「スペイン巡礼の道」自転車で走った時の事をまとめてみました。

*はじめに豆知識*

題名の”Camino de Santiago”とは、スペイン語で’サンティアゴへの道’と言う意味です。
キリスト教の聖地と言われている サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela) までの巡礼路の事です。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマに続く、カトリック3大聖地の一つで、 Catedral には、聖人サンティアゴ(聖ヤコフ)が祀られています。


(起点ははっきりしていないようです。)ヨーロッパ各地にある巡礼路がスペインで一つになります。 中世から始まった言われていて、全盛期には、年間50万人の人がこの道を通ったと言われています。 (近年の巡礼者数については、こちら をごらんください) 現在でも多くの人が、徒歩、自転車叉はバイクなどで、旅しています。 宗教的意味は昔ほどではない様に感じます。

スペインの北部、ピレネー山脈からSantiago de Compostela という町にある聖ヤコブが祀られているcatedralまでが巡礼の道として世界遺産に登録されています。 全長は約900kmです。ちなみに、Santiago とは聖ヤコフのスペイン名です。


Camino de Santiagoが始まったのは、9世紀の初頭といわれます。
カロリング帝国にカール大帝が君臨していたころに、スペイン西北部の小さな町から、 聖人サンティアゴの遺体が見つかったとの噂が流れたことが、巡礼が始まるきっかけになりました。
そのときのアストリアスの王アルフォンソ2世が、人々が奇跡の光に導かれて草むらの中で発見したという、 聖人サンティアゴの墓に小さな聖堂を建てて祀りました。
その後、アルフォンソン3世により、少し離れた場所に立派な聖堂が立てられ、 これが現在のサンティアゴ・デ・コンポステ−ラの大聖堂の基礎になったといわれます。


以上は、私の記憶のみで書いてありますので、違ってる所があるかも知れません。 あったら教えて下さい。




● HOMEへ戻る

● Camino de Santiagoの地図

● Camino de Santiagoの歌 "ULTREIA"

● 旅行記へ

● Camino de Santigo 関連の本



お問い合わせ