タテハチョウ科 3
外来種
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沖縄県竹富島 6.25.2013
長野県平湯 Aug 18 2005
埼玉県武蔵横手 May 3 1995
秋桜(コスモス)は日本の自生種のようだが、実はメキシコ原産で、明治の中頃渡来した外来種である。荒地を好むキク科の一年草で、武蔵野では夏から初冬まで次々に花を咲かせる逞しい植物だ。最近では野生化したコスモスが川原や林縁の草原に繁茂し、生態系への影響が心配されている。
雄:沖縄県石垣島 Nov 21 2006
雄:沖縄県石垣島 Nov 21 2006
埼玉県新座市 Sep 21 2002
新座 5.21.2016
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埼玉県新座市 Aug 14 2008
コスモスには多くの昆虫が集まる。なかでも橙色のキバナコスモスが好まれ、ハナムグリやハチ、アブの仲間と共に、モンシロチョウ、モンキチョウ、イチモンジセセリ、ナミアゲハ、キアゲハ、キタテハ、ミドリヒョウモンなどのチョウが次々吸蜜に訪れる。
そんななかで、昨今、武蔵野で秋の深まりとともに個体数の増加が目立つのがヒメアカタテハだ。近縁種のアカタテハは成虫越冬態だが、ヒメアカタテハは決まった越冬態を持たず、条件がよければ何度でも羽化する。一見逞しいようだが実は耐寒性が弱く、あまりに厳しい冬は乗り切ることができない。どうやら、地球温暖化による日本列島の暖冬といつまでも咲いているコスモスが、ヒメアカタテハの繁殖を助けているようだ。
コスモスが最後のエネルギーを燃やして花を咲かせ、ヒメアカタテハが越冬に備えて最後の蜜の一滴を啜るある穏やかな小春日和を境に、武蔵野は本格的な冬支度に入る。
沖縄県西表島 Jul 15 2004
沖縄県西表島 Jul 15 2004
長野県上高地 Aug 17 2005
長野県上白馬 8.13.2017
雄:沖縄県竹富島 Apr 19 2007
アカボシゴマダラ(上)とゴマダラチョウ(下):
埼玉県新座市 Jul 21 2008
狭山 9.21.2015
雄:沖縄県竹富島 Apr 19 2007
宮崎 9.22.2011
山梨県昇仙峡 6.3.2017
山梨県昇仙峡 6.3.2017
宮崎 9.22.2011
埼玉県新座市 Jun 2005
埼玉県新座市 Aug 23 2009
埼玉県嵐山町 Apr 3 2006
埼玉県嵐山町 Jun 10 2006
石垣島 6.24 2013
白馬 8.13. 2017
沖縄県本部町(飼育) Jun 21 2002
沖縄県西表島 Jul 15 2004
雌:沖縄県石垣島 Nov 20 2006
雄:沖縄県石垣島 Nov 21 2006
白馬 8.13. 2017
雌:沖縄県石垣島 10.12.2017
雌:沖縄県石垣島 10.12.2017
野川 5.31.2019
つつじ平 7.18. 2017
埼玉県秋ヶ瀬公園 Aug 12 2006
埼玉県智光山公園 Aug 16 1996
埼玉県武蔵横手 May 7 2004
埼玉県武蔵横手 May 7 2004
雌:沖縄県石垣島 Nov 21 2006
雌:沖縄県石垣島 Nov 21 2006