2人のプレーヤーが集まれば、それでもうそれでOK!
これでアンサンブルが成立します。
仲の良い友達同士だとさらにGood。2人=デュエット、3人=トリオ、
4人=カルテット、と無限(?)に増やす事が可能!(本当に?)

プレーヤー同士が試行錯誤しながら、そのアンサンブルの音楽を作るのです。
これがアンサンブルの醍醐味!時にはけんかしたり、時にはみんなでうなずき
合ったりとアンサンブルでは普段出していない以外な一面も出たりするんです。
「えー?こいつこんな事考えてたんだぁ」なんてね。指揮者がいるって、それは
それでとても良い事。沢山のプレーヤーの意思をまとめるにはやっぱり
必要不可欠だもんね。
クラリネットアンサンブルのいい所
もちろん言うまでもなくクラリネットだけのアンサンブルです。
他の楽器と違い、同属楽器のみで約3オクターブ半〜4オクターブの音域を
カバーできるのです。弦楽アンサンブルにも匹敵するクラリネット群。ちょっと
他の楽器ではマネのできないアンサンブルができるんです。「それってすごい!」
また羨ましい」と思われたあなたはかなりの管楽器通!8人もいれば、
たいがいの事もOK。たとえば、いつもSolo楽器として活躍するオーボエ、
10人のオーボエ奏者が集まっても、4オクターブはカバーできませんよね。
(オーボエ吹きさんごめんなさい)「バスオーボエとかを使用すれば!」なんて
考えもありますが、特殊な楽器をしようしなくても楽器がそろうのがクラリネットの
魅力!よくクラリネットでは特殊管などと言われるアルトクラやバスクラなんて
今や特殊などと言う言葉にあてはまる楽器ではなくなってきていますよね。
並クラ同様、普通のクラリネットなのです。みなさん倍音列ってしってますか?
クラリネット以外の楽器の倍音列は8度なんですけど、何故かクラリネット
は12度の倍音列を持つ楽器なのです。で、12度の倍音列って何?
オクターブのユニゾンなんか演奏すると、もうそれだけでクラリネットでしか
出ない音色をかもし出せる訳なんですねぇ。EsClaとBassClaのオクターブ
ユニゾンなんて震えちゃいますよ。オクターブユニゾンと言えば、私がアレンジ
する時は、よく使うてが1stClaとAltoClaのオクターブユニゾン。
この2本の相性が最高にいい!
クラリネットアンサンブルの悪い所(困った所)
 これは、クラリネットに限って言う問題ではないですけど、何と言っても楽譜の
問題。これが切実なんだなぁ・・・一般に売られている楽譜もやってるうちにネタ
切れになりその内やる曲がなくなっちゃう。演奏する場所の問題とか聴衆を意識
したプログラムなんか考えると特にね。そこで、アレンジって仕事が登場するん
だけど、この話はアレンジの所でゆっくりと。著作権とか、もろもろの問題があって・・・
8人もいるとやっぱり練習の時間、日程の調整が一番のネック!「あー、この日
だめー」なんて言われると練習は中止に(泣)こんなもんかな?
コラム
 1.
相性 各楽器の相性を勝手に考えてみました