登山飲酒の是非
縦走したときに星空をみながら仲間と飲む酒、思い出しただけでよだれがでてくる。羅臼−硫黄縦走のところでも「好みの酒は必携」と書いた。でも山で酒を飲むことについてはいろんな意見があると思う。以下場合分けして考えてみた。
1.自分たちのグループだけでテント泊する場合:この場合には全く問題ないと思う。多少はめをはずしても多分許されるから。
2.山小屋に他団体と泊まったりした場合:飲み過ぎると他の登山客に迷惑をかける場合がある。翌朝早い人が多い中で、遅くまで飲んでさわぐようなことはないようにしたい。このあたりは個人の良識の問題。
3.日帰り登山の山頂で飲むケース:それぞれの体力や登山経験、酒の強さでも違うが、多少は判断力がにぶる。足場の悪いコースでは滑落の危険も高まるので、各自の判断で酒量を制限するしかないと思う。
4.酒を飲んだあとすぐ下山して運転すること。:これはやってはいけないと思う。ウィスキーの水割り一杯でも人間のスピード感はかわってしまう。登山で疲れたうえに、アルコールの入った状態で運転することは、非常に危険なので厳に慎みたい。山から元気をもらっての帰り道に交通事故をおこしたのでは、山に申し訳ないから。
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