2002年・極道ハハ1年生の日々

『近況報告・最近のてんたろ』   『華麗なる独身時代〜極道妊婦の強気な日々』


2002年12月29日版 イベント目白押し の巻

12月はイベント目白押し。
親友の誕生日、仲間の誕生日、真也の誕生日。毎週誕生日。
そして忘年会。
それらが終わると、クリスマス・イブとクリスマスがやってきて、終わってやれやれと思うまもなく、大晦日がやってくる。
師走とはよくいったものだ。てんたろも走りたい。
忙しい。そんなわけで、このページも1ヶ月更新できなかった。

今年は、更に、自分の退職&送別会もあった。てんたろは、今月から正真正銘の専業主婦なのである。
んー。今までは一番自分から遠い存在だったこの単語。やっぱり違和感あるな。
これからは、旦那の稼ぎだけが頼り。頑張ってね。

ちびっ子がいると、大掃除もままならない。旦那にお任せするのみである。
掃除をしているそばから、散らかす敵が一人。いや、厳密に言うと二人。
小さい敵はリアルタイムに掃除の妨害をしてくる。大きい敵は、掃除を終えた後で、こっそり散らかす。
食べたものをボロボロと床(絨毯)にこぼすのは、小さい敵だけで勘弁してくれ〜。(泣)

全然関係ないけど、今日は寝違えて、首が回らない。
こうして、机に向かっているときは、しんたろが背後でいたずらをしていても、首が回らないので振り返りにくい。
皆さん、寝違えには気をつけましょう。
そういえば、てんたろ、来年は本厄なのだ。厄除けしとかないとな。


2002年11月22日版 元気にドリンク の巻

18日、てんたろの所属するオーケストラ「中フィル」の演奏会があった。
育児休団中なので、てんたろは、今回もお客さんであった。
ただし、本番前に、わがホルンパート全員とトロンボーンのお嬢様にアリナミンVを差し入れるという特命任務があった。
今回はまた特に、シベリウスなど北方系の、体力勝負な曲だったので、本番前のドーピングは必要不可欠?だったかもしれない。
ほんとなら、リハーサルから内部潜入して観ていたかったけど、息子連れではなかなかそうもいかない。
結局、着いたのは開場後。もうすぐ開演だという時。まあ、開演前になんとか辿り着いて良かった。
会場に着いて受付を通ると、受付に出ていた知った顔を捕まえて、アリナミンVが何本も入った袋を渡して、舞台裏に走ってもらった。
舞台裏から戻ってきた彼女に、「どうだった?」と聞くと、「待ってました!って言ってたよ?」とのこと。
もっとも。あれは、飲んですぐ効くものではないからね。
前半しか演奏しない人は、演奏中は自前のパワーで頑張り、終演後の打上パーティーや二次会などでギンギンとドーピングパワーがみなぎってしまったかもしれない。(苦笑)

ところで、会場に行く途中、力の源はコンビニで購入したわけだが。
ベビーカーを押しているママさんが、いきなり、コンビニでドリンク剤を大量に買い込むのは、ちょっと目立つ。
7,8本も買い込んだんだもの。たいていは、店にそんなに本数を置いていないから、置いてあるのを買い占めるようなもの。
レジの店員は、よっぽど育児に疲れているのだろうか、とか、さまざまな思いをめぐらせていたのではないだろうか…?
駅の階段で、ベビーカーを持ち上げようとしていたとき、同じ演奏会に向かっていると思われる通りがかりの若いお姉さんが、「手伝いましょうか?」と声をかけてくれた。
「ありがとうございます。大丈夫ですよ」と応えると、「では、せめてこれだけでも持ちますよ」と言って、
ベビーカーの取っ手にぶらさげてあった、コンビニ袋を持ってくれた。袋の中では、アリナミンVがガランガランと音を立てて踊っている。
・・・これも、ちょっと恥ずかしかった。全部、私が飲むんじゃありませ〜ん!


2002年11月10日版 コロッケ の巻

先日、てんたろの実家に行って夕飯をご馳走になった時、お手製コロッケが出た。
てんたろが食していると、隣でラックに座って幼児向けビデオ鑑賞中の息子があ〜あ〜(クレクレッ)と唸った。
どうも息子はコロッケが大好きらしい。まだ離乳食のくせに、衣を剥がしたコロッケの中身を2個分食べてしまった。
そういえば、てんたろの中に居た時も、コロッケが好物だった。
ふだんは、せいぜい、1個か2個しか食べないはずのコロッケを、あの時だけは、一度に7,8個ペロリと平らげたもんなあ。
それで、お腹をこわすわけでもなかった。きっと、あのコロッケのうち、5,6個は胎児の息子が食べたんだ・・・。
勿論、てんたろもコロッケは好物なんだけど。
母方の田舎から収穫したジャガイモが大量に送られてきて、それで大量にコロッケを作ったらしい。

芋が余って困るというので、重いけど少々頂いて帰った。その日から、早速ジャガイモ料理。
コロッケ作ろうかな、と思って、コロッケの中身は作った。そこで、息子の離乳食用にはなった。大人用には、衣をつけて揚げるだけ。
ところが、アクティブなチビッ子と一緒だと、そうそう、料理に手間をかける時間が無い。
残念ながら、とてもじゃないが、揚げ物なんてリスキーな(完了するまでそこを離れられないような)料理をやる余裕は無かった。嗚呼・・・無念。
その日の夕飯。旦那は、それを見てこういった。「このコロッケの具みたいなのはどうやって食べるの?」
すんませんね、コロッケの具みたいなので。・・・マッシュポテトといってほしかったよ。(>_<)


2002年10月26日版 みんなきた の巻

今日はてんたろと旦那が勤めるB社の先輩・後輩たちが遊びにきてくれた。
彼らは、我が家によってしんたろ見物をした後、近所の台湾料理屋さん(ちょっと有名)に行くというツアーを組んでいた。
この台湾料理屋さんは、ジモティの先輩と旦那が昔から贔屓にしていた所。
お父さんと兄弟でやっている。そんなに広くないけど、いつもいっぱい。
そして、かなり美味しい!

てんたろとしては、久々に会社の女の子たちに会えて、いろんな楽しい話しっぷりをみせてもらって、懐かしいやら嬉しいやら、楽しい時間をすごさせていただいた。
なかなか、しんたろと旦那以外、または実家の家族たちとしか、話をしない生活が、続いているので、他の(世代の近い)人と話すのが、新鮮で楽しい。


2002年10月10日版 見てるだけ〜 の巻

てんたろ一家が住んでいる賃貸マンションは、2LDKだけど結構広くて、その割りに周囲の相場を考えても安い。
ベランダの斜め前には、一家のかかりつけの小児科・内科のクリニックがある。とてもありがたい。
値段からしてみれば、地下鉄南北線の駅まで10分もかからず、JR京浜東北線の駅まで歩いても15分というのは、便利な環境。
おまけに、歩いて2、3分の所に、JRの駅から長〜く続く商店街がある。ほんと〜に便利。

しかしながら、しんたろが生まれて、夫婦共々夢見るのは3LDKのファミリー向け住居。
折りしも、この不景気なご時世に、旦那の会社(私の会社でもあるけど)で世話になっている借り上げ社宅制度が改訂され、住人の負担がビヨ〜〜ンと跳ね上がる様子。
そんなこんなで、来年の夏に賃貸契約更新を控えて、今の住居か引っ越すかについて考える機会が増えてきた。

不動産屋の店頭の張り紙などを見ても、3LDKの賃料って今の2LDKの賃料よりすごく高い。(当たり前だけど)
でもね、今住んでいる所って、2LDKの中でも、広くて天井高くて収納も多くて、そのくせ安いのだ!BEST物件だった。ここを決める時も、いろいろな物件を見たけど、今の家を見た瞬間、即座に契約したい!と旦那と意見が一致したくらい。
だから、今の土地で、今より安くて今以上どころか今並の広さをキープする物件を探すのは、とても難しい。

今住んでいるあたりは地下鉄の駅の周辺なせいか、現在、マンション新築ラッシュ。あちこちにモデルルームが建ち並び、毎日のようにチラシが入ってくる。
んな高いもん買えるわけないしな、とは思いつつ、最初は面白半分で、モデルルームを回っている内に、まあ、無理をしたらやっす〜〜〜い物件なら手が出るかもねえ、なんて思い出した。
というのも、なんでか、隣の某A区は東京23区であるにも関わらず、安いのだ。うちの近所で3〜4千万のものが2千万でも存在している。交通の便があまりよくないせいかな?
ここなら手が届くかも?へたすりゃ今の2LDKの賃貸料よりA区の新築マンション3LDKのローンの方が安いかも。(笑)

先日も、旦那の昔からの友達P氏が住んでいるA区のマンションで、破格の値段で中古物件が出たってんで、早速、一家で見に行って来た。(>P氏、お世話になりました。)
てんたろは、初めて行くP氏の家庭のほうが興味津々で、物件よりも気になったな。
P氏には、出産祝いにしんたろのチャイルドシートを買っていただいた。
ちなみに、旦那からは、結婚当初から、昔からの近隣の友達の面々は、単なる友達じゃなくてバカ友達だと教えられてきた。P氏もその1人なのだろうか・・・?

高い買物ってさ、モノを選んでいる購入前が一番楽しいんだよね。
住まいにしたって、ここがいいなあ、あそこがいいなあ、なんて間取り図を見ながら夢見ている時が、ローンに追われることもなく一番幸せなときなんだよね。(*^_^*)


2002年10月4日版 情操教育 の巻

クラシックをやっているてんたろは、情操教育と題して、0歳の息子を音楽に親しませようと試みている。
そもそも、息子は完璧なテレビっ子。歩行器に乗っているときは、テレビにはりついて見ている。
夏になってから、NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」のDVDを購入し、見せていた。とっても気に入って何度でも見ている。それも、歌が好きでお気に入りなのだ。基本的に音楽が好きのようだ。
着ぐるみの劇や、単なるアニメは、あんまり興味を示さないのだ。

TVに子守りを任せっきりにしていると、会話がないから言語の発達が遅れる、と、育児書や育児雑誌に書かれている。
それでも、これのお陰で、てんたろは落ち着いて家事もできるし、トイレを我慢しなくて済む。
歩行器なら、椅子などに固定しているのと違って、TVに飽きると、てんたろの居るところへ走ってくる。だから、まいっか、てことで、お楽しみいただいている。手が空けば、一緒に歌ったり踊ったりしているのだ!
それにしても、近所には、てんたろの童謡を歌う声だけが響き、ちょっとハズカシイ。
歌のおねえさんが歌う童謡はたいていキーが高い。てんたろは、ホルンも下吹き(低音エキスパート)だが、カラオケも下歌いだった。だから、キーの高い童謡を歌うと、上の音の音程はみんな見事に外れるのが自分でもわかるから哀しい。
…なもんだから、近所に響き渡るとよけいに恥ずかしい。

前述の幼児向け番組で、てんたろがお気に入りの「だんご3兄弟のあっという間劇場」というコーナーがある。
これの音楽が始まると、歩行器の息子は、ドカドカドカと台所まで飛んできて、「だー」とか「うあー」とか騒ぐ。てんたろがなんじゃ?と、見にいくそぶりをみせると、また、TVまでドカドカドカ…と走り去っていく。最初の頃は、このコーナーが嫌いで逃げてきたのか、と思ったがそうでもないらしい。どうやら、始まったから見に来いと言いに来たような気がする。のは、気のせいか・・・

DVDの話に戻るけど、ここ数日、ディズニーのファンタジア2000を見せるようになった。ディズニーのファンタジアは、有名なクラシック音楽に合わせてその音楽からイメージする映像(アニメ)を展開するというもの。
クラシック音楽をただ聴いていても、面白くないだろうけど、音楽に合わせたアニメを見ながら聴くと、また違うものである。昔から出ていたファンタジアに対して、上記のファンタジア2000は、2000年に発売された。
数ヶ月前、買ったばかりの時は、はっきり言って、てんたろが1人で楽しんでいた。
ところが、ここ数日、息子が興味深く見るようになった。ちったあ、成長したようで。

胎教で、てんたろが所属するアマチュアオーケストラの拙いというか切ない演奏を、生で聴いてきた息子であるからして、音楽に対して関心が強いのだろう。しかし、音感とか音楽センスが壊れてしまうとマズイので、ちゃんとしたプロの演奏を聞かせて情操教育をしなければ・・・な。


2002年9月14日版 チャイルドシート の巻

今日は、チャイルドシート連絡協議会というところが行った安全装着アドバイスという催しに参加した。
チャイルドシート利用者の実に7割もの人が、グラグラした不安定な状態で着けているなど、正しくない装着でいるそうだ。これには、びっくり。危ないねえ。
我が家は、100%間違った装着をしている!と、旦那が断言しているほどなので、心配で参加を申し込んだのである。

そもそも、旦那は取扱説明書というものをしっかり読む人ではない。大概、斜め読みして、後は勘でやろうとする。読むのが面倒で、早くにモノに直接触りたい性質と思われる。
だから、チャイルドシートも取扱説明書に記載されている事柄をことこまかに読んでいるわけもなく、着け方もアバウトなわけである。リクライニング機能があるかどうかさえ、今日まで知らなかったんだから。

行ってみたら、もう、グーラグラで、すかさず「あー、これは・・・」と言われてしまった。土台からグラグラしているだけじゃなく、斜めになってるし、しかも、シートベルトの位置も間違ってるとの事。
指導員は、本人達の話だと、JAFとチャイルドシートメーカーの人らしい。
早速、外して付け直し。しんたろは、今は後ろ向きに座っている(体重10Kg迄なんだって)が、近々前向きに座るであろうということで、両方の取り付け方を教わった。
つまり、ほとんど一通り、教わったようなもんだと思う。

うちの車、ホンダのストリーム。2列目シートに装着したわけだが、なんと、この車の2列目はシートベルトの位置が座席の後ろじゃなくて少し前なので、使用していたチャイルドシートじゃグラグラしてしまうというのだ。車とチャイルドシートの相性が悪かったのである。
しかし、指導員が裏技やグラグラを補正する為のグッズを使うなどしてくれたおかげで、上手く装着できた。指導員が調整しながら取り付けてくれた後は、やり方を指導され、今度は実際に旦那がやってみた。
前向き装着では、椅子を座席に押さえつけるために、車のシートベルトでチャイルドシートの台を締めて固定する。その時に、チャイルドシートの上に膝で乗って体重をかけて、座席との隙間を作らないようにするんだって。
かような事は、ここで教わらなきゃ分からなかった。その他の裏技やグッズも、ここに来なけりゃ、わかんなかったな。
現場では、「こんなの、教わらなきゃわかんないよ!」と旦那が連発。

会場に来ていた同じくストリームのご夫婦。ビデオカメラを回していたのだ。そうか!証拠に残して置けばよかったんだ!
うちだって、今回は後ろ向きで装着して帰って、いずれ前向きに装着しなおさなきゃならない。その時には、もう半分は忘れているかもしれない。
しまった!折角買ったのに殆ど使っていないデジタルビデオカメラ、持ってくるんだった!あ〜あ。

ちなみにビデオカメラも、旦那は使用方法は基本しか分からない。というか、それしか取扱説明書を読んでいない。
ズームもてんたろが教えたんだ。
ビックリしたよ。ズームイン/ズームアウトをどうするかっていったら、自分がカメラを持って近づいたり遠ざかったりご苦労様だったのだ。被写体の立場でこの風景を見ると、なんとも異様な光景でおかしすぎた。

話を戻そう。とにかく、チャイルドシートの装着チェックのイベントは行ってよかった。
帰り道のチャイルドシートは、殴っても、蹴っても、押しても、引いても、びくともしなかった。
チャイルドシートのシートベルトもしっかり肩・腰にフィットするようになって、しんたろも居心地よくなったみたい。


2002年9月8日版 ストレス解消 の巻

先日、久々に1人で遠出した。
とはいっても、都区内の自宅から都心の青山へ出向いたのだから、そんなに遠くない。めっちゃ近い。仕事に行くのとなんにも変わらない。
でも!1人きりで電車に乗ってどっかへ行くだなんて、しんたろが飛び出してきてから初めての一大イベントだったんだ!
1人で出かけた先は、友人の披露宴。すっごく久々に、フォーマルな服を着て、ヒールの少々高い靴を履いて、化粧して出かけた。
・・・ん、ま、そもそも元々こんな格好は滅多にしないから、しんたろがいようがいまいが関係ないか。
それにしても。
ずっとTシャツ・ジーパンなんていかにも子連れの専業主婦的な格好で、しんたろと一緒に近所をぶらぶら買物や散歩しかしていなかった、てんたろには画期的な事!

そして、久しぶりの友人たちに会って楽しく話して、超有名なお店でむちゃくちゃ美味しい食事を食べたいだけ食べて・・・そりゃ、もう、溜めに溜め込んだ育児疲れとストレスは、どわわわわ〜〜〜っと大放出された。
アルコールは、乾杯用のちょっぴりのシャンパンだけ飲んだよ。後はウーロン茶かオレンジジュース。帰ったらまた、しんたろにガブッとやられるからな。

そうそう。フリー着席のバイキング形式だったので、乳幼児連れが何組かいた。新婦にまで、「あれ、連れてくると思ってたのに。」なんて言われて。だったらガキンチョOKだってこと、前もって教えろってえの!
まあ、チビッコ連れはみなさん、ご夫婦での参加だったからな。てんたろは1人だから、やっぱ、しんたろ連れてったらいろいろと大変だったろうから、結果オーライである。

ともあれ、これで味をしめたてんたろは、今月末にまたオーケストラの人の結婚式二次会に行くことにした。今度はしんたろも連れて行くかな?


2002年7月16日版 ジジババよ、ありがとう! の巻

毎日暑い。
去年も酷い猛暑だったけど、今年もなかなか。まだ梅雨のうちから連日30度を超えている。
家に居ると、どうしてもエアコン使うし、暇だからTVやPCを点けてるので、電気代がばかにならない。
だから、たまに、家事育児の手抜きを兼ねて節約のために実家に遊びに行く。
昼ご飯1食得する(家計もだけど作る手間も省ける)し、余計な電気代もかけなくて良い。
ジジババが喜んで息子の遊び相手を買って出るので、てんたろはゆっくりできる。昼寝したり、美容院に行ったり。
あー、ありがたや!ジジババ殿。

6ヶ月を過ぎて、息子が夜更かしになって深夜3時頃まで起きていて寝ない。
お陰で、てんたろも、毎日3時とか4時に就寝する。息子の名前を”しんや”にしたのはまずかったか?!
朝は、あんまり眠くてしょうがないから、出勤前のパパさん(旦那だ)の相手をしないで、グーグー眠っていた。
そしたら、燃えるゴミ(生ゴミとしんたろの紙おむつがあるのでこの暑さの中で放置したら臭いぞ!)を出しそびれたり、朝ご飯抜きで出勤して行くなど、重要問題発生。

パパさんがガタガタやれば一瞬目が覚める。
よって、目が覚めた瞬間に、体に力が残っていれば飛び起きるように頑張ることにした。
ほんとに、勢いをつけて飛び起きないと起き上がれないほど体にキツイ。だって、やっと眠ることができたと思ったら起きるのだ。
だから、どうしても起き上がれないときも多い。それどころか、いつの間にパパさんが家を出て行ったかすら知らない時もある。

しんたろが昼寝した時に一緒に昼寝をしたらいいんだろう。
でもねえ、いろいろすべきことがあるからそうもいかないんだよなあ。この隙にやっちゃわなきゃ。
このところ、目が回ってフラフラするのだ。明らかに寝不足だ。


2002年7月14日版 抱っこはおなかが出てないと の巻

昨日、会社の男の人が3人ほど遊びに来た。しんたろが見たいのと、近所の埼玉屋という焼き鳥屋ならぬ焼き豚屋で呑むのが目当てで集まった。
中でも、旦那やてんたろの先輩である、総務のKさんは、近所に住んでいて歩いて遊びにこれる。
だから、我が家で会社関係者を招いて催しがあったときには、必ず居たんじゃないかな?

それで、驚いたことに、そのKさんがとても抱っこ上手であることが判明した。
うちの息子をひょいと片腕で抱っこした様は、どう見ても、「ベテランの2児のパパ」というイメージである。
腕が太い、ハラが出ている(失礼!悪意はまったくありませんよ!)、というのが、実に赤ちゃんが座りがよくって居心地いいのである。
安定感も抜群で、しんたろがまだ腰がフラフラしてガクガクするのにも関わらず、見ていても心配でない。
しんたろも初めて会った知らないおじちゃんに抱っこされて、きゃっきゃっと大はしゃぎ!
初対面の人の前でこんなはしゃいだのをはじめて見た。

パパは、逆にガリガリで腕っぷし細いしハラもへっこんでいるから、抱っこしてても居心地イマイチみたい。じっとしてないから。
もっとも、それ以前にどうやってだっこするかよくわかってなかったけど。(4/15版 3人で初ショッピングの巻参照)

この日、密かに心の中で、Kさんを我が家のベビーシッターとして認定したてんたろであった。
Kさん、いつでも遊びにきてね。特にてんたろがいなくてパパとしんたろでお留守番してるような時は。


2002年6月9日版 おばちゃんち訪問 の巻

6月1日。義父の妹ご夫妻のお宅(さいたま市)へ、家族3人で伺った。
しんたろのお披露目と、初節句のお祝いのお礼が目的である。

往路の車中では、ラジオでサッカーのワールドカップの中継を聞いていた。
旦那とすごく意見が一致したのは、ラジオでサッカーの中継をされても、試合状況が解り辛い、ということだった。やっぱり、ラジオ中継で生きるのは、野球である、と。
コレを読んでいる貴方は、どう思われる?

ま、とにかく、叔母の家では、叔父さんと従弟と一緒に、よく話した。叔母と従妹は、専ら台所で、料理を作っては出し、作っては出し・・・の繰り返しで、客間に現れたのは、一通りの料理が出た後のこと。
なんだか、申し訳ないなあ。ちなみに、てんたろはチャッカリお客様してて手伝ったためしが無い。

いとこは、男・男・女の構成の3人兄弟。いずれも、てんたろ夫婦よりも年下で、みな独り者(今のところ)。
話題の中心は、やっぱり、しんたろのこと。それと、野球とサッカー・ワールドカップの話。
野球は、次男の人がやっていて(高校時代野球部だったそうで)、B社野球部の旦那と顔を合わせると、野球の話に花が咲くのだ。

そうそう。しんたろは、パパの従妹であるおばちゃん(我々から見れば若いからお姉ちゃんだが、しんたろから見たらやっぱりおばちゃんになるのだろな?)が、お気に入りになったらしい。じぃ〜っと見つめたまま視線を外さないので、彼女も金縛りにあっていた。ご苦労様。


2002年5月31日版 初めての2人旅 の巻

26日、所属するオーケストラ”中フィル”の演奏会が、大井町駅(東京都)前の丸井の上にある、きゅりあん大ホールで行われた。
息子+ベビーカーを引っ提げて、演奏会に遊びに行った。
演奏会に「聴きに」でも「見に」でもなく「遊びに」。聴いてる余裕無かったし、じっくり見る暇もなかったの…出演者のみなさん、ごめんなさい。

旅・・・というほど長距離ではないが、気分的には旅したってくらいの遠出。
息子と2人きりで電車に乗るのは初めてのことである。
移動の簡便さを考えると、子守帯で、だっこorおんぶしていく方が、階段とか楽チンなのだけど、現地でのことを考えて(長時間だから寝ちゃったりすることを考慮して)、ベビーカー持参で行くことにした。
しかし、腰が据わる前の赤ん坊用のベビーカーっつうのは、頑丈・安全に出来ている反面、むちゃくちゃ重い!
JRなどの交通機関のバリアフリーの未熟さをまったく痛感した1日だった。
そのかわりに、他人の親切に本当にお世話になりまくり、ありがたいとしみじみ感じ入った1日でもあった。

行きの電車では、ベビーカーを折りたたんでドア際に立て掛け、息子を抱っこして立ったら、すぐに端に座っていた若いお姉さんが、席を譲ってくださった。おねえさん、どうもありがとう!

大井町駅(JR東日本・京浜東北線)に着くと、ホームから上の改札口フロアへ上がるために階段を上るしかない。
ベビーカーを階段下まで転がして、階段下で息子を抱きかかえ、ベビーカーを折りたたんで担ぎ上げようとした時、後ろから来たおじさん(といっても初老。自分の親くらいの年齢かな)が、「(ベビーカーを)持ってってやるよ」と声をかけて、ベビーカーを改札口の前まで持ち上げてくれた。
これは、ほんとに大助かり!涙ちょちょぎれんばかりに嬉しかった。おじさん、どうもありがとう!

ベビーカーなら子供を抱いてベビーカーを折りたたんで持ち運べるけど、車椅子じゃそうはいかないよなあ。本当に、交通機関にはもっと、歩けない人に優しくして!と思う。東十条駅とか大井町駅とかさ、エレベーターどころかエスカレーターすらなくて階段で頑張れ、という健常者専用の駅がまだまだ多いんだものね。

・・・ということで、てんたろにとっては、初めての2人旅とは、「てんたろとしんたろの旅」というよりも、「てんたろとベビーカーの旅」という印象が強いのである。


2002年5月6日版 寝返りできた! の巻

息子はついに寝返りできた。
このところベッドで寝ていても一生懸命横を向いていたので、近いうちに寝返りできるようになるかもね〜なんてノンキに構えていたら、できた。
横向きまではいともたやすく、その先も脚は完全に下を向くのだが、下敷きになった腕を抜いてうつ伏せになるのが、なかなか大変そうである。

すごいすごい!と喜んでいたのもつかの間。
奴はそれからというもの、寝かせりゃあ、すぐに横を向いてゴロンと寝返ろうとする。
でもすんなりはいかないので、ウー、ギャーとうめき声をあげつつ苦悶の表情で頑張る。

ようやく、寝返りに成功し、首を持ち上げるが、それはほんの一瞬。
首の力尽きると、頭はカクンと崩れ落ち、顔が布団に沈没して、「息できないよー、こんな格好じゃ辛いよー」と(推測)、泣き喚き、もがくもがく。

てなわけで、今までみたいにベッドに寝かせて(横たわらせて)安心してその場を離れて何かをするなんてことができなくなってしまった。
常に監視していないと何をしでかすかわからない。

寝返りを打たない場合でも、ベッドの中で横向きになったまま、体をよじらせては、時計の針のように360度ぐるぐるっと回るのである。
うまく回れている内はいいが、途中で、ベッドの柵に頭がひっかかって止まったとか、ベッドの柵の間に足を突っ込んで抜けなくなって身動きできなくなってしまったとか、そんな時にウギャーと泣き喚いでもがくもがくもがく・・・。
お陰で、前よりも、てんたろコールが増えてしまって、大変だ。


2002年5月6日版 初節句は忙しいな の巻

初節句を迎えた。
女系家族で育ったてんたろは、男の子の節句を祝うのは初めてなので、なんだか新鮮である。
てんたろファミリーは、5/3にはてんたろの両親を招待し、5/5には旦那様の家族を招待して、しんたろの初節句を祝った。
2回も赤飯を炊いてしまった。赤飯やら煮物は前日から仕込んでおいたが、なんせ、しんたろのお世話+であるから、なかなか大変。当日はもっと大騒ぎ。
5/3でちょっとばかりくたびれてしまったので、5/5はパパさんにお料理の腕を揮っていただいた。
里帰りをしていた間に、時々は料理本を買い込んでレパートリーを増やしていたようで、こういうときに役立って良かった。助かる助かる!
育児でしっちゃかめっちゃかなてんたろに代わり、休日には台所に立って夕飯を作ってくれたりするようにもなったので、感謝である(そのかわり時間がかかるのでめちゃ空腹の時はツライな)。
だが、しかし、いつまで続くのか…それが心配だな。


2002年4月15日版 3人で初ショッピング の巻

3月下旬に我が家の車は新車になった。HondaのStreamというミニバンだ。荷物がドカドカ入るので、親子で出かけるのに何かと便利かな、という所である。天井がやや高いので座高の高いご主人様でも頭がつっかえなくて結構なシロモノである。

さて、土曜日にその新車で親子3人初ショッピングに出かけた。行き先は地元のアカチャンホンポというベビー・チャイルド用品ディスカントショップである。
車だと、持って帰るのを心配せずに済むので、ドッサリ買い込んでしまい、ツイツイ出費に拍車がかかる。

今回は夏物…半袖の服やら、甚平を買った。甚平は暑くなってから着せるのが楽しみである。
そして、車で来ていたらやっぱりコレでしょ、紙オムツまとめ買い。紙の束であるからして、かさばるし重いからだ。

買い物している間、息子は父に抱っこされていた。車から降りたとき、父はまだ抱っこ初心者だった。
父に抱かれているというよりは締め上げられているという風体で苦しそうだった。腕の上に赤ちゃんを座らせるということができず、落とさないように自分の体に押さえつけているのであった。
苦しいので顔を左右に動かす。その結果、顔が服にこすりつけられるのでほっぺから血が出てしまった。
てんたろは、周りで余裕で抱っこをしている先輩パパたちを研究してくれ〜とお願いした。

そして、買物が終わる頃には、父は抱っこの達人になっていた!息子はすやすやと父の腕の中で眠っているではないか!
ただ・・・今になってみれば・・・締め付けられて気を失っていたのではなかろうかと、いたずらな発想が頭をよぎるのであった。・・・うん、たぶん、気のせいだ。安心して眠っていたのだ。そういうことにしておこう。


2002年3月19日版 お宮参り の巻

3/17に息子のお宮参りをした。地元の王子神社に行って祈祷してもらった。

神社の中にあがって祈祷を受けるってめったに無いのでちょっと緊張する。
しかし、赤ん坊がいると緊張してる暇もなけりゃ興味深げにあれこれ観察する暇もなかった。
行きはずーっと、爆睡していてなかなかおりこうさん!と思っていたら、肝心の催しの最中にご機嫌悪化。
どうやら、抱っこしてくれていた、ばあばの手首にさりげなくいつもどおりに君臨していた腕時計が、耳にゴツゴツ当たって痛かったのか、心地悪かったらしかった。
ばあばは途中で気がついて時計を外したが、ご機嫌はそのまま下降。

結局、我々は「神主さん、早く終わらせてください!」モードに入ってしまった。
でも、神主さんも手馴れたもので、後ろでガタガタやろうがギャーギャー泣こうが動じず。ササッと終わらせてくれた。

そんで、神社の控え室で授乳というのも珍しい経験かもしれない。
その後腹いっぱいの主人公はぐっすりと眠ったまま記念写真に写った。家に帰るまでずっとぐーぐー。


2002年2月17日版 ぽんこつ の巻

あっという間に時間が経ってしまうものである。
去年の秋、産前産休取り立ての頃は、暇でしょうがないと嘆いていたけど、今となっては、そんなのトンデモナイナイ!!
極道ハハは極道ハハなりに忙しいのである。
いまだ、実家に里帰り中の分際で、なあんにも手伝わず、ただ赤様のお世話をするのみの恵まれた生活ではあるのであるが・・・身動きとれないから、赤様がお召しになられても、てんたろは赤様のお膝元へ辿り着くのに必死なのである。
もう2ヶ月近くになるので結構でっかくおなりあそばし、手・足・首・背中、つまり全身をバタバタ、グニョグニョと活発に動かすので、ちっちゃなベビーバスでの沐浴もそろそろ卒業して、父や母とお風呂に入るのがよろしいのだが、これもできない。まあ、ほっといても育つもんは育つのがよくわかった。
それにしても、てんたろの怪我が治る前にこちらが歩くようになったら、ついていけませんな。


2002年1月26日版 産まれた!んだけど の巻

ながら〜〜くお待たせしました。特に待ってないか?
やあっと!産まれた。というか出した。そう、急遽帝王切開になってしまい、手術で取り出したので、産んだ…というよりは、まさに、出した…である。
何が原因やら未だ不明であるが、えらいめにあった。

予定日の前々日、やけに股にずっしりと重みがのしかかるなあと感じて歩きづらいと感じ初めていた。
まさに、股におっきなスイカをぶら下げて歩いているような間隔である。

予定日の前日、床にあぐらをかいてパソコンに向かっていたのだが、操作が終わって、立ち上がろうとしたら!
立てない!!!。重すぎて?なんだかわかんないけど下半身に力が入らず立てないのである。脚腰をふんばって使えそうな筋肉使いまくってなんとか立ち上がるまでに数十分かかった。 一人でもだえ苦しんでいる姿は、一見ただのんびり動いているようにしか見えず、異常事態はまだ家族の誰にも気づかれていなかった。
それから時間が経つに連れ・・・歩けなくなり・・・立ったり座ったりができなくなった。力が入らないだけではなく、恥骨やら脚の付け根あたりに激痛が走る。なんじゃこりゃあ?!

予定日当日、遂に身動きが取れなくなりトイレに行くのも命がけになったてんたろは、まだ陣痛というものは始まってもいないけど、しょうがない、病院に行った。
2階に居たてんたろは、階段を尻でずりずりと滑り落ちるようにやっとのことで降り、家の前に待機していたタクシーで病院へ。
そこからは車椅子。初めて車椅子に乗った。人目を引いて、かなり恥ずかしい。

予定日翌日、まさか、という疑いを持ちながら先生は、もしかして(この時は、ありえないとは思うけどと言われた)恥骨結合離開とかいうものかもしれないので、との解説付きで、整形外科を受診してレントゲンを撮った。
なんと珍しいことに、ほんとにソレだった!
普通は赤ちゃんが生まれてくるときに骨盤が広がるタイミングで恥骨の左右が離れてしまうことがあるらしいが産む前(妊娠中)になった例は日本でも世界でもごくごくわずか。
Dr.達は珍しい症例なせいか、入れ替わり立ち替わりてんたろのベッドへ来ては声をかけて行く。主治医の先生なぞは、医学雑誌の関連記事を持ってきて、珍しいんだよ!とてんたろに解説する始末。
あんまり、痛くてかなわないので、「帝王切開の方が良いと思うけどどうする?」と問われてスグに、「それでお願いします!」と答えた。

予定日2日後、良いのか悪いのか陣痛も経験せず、産まれてしまった。
しかし、それでも離れた骨はひっつくわけではない。歩くのもままならず、車椅子で院内を往来し、歩行器でなんとか移動できるようにはなった。
ただの帝王切開だけなら大晦日に退院できるはずなんだが、極道なてんたろはヒトサマとは違う。
そして、松葉杖でなら歩けるようになったということで、やっと1/6に退院した。

結局、未だに整形外科に通っているわけだ。恥骨はほとんど治ってない。絶対安静なんてまず無理だしね。
最後の最後まで極道なにんぷ生活であった。そして、その延長で、極道なハハ生活がスタートしてしまったのだ。


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