盲ろう者のコミュニケーション方法



盲ろう者は、それぞれの障害に合ったコミュニケーション手段を利用しています

@手話 A指文字 B指点字 C点字 D手書き文字 E音声通訳 F要約筆記 Gその他


通訳方法 説   明 画像クリックすると大きくなります
@手 話 弱視手話
視力の残っている盲ろう者が使います。その視力や視野範囲に適した手話の位置や立ち位置で手話を現します。
盲ろう者は
相手の手話を目で見て読み取ります

工事中
触手話
盲ろう者が
相手の手を取り、手話を触って読み取ります。
A指文字 日本語式指文字
日本語の50音から成り立っている指文字


盲ろう者が相手の指文字を手で触って読み取ります。

視力の残っている弱視ろう者の場合は、その人の視力や視野範囲に適した距離を保ち現わされた相手の指文字を目で見て読み取ります。
工事中
ローマ字式指文字
アルファベット26種類の指文字
ローマ字式に現します。

盲ろう者が相手の指文字を手で触って読み取ります。

視力の残っている弱視ろう者の場合は、その人の視力や視野範囲に適した距離を保ち現わされた相手の指文字を目で見て読み取ります。
工事中
B指点字 パーキンス式指点字
盲ろう者の指(左右の人差し指、中指、薬指の計6本)を点字
タイプライターのキーに見立て、直接指に点字を打つ方法です。

パーキンス式は左人差し指が1の点。

二種類ある指点字のうち、パーキンス式が主に使われています。

「Macky's houseの指点字練習帳」で紹介しているのは、このパーキンス式です。
ライト式指点字
ライト式は点字器で点字を打つ配列です。

ライト式は右薬指が1の点。
C点 字 ブリスタ通訳
ドイツの通訳用点字タイプライター。点字は幅13ミリの紙テープに打ち出され送られてくるテープを手で触って読み取ります。後で読み返すことが可能なため、記録としても利用できます。
D手書き文字
盲ろう者の手のひらに指で文字を書いたり、盲ろう者の指を
取って机などに文字を書くなど、いくつかの方法があります。

ひらがなだけ、カタカナだけ、漢字まじりなど、その盲ろう者によって使用する文字は異なります。

書き順を間違えるとまったく違う字に読み取れてしまうため、
正しい書き順で書くことが重要です。
E音声通訳
聴力の残っている盲ろう者の補聴器などに向かって
音声で話しかけます。
工事中
F要約筆記 要約筆記
視力が残っている盲ろう者が利用します。

紙に、サインペンなどの太いペン先の筆記用具で、大きめの文字で書いていく方法です。
工事中
パソコン要約筆記
視力が残っている盲ろう者が利用します。

パソコンに文字を打ち込み、画面に現れた文字を盲ろう者が読み取ります。
文字の大きさ、色の反転、明るさなど、その盲ろう者の見やすい環境に調整できること、手書きの要約筆記に比べると早いことが利点です。
工事中
Gその他
他にもいろいろとあります。最近ではパソコンを使用する盲ろう者も少しずつですが増えてきました。パソコンの文字を点字に変換されたものが、ピンディスプレーという器機から点字が現れてくるという仕組みです。

パソコン通信は離れた場所にいる盲ろう者とも通訳者を介さずにコミュニケーションを可能にした方法です。プライバシーが守られた中で、盲ろう者と直接やり取りすることができます。

ただし、点字がわかる盲ろう者は限られていますので、パソコンを使う盲ろう者が増えてきたといってもごく一部の人と考えて下さい。
工事中

盲ろうの障害区分とコミュニケーション手段の関係

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