2時間くらいが経過。
この一週間、この世界にどっぷりつかりました。

投稿者 hisui : 2006年08月31日 00:12

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