Dynagraph 1.3
ユーザーマニュアル

はじめに

DynagraphはX Window System用の3D描画ソフトである。 数学式や数値データが表現する3D曲線や曲面を描き、表示された画像を会話的に 回転、拡大・縮小や他の操作が行える。

DynagraphはUnix環境とX Window System内でコンパイルと実行する事を想定 されている。Linux,Sgi IrixとSun Solaris環境で検証されている。

このマニュアルは2003年十月に出荷したDynagraph version 1.3fに対応するものである。

目次

• Dynagraphの入手
• 免許と版権
• 例題
• Dynagraphの構文
• 引用された文字列
• 組込関数と定数
• 割当文
• ファイルからの入力の読込 (即ち、スクリプト)
• 画像のファイルへの保存
• Shell脱出
• 再起動/終了
• 描画命令
  • plot3d() for plotting surfaces
    • 円筒や球面座標系で描く
    • 回転面を描く
  • spacecurve(),空間内の曲線を描く
  • tubeplot(),空間内の円筒を描く
  • polygonplot(),空間内の折線を描く
  • dataplot(),数値データを描く。
  • textplot3d(),文章を描く
  • display(),保存された描画を纏める
• 硝子の取手
• frames/secondカウンター
• 描画のオマケ
• 進んだ例題
• Dynagraphのオンライン画廊