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まずは1尾釣ってみよう (バス釣り初心者向けアドバイス)

釣りをするのが全く初めてという方が、理屈抜きに手っ取り早くバスを釣る為の方法を解説します。
おそらく大物は釣れませんが実際にブラックバスを釣り上げれば更に知識を吸収して思い通りに釣れる様になりたいと思うようになるでしょう。
知識を詰め込むのはそれからでも遅くないと思います。
経験者から見た場合、多少強引な解説になってしまいますが、いきなり知識のみを詰め込むのは辛いのでこの方法をお勧めします。
『いやいや私は最初からちゃんと学習した上で釣りをしたいんだ』という方はこの章は読み飛ばして下さい。


1.ブラックバスってどんな魚?

ブラックバスはフィッシュイーター(魚を食べる魚)です。
その為、餌ではなく生きた魚や甲殻類の動きが演出出来るルアーで狙うのが一般的です。(もちろん生きた魚や甲殻類でも狙えますが)
このサイトでもルアーでのバスの釣り方を紹介していきたいと思います。
またブラックバスという呼び方は総称で、日本には『ラージマウスバス』『フロリダバス』『スモールマウスバス』『スポッテッドバス』の4種類が生息しています。
それぞれの習性の違いから釣り方も若干異なってきます。
このサイトでは日本で最も多く生息しているラージマウスバスについての解説を行っていきます。


2.どこに行けば釣れるの?

ブラックバスは日本中の湖や河川、ダム湖、野池など色々な場所に生息しています。
とにかく確実に釣るには?と聞かれたら迷わず『琵琶湖』と答えますが、住まわれている地域も違いますし一概にはアドバイスし辛いというのが本音です・・。
最も手軽なのは近所の野池でしょう。
しかし手軽さゆえにプレッシャーも高いので野池で釣るのはなかなか難しいというのが実際のところです。
野池で良い釣果を出している人は、独自に釣り場を探し出して人のあまり来ない場所を知っていたりします。
なので最初はなるべくバス釣りをやっている知り合いに釣れる釣り場に連れて行ってもらうのがお勧めです。
それが無理な場合はなるべく情報の多いメジャーな釣り場で釣れているという情報を頼りに行くのが手堅いです。
いくらベテランでも何の情報も無く釣りにいった場合、釣れる確立はかなり低いです。
よく釣る人ほど情報収集をしっかりやっていますし、過去のデータの積み重ねで確立の高そうな所を選んで釣行しています。


3.どんな釣り方があるの?

バス釣りのルアーには大きく分けてハードルアーソフトルアーがあります。
それぞれ特徴があり使い分けるポイントが存在しますが、まだ1尾も釣ったことがないという方にはソフトルアーをお勧めします。
ソフトルアーを使う際にはリグと呼ばれる様々な仕掛けの作り方があり、これまた色々と特徴がありますが、まずはノーシンカーリグをお勧めします。


4.どうやって釣るの?

見えている障害物に向かって投げ、障害物のすぐ近くに着水させるようにしてください。
障害物とは例えば葦や岩など何かしらの物体を指しています。
後はラインを張らず緩めずの状態を保ってください。最初はなかなか難しいですが、沢山投げているうちに慣れてくるはずです。
同じ障害物に何度も投げるのではなく移動しながら次々と違う障害物を狙うようにした方が釣れる確立は高いです。
あたりはコンコンと手元に伝わってきたり、なんとなく竿先が重くなったなと感じる場合など様々です。
おかしいなと思ったらアワセを入れてみてください。


5.道具は何を買えばいいの?

ロッドはスピニングロッドの6~6.5フィート、ライトアクション。リールは2000番台のスピニングリールにラインはフロロカーボン4ポンド。ルアーはゲーリーヤマモト・カットテール4インチとそれにマッチするフックがあればOKです。ルアーのカラーはグリーンパンプキンが良いと思います。
以下にピックアップしたタックルであれば安くて性能的にも問題ないと思います。
また最初は持ち運びに便利な2ピースのロッドをお勧めします。
(携帯性よりもロッドのポテンシャルを追求したい場合は1ピースを選択して下さい)
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お金に余裕があるというセレブな方はロッドやリールに以下のような高級機種を買ってしまうというのも、上達してから性能的に物足りなくなりにくいので長い目で見るとお徳だと思います。
ただしワンピースロッドなので分解出来ず持ち運びが不便なのでご注意ください。
(本格的にロッドを揃えるとなると結局は1ピースのものが殆どなので慣れの問題ですが・・)
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6.釣れる時期は?

小型のバスが釣れる5月から10月が釣りやすいです。
それ以外の場合、はっきり言って初めての方にはかなり難しいと思います。
経験者に現場でアドバイスを貰いながら釣りをして、何とか釣れるかどうかといった感じになると思います。
その代わり釣れればデカイことが多いです。


7.ラインとフックの結び方

色々ありますが管理人のお勧めはユニノットです。
理由は強度的にはそれほど強くないものの簡単かつ安定して結べるからです。
クリンチノットなどの方が強度的に強いのですが、慣れないと結びが解けてしまったりトラブルが起きやすいです。
なのでまずはユニノットで。慣れたら色々な結びにチャレンジしてみるのが良いと思います。
ちなみに管理人はユニノットのみ使っています。




8.ルアーの投げ方

まずはオーバーヘッドキャストでしっかり飛距離が出るようになることを目指してください。
しっかりとロッドディップにルアーの重みを乗せて低い弾道で飛ばせるようになるには1度の釣行では無理です。
あせらずにじっくりと練習してください。


9.さあ釣りに行ってみよう!でもその前に・・・

最低限覚えておかないといけないことがあります。
もしバスが釣れても生きたまま持ち帰ったりしては駄目です。
外来生物法という法律がありブラックバスを生きたまま持ち出すと法律違反となり、罰則があります。
また釣り場では駐車場が無いことが多々あります。
釣り場を前にして気持ちが高まり、無意識に他人の敷地内に駐車したりしないよう注意して下さい。


10.まずは1尾釣る

さてどうでしょう?上記の釣り方で1尾釣れましたか?
凄く簡単な説明でしたが最初の1尾を釣るには十分な情報です。もっと色々と細かく説明することは出来るのですが、釣ったことが無いのに知識だけあっても迷うだけだと思い、あえてシンプルに説明しました。
釣れないという方。最初はなかなか釣れないものです。諦めずに挑戦を続けて下さい。今はベテランの人でも最初は10連続ボウズとか普通だったはずです。(私だけ?)
本当にちょっとしたコツが掴めていないだけなのです。そのコツが判るまで場数を踏むことは避けられません。
釣れた!という方。おめでとうございます。
今の気分はどうですか?実はもう次の釣りの日程を考えているのではないでしょうか。(笑)
これであなたも立派なバス釣り師です。
ではゆっくりと次章以降をお楽しみください。