割当文

    > r := sqrt(x^2+y^2);
は表象rを定義する。この定義では、明示的に再定義されたり、 取り除かれたりする迄、作業中は効果を持ち続ける。次が行える:
    > plot3d(r, x=-1..1, y=-1..1);

前の定義を置き換える二番目のrへの割当を以下の様にしよう:

    > r := ln(x)/x;

表象に割当てた式を見る為には、その表象の名前を入力しよう:

    > r;
            (sqrt(x^2+y^2))

rに割当られた定義を削除する、即ち、r未定義にする為には、rをそれ自身に割当てよう:

    > r := r;

註: 後のものは、r := 'r';と入力するMapleの構文と 互換性が無い

再帰的に割当を評価:

    > r := sqrt(x^2+y^2);
    > x := a+b;
    > r;
            (sqrt((a+b)^2+y^2))

割当の順番は重要ではない。つまり:

    > x := a+b;
    > r := sqrt(x^2+y^2);
    > r;
            (sqrt((a+b)^2+y^2))

両方の場合で、後続するxが削除されていれば、 rは以前の値に戻る:

    > x := x;
    > r;
            (sqrt(x^2+y^2))

グラフの名前の割当も可能である。つまり:

    > p := plot3d(x^2+y^2, x=-1..1, y=-1..1);

これは評価とグラフの表示を行う。セミコロンの代りにコロンで文を終えると、 グラフ表示が抑制される。

名付けられたグラフを表示するには、その名前を次の様に入力しよう:

    > p;

命令

    > dump;
は表象表の内容を表示する。

命令

    > restart;
で、表象表を一掃する。即ち、以前に定義した表象を未定義にし、その結果、 Dynagraphは新規に開始した状態になる。
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