国取り型カードゲーム

舞台は、大航海時代から産業革命
列強の君主となって世界各地に植民地を築け!!
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ゲームの概要
サイコロもボードやコマも一
切使いません
トランプのようにカードだけを使って遊びます
ルールは簡単
1.まず、英国やドイツといった特徴ある宗主国(※1)を選びます
※1: 宗主国の種類は10枚、他に日本やオスマン・トルコ、フランスやロシアなどあります。
宗 主国には、勝利ポイントになる国力、初期カード枚数、手持ちカードの上限枚数である総生産
な どのデータがあり、特徴つけています
カー ドを3つ(※ 2)の 山にして、
※2:
4人で遊ぶ際は山を5つ作って、最初の3つだけ使用します
5人なら山4つ、6人なら山3つ作ります
山 からカードを引いて(※ 3)、外 交カード(※ 4)な どを使う(※ 5)
※3: 初期に配られる枚数もあります
※4:
引いたカードが兵力カードなら戦争の為に貯め、
植民地カードなら場に置くことで、勝利ポイントになります
※5: 外交カードも使わずに貯めることも出来ます
ま たは1枚捨て相手の植民地に兵力カードで戦 争を仕掛ける(※ 6)
※6: 勝てば植民地を奪え、勝利ポイントが増えます
こ
うして、兵
力カード(戦争)や、外
交カードを
駆使して、
植民地カード(※
7)を、
多く集めた人が勝ちです(※
8)
※7: 植民地カードには国力があり、この国力の合計で競います。宗主国の国力も加算できます。
※8: 集計は各山が無くなって1週したら集計します。3回の集計(3回目は倍)の合計を競います。
こ んなに簡単なルールなのに奥が深いのも特徴です
例えば、このゲームの特徴として、カードの裏面で「兵力カー ド」か「外交カード」かなど、カードの種類が判ります。
例えば、以下のように相手国が軍備を増強しているのが人目で判 るのです。
あなたとしては、相手が何ポイントの兵力を持っているのは判り ませんが、強力なのは判ります。そこで、外交カード「同盟」などを使って、相手国に攻撃されずに、また相手国の兵力の傘に入るなんて戦略も取れます。
逆に、「市民革命」カードを使って、相手の手持ちカードを半分にするのも良いでしょう! これはまさに、相手国国内の反政府勢力を焚きつけて、革命を誘発 させるようなものです。
こんな感じで、当時の国際関係を想像しながら、戦略を練っていくカードゲームなのです。
こだわり
こ の植民地戦争、簡単なゲームだけど
こ だわって います!!
まずは、宗主国の特徴づけです。
例えば、ス
ペインと英
国を
見てください

3 つの山それぞれの手持ちカードの最大枚数を表す総生産が、スペインは下 がって、 英国は上 がってい ます
最 初の山で は、ス ペインは最大7枚の カードを所持できますが、英 国は5枚ま でしか所持できません。これが最後の山では逆 転し ます。
つまり、最初はスペインが日の沈まぬ国とか言ってブイブイ言えるのですが、じきに英国がその座を奪っていった歴史を現しています。
ス ペインは「先行逃げ切り」、英国は「刺し」と言ったところでしょう!
勿論、総生産を上げる外交カード「産業革命」や、総生産を上げる植民地なども用意されており、いつまでも日が沈まぬ国なんてのを実現できます!!
つ ぎにロ シアの 国力を見てください。

このゲームでは、3つの山それぞれが無くなって、手番が1週した時点で取得している植 民地の国力の合計を 競いますが、その際宗主国の国力を足せます。
ロシアは広大な領土を持つことから、国力が3もあるので、3回の集計にそれぞれ3点も加算でき、3回目は倍で計算するので、じつに 3 +3+6=12 点も加算できるのです!!
一方、ポルトガルは国力1なので、たった 1 +1+2=4 点 しか加算できません。(ToT)
じゃあ、圧 倒的に ロシアが強いかと 言うとそう言う事ではないのが、こ のゲームが絶妙なところ、 今まで私が見てきたこのゲームの宗主国別勝率です。

なんと、弱 いポルトガルが 意外にも、勝 率トップな のです!!
これはこのゲームが大人数で遊ぶゲームなので、強 い国はマー クさ れ他の人に妨害されやすく、弱い国はマークされないのが、原因と思われます。
こ れがこのゲームの奥深さです
追加宗主国 北方戦争
基 本セットでは、10ヶ国の宗主国で遊ぶことが出来ますが、
追
加の宗主国セットとして、北方の二大国 デンマークと、スウェーデンを用意しました
特
にデンマークは、ノルウェーを植民地として持った状態でゲーム開始すると言う
得意なルールを持っています
是 非、新たに追加されたこの2か国でもお楽しみください