本文へスキップ

アマチュア無線 CWからデジタル通信へ

FT8運用FT8 OPERATION

ソフトを手動起動で運用する

  ログの管理を考えると必要なソフトは、WSJT-X + JT_Linker + Hamlog、または、JTDX +JT_Linker+Hamlogの組み合わせになると思います。
 私は、Logファイルをハードリンクし、IC-7300は、JTDX +JT_Linker+Hamlogを使用し、IC-9700は、WSJT-X + JT_Linker + Hamlogを使用しています。 JTDXの設定には、起動時にリグの電源をONし、終了時にリグの電源をOFFする便利な機能があります。


  • WSJT-X運用
  1.WSJT-X の起動アイコン
 まずは、WSJT-Xを起動し、JT_Linker 、および、 Hamlogを起動します。
 
 
2.WSJT-Xを起動すると下記画面が表示され、受信を開始します。
(1)左画面でCQを出している局をクリックすると呼び出しが開始します。
(2)左下の「TX6」のラジオボタンを選択し「送信許可」をクリックするとCQを送信します。
 
 


  • JTDX運用
1.JTDXの起動アイコン
 まずは、JTDXを起動し、JT_Linker 、および、 Hamlogを起動します。
 
 
2.JTDXを起動すると下記画面が表示され、受信を開始します。
(1)左画面でCQを出している局をクリックすると呼び出しが開始します。
(2)左下の「TX6」のラジオボタンを選択し「送信開始」をクリックするとCQを送信します。
 
 



ソフトを自動起動で運用する

 毎回3つのソフトを手動で起動するのは面倒です。そこで、JTAlertを使えばアイコンをクリックするだけで3つのソフトが自動的に起動され運用体制に入ることができます。
 JTAlertのインストール時にチェックを入れることでWSJT-X起動アイコンとJTDX起動アイコンの2つをディスクトップに置くことが出来ます。
 起動時は、設定した3つのソフトは起動しますが、終了時は全てが終了しない場合があるようです。

 

  • JTAlert for JSJT-X運用
1.WSJT-X + JT_Linker + Hamlogを自動起動するアイコン
 

 2.JTAlert for WSJT-Xアイコンをクリックすると、WSJT-X、JT_Linker 、 Hamlogを自動起動します。
(1)左画面でCQを出している局をクリックすると呼び出しが開始します。
(2)左下の「TX6」のラジオボタンを選択し「送信許可」をクリックするとCQを送信します。
 

3.交信が完了した場合
(1)WSJT-X  交信が完了すると下図のLog QSO画面がポップアップされます。
(2)JT-Linker  上記でOKすると、データがJT-Linker経由でHamlogにリダイレクトされます。
(3)Hamlog  ログ情報を登録します。HamlogでLotw用のADIファイルを作成します。
(4)eQSL   設定すれば、自動的にeQSLに交信内容が送られるようです。(電子QSL発行)
(5)TQSL   このソフトでLoTWへログデータを転送し、WEB上でDXCCなどがチェックできるようです。
 


  • JTAlert for JTDX運用
 1.JTDX +JT_Linker+Hamlogを自動起動するアイコン
 
 
2.JTAlert for JTDXアイコンをクリックすると、JTDX、JT_Linker 、 Hamlogを自動起動します。
(1)左画面でCQを出している局をクリックすると呼び出しが開始します。
(2)左下の「TX6」のラジオボタンを選択し「送信開始」をクリックするとCQを送信します。
 

 3.交信が完了した場合
(1)JTDX    交信が完了するとLog画面がポップアップされます。
(2)JT-Linker  上記でOKすると、データがJT-Linker経由でHamlogにリダイレクトされます。
(3)Hamlog  ログ情報を登録します。HamlogでLotw用のADIファイルを作成します。
(4)eQSL   設定すれば、自動的にeQSLに交信内容が送られるようです。(電子QSL発行)
(5)TQSL   このソフトでLoTWへログデータを転送し、WEB上でDXCCなどがチェックできるようです。



LoTW

 このソフトでLoTWへADIファイルを転送します。WEB上でDXCCなどがチェックできます。
※パソコンを再インストールする前に必ず「局の所在地、証明書および環境設定の保存」を行う必要があります。


 1.TQSL起動アイコン
 
 
2.TQSL起動画面