ジベル薔薇色粃糠疹との闘い その2
2019.07.01
赤い丸型の発疹(環状赤斑)を「ゼニたむし」と思い、ラシミール軟膏を塗る日が続きました。
よくなる気配がなく、それどころか肩や上腹部にも同じような発疹ができ、さらに背中にも広がっていきました。
仕事の空きが出る週末まで待って、少し離れた皮膚科に行きました。
30分ほど待って診察。
「薬出しときますね、感染症じゃないから大丈夫ですよ」
「飲食は?」
「なんでも食べていいですよ。」
と30秒ほどで終了。
アレルギーを抑える薬と弱ステロイド薬をもらいました。
この医者は病名は言わなかったのですが、抗菌薬ではなくステロイドということは、「ゼニたむし」ではないということになります。

不安な気持ちでステロイド薬を塗りましたが目に見える効果はなし。逆に脇腹に斑点が増えていきます。
1週間後、同じ病院に行き診察。

「薬続けましょうね。」
「なんという病気なんですか?」
「う~ん、アレルギーかなぁ」

「かなぁ?」とは頼りない言葉。
一応前回と同じ薬を受け取って塗っていきますが、変化なし。
病院を変えてみようと思い、翌週別の皮膚科へ。
今度は、メスみたいなので表皮をけずって顕微鏡で見てくれました。

「カビじゃないな、感染症でもないから」
「薬出しときます」

同じですか。

今度は非ステロイドの軟膏をもらってきました。
塗るとピンクが色鮮やかな紅色になっていきます。
即中止。

普通はここからドクターショッピングと言っていろいろな病院を回ることになるそうですが、今はググル時代。
画像検索と記事の読み込みで、ついに今の状態は「ジベル薔薇色粃糠疹」と確信しました。

原因は不明で治療法も確立されていないこと、1~2ヶ月で自然治癒すること、顔や手足の先には出ないことから紫外線にあてることが効果的かもしれないことなどがわかりました。

治療法がなく自然治癒するとのことだったので、そのまま放置しておくことにしましたが、発祥から1か月を経過したころには、よくなるどころか悪化の一途をたどっていました。ジベルの定義通り、背中にはクリスマスツリー状に発疹が広がっています。小さなブツブツがお腹のまわりにでき、肩には一円玉くらいのものが最初でき、となりのものとくっついて巨大化していくという状態。

さらに40日目あたりになると、それまで感じなかった猛烈なかゆみが発生し、赤い500円玉の発疹は盛り上がり、中心から円状に乾燥してはがれた皮膚が浮いています。
さすがに落ち込みました。


ジベル薔薇色





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