PHOTO LIBRARY 2000-Aug.「シパダン−4」


●概要

もはや恒例となったシパダン詣でです。この年のシパダンではちょっとした事件がありました。2000年4月24日に、イスラム反乱組織による攻撃、誘拐事件があったのです。楽園シパダンが実は領土権について紛争の絶えない政治的に不安定な地域であり、シパダン近郊の沿岸地域はしばしば海賊の攻撃を受けている、ということになっていました。「これほど危険が煽られれば、まっとうな日本人ならまず訪れることはないはず。空いているに違いない!」というわけで、4ヶ月後に直ちにシパダンへ急行いたしました。読みは見事に当たり、さらに入島制限の実施もあって、島はガラガラで非常に快適でした。ただ、天気はイマイチだったような気がします。[拡大画像サイズ:31KB][スライドショー][陸上編レポート]  
「帰島」:31KB

【1】バラクーダ渦−その1

お約束のバラクーダの群れです。今回はベルビア(RVP)以外のフィルムを使ってみたのですが、やはりあまり鮮やかな青にはならないみたいです。天気がイマイチであまり陽が射さないのも原因かも。今回のシパダンは、毎日風が強くて波が高く、曇りがちの日も結構ありました。やはりシパダンはGWの時期に来るほうがいいのかもしれません。[拡大画像サイズ:39KB]  
「バラクーダ渦−その1」:39KB
「バラクーダ渦−その2」:41KB 【2】バラクーダ渦−その2

上記と同じ群れに対して今度は真横から撮りました。ストロボは1灯なので、隅々にまで光が当たるようにするには難しいかもしれません。漫然と撮った一枚。 [拡大画像サイズ:41KB]  
【3】バラクーダ柱

これは、上記とは異なる群れです。今回のシパダンは天気にはあまり恵まれませんでしたが、バラクーダの群れには恵まれました。最近は、せっかく来ても1,2回しかバラクーダの群れを見なかったという人もいるみたいですから。群れの形がちょっと面白いかなという一枚。 [拡大画像サイズ:27KB]  
「バラクーダ柱」:27KB
「いつものニチリンダテハゼ」:31KB 【4】いつものニチリンダテハゼ

前にも書きましたが、ドロップオフではニチリンダテハゼ、アケボノハゼはすぐに見つけることができます。ニチリンダテハゼのいるところはだいたい決まっています。ドロップオフの棚状に奥まったところで、下が砂地で、カメにも荒らされていないという感じの場所です。既に先客がいて、ぐずぐず粘られても、その場所はただちに放棄して次の場所に行けるのがありがたいです。 [拡大画像サイズ:31KB]  
【5】山

これはロブスター・レイヤーというポイントでの一枚です。結構波があったのですがとにかくエントリ。潮の流れに乗って、浅場を逍遥します。魚は何も出ず。途中、大きな珊瑚?の山を発見しました。基底部の直径は5,6mはありそうです。面白いのでちょっと寄り道して撮っていたらみんなとはぐれました。浮上してみると、大波で全然まわりが見えません。さてどうしたものかと思案していると、波間にちらりとみんなが浮いているのが見えました。それにしても、波が大きくなるとあんなに周りが見えなくなるものだとは。。シグナル・フロートは大切だと実感いたしました。 [拡大画像サイズ:35KB]  
「山」:35KB

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