アオスジアゲハ
ウスバシロチョウ
オナガアゲハ
カラスアゲハ
キアゲハ

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アゲハチョウ科

タテハチョウ科

テングチョウ科

アゲハチョウ科 2

セセリチョウ科

小宇利島 9.26.2019

アオスジアゲハ Graphium sarpedon
 
(英名:Common Bluebottle) 

白馬 幼虫 8.13,2017

池の平 7.19.2020

シジミチョウ科

シロチョウ科

アゲハチョウ科 1b

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マダラチョウ科

ジャノメチョウ科

沖縄県石垣島 Nov 21 2006

宮崎 7.27.2012

埼玉県武蔵横手 May 7 2004

 カラスアゲハは蛹越冬態で、武蔵野では4月中旬から5月にかけて春型が観察される。コクサギやキハダを指標に渓流沿いや林縁の木漏れ日の射す湿った小道を散策すると、運が良ければ翅を開いて吸水している綺麗な雄にあえる。

 新座にはコクサギの群生地がある。群生地一帯は首都圏では極めて希少となったキツネノカミソリの一大群生地でもあり、お盆の頃にはオレンジ色の絨緞が斜面を覆う。キツネノカミソリもまた成虫が好む訪花植物だ。コクサギとキツネノカミソリの共生する環境がカラスアゲハの生息を助けている・・・・・・のだが。多くの昆虫は限られた生態系に適応して生息しているため、時として些細な生息環境の変化にも大きく影響される。一方、顕花植物の多くは昆虫の吸蜜行動により受粉する。新座では、コクサギはカラスアゲハにとって重要な食樹であり(カラタチやサンショウも食樹だが、すでにクロアゲハやナミアゲハの卵や幼虫が観察される樹には産卵しない)、カラスアゲハは好んでキツネノカミソリで吸蜜する。そしてカラスアゲハによってキツネノカミソリの受粉が助けられているのである。

 アゲハチョウの仲間はミカン科を食樹とする種が多い。小学生の頃、ナミアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハの幼虫をカラタチやサンショウで育てた記憶があるのでミカン科ならどんな種でもよいかと思っていたが、間違いだった。渓流沿いや斜面林の下段など湿性土壌に生えるコクサギはカラスアゲハが好む食樹だが、クロアゲハやナミアゲハは忌避して寄り付かない。
 

カラスアゲハ Papilio bianor
 (英名:Bianor Peacock)

埼玉県秋ヶ瀬公園 6.21.2003

埼玉県秋ヶ瀬 Jun 17 2010

日南 9.22.2011

埼玉県森林公園 8.14.2002

長野県池の平  Aug 12 2009

埼玉県秋ヶ瀬公園 8.12.2006

埼玉県森林公園 5.11.1996

キアゲハ Papilio machaon
 (英名:Common Yellow Swallowtail)

日南 9.22.2011

沖縄県竹富島 4 19 2007

高幡不動 5.3.2019

沖縄県本部町 5.19.2005

埼玉県秋ヶ瀬公園 8.17.1997

オナガアゲハ Papilio macilentus
 (英名:Long Tail Spangle) 

石砂山 5.1.2018

埼玉県武蔵横手 5.3.1996

昇仙峡 6.2.2017

ウスバシロチョウ Parnassius glacialis
 (英名:Glocial Parnaassius)