秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩周辺  2004/11/6公開)

 奥多摩方面は、かつてはよく出かけていた。そう、かつてはである。自宅から奥多摩湖までの走行距離を知って以来、負担感が伴うようになったのであまり行かなくなった。また、復路における八王子市あたりの渋滞にうんざりしていたのも行かなくなった原因のひとつと言えそうだ。

 さて、ここは私にとっては日帰りのドライブコースなのだが、人によっては自転車で泊りがけで巡るなど、旅行地としても十分に魅力があるのである。そのようなわけで、せっかくだから私も写真を公開することにした。

 秩父多摩甲斐国立公園はその名のとおり広大であるが、ここでは私のなじみのドライブコースである奥多摩方面について公開する。昇仙峡にも行ったが、そちらは甲斐路旅行記で取り扱っている。 

 奥多摩湖周辺には2つの鉄道遺跡がある。それらもこのコーナーで番外編として取り上げる事にした。

 

 

 

奥多摩周遊道路…この道は夜間通行止めとなる。今は通行料金を徴収されない。ものすごい峠道であり、かつて、一方向に走っている間に事故現場に2回も遭遇した事があった。(20037月撮影)

 

国道411号線崖崩れ…崖崩れ現場に遭遇した。山道ゆえに、自然災害との闘いは途切れる事が無い。(20037月撮影)

 本当のことを言うとトンネルの方が怖い。奥多摩駅から奥多摩湖の間には多くのトンネルが有るわけだが、そのほとんどは天井から水が滴り落ちてくる。ひどい場合には天井から水が吹き出ている。崩落しやしないかと怖くて仕方が無い。奥多摩方面に足が遠のいたのは、これも大きな原因である。

 

ここに限った事では無いが、山奥のバス路線の終点にも萌えたりする。(20037月撮影)

 

日原街道でトロッコが見える地点(20026月撮影)

日原街道の奥の林道や鍾乳洞にも足を伸ばしてみた。

 

 

(番外編1)東京都水道局小河内線遺跡

 観光鉄道に転用するのを前提に敷設されたダム建設用鉄道だが、もう何十年も置き去りである。せっかく秩父多摩甲斐国立公園をめがけて橋梁や電化規格のトンネルが残っているだけに残念である。

 鉄道遺跡は、このように国道411号線からも観る事ができる。(20037月撮影)

 

中山トンネル(20002月撮影)

 

第一水根橋梁(20002月撮影)

 

 

 

(番外編2)奥多摩湖ロープウエイ遺跡

 奥多摩湖ロープウェイは1960年代に登場して、わずか数年で廃止になった。大型バスが通れる橋の開通などにより、対岸に渡る交通機関としての役目を終えたわけである。

 川野駅跡は行きやすいために雑誌等で取り上げられる事が多い。一方、三頭山口駅跡へは道無き山肌を登山しなければ辿り着く事ができない。

 撮影に苦労が伴った写真は公開しない方針であったが、今回は特別に公開することにした。

 

三頭山口駅舎(20002月撮影)

 

三頭山口駅構内(20002月撮影)

 

三頭山口駅構内に残る「みとう号」の廃車体(20002月撮影)

 

 

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