富士箱根伊豆国立公園(富士箱根伊豆ドライブ)  

2005/11/3 公開)

2013/3/3 更新して公開)

2015/11/23 更新)

※この先、更新の予定は無し→ブログへ移行

 

 このコーナーは、かつて(富士箱根ドライブ)として200511月に公開していたが、(富士箱根伊豆ドライブ)として20133月に更新して公開する。

 

 富士箱根方面は、1990年代はよく出かけていた。愛車を購入して1週間後の初めての遠出がこの方面であった。しかし、さすがに遠いのであまり行かなくなった。ところが、2010年頃からまたまた行く機会が増えた。

 ここでは200412月と200510月の2回のドライブについて公開していた。デジカメ購入以前の熱海ドライブなどは残念ながら公開できない。20133月についに伊豆まで足を延ばしたので、このコーナーを更新する気になった。

 

 はじめに、東京都の自宅から自動車で富士箱根方面に向かう場合の主な行路を記しておこう。

・国道20139号線あるいは中央自動車道、および国道138号線…国道138号線まで来れば富士の領域だ。

・第一東海自動車道・厚木小田原道路・国道1号線・(箱根ターンパイク・西湘バイパス)…第一東海自動車道は帰省の路でもある。

・国道412413号線…津久井・道志方面へもよく走っている。

・国道246号線…愛車を購入して1週間後の初めての遠出の時、この道を通って帰ってきた。近年、再び通る機会が増えた。

 

 

 誤解の無いように言っておこう。ここでは道路についての記載がほとんどだが、私の視点はそれだけではない。鉄道で訪れる事もあるし、美術館や植物系公園および庭園などにも行っている。

 

 

2005101日(土)の旅行記

 往路は第一東海自動車道・厚木小田原道路・国道1号線である。第一東海自動車道の自宅側は、かつては横浜町田ICばかりを利用していた。今回は東名川崎ICから乗った。

 

 

国道1号線・箱根湯本駅…自動車の場合、箱根登山鉄道が見えてくると箱根へやってきたという実感がわいてくる。

 箱根湯本駅は箱根登山鉄道の路線だが、ご覧のように小田急電鉄がここまで乗り入れている。ここに写っているのは新型ロマンスカーVSEである。箱根登山鉄道の線路の幅が1,435mmなのに対して小田急電鉄の線路の幅が1,067mmなので、入生田小田原-箱根湯本間は特殊な三軌条になっている2006年に小田原-入生田間は二軌条化された)。箱根湯本から先、強羅までの鉄道線は粘着鉄道としては我が国最高の80‰の急勾配区間となる。

 写真のほぼ中央の所に国道1号線を表す“おにぎり”が小さく写っている。

 

 

 あまりにきつい勾配が続くので、ブレーキが効かなくなった車の為の避難設備が設けられている。ここは天下の国道1号線である。

 国道1号線といえば、東京日本橋を発してほぼ旧東海道に沿いながら大阪駅前に至る、我が国を代表する最重要国道の一つである。そんな天下の国道1号線といえどもローカル区間や殺風景な区間が存在する。以前、箱根を走行中に「ここは、東京から横浜、名古屋も通って大阪駅前まで行く国道1号線やで。」と言ったら驚かれた事があった。それにしても、通常は主要道が出来ればそちらを上位国道とする事が多いのだが、なぜか箱根の山中はずっと国道1号線のままである。趣味的にはおもしろいのだが…。

 

 箱根の山中にて、今季初めての金木犀の香りを感じた。

 

 国道138号線乙女トンネルにて神奈川県から静岡県に入る。このように富士山が見えてくる。

 

 この日は御殿場から第一東海自動車道経由で帰った。上りの足柄サービスエリアには宿泊施設もある。私はサービスエリアなどで記念スタンプを押してくるが、これは鉄道旅行と同様である。上り線では一般道に下りる前に例外なく海老名サービスエリアを利用する。海老名サービスエリアからの本線合流は上り勾配になっているため、加速車線が3kmもある。今回は横浜町田ICで下りずに横浜青葉ICで下りた。

 この旅程の総走行距離はおよそ220kmであった。

 ところで、この日より日本道路公団が民営化された。高速道路の領収書には「中日本高速道路株式会社」と印字されていた。私にとってこの日は、「新会社路線の走り初め」と「ハイウェイカードの使い切り」の両方を行う日になった。

 

 

 

20041223日の旅行記

 往路は第一東海自動車道・厚木小田原道路・国道1号線である。第一東海自動車道の自宅側は、かつては横浜町田ICばかりを利用していた。今回は横浜青葉ICから乗った。

 

鳥居をくぐる国道1号線と、謎めいた短絡路(神奈川県箱根町)

 この写真は神奈川県箱根町の芦ノ湖畔で撮影した。前方に見える鳥居をくぐる道は天下の国道1号線である。数年前に通った時にはかなり驚いた。こんな本線があるとは思わなかったのである。

 一方、この写真で撮影者の私がいる道にも関心を引かれる。こちらの道は国道1号線を短絡する形で存在しており、両端ともに信号機は無く、緩やかなカーブで国道1号線に繋がっている。旧道ではなかろうか。道幅は広くないが、両端を国道1号線よりも短い距離で結んでいる。

 

 国道138号線篭坂峠にて静岡県から山梨県に入る。

 

国道138413号線 山梨県山中湖

 この日はここで、見ず知らずの女性二人連れから記念撮影を頼まれた。

 ここからは国道413号線経由で、「道の駅どうし」などに寄り道しながら帰った。

 

 

201311日の旅行記 (2013/1/2)に別コーナーにて公開→33日にこのコーナーへ移動

元日に自家用車で箱根へ行ってきた…

 予告どおり、昨日、愛車560SELで箱根へ行ってきた。

 正月三が日は、通常ならば私は出かけない。正月はつまらないから好きではないというのが主な理由だが、車の心配という面もある。夏季休暇と違って年末年始はヤナセ(車のディーラー)も休みなので、万が一車が故障したりすると本当に困り果てる事になるからである。今回は事情があって車で出かけたが、事故や故障が無い事をいつも以上に強く願ったところだった。

 往路においては、東名道で100分の事故渋滞が発生していたので横浜町田ICから東名道に入るのをやめて、厚木までは国道246号線を選んだ。渋滞100分とは大きな事故だったのであろうか。新年早々…と言いたいところだが、元日と言えども1年のうちの1日にすぎず、事故だって起こるのだ。復路でも、東名道御殿場から上りも下りも事故渋滞の案内が出ていた。元日のような不便な日に事故に遭うのは避けたいところだ。

 箱根の山の中は、私の予想とは違って車が多かった。彼らはカーディーラーが休業中の正月に自家用車で出かける事に不安はないのであろうか? 大涌谷への道は大渋滞であった。引き返す事もできず、大涌谷の駐車場より奥まで行く羽目になった。また、国道1号線の芦ノ湖方面も動かないほどの渋滞であった。何なのだこの需要は? 箱根神社への初詣か? 引き返してきた。

 

 箱根は、別荘や企業の保養施設の他、美術館も多い。高尚な施設が多いといったところか。私は美術館も好きで度々行く。美術館は、館内や展示物を撮影するわけにはいかないので、それらをネタにする事はできない。尤も、私自身にそちら方面の教養があるわけでもないので、たいしたネタにはならないであろうが…。箱根美術館が元日でも開館していたので、久々に行ってみた。箱根美術館は、姉妹館のMOA美術館に所蔵品を多く持っていかれてしまいガラクタばかりだという印象があったのだが、この日は光琳の画が数点展示されていてなかなか良かった。私は地味な壷の良さはよくわからない。

 

宮ノ下交差点…ここは国道1号線と国道138号線の三叉路である。信号機は黄色の点滅と赤の点滅である。驚くべき事に、芦ノ湖方面からの国道1号線が赤の点滅である。天下の国道1号線が優先順位を下げられている不思議な交差点である。交通量は少なくなく、芦ノ湖方面から箱根湯本方面へ右折する車がなかなか進まずに私が行く度に渋滞している。

 上掲の写真にも写しているが、正月の箱根駅伝の幟が年末から見られる。それにしても、天下の国道を通行止めにしてまでもやるほどのイベントなのか? “私大の敷地内でやってなさい”というのが私の思いだ。

 

 この冬は、1223日も11日も山中湖経由で帰宅した。十数年前は、箱根や山中湖を遠いと感じた事は無かった。気が向けば気軽に出かけていた。それどころか、“こんな近場をチョコチョコ走るのではなく、北海道や九州のような遠くへ走りに行きたい”という不満さえ抱いていたぐらいであった。しかし、今では歳を取ったせいなのか、車で箱根といえば、しっかりとした日帰り旅行のような気構えた感覚さえある。

 山中湖は湖面の標高が1,000m近くあり、箱根の上の方よりも更に標高が高い。また、国道413号線の山伏峠は標高が1,100mもある。近場をチョコチョコ走っていたつもりでいたが、行路の事をいろいろ調べていると、私の愛車が随分と過酷な行路を強いられてきた事に気づいた。メルセデスベンツという車は移動する事にストレスを感じさせない設計思想で作られているので、原付バイクのように勾配のきつさを体感する事は少ない。それゆえに、きつい連続勾配だと意識せずに過酷な道を走行させてきた事も多いみたいだ。きつい坂は昔からどこでも意図的に避けてきたが、国道413号線の道志の西側が意外にきついという事を今回調べて初めて知った。

 

201332日の旅行記 (MOA美術館の急坂 / 近くて遠い伊豆)

 今回は珍しく箱根ではなく熱海に行った。小田原から先がひどい渋滞で熱海に着いたのが夕方になってしまった。所定の用事をあまり果たせなかったので、せっかくなので伊豆まで行ってみる事にした。

 

@MOA美術館の急坂

 かつて別のコーナーで記したが、熱海駅の北側は急峻な山である。多くの乗客を乗せた路線バスや団体バスがすごい急坂を登っており、見る度にすごいと思う。

MOA美術館の急坂…バスの傾斜がすごい。

 

 車道を黄色い線で記してみた。ひどい勾配だ。熱海駅からここまでの間も結構な勾配区間なのである。

 

A近くて遠い伊豆

 伊豆は近くて遠い。東京都の西部に住んでいる私にとって、伊豆は物理的に遠い距離ではない。実際に東海道を鉄道で移動する際には熱海や三島を通る。しかし、その熱海や三島から南へ針路を向けて伊豆へ行ってみる機会というのはなかなか得にくい。それは、鉄道会社がJRとは異なるからという理由もある。JR線ならば青春18きっぷで寄り道してみようと思うが、別運賃を払ってまで当該鉄道路線に乗ってみようという気にはなれなかったのである。実際に、伊豆へは、1998年夏にJR線で伊東まで行った時以来の約15年ぶりとなった。

 伊豆半島は、半島の東側と伊豆市以北に南北方向に鉄道が通っている。しかし、鉄道が通っていない地域にも機会があれば行ってみたいと思っていた。つまり、鉄道で見られる範囲が限られている事に加えて、それらの鉄道が他の路線へと繋がっていないので、鉄道で行ってみたいという関心が持てなかったのである。

 さて、伊豆はかつてより道路事情が悪いとされていた。国道135号線が順次改良されてはきているが、行楽需要をじゅうぶんに捌ききれる設備には思えない。一方で鉄道は、昔は熱海から下田まで複線で結ばれる計画であったが、第一次大戦後の緊縮財政で伊東までの単線となった。現時点で伊東から南は伊豆急行という鉄道であるが、旧国鉄やJRとの相互乗り入れの歴史も長く、経緯からもわかるとおり国鉄規格で建設された路線である。なぜに国鉄線にならなかったのか不思議な鉄道なのである。

 道路の場合、小田原から熱海へと向かう道はさらに伊豆へと向いており、三島や沼津へは極めて行きにくい。この事から、鉄道の東海道線が丹那トンネルの開通によって大きく姿を変えたという事が、この辺りの交通の流れからも窺い知る事ができる。よって、東京駅発着で伊東や下田とを結ぶ列車というのは、局所的な実態に合った存在のように思えてくる。

 では、国道135号線を南下してみた。伊東駅どころか宇佐美駅に達する前にも峠越えがある。伊豆の入り口の時点でいきなり道路事情の厳しさに直面した思いだ。

 写真には収められなかったが、隧道前後には旧道や廃道が見られ、その筋のマニアには宝庫とも言うべき路線だ。

 JRで行ける伊東駅よりも南まで行ってみようと思ったが、宇佐美あたりで変えて、伊豆半島を東西に横断してみようと思った。県道19号線で伊豆の国市を目指した。殺風景な連続急勾配だ。登り車線が立派な2車線なのに驚いた。帰宅後に調べてみると、かつては宇佐美大仁有料道路だったらしい。

 

亀石峠…すっかり暗くなってしまったが、せっかく通ったので写真を…。

 伊東方面から来た場合、セブンイレブンがある辺りまで本当に何も無い。鉄道が通っていない地域では、町の中心がどこなのかと考えながら通るのが楽しい。旧大仁町に入ってから、人の営みが感じられるようになった。半島の北部とはいえ、伊豆半島の横断を果す事ができた。

 ここから南下して伊豆市にも行ってみた。それにしても、伊豆の国市だの、伊豆市だのって、まるでその地方を代表するかのようなキラキラネームだ。

 

修善寺駅…伊豆箱根鉄道駿豆線の終点であり、東京駅との間に直通の特急列車もある。平成26年度までに駅舎の建て替えと周辺の整備が計画されている。昭和の行楽駅の佇まいが感じられる今のうちに修善寺駅を見ておけて良かったと思う。

 

 その後、三島へ向かった。伊豆中央道の料金所は左ハンドルに対応していなく、しかも人が対応してくれるわけでもないので不便であった。また、料金所の手前には平面交差の交差点があるので料金を払わずに通行する事も可能みたいだ。それにしても熱海や伊豆には避けて通りにくいような有料道路が点在しているので、お金はかかるし不便だし、まるで「来るな!」と言わんばかりだと思える。

 

 この後、新東名を初めて通る事にした。長泉沼津ICから入った。また、海老名JCTからも初めて圏央道へ入った。海老名ICから相模原愛川ICまでは2013330日に開通する予定だ。早く高尾山ICと繋がってほしいものである。

 この日の総走行距離はおよそ270kmであった。

 それにしても熱海は、自動車で行くにはあまりにも不便だ。天下の東海道線が通る鉄道とは対照的に、道路事情があまりにも貧弱だ。次に行く機会があれば鉄道にしようと痛感したのであった。

 

20136月15日の旅行記 (十国峠/十国峠ケーブルカー)

 箱根から熱海へ国道135号線以外の道を通ってみようと思い、十国峠に行ってきた。

 山上の道を走っていて、十国峠レストハウスに立ち寄った。ここから山頂まで全長316mのケーブルカーが出ている。せっかくなので、食後にケーブルカーで山頂まで行ってみた。

 

展望台からの眺め…駐車場から道路を挟んだ反対側に不自然な空き地が見えるのがお分かりいただけるだろうか。かつてはそこにも駐車場や建屋があったようである。展望台にある写真にはそれらの姿が残っているので、見比べてみるとおもしろい。規模を縮小している事から察して、ここも寂れた観光地なのであろう。

 

山頂の展望台…いかにも昭和レトロな感じだ。私がいた12時前は霧がかかっていて視界が悪かった。

 

 十国峠ケーブルカーは伊豆箱根鉄道グループである。1956年(昭和31年)に開業した当時からの車両で運行されている。

 件の展望台には伊豆箱根鉄道の記念きっぷも展示されている。

 ケーブルカーの乗務員は案内放送を行う。尋ねてみたところ、鉄道運転の免許等は持っていないとの事であった。往路復路共に、乗務員は若くてかわいらしい女性であった。

 この日は15分間隔での運転であった。乗客のほとんどは乗ってきた車両ですぐにそのまま下りていくような感じであった。景色以外に見所がなく、しかもこの時は霧でほとんど視界が利かなかったので当然かもしれない。私は、せっかくなので滞在時間を延ばしてケーブルカー“全車両”に乗車してきた。

 他の鉄道と連絡していない路線である。一応バス路線は通っているが本数が多いわけではない。実質的に自家用車やレンタカーでないとアクセスしにくいであろう。そのようなわけで、このコーナーでドライブコースのネタとして公開しているのである。

 

 この日の愛車の総走行距離はおよそ240kmであった。

 

2013112日の旅行記 (箱根美術館/国道413号線)

 2013年秋の小田急ロマンスカーのTVCMに登場している箱根美術館を訪ねた。 

 箱根美術館の庭園は、201381日に国の登録記念物(名勝地関係)に認定された。美術館の所蔵品そのものは、姉妹館のMOA美術館に多く持っていかれてしまいショボイ印象があったのだが、庭園への客観的評価によって一気に面目躍如といったような感じだ。

 

 復路は山中湖経由で帰ってきた。

 山中湖では、水陸両用バス「KABA」と行き違った。また、雨の中、湖畔では「夕焼けの渚・紅葉まつり」が開催されていた。

 国立公園からは外れるが、道中の“道の駅どうし”では、「R413フェスティバル」が開催されていた。今年から始まったらしく、臨時駐車場も用意されるほど盛況であった。

 この時期から1ヶ月程度、周辺各地では紅葉が見頃だ。 “紅葉、見に行こうよう!”

 

 この日の愛車の走行距離は、相模原愛川IC経由の往路がおよそ80km、山中湖・国道413号線経由の復路がおよそ120km、総走行距離はちょうど200kmであった。

 

20143月ごろのネタ (国道1号線/函嶺洞門)  201446日公開

 ここしばらく、国道1号線の函嶺洞門付近に新しい道が作られているのが気になっていた。この函嶺洞門が本線から外されるだろうと思っていたら、案の定、そのようになった。神奈川県のウェブサイトでも案内されている。

 渋滞で停車中に撮影

 

2014830日の旅行記 (野生の猪)  2014831日公開

 私は真夏の炎天下に愛車を出動させないのだが、この日は曇りで、かつ、気温も高くない。628日に開通した圏央道の高尾山IC⇔相模原愛川ICが気になっていたので、箱根へ行ってきた。

 

宿泊施設の前で人間も多くいるような場所だが、野生の猪を見た。撮影している私の背後にも1頭いた。遠巻きに10人以上が見ていた。

 

201581日の旅行記 (大涌谷の近くの通行止めのところ / 延びてきた所要時間)  201581日公開

 私は真夏の炎天下に愛車を出動させないのだが、長らく走らせていない事が気になり、また、夏場の調子も確認しておきたいので、箱根へ行ってきた。箱根は噴火警戒レベルが3と発表されているので、本来ならば行かない選択をするのが賢明なのかもしれないが、用事もあるということで、行ってきた。

 

神奈川県道734号線の早雲山駅付近

 

 ところで、自家用車で箱根へ行く事の利点が乏しくなってきた。少し前までは速さが利点であった。東京の自宅から箱根某所まで小田急線ならば3時間、相模原愛川IC経由ならば2時間、という差があった。たまたまタイミングが悪かっただけかもしれないが、段々と所要時間が延びてきた。最速1時間50分だったのが本日は往路でさえ2時間40分もかかった。

 復路の海老名JCTの渋滞のひどさは有名だが、本日は往路の渋滞もあった。本日の復路の海老名JCTでは、手前の厚木料金所の前後にてどこを通ればいいのか整然としない混乱に加えて故障車まであり、大変な状況であった。さらに一般道では事故渋滞や故障車渋滞などもあり、すごく疲れた。

 鉄道で行けば安いし楽だし、速さもそちらの方が上かもしれない。本日の復路は、どうせ時間がかかる事だし、いつもの相模原愛川ICで降りずに相模原ICで降りて、初めての道を楽しんだ。

 

2015年秋 (復路は山中湖経由)  20151123日公開

 2年ほど前から1年間に十数回程度の頻度で箱根に行く用事ができ、もはや旅程としては飽きている。また、復路の海老名JCTの渋滞にもうんざりしていたので、ここしばらくは山中湖経由で帰ってきた。

 国道413号線経由は時々ある。近年では珍しく国道20号線も通った。箱根方面からだと、御殿場付近は国道138号線よりも県道401号線の方が私は走りやすい。

 富士箱根伊豆といえば、世界遺産の構成資産にも目を向けたい。「道の駅すばしり」の近くにある「東口本宮冨士浅間神社」を2回訪ねた。

 117日(土)の箱根からの復路は、「東口本宮冨士浅間神社」を訪ねた後、夜ながら「山中湖 夕焼けの渚・紅葉まつり」を実際に歩いてきた。その後、国道139号線の新しい松姫トンネルを抜けて小菅村をウロウロし、奥多摩経由で帰ってきた。箱根と奥多摩を1日で通るなんて、我ながらよくやったと思う。それにしても、次はどの道を通ろうか…。

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(2013/1/2)

数年前に箱根のドライブネタを公開したが、その後も箱根・熱海方面へは何度も行っている。

 箱根方面は、小田急ロマンスカーや登山鉄道といった鉄道ネタ、国道のドライブネタ、美術館をはじめとする観光地ネタなど、ネタはいろいろある。今後気が向いたら整理して公開しなおそうかと思う。