リニア・鉄道館(
JR東海) 2011年7月30日(土) (2011年7月31日公開)
鉄道関連の博物館等に行く度にそれらを公開するつもりはないが、東京から愛知まで遠いところ足を運んだので、せっかくだから記しておこう。
サロ
165形車両のR26形リクライニングシートと新幹線16形2000番台車両のR32形リクライニングシートに会いたくて、遠路はるばる愛知まで行ってきた。どのような車両が展示されているかは、「リニア・鉄道館」のウェブサイトでも知る事ができる。
★★展示車両★★
入ってすぐの「シンボル車両」の展示場所は、なぜにあんなに暗いのか。
C62形蒸気機関車はやはりカッコイイ。
さて、一部の車両を除いて車内を見学できるという事で楽しみにやってきたのだが、奥の方に展示されている車両は車内を見学できないみたいだ。
サロ
165形車両や新幹線16形2000番台車両はこのようにしか車内を見る事ができなかった。頼むから客室内をじっくり見せてくれないか。座席を横からも見たいのだが…。
★★鉄道ジオラマ★★
鉄道ジオラマには時代を感じた。そこでは「鉄道の
24時間」という主題で展開されるのだが、私にはなじみの薄い車両ばかりだ。夜の場面においても夜行列車の姿はなく、こういうところにも時代を感じたし、また、ブルートレインの廃止を推進したJR東海らしさが滲み出ているようにも感じた。
★★館内で見られる座席★★
1階には「座席の変遷」というコーナーがあるが、現物は300系グリーン車の座席しか無かった。「変遷」と銘打つからには、せめて歴代の座席も展示してほしかった。
2階に休憩できるように置かれている座席も300系グリーン車の座席であった。ただ単に300系の廃車によって発生した座席が余っているからこの博物館に持ってきたのであろう。
★★その他の感想★★
鉄道車両に対しては、多くの人にとって外観が重要なのであろうか。内装や座席に関心がある私としてはイマイチであった。ただ単に展示車両の外観を見たいだけならば、この博物館のウェブサイトを見ればじゅうぶんであろう。
自分用のみやげに「テツオトサウンドポッド(新幹線こだま・ひかり車内メロディ)」を買ってきた。このサウンドが好きだったんだよなぁ…。
新幹線を中心とする展示内容や、展示車両に対する東海管内を主とした説明文など、随所に
JR東海らしさが滲み出ているように感じた。