TV版サクラ大戦のストーリーを独自の解釈でサマリます

[別のコンテンツ紹介]

謎解短編RPG サクラ小戦
趣味で作った自作RPG。パソコンで無料で遊べます。お暇な方はどうぞ^^;
ウルフエディタというフリーソフトを使ってRPGを自作してます。まだ今後修正予定ですが、とりあえず遊べます

サクラ大戦実況
セガサターンでのプレイから早20年
友人と久し振りのサクラ大戦を実況プレイ!
== 更新履歴 ==
2018.05.04 第一話アップ
2018.05.15 第十五話アップ
2018.05.19 最終話アップ
添削が必要^^;

TV版サクラ大戦サマリ
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■ 第二十一話 もうひとつの戦い ■

帝都中心の外れの長屋集落にある、少し広い家が米田の家(実家?)である
米田はラジオを聴きながら、七輪で肴を焼いて酒を呑んでいた

賢人機関の会議で5年前の映像が映写機に映される、凍結された星組の記録
そこには星組のソレッタ、レニの2名がアイゼンクラフトに乗って演習を行う姿が、しかし機体に問題があり、すぐに煙を上げている
この星組の反省から組織された部隊が花組のようである
賢人機関は米田を責める、増上寺では事前に防衛ラインを敷いたにも関わらず成果を上げれなかったと
帝劇構想そのものを見直す必要があるのでは?賢人機関は花組には真宮寺の娘がいることをつかんでおり、また魔神器を使うべきではないかと迫ってくる
米田は「検討してみましょう」とその場を去る
米田は帰りの車で、あやめに会議の内容を共有する

帝劇では さくら、マリア、カンナ、すみれ、紅蘭が話す、最近米田の様子がおかしいと
「支配人や、あやめさんに甘えているのかも知れない」と さくら

あやめはテラスで昔の写真を見ていた、アイリスは「あやめ お姉ちゃんの恋人?」と突然質問してくる
あやめは「昔のお友達」と咄嗟に答える、「どうしてそう思ったの?」と聞くと、アイリスが「やさしい お顔してる」というと、「そうね、そうかもしれないわ」と答える

大神は米田に破邪の陣形は完成に近づいている、あとは個人の霊力と光武の耐久であると報告する
そこに さくらが入ってきて お茶にしましょうと、米田の酒を取り上げ、お茶を渡す
支配人にしてあげれることは資料調達くらいだと、マリアとカンナは図書室で話す
「支配人は魔に対して霊力による防衛を考えていたのね」と たくさんの本を見てマリアが言う
カンナは本の隙間から明治15年の米田の写真を見つける、そして40年前から米田は戦っている、ここにある本の全てが支配人の戦いの歴史と2人は思う
紅蘭は米田のために風呂を用意し、サラシを巻いて背中を流す、米田の背中には複数の傷が

夜、米田は意を決した表情で秘密の扉を開け、魔神器を取り出す

すみれは弾薬庫での戦いから気が晴れていないのか、舞台で薙刀の稽古をしている、木刀を持った大神は最近デスクワークでなまっているので手合わせ願いたいと すみれに言う
手合わせの後、「気が晴れたようだね」と言う大神、それ以上は何も言わずその場を去る
すみれの表情は少し晴れやかになる
そのやり取りを見ていた米田は大神の成長を感じているようである

夜、米田は大神を呼び、呑め、命令だと酒を勧める
そしてすぐに酔いつぶれる大神、米田はだらしねぇなと言い、満月の空を見て、居心地が良いと感じる
同じ満月を見て あやめは叉丹が帝劇に現れた夜を思い出していた

翌朝、早朝に軍服を着た米田は帝劇を後にする
そして降魔戦争終焉の地に向かうと、そこには葵叉丹が待っていた
天海が復活すれば、その霊力により出現する降魔の力も桁違いだと言う
そして一騎打ちが始まる、米田は終始おされ気味である

あやめは米田が劇場に居ないことに気づくと、魔神器が持ち出されていることを確認し、どこかへ向かう

刀を折られ追い詰められた米田は、魔神器を叉丹に使う、米田の命と引き換えに叉丹を封印する魂胆である

米田は さくらを一馬の二の舞にはしないつもりである、叉丹は米田の策に焦るが、叉丹の魔力を封じることはできない
駆けつけた あやめは叉丹の腹を銃で撃ち抜く、しかし銃は効かない
叉丹の攻撃は あやめを狙うが、大神が何とか あやめを救う
そして見渡すと 叉丹と米田の姿は消えていた...



■ 第二十二話 帝劇、炎上 ■

とある雨の夜、ある神社の前には月組隊員の遺体が並んでいた
その奥には天封石があり、叉丹、ミロク、刹那、羅刹がいる、そして、叉丹は4番目の天封石を割る

紅蘭は花やしき支部に居て光武改良案を作業員に伝えていた、そして早速取り掛かりたいと轟雷号への機材搬入を依頼する

さくら、マリア、カンナ、すみれはサロンで話をしていた
今、かすみが副指令を迎えにいっている、最近、司令、副指令の様子がおかしい、何か隠し事をしているようだと
そして、さくらが言う父一馬 と 米田、あやめは陸軍対降魔部隊で一緒であった、その部隊には山崎真之介という人が居て、その正体が叉丹であることを伝えると、3人は何かに気づいたようにハッとする
降魔戦争の戦友同士が敵味方に分かれて戦っている、と すみれ

あやめと大神が帝劇へ戻ると、大神はサロンにいたメンバーから質問を受ける
叉丹が米田のかつての仲間であったことは車の中で あやめに聞いたばかりと伝える
そして、質問は米田のことに、米田は急な出張で出かけたという大神、納得いかない すみれ
大神は 米田は我々を信頼して帝劇を任せて、別の重大な任務に就いている、米田は必ず帰ってくると伝える

夜中 さくらが帝劇の見回りをしていると アイリスが部屋で泣いていた、そして さくらが近づくと走って逃げていく
アイリスの後を追う さくらはサロンへ、そこで「ここに来るよ」とアイリスが言う

すると間もなく黒之巣会が帝劇内に各々現れる、ミロクは鏡の中から、刹那と羅刹は食堂に現れる
そして警報が鳴る、帝劇内に多数敵が出現している、花組は生身で脇侍と戦う
そしてサロンに叉丹が現れる
大神は2階サロンに さくらとアイリスが居ることを聞き、サロンに向かう、そして叉丹と対峙する

紅蘭は光武の設計図を部屋に取りに行っていた、そして大神と叉丹との会話を聞く、その中で叉丹が山崎であることを知ると呆然としてしまう

脇侍が地下の動力室に侵入したことを知った あやめは かすみ、ゆり、椿の3人に轟雷号に光武を搬入するように命じる
そして帝劇から退避することを決心する
館内放送では各員に総員退避の命令が、格納庫に向かうよう指示がでる

そして轟雷号への光武の積み込みが完了し 紅蘭は一人、叉丹の元へ、そして山崎への光武への熱い思いと伝えるが、叉丹は「笑止」と一蹴する
紅蘭救出に向かった大神、さくらが 轟雷号は発車する
叉丹の追い討ちを受けるが、轟雷号も何とか耐え、轟雷号は花やしき支部へと向かう
「帰る お家無くなっちゃったね」とアイリスが呟く




■ 第二十三話 夢見る機械 ■

轟雷号が花やしき支部に到着する
あやめは「これより、この花やしき支部を仮本部とします」と宣言する
花やしき支部を任されているという白衣姿の森田は あやめ、大神に敬礼する
あやめは早速光武の点検を森田に任せる

花やしきの作業員は紅蘭を探すが、紅蘭の姿が見当たらない、紅蘭は観覧車に上り、上から帝劇が燃えているのを見て泣く

翌日、花やしきには いつものように賑わう人々が居た
さくらは花やしきで紅蘭の姿を探す

大神は点検をしている森田に光武のパワーアップをお願いする、しかし森田はその答えには紅蘭しか答えることができないと答える
花やしきで17時の合図を時計塔が知らせる、ゆりが脇侍の出現を あやめに知らせる、脇侍は花やしきに向かっているという
あやめが作戦を伝える、花やしき支部の人造天封石で脇侍たちを空き地へとおびき寄せ、光武で撃破する作戦である
さくらは遅れて駆けつけるが、紅蘭はまだ来ていない、さくらは紅蘭を再び探そうとするが、大神は紅蘭を信じて戦場で待とうと伝える

花やしきの遊具が武器へとトランスフォームしていく、そして森田を中心に人造天封石の稼動を行う、脇侍は天封石の持つ霊的波動に反応しており、そちらに誘導できるという
しかし、生身では霊力の高い人間は人造天封石の波動に反応して幻影や幻聴を起こすという

夜、紅蘭が花やしきを歩いていると、泣いている少女を見つける
2人はベンチに座り、少女に話しかける、姿はチャイナ服を着ており、紅蘭に似ている

あやめの作戦は計画通り進行しており、脇侍は人造天封石に次々と誘導され、花組たちは一気に脇侍たちを撃破する
しかし、花やしき内部にミロクが現れる、空き地へ光武を結集していたため、内部の防御が疎かになっていたため、あやめは大神にすぐ戻ってくるよう指示を出す
ミロクの攻撃により花やしきは火の海になる、その光景を見て過去を思い出す紅蘭は動けなくなってしてしまうが、少女に腕をつかまれると、我に返り一緒に逃げ出す
花やしきへの攻撃の振動で、紅蘭機は左膝に傷を負う、それを同じタイミングで少女は転び、左膝を怪我する、そして少女は紅蘭に「足が痛いの直して」という、紅蘭は逃げようとするが、少女は「逃げたってムダだもん、どこに言ったって悪いやつが追いかけてくる」という、そして紅蘭は「そんなことない、ああいうやつをやっつける機械がある」と言い、光武のことを思い出す

脇侍たちが人造天封石を一斉に攻撃し刃を突き刺したとき、あやめは人造天封石の出力を最大にするよう指示する、すると脇侍たちは人造天封石と一緒に爆発する

紅蘭を見つけたミロクは攻撃を仕掛けるが、間一髪でアイリス機が助けにくる
そして、花組の光武がミロクを囲むと、紅蘭は「そうや、これが光武」と瞳に輝きが戻る
設計したのは山崎だけど、それに改良を重ねたのは自分で、それを乗りこなしてくれているのは花組だと、迷う必要は無い、壊れたら直す、改良すればいいと
すると少女は「よかったぁ、約束したよ、もっと強くしてね、この世界を守れるように」と言い、笑顔で消えていく

そして目の前には紅蘭機が...、そして左膝の傷を見て少女が光武の化身であったことに気付く
そして紅蘭は光武に乗り込み、ミロクを攻撃する
そして大神は破邪の陣形を花組に指示する、花組たちの気力は充実していて破邪の陣でミロクを撃破する

戦闘が終わると、花やしきは滅茶苦茶に、そして光武は霊力の強さに耐え切れず大破してしまう
しかし、紅蘭は光武は今まで以上に強くなるよう改良するとメンバーを安心させる

あやめはこれから賢人機関の会議に出るという、そして本日12時になっても帰ってこない場合は、かすみに預けた命令書に従って行動するようにと大神に伝え、この1年で大神も花組も成長したと労いの言葉をかける

紅蘭は花やしきでの改良は難しいが、神埼重工であればそれが可能だと言う、 ゆりが大神に駆け寄り、帝都のあちこちに脇侍の反応があることを告げる、大神は ゆりに神埼重工がある川崎に向かうよう指示を出す
ゆりは風組の総力を尽くして花組と光武を川崎に送ることを伝える
帝劇3人娘の かすみ、ゆり、椿は風組と呼ばれている

紅蘭は紅蘭機に向き合い、必ず約束を守ると誓う



■ 第二十四話 絆 ■

脇侍たちは帝都を攻撃する、少年が住む長屋もその攻撃により火の海となっていた

賢人機関の会議で老人は告げる、帝都中の蒸気機関を暴走させ、帝都ごと黒之巣会を殲滅させると
あやめはそんなことはあってはならないと言うが、米田は消息不明、銀座、浅草は壊滅状態であり、このまま黙っているわけにはいかないと伝える
そして、帝都市民には既に避難勧告を交付しているという
あやめは花組はまだ戦っていると伝えようとするも、我々は花組を見限っていて、これは決定事項であると言われてしまう

光武を積んだ車が複数台、神埼重工の門をくぐっていく
外への見通しの良い広い部屋で、すみれと 祖父が話をする
「(父)茂樹も心配しているぞ」と言う祖父、それに対して すみれは父への不満をぶつける、父は家族もかえりみない、祖父の言いなりの技術屋だと、その場を去ろうとする すみれに「茂樹は工場におる、顔を見せてやれ」と伝える
「おじい様がそうおっしゃるのでしたら」とすみれは去る

大神とマリアは赤く塗られた地図を見て脇侍の被害は拡大していると話す
そして12時を回っても あやめが戻ってきていないのを確認し、大神は命令書を開ける
そこには米田司令からの指示書があり、そこには"太正拾弐年参月壱日をもって、大神に帝国華撃団指令代行を命じる"旨の内容が記載されていた
それを見たマリアは改まって大神に敬礼をする、そして大神も敬礼で返す
そして、そこに月組隊長を名乗り加山が入ってくる、指令代行に正体を隠す必要は無いと

叉丹は最後の天封石の在り処にたどり着いていた
川崎重工では紅蘭がせっせと光武を組み立てていた、さくらとカンナはそれを手伝っている
作業着を着た人が紅蘭に話しかける「光武をここまで洗練するとは大したものだ」と、そして その作業着の人に向かって すみれは「ただいま戻りました お父様」と挨拶をする、紅蘭、さくら、カンナは社長とは思わなかったため驚く

地図を見たマリアは脇侍の破壊活動に法則性は見当たらないと話す、大神は地図の中の空白部分を指すと、マリアは「上野です、寛永寺付近はまだ被害にあっていない」と答える、加山はその付近は早い段階で調査済みで天封石は無かったと伝える、大神は放神記書伝に、寛永寺の地下に巨大な遺跡のようなものがあるという記述を思い出す

叉丹が「我が導きのもとに、出でよ、江戸城!」と叫ぶと、地面は隆起し巨大な暗黒の城が現れる
その江戸城の映像は賢人機関の画面にも映し出される、あやめは黒之巣会の目的は魔人天海の復活、江戸城は最後の天封石にして天海が眠る棺、すなわち天海そのものであると説明する
やはり帝都爆破しか無いとスイッチを取り出す老人、それでは叉丹のやろうとしている事と一緒だと声を荒げる あやめ
そして、老人がスイッチを押そうとしたとき、会議の扉が開かれ米田が現れる

そして、その役目は俺に任せろと老人からスイッチを奪う
老人は貴様ごときの一軍人がと言うと、米田は啖呵を切る「ガタガタぬかすな!俺の一存で帝都を吹っ飛ばす!」と、そして静かに「但し、俺の育てた子供らが負けたら」と付け加える
そして「川崎には俺の用意した切り札がある」とニヤリとする

江戸城の中に入った叉丹は今までよりも遥かに大きな天封石を見て「間もなく天海が復活する」と笑う

すみれと 父は会話をする
すみれが作業服をどうにかしてほしいと伝えると、茂樹は「だんだん(母)雛子に似てきた」と笑う
そして結局帝劇の舞台に立つ すみれを見れなかったと言う
そこに さくらが突然現れ 上野に大きなお城が現れたと2人に伝える
それを聞いた茂樹は「やはり、米田さんの読みは正しかった」と言う

花組たちは江戸城が映ったモニタ画面を見ている
大神は「江戸城: かつて日本支配を目指したものが降魔実験の拠点とした施設」と説明する
そして「これが天封石、いや、天海そのものだろう、帝都を救うためにはこれを破壊するしかない」と言う

紅蘭は光武の改修を急がないとと言い光武の元へ、さくらとカンナもそれを手伝う
大神はどうやって江戸城に突入するかを考えていた、あの高さまでどうやって光武を、飛行手段が必要と加山が言う

神埼茂樹は地下で何かの蒸気機械の調整を急いでいた、そこに すみれが現れ作業員が必要だとお願いする
茂樹は「光武の改修か」というと田島と藤田の2名にそれを依頼する
すみれはその現場で轟雷号よりも遥かに大きい蒸気機械を目にする
そして、田島と藤田から7年も前から社長自ら指揮をとって、ほとんど休みなしで製作を行っていることを知る
祖父は語る、「川崎工場で密かに建造していた決戦兵器、米田くんの依頼で、大神くん、翔鯨丸を役立ててくれ」と大神に託す

紅蘭の光武の改修は田島と藤田の加勢もあり、無事に完成していた

そして花組は地下ドックに集められる、そこには翔鯨丸の姿が、マリアが大神が指令代行に任命されたことをみんなに伝える
さくらが米田司令はどうしたのかと質問をすると、加山が司令も今我々とは違った意味で戦っていると伝える

米田と あやめは江戸城が見る場所でスイッチを持って腰を下ろしていた
米田は あやめにスイッチを押した後は介錯を頼むと刀を渡すが、あやめは「そのときは ありませんもの」と笑って答える
さくらの木には蕾が付いている、さくらが来てから1年、みんな立派になったと2人はしみじみ思う

大神は翔鯨丸の操縦を風組に任命する、最後まで翔鯨丸の調整をする茂樹を見る すみれ
アイリスは花やしきの戦いの後、ずっと眠り通しであったが、ハッと目を覚まし「来た」と呟く
すると川崎工場に脇侍たち、羅刹・刹那が現れる

茂樹は「翔鯨丸は私がお前たちために用意した花道だ」と伝える、すみれは「立派に務め上げて見せます、花組の名にかけて」と茂樹に誓う
そして紅蘭が光武を翔鯨丸へ積み終わると、大神が花組に翔鯨丸への搭乗を指示する
地上ハッチを開くよう指示する大神だが、かすみは地上に敵が居て開けないと言う、地上には羅刹・刹那が居た
大神は囮になって突破口を開くと花組に伝える、そして破邪の陣は君たち誰が欠けてもダメだと、君たちを敵地へ送り込むのが俺たちの役目と説明、そして君たちの役目は戦地に赴きそして勝利することだと伝える
花組の6人は大神に敬礼をする、そして大神は6人に敬礼を返す、そして「必ず追いつく」と伝える


大神機は羅刹・刹那の元に、そして加山も大神に銃で加勢する
翔鯨丸は無事に離陸し、江戸城を目指す



■ 第二十五話 夢のつづき ■

燃え盛る街並みに、江戸城がそびえ立つ、そこに向かって翔鯨丸は進む
夢組の霊視の結果を聞く かすみに、椿は闇の霊力のせいで江戸城の霊視はできないと伝える
花組たちはそれぞれの光武に乗り
川崎工場では大神と加山が刹那・羅刹と戦っていた
大神機は羅刹の攻撃でボコボコにされるが、花組の元に追いつくという約束を果たすべく霊力を高めると、狼虎滅却 快刀乱麻で羅刹を斬る
刹那はその場を何とか離れるが、「海はいいなぁ」と加山の声に呼ばれると、目の前には常夏の海が広がっていた
刹那は加山の催眠術にかかっていた、加山が「責任を取るんだ」というと刹那の目の前には大きな影が刹那を飲み込もうとする、そして悲鳴を上げ、刹那は没する

江戸城は翔鯨丸を感知しすると砲撃を開始する、衝撃を受ける翔鯨丸は主砲を江戸城に向けて発射し、突入口を開く
しかし、江戸城は自動修復し突入口は塞がれてしまう
かすみは翔鯨丸を全速前進させ、砲撃を受けながら江戸城に向かう

江戸城の中で叉丹が「来たか」というと、 「帝国華撃団、参上!」と花組の光武が叉丹の目の前に並ぶ、花組はまずその場にいる脇侍たちを殲滅する
叉丹は呪文を唱えると、紫の魔方陣の中から叉丹の最高傑作という魔装機兵(まそうきへい) 神威(カムイ)を召喚する

マリアは破邪の陣を指示する、花組は破邪の陣で神威を斬りかかるが、斬った箇所はすぐに再生されてしまう
叉丹は神威は人間の負の力で動いていて、その力は無尽蔵であると説明する
神威はエネルギー弾で光武を攻撃すると、花組たちはダメージを受けてしまう

戦火に囲まれた長屋ではトラ坊が「ちくしょう!」と言いながら、脇侍と戦っていると、銃弾が脇侍を貫き脇侍を倒す
加山はトラ坊に「心配するな、今、あそこで戦っている乙女たちがいる」と江戸城を指す
そして「彼女たちの勝利を信じて待っていてくれ」と言うと、トラ坊は「頑張れ!負けるな!」と遠くから応援する
周りの住民たちも江戸城に向かって声援を送る

江戸城では神威の攻撃を受けた花組が倒れて気を失っていた
みんなの声援が聞こえた さくら機がまず立ち上がる、そして他の光武も次々と立ち上がる
しかし、再び神威のエネルギー弾を受けると更にダメージを受け、倒れてしまう

「お遊びはこれまでだ」と叉丹が言うと、突如バイクの音が聞こえ、バイクと共に 大神が現れる
大神は「みんな、遅くなってすまない!」と言うと、花組の名前を1人1人呼ぶ、そしてアイリスの力が必要だと呼びかける
アイリスは「うん!」と返事をし、「イリス・マリオネッ〜ト!」と言うと、6体の光武が黄色いオーラで包みこまれ、花組、光武を回復させる
大神が「破邪の陣」と叫ぶと6体はそれぞれの色のオーラを纏う
ゆりが翔鯨丸でモニタを見ながら叫ぶ、「各光武の霊力反応、急速に上昇中!」
叉丹は「小ざかしい」というと神威は再びエネルギー弾を放つが、光武は素早くそれをかわす
ゆりは「今までこんな数値見たこと無い!」と驚きの声を上げる

マリアは不敵な笑みを浮かべ「スネグー・ラチカ!」と叫ぶと神威の一部が氷となる、そしてその氷を滑りながらカンナ機が神威の頭上にいくと「一百林牌(すうぱありんぱい)っ!」と叫び鉄拳を神威の頭部に叩きつけると、頭部が爆発する
そして紅蘭が「頑張ってや、うちのチビロボたち!」というと、小さなロボの大群がカンナの開けた穴に入り込み、次々と内部の配線を切り裂いていく
叉丹が「貴様らっ!」と言うと、続けて すみれが「神崎風塵流、胡蝶の舞!」と言い、薙刀を地面に突き刺すと、衝撃波が炎となって神威を攻撃する
椿は「まるで、舞台を見ているみたい!」と興奮する

そして、叉丹と神威は同時にエネルギー弾を出し、光武を攻撃するが、それを先頭に配置したアイリス機がバリアーで防ぐと、 そのバリアーから抜け出した さくら機が「破邪剣征、桜花放神ーーっ!!」と叫び、桜色のエネルギー弾が一直線に叉丹を貫きにかかる、叉丹は刀で弾き返そうとするが、更に さくらが気合を入れると、叉丹の額の蛇を象った冠は割れ、叉丹と神威を滅する
そして江戸城は1つの大きな天封石を残して崩れ去っていくと、街中に現れていた脇侍たちも次々に崩れていく

それを見ていた あやめは「やりましたね、司令!」というと、「ああ、本当にすげえ娘たちだぜっ!」と喜ぶ米田

そして季節は桜満開の春を迎える、帝都はすさまじい勢いで復興していた

桜満開の中、酒を呑んでいる米田のところに、大神が挨拶に来る、そして早速大神に宴会幕を渡し、さっさと宴会の準備をしろと命令する、大神は「はい!」と挨拶する

あやめは山崎の墓参りを行い、蛇を象ったペンダントを見てやさしく微笑む

そして帝都の見える高台に集まった6人は、その街の様子を見て、自分たちも更に頑張ろうとまた思うのであった...





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