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「立憲政体改革の急務」島田邦二郎史料集成

立憲政体改革の急務

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A5版 330ページ 定価2,000円+送料370円(2冊以上まとめると送料は割安になります)
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第76号(24年3月) 「最新号」

足尾の光と影を語り継ぐー今何を継承するのかー「田中正造没後110年・足尾銅山閉山50年記念大阪集会」講演(高橋若菜)/浦上四番崩れ、和歌山藩流配についての一考察(グループ「紀州キリシタン学習会」)/川崎重工業泉州工場への空爆と密かに始まった数学の事業ー田口精一さんの証言を通じてー(中村勲)/ 軍事・戦争遺跡と地域史ー「戦争遺跡」と『龍間戦争記』の最検討からー(小林義孝)/「国防婦人会」発祥の大阪港区地域から検証する(松浦由美子)/戦後大阪女性史研究年表(石月静恵)/表紙絵と文 のしてんてん「命あるもの」 鉛筆による現代武術作家(北藪和 waa)/ グラビア (裏表紙)「泉大津高校考古資料室・池上曽根遺跡見学会」(平島将史 案内・文)

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大阪民衆史研究会事務局機関誌係

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第36号以前の「機関誌」取り扱いについて

「大阪民衆史研究」が今日の形になったのは第37号以降です。それ以前は創刊号から第31号をまとめた「大阪民衆史研究会編纂ニュース」と32号から36号が小冊子 として存在します。

大阪民衆史研究編纂ニュースの写真

会誕生のころのこと

 会が誕生したのは1990年6月17日である。奈良の久保邸に参集したのは、中瀬寿一、向江強、井形正寿、島田耕、山本正之、竹田政則、安藤重雄、萩原敏彦、久保在久の九氏であった。
 いまは、中瀬・安藤の両教授が亡くなられたが、後進よくあとを次いで今日の隆盛をみている。当面大阪の歴史を書こうと言うことであったが、やはりそれぞれ好き勝手な事を書いて来た。
この時、代表に中瀬・安藤・向江を選出し、事務局と編纂ニュースの担当に久保を選んだ。『編纂ニュース』(創刊号1990.7〜第31号1993.1)は、 この時発行されたものをまとめたものである。しかし大阪の民衆史研究会の発足の機運になったのは、当時の漫画ブームにあやかって、大阪の歴史を漫画化 して出したら、という企画があって、大阪歴科協の若手の委員さんらに呼びかけて集まってもらった。
 中瀬さんが機関紙協会と相談して会場を提供して貰い 、将来は協会から出版するという企画であった。一時は大いに盛り上がり分担まで確定していたのだが、肝心の漫画家が見つからず、 ついに出版を断念せざるを得なかった。
しかし、せっかくここまで来たのに解散するのも残念というので、民衆史の研究会をやろうということになった。 われわれの胸中には、既存のアカデミズムに対抗して、大学の教員だけではなく高校の教師や労働者で運営する民衆の学会を創ろうという野心があった。
今日から思えば2.11集会でも、歴史四団体の一つとして運動に参加しているし、隔世の感なしとしない。

向江 強

「編纂ニュース」(A4版、186頁)は千円で販売します。第32号〜第36号は在庫僅少ですので販売は行っておりません。ご了承ください。

第75号(23年1月)

全国水平社に関する五つの断章(尾川昌法)/神戸における大逆事件と現代(上山慧)/続・スペイン風邪流行と大阪「杉村久子日記から」(石原佳子)/ シンポジウム「淡路島の『自由民権』と明治憲法批判(編集部)/アメリカは如何にして無差別爆撃を計画、実行したか(林耕二)/自由民権「大阪事件」四人の犠牲者と慰霊碑をめぐって(竹田芳則)/表紙絵と文 のしてんてん「内なる光」(北藪和 waa)/ グラビア (裏表紙)フィーリドワーク「武庫川渓谷配線跡を歩く」(編集部 写真と文)

第74号(22年2月)

京都府丹後地域における地域社会運動の水脈ー1950年代/竹野郡弥栄村の青年達ー(富山仁貴)/水平社結成百年(久保在久)/ 吹田のご当地遊び「火水木」をめぐる人と町のあゆみー親たちの運動と自治体の施策に着目して(福田耕)/米陸軍「墓地登録部隊」による米搭乗員捕虜処刑者の埋葬地発掘報告ーGHQ法務局捜査課による「大阪憲兵隊事件」起訴証拠資料から(林耕二)/表紙絵と文 「ろうそくの炎」(北藪和 waa)/ グラビア (裏表紙)渡辺武さん案内による大阪城フィーリドワークと大阪夏の陣図屏風(編集部 写真と文)

第73号(20年12月)

スペイン風邪流行と大阪 新聞と統計を中心に(石原佳子)/『日露戦争實記』に見る戦況報道と銃後社会の受け止めの事例(横山篤夫)/ 志摩市安乗の祭礼―故郷の伝統行事について―(尾崎翔)/永井孝弘氏 特別幹部候補生の修養録(下)―アジア太平洋戦争末期の下士官候補生訓練日記(高谷均)/ 「火垂るの墓」記念碑 ついに建立―記念碑建立までの道程とその意義―(二宮一郎)/表紙絵 のしてんてん「アンネの窓」(北藪和 絵)/ グラビア (裏表紙)フィールド「火垂るの墓」記念碑とアンネのバラの教会(二宮一郎 案内と文)

第72号(19年11月)

永井孝弘氏 特別幹部候補生の修養録(上) ―アジア太平洋戦争末期の下士官候補生の訓練日誌より―(高谷均)/濱口梧陵生誕200年記念寄稿―米国に残された濱口梧陵の足跡を探して―(白岩昌和)/ 高鍋藩の廃藩にいたる部落史―秋月氏「藩尾録四」までの藩日記をを中心に―(後藤正人)/真田山旧陸軍墓地が語る「プロパガンダ(中下秀夫)/ 「五日市憲法」の先駆性―発見から五〇年、今まなぶこと―(新井勝絋さん講演要旨)/大阪のカルチェ・ラタン 上町台地を駆け抜けた「外語社研」の群像(松浦由美子)/表紙絵 のしてんてん「蓮の花」(北藪和)/ グラビア 堺まち歩きフィールドワーク(北荘を中心に)(竹田芳則)

第71号(18年7月)

神戸における大逆事件関係者について(上山慧)/人間魚雷「回転」製造の現場から(二宮一郎)/ 高鍋藩に現れた神仏判然法の様相―朝藩期の「藩尾録」を中心に―(後藤正人)/中世の物語と陰陽師(細田慈人)/ 日清戦争の留守家族扶助―真田山旧陸軍墓地に見る―(中下秀夫)/石山合戦異聞―紀州雑賀衆の戦いと古座にいた雑賀衆末裔―(林耕二)/3・15事件治安維持法犠牲者・久木興治郎―大阪における足跡を追う―(松浦由美子)/ 表紙きりえ 橘寺(田宮勝美)きりえと文/グラビア (裏表紙)飛鳥フィーリドワーク(林耕二) 写真と文

第70号(16年9月)

英弟37機動部隊による泉州一帯の空襲―新出資料による―(横山篤夫)/忘れられないこと(1931年〜1951年(森喜紀太雄)/ 朝日新聞記者・松崎天民の新聞への提言と非戦論―監修・解説『松崎天民選集全10巻』を通じて―(後藤正人)/大都会に息づく伝統神事―大阪市福島区海老江八坂神社の宮座―(二宮一郎)/ 日清戦争における軍夫の記録―大阪真田山陸軍墓地から―(中下秀夫)/集戦後大阪における在日朝鮮人生徒の教育と公立朝鮮中学校の成立(下)(赤塚康雄)/表紙きりえ ポンペイ(田宮勝美)きりえと文/グラビア (裏表紙)大阪関帝廟の由緒と年中行事(二宮一郎) 写真と文

第69号(15年5月)

戦後大阪における在日朝鮮人生徒の教育と公立朝鮮中学校の成立(上)(赤塚康雄)/大阪生野舎利尊勝寺と在日韓国朝鮮人納骨簿(二宮一郎)/アウシュビッツを訪ねた日―大量虐殺の原型と「ファシズムの心理構造」―(林耕二)/大阪府北河内における「避病院」関係資料について―明治・大正期の岡嶋家文書より―(松浦由美子)/八十五年の追憶(下)―満州からの脱出行―(村上忠士)/ 報告 「国会期成同盟発祥の地」建碑30周年のつどい 於 太融寺/表紙きりえ 山間の集落(ベトナム・モン族の村)(田宮勝美)きりえと文/グラビア (裏表紙)高知の自由民権運動と社会運動を訪ねて(福田耕) 写真と文

第68号(13年12月)

神戸女学院生の治安維持法犠牲者と仲間達 第1部(続)(田中隆夫)/第二次世界来戦後大阪における戦争孤児の生活と教育(下)(赤塚康雄)/山本憲の大隅重信に当てた書簡(呂順長)/箱作黄金松に秘められたメッセージ(白岩昌和)/韓国古代遺跡駆け足旅行記(石部正志)/遼寧小旅行(下)(高谷均)/ 八十五年の追憶(上)(村上忠士)/表紙きりえ 川田屋(徳島脇町)(田宮勝美)きりえと文/グラビア 三ツ山大祭(姫路市)(林耕二)

第67号(12年12月)

第二次世界来戦後大阪における戦争孤児の生活と教育(上)―大阪市立郊外学園を中心に―(赤塚康雄)/ある元兵士の回顧―満州野戦航空隊からチルチック収容所にて―(山口誠一)/歴史的転換の針路をもとめて―1935〜40年、関西地方における日本共産党再建と人民戦線運動の再検討―(木津力松)/強制連行からの脱出行(林耕二)/遼寧小旅行(2010年8月)(上)―瀋陽・桓仁・本渓・遼陽―(高谷均)/ 書評 井上とし著『鐘紡長浜高等学校の青春』(二宮一郎)/表紙きりえ クウェー川鉄橋(宮本晴美)きりえと文/グラビア(裏表紙)府庁本館に残っている特高警察跡(山崎義郷・林耕二)

第66号(11年12月)

神戸女学院生の治安維持法犠牲者と仲間達 第1部(田中隆夫)/憲法制定期における徳島地方紙の憲法論―「社説・論説」の憲法意識に係って―(後藤正人)/多奈川・正教寺の朝鮮人遺骨の調査から(林耕二・平島将史)/安政の大地震を考える(菅富士夫)/戸田訪問記―安政地震とディアナ号(滝川恵三)/手塚治虫の戦争と空襲(下)(菅富士夫)/表紙きりえ 茅葺のある風景(田宮勝美)きりえと文/グラビア(裏表紙)猪飼野・百済の面影(二宮一郎・林耕二)

第65号(11年3月)

★特集 戦争の「遺跡」と「記録」★八尾に残る戦争遺跡(大西進)/手塚治虫の戦争と空襲(上)(菅富士夫)/日露戦争時の濱寺収容所天下茶屋分所と非ロシア系兵士(林耕二)/市内東淀川区に残る高射砲台陣地跡(滝川恵三)/ 華北平原横断バスの旅(下)(高谷均)/和泉の山と杣人(小林利郷)/表紙きりえ (サマルカンド)(宮本保夫)/グラビア(裏表紙)大阪関帝廟・観音会で精進料理に舌つづみ(二宮一郎)

第64号(10年3月)

博物館史から見る橋下府政の博物館論(犬塚康博)/市民にとって博物館とは―弥生文化博物館廃止問題から一年半(小林義孝)/徳島県立憲法記念館をめぐる憲法意識―一九四七〜一九五〇年を中心に(後藤正人)/一九四五年 淡路由良要塞の少年たち(島田耕)/ ベトナム南部の旅―ドンモイ下のホーチミン周辺を訪ねて(二宮一郎)/華北平原横断バスの旅(上)―三国志の舞台と内陸部の今―(静樊〜南陽〜許昌〜南丘〜徐州〜台児荘〜淮安)(高谷均)/「幸福」満ちるヒマラヤの小国―ブータン(中野実)/ 阪南市内に点在した避病舎(下)―貝塚市内の療養施設と大阪府南部の医療体制―(中川義明)/表紙きりえ 始動(ホーチミン市)(田宮勝美)/グラビア(裏表紙)自然居士屋敷跡 阪南市自然田(林耕二)

第63号(09年4月)

ベトナム華僑個人史―ベトナム戦争・新経済区・ボートピープル―(二宮一郎)/高校生が描いた「信太妻」と伝説のルーツについて(林耕二)/なぜ戦後各地に軍人墓地が作られたか―泉佐野の事例から考える―(横山篤夫)/阪南市内に点在した避病舎(中)―阪南市立病院の沿革から見えてくるもの―(中川義明)/北鮮火田民と敗戦難民の記録(下)(滝川恵三)/ 表紙切絵 レマン湖畔に建つション城(田宮勝美)/裏写真と文 隠れキリシタンの遺物か?―和泉市前田家の「弥勒菩薩像」―(林耕二)

第62号(08年9月)

府民・行政・博物館―橋下府政の文化政策を考える―(渡辺武)/雑賀孫市で街おこし―「孫市の会」のたたかい―(白石博則)/中国農民運動の先駆者・彭湃について(木津力松)/北鮮火田民と敗戦難民の記録(上)(滝川恵三)/ 二〇〇七年夏「タイ・ラオス自転車ひとり旅」(高群哲夫)/阪南市内に点在した避病舎(上)―所在地の特定とその位置から見えてくる社会―(中川義朗)/表紙切絵 マッターホルン(田宮勝美)/グラビア(裏表紙)旧正月を祝う「大阪春節祭」(二宮一郎)

第61号(07年12月)

自民惨敗後の改憲問題の行方(向江強)/報道されなかったイラク(西谷文和)/中国江南の道教を訪ねる旅(二宮一郎・林耕二)/民科大阪支部の活動 1946〜1956―科学運動史覚書(藤木博顕)/ 祖父が書き残した和歌山空襲(林耕二)/和歌山空襲で見たこと、考えたこと(南清彦)/《報告》阪南市に唯一の防空壕跡―住民の必死な想いが造らせた戦争遺跡―(中川義朗)/ 高校における「平和学」―その理論と実践―(常本一)/表紙切絵 山と時計台(田宮勝美)/グラビア 大阪の地元を歩く―生野区桃谷「明生座」の大衆演劇(二宮一郎)

第60号(07年2月)

「死難人民記念碑」(シンガポール)占領直後に日本車が華僑数万人を虐殺(山下重雄)/(研究ノート)「満州」の忠霊塔と大阪の忠霊塔建設(横山篤夫)/戦没軍馬への民衆のまなざし―軍馬碑にみる慰霊と顕彰―(森田敏彦)/私の戦争体験(石部正志)/国訴と自由の概念(向江強)/地域史像の更新(上)―平野屋新田会所を考える会の活動から―(小林義孝))/日中韓青少年歴史体験・沖縄キャンプ 沖縄からアジアヘ−東アジアの中・高校生の連帯―(原幸夫)/表紙きりえ バクハー(ベトナム秘境)(田宮勝美)/グラビア 妙泉寺のキリシタン灯龍(林耕ニ)/執筆要領/投稿規定

第59号(06年10月)

在阪済州島出身者の生活誌ー大阪市生野の事例からー(二宮一郎)/一〇五事件と日本人(松田皓平)/雑賀衆・岡本氏系図について(林耕二)/摂河泉地方の農民闘争(四)−北摂能勢一揆の問題点ー(向江強)/柳河瀬精「告発!戦後の特高官僚」によせて(酒井一)/一老女の歩いて来た道ー敗戦から日本に帰るまでー(向江チヅ子)/書評、小田康徳・横山篤夫・堀田暁生・西川寿勝編著「陸軍墓地がかたる日本の戦争」(渡辺晴香・佐々木健太郎)/表紙切り絵、アンコールワット(田宮勝美)/グラビア、雨中の辻回し(林耕二)

第58号(05年12月)

移り変わる北京「廬溝橋と胡同を訪ねる(林耕二)/摂河泉地方の農民闘争(三)「大塩の乱と農民」(向江強)/戦前奈良県の労働運動」G右派・中間派政党の消長(久保在久)/泉穴師神社と飯之山神事の謎(林耕二)/表紙切り絵、バンテアイ・スレム寺院(田宮勝美)

第57号(05年6月)=発足15周年記念号

発足15周年を記念して「歴史の事実と真理のために」(向江強)/通年動員の中学生の記憶と体験(小山仁示)/宇治原子炉設置反対運動の考察「原子力研究開発初期における住民運動」(樫本喜一)/戦時下抵抗運動の一例「長尾一郎と京大ケルン事件」(藤本博顕)/戦前奈良県の労働運動」F初期の労働争議(久保在久)/治安維持法制定80年・廃止60年(柳河瀬精)/紹介と書評、歴史教育者協議会編、井本三夫監修「米騒動と民主主義の発展」(向江強)/「大阪民衆史研究」目次と執筆者(三七〜五六号)/表紙切り絵、(田宮勝美)

第56号(04年12月)

民衆史の足跡をたどるN大和川付け替えから三百年(小松清生)/日本史のなかで戦争をどう見るかー「新自由主義史観」に抗してー(井ケ田良治)/大逆事件聞き書き(一)−新宮グループのことー(酒井一)/滋賀県における神社の社格について(堀竜太郎)/摂河泉地方の農民闘争(二)向江強)/戦前奈良県の労働運動」E運動家列伝@(久保在久)/書評、浜林正夫「小林多喜二とその時代」−極める眼ー(山口哲臣)/表紙絵、奈良井宿(田宮勝美)

第55号(04年6月)

民衆史の足跡をたどるM堺旧市内を歩く、北壮を中心に(竹田芳則)/浜寺俘虜収容所と泉大津のロシア兵墓地について(林耕二)/第1回統一地方選挙の奈良県知事革新候補決選投票前に戦犯指定で失格(森紀太雄)/明治維新と二つの「国事犯事件」−国学者矢野玄道と漢学者上甲振洋を中心に=続(澄田恭一)/民衆妖怪史論N(向江強)/戦前奈良県の労働運動」D普選運動の展開(久保在久)/歴史と文学B時代小説雑感(山口哲臣)/季刊「蔕文庫」ネット書店に(松井勇)/大阪民衆史研究会例会実施状況(00年総会以降)/表紙絵、今庄宿(田宮勝美)

第54号(03年12月)

民衆史の足跡をたどるL「鬼伝説と「強制連行」の大江山を歩く(福林徹)/賀川豊彦の農民組合論(木津力松)/荒山徹「作られた日韓友好のシンボル」−新たな沙也加抹消論は何を意味するか(林耕二)/戦前奈良県の労働運動」C大阪市電高野山争議の余波(久保在久)/民衆妖怪史論M(向江強)/明治維新と二つの「国事犯事件」−国学者矢野玄道と漢学者上甲振洋を中心に(澄田恭一)/会員の出版案内/表紙絵「カウライヴィエン=来遠橋(日本橋)(田宮勝美)

第53号(03年6月)

民衆史の足跡をたどるK「聳えるマスト」の坂口喜一郎と呉海軍工廠跡を訪ねて(松浦由美子)/戦時下の百貨店、「国策」との関わり(斉藤寛信)/阪神飛行学校と大正飛行機(清水綾)/真田山陸軍墓地から見えてくる日本の戦争(小松忠)/歴史と文学A吉川栄治と時代小説(山口哲臣)/民衆妖怪史論L(向江強)/表紙絵、ダラット=ベトナム(田宮勝美) (在庫がなくなりました)

第52号(02年12月)

朝鮮戦争期、外務省による、「世論誘導」について(田中はるみ)/若き渡辺広氏の近代史と歴史観ー和歌山大学職組機関誌「青潮」を通じて(後藤正人)/史料紹介、岸和田市山岡家で発見した新島襄書簡(萩原俊彦)/歴史と文学@時代小説と藤沢周平の魅力(山口哲臣)/戦前奈良県の労働運動」B初期の労働運動(久保在久)/家永三郎先生を追悼する(横山篤夫)/民衆妖怪史論K(向江強)/会員の出版案内/表紙絵、まだ名もない港ベトナムフーコック島(田宮勝美)

第51号(02年8月)

民衆史の足跡をたどるJ雑賀衆の遺跡を訪ねて(林耕二)/私の少年時代、軍国、ファッショの嵐の中で(難波哲夫)/「大逆事件と私」蛙聖成石平四郎の孫に生まれて(岡功)/特高警察は継承された(柳河瀬精)/日本主義の契機ー赤松・志賀論争について=補遺(尾川昌法)/戦前奈良県の労働運動」A奈良駅人力車夫の争議(久保在久)/書評「飛鳥遺跡と亀形石」(萩原俊彦)/私の八紘台物語Eヒトラー・ユーゲント(山口哲臣)/民衆妖怪史論J(向江強)/表紙絵「シクロのある町」(田宮勝美)

第50号(01年12月)=中瀬寿一教授追悼号

弔辞(趙成勲)/民衆史家中瀬寿一さんの人と学問、その業績を振りかえって(向江強)/中瀬君とのめぐり逢いそして五十年(笹瀬昭一)/中瀬寿一さんを送る(島田耕)/縁(久保在久)/「夢とロマンの」中瀬教授を悼しむ(山口哲臣)/家庭人としての中瀬寿一(中瀬哲史)/旧真田山陸軍墓地の祭祀担当団体の成立についてー「財団法人大阪靖国霊場維持会」成立試論(横山篤夫)/戦前奈良県の労働運動」@南和木履工友会(久保在久)/表紙絵「カターニアの町」(田宮勝美)

第49号(01年9月)

教授たちの出陣学徒壮行の辞ー関西大学の「学報」にみる(小山仁示)/日本主義の契機ー赤松・志賀論争について(尾川昌法)/扶余神営造宮といわゆる扶余神都建設@(孫禎睦著・松田皓平訳)/女性史史料の発見ー大阪朝日新聞社記者恩田和子の遺稿(石月静恵)/私の八紘台物語D遠足討論会(山口哲臣)/エッセイ特高官僚の追求(柳河瀬精)/書評、横山篤夫著「戦時下の社会」(萩原俊彦)/民衆妖怪史論I(向江強)/表紙絵「ため息橋」(田宮勝美)

第48号(01年1月)

21世紀への課題と展望民衆史とその方法(向江強)/西尾幹二著「国民の歴史」の問題点(南清彦)/旧制岸和田中学校の31通の戦死者公葬弔辞(横山篤夫)/海に墓標を、外洋貨物船鹿島丸の航海と第二次大戦下の民間戦没船の実態(林耕二)/「羽原正一所蔵・農民運動関係資料の整理を終えて(木津力松)/大阪中電運動史年表に取り組んで(端野満)/新刊紹介、萩原俊彦著「近代日本のキリスト教者研究」(久保在久)/私の八紘台物語C石の証言(山口哲臣)/表紙絵「ダビンチ像の見える通り」(田宮勝美)

第47号(00年7月)

創立10周年を迎えて(向江強、井形正寿、島田耕、久保在久)/2・11大阪府民のつどいをめぐって(萩原俊彦) /日立造船のレッドパージ(熊野雄次郎)/元アメリカ捕虜飛行士の著作とB29「戦友会」のホームページ(福林徹)/占領期、米軍による管理売春について(田中はるみ)/民衆妖怪史論H(向江強)/21世紀にむけての国際金融資本集団の新たな動向(中瀬寿一)/表紙絵「窓越しの風景」=ミラノ(田宮勝美)

第46号(00年3月)

民衆史の足跡をたどるI難波宮の瓦を訪ねてー吹田博物館物語と七尾瓦窯跡(文・沖田恵子、写真・松浦由美子)/児玉花外「社会主義詩集」の抑圧に対する「評論の評論」批判(後藤正人)/華山権東鎮と淡路島(島田耕)/日本人の入京と居留(孫禎睦著・松田皓平訳)/「飛鳥池遺跡」と激動の一年を振り返って〔広田仁吉)/書籍紹介「汝の隣人を愛すべし」(久保在久)書評「岸和田の女たち」(萩原俊彦)私の八紘台物語B(山口哲臣)/民衆妖怪史論G(向江強)/表紙絵「さの町場」の質屋さん(田宮勝美)

第45号(99年9月)

民衆史の足跡をたどるH歴史の息づかいを感じる場所・南邸(文・林耕二、写真・松浦由美子)/旧日本による朝鮮植民地「同化」政策(金英)/東部ニューギニア戦と新聞報道(村上大輔)/富田林における楠公教育をめぐって(木村和世)/旧法制下で首長公選制を実現ー1946年奈良県畝傍町民のたたかい(森紀太雄)/書籍紹介、井本三夫編「北前の記憶」(向江強)/私の八紘台物語A(山口哲臣)/民衆妖怪史論F(向江強)/表紙絵「いろは蔵」(田宮勝美)

第44号(99年2月)

民衆史の足跡をたどるG雑賀衆の遺跡をめぐる(文・林耕二、写真・平島将史)/大阪農民運動史の重要な断面、「大阪社会運動史」にみる二つの問題点(木津力松)/大江山ニッケル鉱山への中国人強制連行(福林徹)/映画「カメジロウー沖縄の青春」寸感(島田耕)/秦氏の批判に答える、大塩をどう捉えるべきか(向江強)/日本共産党中央再建準備委員会の一人奥村秀松についてのノート(藤木博顕)/雑賀崎の民俗調査を試みて(松本芳郎)/資料紹介、孝明天皇妃使用の銀製箸(林耕二)/私の八紘台物語@(山口哲臣)/大阪民衆史研究会例会一覧(一〜百三)/表紙絵『「寅さん」の撮影現場・倉吉』(田宮勝美)

第43号(98年7月)

民衆史の足跡をたどるF根来・雑賀連合軍の城塞跡を歩く(文・白石博則、写真・松浦由美子)/一九四五年六月五日の神戸空襲の墜落米軍機(福林徹)/もうひとつの大阪大空襲、和泉市空襲事件(林耕二)/明日香からの伝言@(広田仁吉)/向江強著「民衆のたたかいと思想」を読みながら(秦達之)/韓国居留日本人の職業と売春業・高利貸金融(孫禎睦著・松田皓平訳)/没後六十五周年にちなんで・多喜二と志賀直哉(山口哲臣)/1998・被災地点描(柳原一徳)/民衆妖怪史論E(向江強)/表紙絵「ミラノの路面電車」(田宮勝美)

第42号(97年12月)

民衆史の足跡をたどるE池上曽根遺跡を歩く(林耕二、松浦由美子)/国際新聞の思い出(柴田仁)/向江強著「民衆のたたかいと思想」出版を祝して(中瀬寿一、中谷光夫、井上正寿)/民衆妖怪史論D(向江強)/「夢とロマンの半世紀」悪戦苦闘物語C(中瀬寿一)/表紙絵「最北端の街・宗谷」(田宮勝美)

第41号(97年6月)

民衆史の足跡をたどるD戦跡を訪ねて・地底からのうめき(中島陽二)/戦争と平和の体験ー恐ろしい時代がやってきた(小山仁示)/旧民法編成過程にみる司法官の家族観(村上一博)/信田まちさんに聞く(松浦由美子)/労働組合、戦後五十年を検証(山本正之)/民衆妖怪史論C(向江強)/「夢とロマンの半世紀」悪戦苦闘物語B(中瀬寿一)/大阪民衆史研究会例会一覧(一〜八五)/表紙絵「土佐電」(田宮勝美)

第40号(96年12月)

民衆史の足跡をたどるC大阪の無産者診療所(中島陽二、春名玉治)/戦中・戦後を生きた女性たちー祖母の半生を聞いて(西田佳代)/相撲協会改革運動と関西角力協会(山下和也)/武庫川遊水地帯の敗戦直後A(妻鹿光次)/民衆妖怪史論B(向江強)/「夢とロマンの半世紀」悪戦苦闘物語A(中瀬寿一)/表紙絵「住友倉庫」(田宮勝美)

第39号(96年6月)

民衆史の足跡をたどるB中之島の近代建築の保存(文・松本裕彦、写真・福島明博)/米軍機搭載員処刑「大阪事件」の概要(池田一郎・林耕二・福林徹/自由民権百年の遺したもの(松尾章一)/宝塚革新風土記メモー武庫川遊水地帯の敗戦直後(妻鹿光次)/劇映画「「エイジアン・ブルー浮島丸」と「浮島丸事件」のこと(島田耕)/「夢とロマンの半世紀」悪戦苦闘物語@(中瀬寿一)/表紙絵「大阪・長柄橋」(田宮勝美) (在庫がなくなりました)

第38号(95年11月)

民衆史の足跡をたどるA大阪港の戦争(松浦由美子)/わが町の大阪大空襲の追跡(井形正寿)/地図から覗いた歴史(斎藤p三)/民衆妖怪史論A(向江強)/空襲下の興行ー京都(田中はるみ)/没後50年・慧海のこと、そしてチベットを想う(西山清雄)/書評・ある金属労働者の回想「不屈のあしあと」(久保在久)/被爆50年と平和思想研究(後藤正人)/映画時評「エイジアン・ブルーー浮島丸サコン」をみて(山口哲臣)/新刊紹介「日本民衆史を歩く」「資料で読む日本近代」「日本の反戦と平和の実物資料」(竹田芳則)/表紙絵「大阪市立大学本館」(田宮勝美)

第37号(95年4月)

民衆史の足跡をたどる@自由民権運動と大阪(竹田芳則)/民衆運動史のこころみー民衆妖怪史論@(向江強)/近世中期大坂における争論と内済(渡邊忠司)/幸徳秋水の遺児(西尾治郎平)/書評・本多立太郎著「戦争出前噺」(山口哲臣)/大阪民衆史研究会の歩み(久保在久)/表紙絵「路面電車」(田宮勝美)