しんたろ’s PLAY ROOM

しんたろ写真館

ハンドルネーム「しんたろ」の写真が盛りだくさんの写真館。最初の1年(0歳)は、いっぱいいっぱい激写してあげた。でも、大きくなるにつれ、目が離せなくなり、その分、親が忙しくなって、写真とっている場合じゃないのだ!カメラのレンズを向けると、こっちに向かって突進してくるし・・・(笑)  それでも、まだカメラに興味もってカメラ目線してくれてたうちはよかったなあ。 2歳になる頃には、テレビで大好きなDVDを見ている時は、呼べど叫べど振り向きゃあしない。
注)大好きなDVD
 2歳になった頃:ディズニーの「ファンタジア2000」(クラシック音楽に合わせてディズニーでオリジナルアニメをつけたやつ)。
            この歳にしちゃ渋い。でも持って遊ぶもんだから、遂にディスクの裏面に傷をつけて壊してしまった。
 3歳になった今:宮崎アニメの傑作「となりのトトロ」 ストーリーが少しはわかるようになったらしい。でも、トトロの歌を聞いて、トットロだと信じている。

しんたろとは・・・

ブログ開設←・・・今のしんたろはこっちを見てね!

最近のしんたろ

3歳になった。
いろいろと喋ってるよ、舌足らずで。
自分の名前もフルネーム言えるようになったし、親のフルネームも言うようになった。
・・・のはいいが、呼び捨てにして喜んでいるのは困る。
旦那がトイレに入ると、トイレのドアの前に立って、「××× ×××〜」とフルネームで呼ぶ。
てんたろには、下の名前だけで、「△△△〜」(つまり、てんたろ〜てなかんじで)呼び捨てだ。
こっちが嫌がるとさらに喜んで、いかにもいじめっ子のような口調で、「△△△〜」と連呼する。
ちっ、嫌な奴だ。(-_-#)

3歳になったからって、突然何が変わると言うわけではないが、毎日少しずつ変わってくるもんだ。
喋りっぷりもどんどんオマセになる。
最近はTVのヒーローもの・・・ウルトラマンシリーズ(今はネクサスを放映中だが、コスモスやセブンが好きらしい)とか仮面ライダー剣(ブレイドと読む)とか、デカレンジャーとか)が大好きで、その影響も著しい。常に悪役にされてしまうてんたろは、毎日彼が起きている間は、絶え間なく攻撃され、尚且つ、「ぐあー」っとヤラレなければならない。
悪役も大変である。

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2歳11ヶ月。
このところ急激に言葉が増えてきて、よく喋るようになった。
驚いたのは、彼がまだアーとかウーしか言えなかった頃に、てんたろが喋っていたことをなんかの拍子に言うのだ。
喋ることはできなかったけど、ちゃーんと聞いて覚えていたんだねー。
「まだ何も話せないから(言葉わかんないしねー)」なんて言って、赤ちゃん時代に無防備に言いたい放題していると、
子どもが幼稚園くらいになって、ペラペラ喋るようになると(喋る相手もいっぱいできるし)、とっても危険な気がする。今からでも気をつけねば。

ある朝トイレに行って、ご機嫌で鼻歌を歌っていた。
「おしっこチー!うんちぽっっちょん、おならぶりぶりばあんっ!」
・・・(汗)ちょっと待て。
最初のふたつはまあわかる。最後のおならはどういう音なんだ。そんな音いつ聞いたんだ?誰がした?お前は可愛くプリプリプリ、プウ?ってやつだ。
じゃあ、親が疑われるじゃないか!てんたろはそんな爆発音のようなおならをした覚えはない!筈。たしか。きっと。たぶん。・・・ど、どうかな(汗)

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2歳10ヶ月。
近所の3年保育の私立幼稚園に通わせることにした。11/1に無事入園決定。やれやれである。
お名前は?いくつ?となんども面接用の練習をかさね、父母の名前も祖父母の名前も、果ては、てんたろの妹(叔母にあたるな)のニックネームと本名と、てんたろの友人の呼び名まで、ぜーんぶぜーんぶ覚えて言えるようになったのに。
いざ、当日、親子面接の場で。 お名前は?・・・しらんぷり。おとしはいくつ?・・・しらんぷり。
恥ずかしいのか、先生と視線を合わせもしない。
そのうちに先生の背後にあるものを発見! すかさず席を立ち、先生の背後へ回ると、背後の棚からブロックを引きずり出して遊びだした。。。
まあ〜〜なんてマイペースなこと。
その時笑顔の裏で、両親はしんみり思った。こりゃ、お受験幼稚園なんて、とんでもねーなー・・・と。
まー、とにかくそれでも入園許可が降りたんだからよかった。

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2歳3ヶ月。
ようやく2語文が増えてきた。
いつも麦茶を飲むマグカップが見当たらないと「ママ、カップない」、皿に出したえびせんを食べつくして皿がからっぽになると「えび、ない」という。
食事時に「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶もするようになった。
でも、「いただきます」は「ます」、「ごちそうさまでした」は「した」だけど、お辞儀をしながらいうので、うまく言えないけど、一応わかってんだろーなーと思っている。

お辞儀といえば、「こんにちは」や「ごめんなさい」もまだ喋らないけどお辞儀だけする。
何も言わずにただお辞儀する様がなんだか可愛らしい。
実家に行って、「遊んで」という意思表示なんだけど、ばあばや、おばちゃんを叩くことがあるので、てんたろが叱って「ごめんなさいしなさい!」というと、何も言わずにこそっと頭を下げる。
上半身を前にうまく倒せないから、頭だけを前に出して会釈し、同時に膝を曲げてお尻を少し落とす。
その仕草が妙に可愛くて、皆すぐに笑って許してしまう。甘い!(笑)。

こないだは、実家の猫に攻撃をしかけたので、しんたろを叱ったら、同じように猫に「ごめんなさい」のポーズをしていた。猫はわかってくれただろうか・・・。

あかちゃんにも興味を持つようになった。0歳児を見つけると近寄って、そーっと手を触ろうとする。
先日、てんたろの母校(高校)の吹奏楽部のコンサートに行って、乳幼児と親子で鑑賞できるキッズルームで演奏を聴いていたときのこと。
後輩の女の子が連れていた7ヶ月くらいのあかちゃんと、えらく意気投合し、二人で音楽に合わせて手を叩いたり踊ったり歌ったりしていた。

公園に行くと、今度は逆に、二つ三つ年上の子達に混ざって遊んでいる。
年上の子がやることは、しんたろはすぐ真似をする。いいことも悪いことも。
枝を振り回したり、砂を人に向けて投げたりするのも、公園で他の子がやっているのを見て習得してしまった。
そういうときに、その年上の子の親やてんたろが駄目だよ!と叱ってもなんの効力もない。大人より子ども同士の方が影響力強いんだなあ。無念。

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2歳2ヶ月。
しんたろ写真館2歳編にも出ているが、最近のマイブームは電話(をかけること)と、ベートーベンの「運命」を指揮することだ。
そもそも、ディズニーのファンタジア2000をお気に入りでよく見ていたことに始まるが、他の曲じゃやらないのに、なぜか「運命」がかかると、彼専用の指揮棒(=ストロー)を出してきて、踏み台の上に上り、指揮を振る。
膝も屈伸させて、腕だけではなく体全体で指揮をするので、雰囲気だけはプロっぽい。
指揮のテクニックとかなんとかはなーんにも知らない。
音がしてから振るから振り遅れてるんだけど、耳に入ってきた音楽に合わせて素直に振っているから、音楽の抑揚とか表情がそのまま棒に出る。
とても素直な指揮だ。この棒で演奏したら激しい運命になるかも。

自分のオケの下手な演奏聞かせると危険だから、聞かせるのはよそう。変な音楽センス身につくとやだし。

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2歳1ヶ月。
正月に黒豆が大好物になった。
豆好きである。
納豆も殆どの朝に食べている。納豆大好きだ。あれをかき混ぜると喜ぶ。何が面白いんだかはわからない。
節分にも、煎り豆をバクバク食べていた。節分の豆は、よく、歳の数を食べて一年の無病息災を祈ると言われるが、しんたろの食べた数を考えると、親の歳より食べていたかもしれない。

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2歳!
そんなこんなで、2歳になった。早いものだ。2歳になった途端に一日単位でいろんな新しい発見をするようになった。言葉も日増しに増えつつある。
今まではパパとワンワンくらいしか言わなかったので、「なんでママは言わないんだ!」と、てんたろもちょっと拗ねてたのだが、やっとママというようになった。
と思ったら今度はママを乱発大サービスでパパが寂しがっている。
じいじ(祖父)のことをジジ、ばあば(祖母)のことをバアバ(時に間違ってババア(^_^;))と言えるようになった。これには、じじばばの顔も緩む。まだかわらいしい高い声で、ジジ?バアバ?(なぜかイントネーションの最後が上がって疑問形のようになる)と言われるんだもんね。

気が向けばアーイと返事もする。
最近は、この連携で、ママ、アイ!と言ってくる。つまり、呼んだら返事をしろということらしいが、呼ぶと同時に返事もしてくれてるので親切なのか何なのか。

それにしても、バナナとかダンゴとか食べ物の名前ばかりしゃべるようになって。食いしん坊まるだしだ。
こんにちは、といえない彼が、公園で、年齢の近い子やその親に向かって一生懸命しゃべりかける言葉は、バナナ、ダンゴ・・・。
大人の男性は全部パパで、女の人は全部ママだそうだ。

てんたろがしゃべったことを反復して言うようにもなったので、うっかり変なことは言えなくなった。
「ちんちん」も覚えた。風呂に入って裸のときに、ちんちん、ちんちん、と言いながら、自分のちんちんを指で弾いている。
入浴中にてんたろのちんちんも探された。ないものはないのだが、深追いせずにすぐ諦めてくれたので、執念深くない子どもでよかったと内心ほっとした。

CDやDVDに合わせて歌の一部を一緒に歌うようにもなった。

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1歳11ヶ月。
DVDや教育テレビの好きな子ども番組を見ては、歌に合わせて一緒に踊ったり、フリをまねしたりしている。その姿は滑稽で本当に面白い。相変わらず、おもちゃをとっ散らかす。でも、最近はおかたづけを分かってきたみたい。お片づけ!と騒ぐと、積み木とかは、箱にちゃんと戻してくれる。お片づけの際のつみきやおもちゃのレイアウトもこだわりあるようで。片付け終わると、両手を挙げてヤッター!と言う。時には、できたー!とも言う。
片付け途中でアクシデント(足で蹴っ飛ばした)が起きて、再びばら撒いたときは、いっちょまえにあーあ、とか、(やっ)ちゃった! と言う。

11月下旬の連休。てんたろの妹の結婚式のために軽井沢に行った。結婚式は旧軽井沢の由緒あるホテルの礼拝堂。
われらは、前の日に塩沢湖のそばののお子ちゃま向けペンションに前泊した。とてもじゃないが、当日朝、家を出るのは、しんたろの準備も踏まえて無理だったから。
そして、夜更かしのしんたろは、ペンションで前夜祭。てんたろの携帯の着メロにしている3ちゃんのお子様番組の体操の曲をかけたら、ベッドの上で体操を踊りだした。それを何度もやらされた。翌日速いから・・・と親は寝たかったのに、結局しんたろは2時まで元気に走り、眠ろうとしているベッドのパパの上にタックルして痛めつけていた。

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1歳10ヶ月。しんたろは言葉が遅くて、まだ1語文もあんまり出てこない。バイバイ、いないいないばあ、ないない(飲んでいたジュースがなくなったとき、食べていたヨーグルトが空になったとき、バナナが皮だけになったときなどに)が定番。
秋になって、パパ、ママをはっきり言うようになってきた。いや、もっぱら、パパは把握したようだ。パパに向かってパパと言う。でもママにママとは滅多に言わない。うにゃーといえば以心伝心、ママは大方の希望を聞き取ってくれるから、ママと呼ぶ必要がないらしいのだ。それどころか、てんたろに向かってパパと言い、旦那に向かってママと言った時もあった。((+_+))。恐るべし子どもの感性。

10月に入って、てんたろは、ちょっと待てよ?と気付きだした。
しんたろは言葉をだいぶ分かってきているようで、端々を発音するようになった。でも。英語。
彼のお気に入りのDVDには、去年の秋から、「おかあさんといっしょ」歌のDVDなどに混じって、英語の歌のDVDも入っていた。かえるさんとうさぎさんがおもちゃを使ったり踊ったりしてお歌を歌ってくれるやつだ。
そんなもの、どれほどの効果があるのかきにしてはいなかったが、なんと、日本語より英語に興味を持ってしまった。
先日、数字の0(ゼロ)を見て、オウ!と言っていた。Kを見て、クックッ((注)子音のKだけで母音のUを含まない。なんて良い発音!)という。Pを見ても口から唾を飛ばしながら、パッパッと言う。英語の苦手な両親の子ではないようだ。すげっ。

昨日はもっと驚いた。一度も教えていなかったのだが、絵をみてインスピレーションを感じたのだろうか。家にあった、英語のカードに「POTATO」という字と絵が書かれたカードがあった。それとは別に、全然違う所に「じゃがいも」という字と絵が書かれていたカードがあった。いつのまにやら、その2枚を左右の手に握り締めて遊んでいた。偶然かもしれないがビックリ!
それぞれのカードをまた、別々の所定の場所に片付けた。今日、どっから見つけてきたのか、また同じ2枚をもって遊んでいた。スゲ。
でも。どうして、い・も だったのだろう? もっと花=Flowerとか、りんご=Appleとかあるだろうに。そういや、しんたろがおなかにいたときに、無性にコロッケ食べたくて馬鹿みたいにコロッケを(代表しててんたろが)大食いしていた。今はそうでもないのだが、やっぱり、芋に何か魅力があるのだろうか。

肝心の日本語は、おいしい!というようになった。

それから、鼻歌を歌うようになった。鼻歌は自作の歌。機嫌がいいと出てくる。「イェイイェイイェイイェイ、ホッホー」または「イェイイェイイェイイェイ、オッオー」。
うんと機嫌が良くてノリノリの時には、1フレーズの中のイェイイェイの数が倍に増える。

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7月初旬、地元の保健センター(旧保健所)で、1歳半の子の集団歯科検診が行われ、しんたろもそれに参加した。
幸いに、ちょっと汚いけど虫歯はないということで、よござんした。でもね。歯は良くても、それ以外がいけない!!

まず、教室で10組ほどの親子がいっせいに、歯の磨き方の指導を受ける。講師の先生(おばちゃん)が最初に簡単に歯の磨き方やら虫歯対策など、親の歯についても、いろいろと説明していた。と、思う。
と、思う、と推測でしか書けないのは、私が殆ど話を聞けていなかったからだ。他の子はみんなおとなしく親の膝の上にちょこんと座っていたのに、しんたろは、一瞬たりとも親の膝の上に座ろうなんてしなかったのだ。説明後半では、他にも2,3人の子が飽きてしまい、やっぱり遊びだしたけど、最初から遊びモードに入っていたのは、悲しいかな、しんたろだけである。(涙)

そもそも、保健センターに着くなり、しんたろの大冒険(本人の感覚では。てんたろから見れば大暴走!)が始まっていた。
てんたろが受付手続きしている間に、ダッシュで走り去り、好き勝手に遊び始めた。やっと探してみれば、なんと、事務室に潜入して何食わぬ顔で書類を物色している! お前は職員かっ!
ほんとーの職員に何度も「説明がありますから、相談室(教室)に入ってくださ〜い!」と声を掛けられ、その度に、ハイ!と愛想良く返事をしては、振り返ると姿のないしんたろを追い掛け回すこと、数分。
やっと、捕まえて(いや、もう、捕獲といいたい)、教室に行ってみたものの、上記のような始末なのであった。しかも、ただ、遊んでいるだけならいい。しんたろは、親子が並んで座っている椅子の列の後ろにもう一列空席の丸椅子が何脚も並べられているのを見つけるや否や、それらを、ガガガーとうるさい音をたてつつ、押して歩いた。ほっといたら、すべての椅子を、ある一箇所にまとめたので、彼なりにコーディネートしていたらしい(目的を持って動かしていたらしい)。
でも、うるさい。親達は、集中して聞かないと、先生の話が聞こえにくい。
てんたろは、そんなしんたろを追い掛け回して制止しようと奮闘していたから、何の話かなんて、まるっきり記憶にないわけだ。

更に大冒険(大暴走)は続く。
歯医者さんに歯を見てもらった後は、別の教室で、1歳半の発育チェックや生活チェックとか育児指導・相談などをやる。保健士と親が1対1で話をする。
今度は、目の前の机の上に積み木や車のおもちゃが置いてあったので、しんたろは大人しくてんたろの膝の上に収まっていた。
お陰でスムーズに話は終わった。
いえいえ。しんたろの中ではおしまいじゃない。『僕はまだまだ積み木がしたいんだ!』(しんたろの心の叫び)

おしまい(この言葉は彼は分かる)と何度言っても聞かない。最近は、言葉の意味が分からないというよりは、わかってても、平気で無視する。親のいうことを聞かないのだ。第1次反抗期か?
無理やり取り上げようとすると、大騒ぎ。大声で泣き叫ぶ(フリの時もある)、ふんぞりかえる、最悪は床や壁におでこをガンガン連打する(抗議運動らしい)!これはやめさせないと。
不幸中の幸いに、しんたろは大冒険しまくっていて、ほとんど最後の順番で、部屋は片付けはじめていた。次の親子が待っているわけではない。
おかげで、保健士さんたちは、飽きてポイするまで持っていていいよ?と優しい。
ところが、しんたろは、積み木を持って部屋の中を走りまくり、片付けも邪魔する。何より、変なところで転んだりするから危ない。優しい保健士さんにまで「おかあさん、お願いしますよ!」と指導されてしまった。しかし、てんたろは疲れていたので、もはや追うことをやめて苦笑い。勝手にせいっ。
遂には・・・一瞬の隙に、しんたろがいない!
あれ?と皆で探すと、2段式ワゴンの下段に入り込んでちょこんと座って遊んでいる。
おい・・・気づかなきゃ、そのままワゴン毎片付けられていたぞ!やれやれ。
この日は。てんたろだけが。ものすご〜〜〜〜く疲れた日であった。しんたろ?彼は思う存分羽ばたいて、帰りのベビーカーでグッスリ眠りについていたさっ!

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6/19にやっと1歳半になった。
体型も赤ちゃん体型じゃなくて、スリムな幼児体型になったし、悪知恵もいっぱいついてきた。悪知恵ってさ、教えてもいないのに何で習得してるんだろうね?
また、やっちゃいけないことの方がやっぱり面白いらしくて覚えちゃうというか、何度もやりたがるというか。
正しいことは教えなきゃやらないし、教えてもなかなかやってくれないことも多いというのになあ・・・。
(正しいこと…というのは、大人社会、大人の都合上、正しいと思われることで、ちびっ子の概念で正しいこととはまた違うのかもしれないけど)
シャボン玉を作ってあげると、喜んで追い掛け回したり、公園の砂場で砂遊びをしたり、最初の1年半の成長たるや、凄いものである。
親であるてんたろは、1年半何をしたかって毎日おんなじことばかりしてたから、全然成長ないんだよな。腰痛くなったとか、衰退はあるけど。(泣)

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1歳5ヶ月のしんたろは、だいぶおにいちゃんぽくなってきた。
TVなどで好きな歌が流れれば、音楽に合わせてステップを踏んで踊ったり、体を左右に揺らしたりしてリズムをとっている。
髪の毛も伸びた。
前髪は毛の根っこが立っているため、そもそもベッカムヘア、いわゆるモヒカン頭だった。
それが、伸びて遂に毛の重みで先っぽが垂れ下がってきた。いわゆる花形ヘア(巨人の星に出てくる花形満の髪型)になってしまった。
さすがに、目に刺さって痛そうだったので、床屋さんグッズを購入して、前髪の先だけジョッキンと切ってやった。
公園では水場が好きなようで、水のみ場と手洗い場がセットになった所で遊びたがる。ぶらんこやすべりだいは二の次である。
我々が住んでいる場所は、川のそばの親水公園とか、滝の公園など、水遊びできる公園があるので、しんたろにはもってこいかもしれない。
ただ、家からちょっと離れているから、まだ行ったことはない。そろそろ行ってみるかな。

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2/20。毎日家の中をバタバタと音を立てて走り回る。短いがにまたの足のくせに、走ると想像以上に速い。外の広い場所では、こっちが歩いてたら追いつかない。
しんたろより18日早く生まれた愛子様も先日一人歩きできるようになったと報道された。
あちらは家の中でも広いから、歩きがいがあるだろうな。雨の日も雪の日も運動不足にはならなそうだ。
2月になって、しんたろの屋内の遊びに、運動をする遊びが追加された。その名もわんわんごっこ。なんだ、それは?
おーきなビーチボールをリビングから玄関に通じる廊下に向かって投げる。ポイ、コロコロコロ・・・と効果音はこちらで付加する。
すると、しんたろは、喜び勇んでそれを拾いに駆けていく。そして両手でボールを抱えて(抱えると顔は隠れるから彼も前が見えないだろう)戻ってくる。
昔、よく、友達の家の犬に遊んであげたものだ。そう、彼は、犬が大好き。大好きが高じて遂に犬そのものになってしまった。
そうそう、近所の大きな犬に目の前で吠えられて、ケタケタと声を上げて笑う、大喜びする赤ちゃんは、しんたろの他にいるのだろうか?
赤ちゃんだから、かわいい!とか思えるけど、よ〜く考えたら、怪しい奴だ。大方の赤ちゃんは吠えられたら泣くんだろうねえ。
恐いもの知らずの彼は、犬に平気で近づいて触ろうとする。いくら、犬が好きでも、ヒヤヒヤするよ。
万が一ガブッとやられると、と思うと・・・・ね。でも、それでも、彼は笑って喜ぶのであろうか?もしそうだったら、それはそれなりに心配なことだ。(汗)

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子供の成長は早いものである。
公園で遊ばせていたら、公園内どころか、公園の外へヨチヨチ・・・。ほんの数秒目を離すと姿がなくなる。
恐ろしい・・・。車や自転車が頻繁に通るから、しんたろが1人でヨチヨチしているとえらいこっちゃ。慌てて捕まえて公園の中に連れ帰る。
でも、しんたろは、頑固だ。とっても、シツコイ。一旦、目標物を定めたら、そこにたどり着くまでは絶対に譲らない。
泣いて怒るとかはしないけど、抱っこして元の位置まで戻しても、地面に着地した途端に、一目散、先ほど目指していた方向へまた歩き出す。転ぼうが何しようがお構いなしだ。追いかける、抱っこして戻す、追いかける、抱っこして戻す、の繰り返し。ぜーったいに譲らないから、こちらが折れて付いて行くしかなくなる。
その戦いは、出かける時の家の前でも起こる。
しんたろは、玄関で靴を履き、たっちをしてドアの前まであんよする。ドアを開けてやると、早口で「おいしょ、おいしょ」と言いながら、段差をまたいで外にでる。
ベビーカーを出して、折りたたまれたベビーカーを開いている内に、しんたろは、道路をとことこと歩き出す。歩く方向は決まってない。いろんなところにふらふらと行く。まってくれー、この道も車・自転車が多いんだよー!

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12月後半のしんたろは、イベント目白押しで、ベビーのくせに師走の忙しさを堪能できそうだ。
12/19、しんたろは1歳になった。
誕生日の翌日には、てんたろの会社の送別会兼忘年会にてんたろと共に出席して、金曜夜の新橋にデビュー。金曜の新橋は酔っ払いのおやぢだらけだった。でも、しんたろと同世代が2人も居たよ。
そして、誕生日が終わったかと思ったら、1週間後には、クリスマス。しんたろとキリストのおかげで、2週続けてケーキが食べれて、てんたろは嬉しい!
クリスマスの1週間後は、正月。う〜ん、忙しい忙しい。

今月に入って、しんたろも、随分とアンヨが上手になった。1歳の誕生日を迎えるまでは、ハイハイか伝い歩きだったのに、誕生日を過ぎたとたんに、どこにもつかまらずに良く歩くようになった。
まだ、よちよち、よたよた、だから、いつ転んでもおかしくない。つかまる目標物を定めて、そこまで一生懸命歩く。
自分でも不安定で、一刻も早く目標物にたどり着いて、どこかに掴まって安心したい、というのがあるのかないのか・・・、とにかく速い。一目散に向かっていく。
ということで、まだ家の中限定かな。いつになったら、外でも一人で歩けるようになるかな?

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11/10。昨日あたりから、しんたろは、興味深い動作をするようになった。
一昨日、3歩だけ、どこにも捕まらないで歩いて見せた。お〜!すごい!と思っていた矢先のこと。
親のベッド(床上40cm)の上にいた彼は、ベッドのすぐそばにあるワゴンに興味津々。面白そうなものが沢山あるのだ。何より、大好きなベビーパウダーの缶がある!
だから、ベッドの上よりも、今はワゴンの元へ行きたくてショウガナイ。
昔なら、ベッドの端まで行って断念した。或いは、頭から落っこちた・・・。
ところが? 今の彼は一味違う。
ベッドの端までハイハイをしていくと、そこで方向転換。ベッドの端にお尻を向けるようにグルッと回転したかと思ったら、足から後ろ向きにそっとベッドを降りた。
そう。落ちた、ではなくて、降りた。誰も教えてないのに、自分で発案したらしい。ブラボーブラボー

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10/22。TVの幼児向け番組(すぐ下参照)の最後で歌に合わせて体操のおにいさんとチビッコが体操をする。昨日、今日と、しんたろは、TVに合わせて踊るようになった。前述のDVDを見ても相変わらず歌っている。前の歌と今の歌、DVDでは別の歌。でも彼の歌は同じに聞こえる。まだてんたろは修行不足。

10/5。しんたろはまたひとつ芸を覚えた。「手を叩く」である。(それは芸か!?)
自分の右手と左手を合わせて叩く。簡単なことだが、しんたろにはできなかった。
夜。しんたろは、「おかあさんといっしょ」のDVDを見終えて、暫くラックに座ったままテレビを見たり、一人で「ウー、ダー、アー、ナンナンナー」と歌っていた。
ゴメン、まだてんたろには、何の歌か判別できないのだ。たぶん、さっき見ていたビデオのどれかの歌だろう。
一通り歌い終わると、誰も誉めてくれないから?ってわけじゃないだろうけど、自分で拍手を始めた!。自画自賛。うーん、こんなことで、手を叩くようになるとは。

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9/29。先週、またひとつ、芸を覚えた。バイバイである。
8月に愛子様の那須などのご静養の報道があった頃。どこに行っても、知り合いであろうと通りすがりの人であろうと、みんなが口を揃えて、バイバイしないの?と聞くのだった。それ以来、てんたろは、一生懸命しんたろにバイバイを教えていた。でも、しらーんぷりされた。
ところが、9月に入って、鏡に映ったしんたろにバイバイをすると、鏡の中の自分にバイバイするようになった。・・・でも、「鏡の中の自分」以外にはバイバイしなかった。
先週になって、やっと、それ以外の、生身の人間にバイバイをするようになった。こっちがバイバイと言って手を振って見せると、うーうーと唸りながら右腕をバタバタ振っている。ま、たぶん、これがバイバイなのだろうな。と思うことにした。

9/22。結婚式の二次会に行った。新郎新婦よりも目立っていた気がする。
誕生祝にママのいとこから貰ったファミリアの一張羅を着た。ベビーカーにじっとしていないだろうから、つかまりだちや伝い歩き用に、靴も持っていった。でも、ちょっとばかり大きめの靴なもんだからすぐに脱いじゃった。(脱げちゃった?)

9/14。今日は急に冷え込んで肌寒い日だった。久々に長袖を着た。
しんたろの長袖シャツは2枚あったのに、それを忘れてないものだと思い、無理やり半袖単パンの夏スタイルで外出した。
流石に外では寒かったみたいで、腕も脚も冷たかった。ごめんよー。でも、しんたろの秋物の洋服しっかり買って帰った。明日からはあったかい格好しようね。なんつって、また残暑に戻ったりして。

9/7。8ヶ月を過ぎたしんたろは、捕まり立ちや伝い歩きをするようになった。ハイハイもできるようになったけどあんまりしないな。うちにスペースがないから。

今朝の新聞によると、しんたろより19日だけお姉さんで9ヶ月になった天皇家の愛子さまは、やっと初めての歯が生えてきたそうだ。
しんたろは、既に上の前歯4本、下の前歯2本が出揃った(主食はまだ母乳なのに!)。
しんたろの歯はすっかり凶器と化し、てんたろを噛み噛みの毎日だ。
特にお腹がすくと歩行器で流暢に走り回るしんたろは、すすーっとてんたろの元へ寄って来て、腕やら脚やらをガブッと噛む。力加減がわからず容赦ないから大変である。
てんたろの悲鳴が絶える日はない・・・

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7/16。しんたろは、生後7ヶ月になろうとしている。
下の前歯は2本生えた。
まだフラフラしてるけど、おすわりするようにもなった。そして、歩伏前進もするようになったので、ハイハイする日も遠くないかもしれない。
お陰でねんねの時のようには目を離せなくなってきた。彼がターゲットにしたものは、なんでもしゃぶるので、べちゃべちゃにされる。
とりわけ、紙が最近のマイブーム。チラシでも雑誌でも本でもなんでも。赤ちゃん用の厚紙の動物カードとか厚紙の絵本とか、赤ちゃんがしゃぶるの前提のものでも、即日のうちに、ビチャビチャ、ボロボロ、そして、下手するとゴックンである。

先日も、一瞬目を離した隙に(本当に一瞬だった)、歩伏前進でチラシのそばにすり寄って、角を噛み噛み…口の中に…。
気が付いて慌てて口を開けて指を突っ込み取ろうとしたけど、チラシの紙って薄いから口の中に貼り付いて上手く取れない。次の瞬間、口を閉じた。ヤベッ!と思って、すぐにまた口をこじ開けたが…もうなかった。

その紙片との再会は、翌日。
行方知れずだった紙は、まったくそのままの形で(色は変わってたけど)、しんたろのお尻から、やあっ!と出てきた。
結構大きな紙だったので、しんたろがうーんうーんと頑張っていたのは言うまでも無い。早くも、っつうか、男の身で産みの苦しみを味わえたか?

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6/9。しんたろは、生後5ヶ月を過ぎて離乳食を開始した。
極道ハハが手抜きしているので、粉末の野菜おかゆを戻して食べている。
最初はスプーン一杯食べるか食べないか、なので、わざわざ作るのもなんである。
そんなインスタントのおかゆを「はい、あーん」っと食べさせている傍らで、TVのワイドショーが、雅子様は愛子様に愛情込めた手料理でやってるなどと、報道していた。
・・・雅子様は雅子様、てんたろはてんたろ。

そういえば、しんたろの下前歯のうちの1本が生えてきた。歯茎からちょこんと顔を出したのである。早いねえ。プラスチックのおもちゃを無心にカジカジしていた成果かな?

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生後4ヶ月近くになって、だいぶ首も座ってきた。相変わらず寝たきりだが、動きが激しくなりじっとしてはいない。
特に、暑い日は、まだ寝返りも打てずに寝たきりの彼は、背中が暑くてしょうがないらしく、じたばたもがいて怒る。
どうにかしろ!背中が熱いよっ!寝てるのは嫌だ!と怒る怒る。(台詞は推測)
最近の彼の声はやたらでっかくて、時には甲高い声を出したりすることもある。だから怒って喚くとそれなりにウルサイ。
これからもっともっと暑くなると更ににぎやかになるんだろうなあ。やあ、まいりますな。

4月末に4ヶ月検診があって、ツベルクリン反応&BCG予防接種があった。初注射ですなあ。ツ反は皮下注射だから大人でも痛いけどやっぱりしんたろも暴れて逃げようとした。針刺されても普通にしてたのに、液を注入し始めた途端に痛がって暴れて泣いたから、解りやすい奴だ、と思った。BCGは何食わぬ顔であっという間に終わってしまったし、基本的に注射には強いみたい。分かってないのかなあ。

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しんたろは、1ヶ月を過ぎて、うーとかあーとか一生懸命発音するようになった。
最近は、自分の手をしげしげ眺めてはそれを自分の顔へ持ってきて指しゃぶりする。でもまだコントロール効かないらしく、大変である。

@にぎりこぶしを上げて腕から手まで力みまくり、どうにかしてこれを自分の口へもってくるべく一生懸命頑張る。腕を突っ張った状態。
Aそして、自分の顔へ持ってくるが腕はつっぱったままなので、 にぎりこぶしはおでこに激突する。まるで自分で自分を殴っているようだ。
Bそのにぎりこぶしを、おでこから顔の上をズルズルと滑らせてやっと口に運ぶことができると、ちゅぱちゅぱとおしゃぶりが始まる。

途中で失敗すると、また@に戻るので大変そうである。ご苦労様。

しんたろとは・・・

21世紀の最初の年が暮れようとする頃、2001年12月19日11時50分に人間界デビューしたてんたろの第1子である。
名は、真也(しんや)と決まった。このページでは、しんたろと名乗ることにしよう。

目に入れても痛くないほどかわいい。と、よく言いますが・・・
ちなみにほんとに目に入れたらそりゃあ痛いだろうな・・・。
・・・やってみるのがてんたろの好い所である。
ほっぺたなら痛くないだろうから、そこから目に入れてみよう。
と、目を近づけたら、彼は頭をブンブンと振り回したので、思いッきり、頭突きをくらった!
・・・違う意味で痛かった。・・・もうやらない。