プレイの様子

2012 年3月31日にサクサク三国志+拡張セットで遊んだプレイ結果です。

サ クサク三国志がどんな感じのゲームなのか、流れが分かって頂ければ幸いです。

 

―  ゲーム準備 ―

遊 んだ地図は以下の拡張セットに入っている「4人用その3」です。華北が抜けています。

北 狄に侵攻されて漢の支配権がなくなったと思ってください。

代 わりに、江南・荊南・南中がすべて入っており、交州も使えます。

プ レイヤーは4人で、以下のような群雄と配下の将軍となりました。

緑 軍は武将ばかりになってしまいました。

軍 師も居なければ政治家すら居ません!! (~_~メ)

孫 堅になんと! 周瑜ですよ! ちなみに政治家は王粲です。弱そうに見えますが意外にも彼は使えるのです。

義 に篤い武将に、名政治家に名軍師と、これ以上ない面々です。

戦 争も一騎打ちもこなせる黄忠に、政治も知力も高い魯粛と、少数精鋭です!

こ の状態でゲーム開始です!

 

第 1章 呉国の財政難

ゲー ムが開始されると、青・馬騰が直ぐに呉王になります。

(揚 州刺史 ポイント+2→呉王 ポイント+4)

王 位カードを初期配置で持って行っていたので、当然の行動です。

そ の後、各プレイヤーは空白地を順調に攻め取っていきます。

赤・ 孫堅は、漢中を支配すると、一転進路を東に向け、弘農、宛と支配していきます。

黄・ 馬良は西進し、荊南に支配地域を広げます。

緑・ 韓馥は、南中の全てを支配した上で、荊州 江陵まで進出します。

特 に交渉行為はありませんが、暗黙の了解で漢中は孫堅、荊南は馬良の勢力範囲でそちらに進出して刺激するのは止めます。

 

さ て、残る呉王 青・馬騰が苦戦です。

手 持ちカードが悪く、空白地を攻めきれず、序盤から「開墾」(手持ちカード良くする行為)を繰り返します。

そ れでもにっちもさっちもいかず、おもむろに「派遣」の行動で、
なんと玉璽カードを手放す行動に出ます。

玉 璽はポイント+1の効果のある貴重なカードなんですが、
馬騰ではマークが合わずに場に出せません。

場 に出せないと手持ちカードとしてずっと残ってしまい、
これが馬騰の手持ちカードを実質1枚少なくしています。

考 えた末、馬騰は隣の馬良との関係を良くする為にも、
玉璽を渡し見返りに強いカードを貰います。

し かし、それでも青・馬騰は苦戦するのです。

徐 州を獲ったのち、そのまま劉表が治める豫州 譙に対して「支配」(政治を使って空白地の都城を得る行動)を行います。

名 政治家 陳羣に、孔子の末裔の孔融を付けてその政治力の合計は10! 負けはありません!!

… と思ったのですが、劉表は政治・知力の行動を無効化する看破を持つ徐庶を引き当てた為、まさかの敗退です。

 

第 2章 韓馥の即位

孫 堅が呂布を使って、洛陽の董卓を誅殺したことで、漢王朝は終わりを告げます。

こ れを見計らって、益州の韓馥が(王位カードで)蜀王になります。

(益 州牧 ポイント+2 → 蜀王 ポイント+3)

そ してさらに15ポイントに到達した為「即位」を宣言します。

「即 位」を宣言すると、ここから1順するまで緑・韓馥が15ポイント以上を維持できたらゲーム終了です。当然、他のプレイヤーは阻むために、緑・韓馥を集中砲 火します。

 

ま ずは、赤・孫堅!

てっ きり、統率が5もある孫堅自身か、周瑜が軍団を引き連れて「戦争」を仕掛けてくると思って、韓馥三将軍が待ち構えていたのですが、なんと! 孫堅は政治家の王粲に「暴動」(支配している都城を空白地にする)を仕掛けてきます。

孫 堅曰く『だって、マークが合うカードがこれしかなかったんだもの』(>_<)

し かし、この行動こそが韓馥の弱点で、政治家の居ない韓馥は防ぐために虎の子の費禕(政治5)を出して防ぎます。

こ こで貴重な政治5のカードを使ってしまった為、その後 青・馬騰が 陳羣(政治5)を使って「暴動」を行ってきたのを防ぐことが出来ず、成都を空白地にされます。これで15ポイントから転落して即位は阻まれます。

馬 騰は2行動目で、空白地となった成都を「支配」して自領に組み込みます。

こ の時点の各勢力の支配状況はこんな感じです。空白地が無くなってきました。

こ の後、孫堅が豫州 譙を制圧して、豫州牧の地位も得たため15ポイントになりリードします。しかし、これに対して馬良の将軍 魯粛が「暴動」を仕掛けて蹴落とすなど熾烈な戦いが繰り広げられます。

 

第 3章 馬騰の没落、三国体制

こ こで再び馬騰が韓馥に仕掛けます。飛び地だった成都から馬騰(武力4)自ら出陣して「一騎打ち」を挑みます。

馬 騰側としても一撃必殺のつもりで、手持ちから夏侯惇(武力4)を繰り出してきますが、そこは武力バカが揃う韓馥の面々、張郃(武力3)と文醜(武力5)で 阻みます。

こ れが阻まれたことが馬騰が没落する契機となります。

そ の後、韓馥が反撃とばかりに成都を取り返します。守っていた張任が討死し、主力を失います。そしてはたみ掛けるように今度は孫堅が徐州を奪い、馬騰は勢力 を縮小してしまいます。

孫 堅はこれで17ポイント! ここで「即位」を行えばかなり成立する可能性が高かったのですが、この時の孫堅の手持ちカードはすこぶる悪かったらしく、即位 してもポイントを維持するのが難しいと判断して「開墾」を行って手番を終了させます。

孫 堅、力弱いです!!(ー_ー)!!

 

こ の後、孫堅、韓馥に、馬良まで加わってトップが目まぐるしく変わりますが、いづれの君主も「即位」を宣言する余力が無く、このまま終わりを告げる北斗・南 斗カード※が出た際にトップだった君主が勝利するであろうことを感じ始めます。


こ のゲーム終了は、15ポイント以上で「即位」宣言して1順、15ポイント以上を維持するか、カード山に交じっている 北斗カードと、南斗カードの両方が出た際に、それが規定回数目であればゲームが終了し、そこでポイントトップが勝利します。
規定回数でないなら捨て札と共に山を作り直して、ゲームを続行します。3人の場合は規定回数は2回です。

第 4章 南斗待ち

ゲー ムは既にカード山は2週目に入り、そして早々に北斗カードが出てしまった為に、あとは南斗カードが出たらそこで終了と言う状態になります。

南 斗が出たらそこで終了の為、各君主は自分の手番に現在のトップを叩き、自らがトップになるように努めだし、孫堅が暗殺で殺され、孫権が後を継ぐなど、熾烈 な戦いが繰り広げられます。

 

そ の中、ふと気が付いたのですが、馬良の陣営に 後から、あの諸葛亮が加わったのですが、政治を使う「暴動」を行うにしろ、知力を使う「謀略」を行うにしろ、政治・知力5の諸葛亮(マーク□□)を使わ ず、必ず、魯粛(政治・知力4 マーク□○)を使用するのです。

 

は! 諸葛亮とマークが合う□のカードが手持ちカードに無い!?

し かし、ついにその諸葛亮が立ったのです。

魯 粛に「暴動」起こさせて空白地を作ると、その空白地を攻め取る為に重い腰を上げます。

す るとなんと! 空白地の勢力用に山から3枚カードを引くとそのカードの中に南斗カードが交じっており、そこでゲーム終了となります。

こ の時点でのトップは馬良! なんで、黄・馬良のミヤミヤさんの勝利となります。

な んか諸葛亮が初めから南斗が出現するのを詠んでおり、その上で初出陣した感じです。

 

ゲー ム時間は、最後の南斗がなかなか出なかったこともあり、2時間半ぐらい。

そ れでもだれることなく終始、白熱したドラマティックな展開でした。

一 緒に遊んでくれた、力の2号さん、モリサキさん、ミヤミヤさん、ありがとうございました。 <m(_ _)m>

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