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2006年08月06日
「執行猶予」て?
↑実家にもらったスイカ。かなり大きかった&甘くておいしかったデス♪
やっと夏日です。
やっと雨ばかりの週が終わって、
夜空の月が、はんぶんよりちょっと太めなのが
くっきり見えますね。
先日 石田衣良の小説「波のうえの魔術師」を読みました。
話はまぁ、バブル期にあこぎな商品を老人たちにすすめて大損害を与えた銀行に復讐するために、
ちょっと孤独で奇妙でやり手の老投資家にみこまれた、無職の「おれ」が
老人の秘書となり、株式投資にはまっていくという話です。
最後には「風説の流布」でつかまっちゃうんですが、そのときの老人のセリフ。
「君は初犯だから、執行猶予がつくと思ったんだがな。読みがはずれた」
みたいなことをいうのですが、
あれ?執行猶予ってつくとうれしいものなんだっけか
と思い、調べてみました。
そしてとある、法律のHPにこんな誤りを指摘する文章が。。。↓↓↓
「執行が猶予されて3年先になるっていうことじゃないの?
それで、その後、懲役2年ということで、刑務所に入るんでしょ?」
などと思っている方はおられませんか。
はぁ、まさにそう思っておりました。
でもここに書いてあるってことは、
そう思っている人も多いってことですよね・・・(なんて)
実際は、
「刑の執行を一定期間猶予し、問題なくその期間を経過すれば刑を科さないこととする制度。」
だ、そうです^^; 問題なく、猶予期間を過ごせば実刑は受けなくても良いと。
あれ、常識??
ためしにあいかたに聞いてみたら、当然!のごとく↑のような答えが返ってきました。
あら、常識だったのね。
この小説
「中田英寿がセリエAデビュー戦で
2得点を挙げた、というニュースがながれた。」
とか、あたりの年代の設定で、
文章は期待していたほど魅力的ではなかったのですが、
株式投資というのは、相当な神経をすり減らすものであることと、
信用売り、買い、執行猶予につぃて、学べたのが収穫でした(?)。
投稿者 hisui : 2006年08月06日 00:51
コメント
はっはっはっ torukoishiもすらなかったっす。
投稿者 torukoishi : 2006年08月08日 09:17
あらら・・・今日も「常識」だょ、って言われてしまいましたです。。^^;
それにしても、銀行の営業状況も描かれていましたが、銀行もなかなか大変そうですね。
「沈まぬ太陽」を読んで、JALが
嫌いになり、この本をよんで、某銀行が嫌いになったhisuiです。安直なのは解っていても・・・。
投稿者 hisui : 2006年08月08日 17:12