カンボジア旅行記−その4 ('02/4-5)


シェムリアップ(2)

アプサラ・ダンス

せっかくここまで来たのだから、少々お金がかかってもアプサラ・ダンスを見たかった。で、行った所がレストラン CHAO PRA YA。バイキング方式の料理(食べ放題)を食べながらアプサラ・ダンスを観賞。$12ぐらいだったか。料理はおいしかったし、一見の価値はあると思います。これを見た後、また違って目で遺跡のアプサラスの彫刻を見れるかも。

 アプサラ・ダンスはカンボジアの古典芸能だが、これもポル・ポト時代には否定され、先生や踊り子のほとんどが処刑されてしまっている。ほんの僅か生き残った人達によって復活された。衣装や振り付けの記録を隠し(見つかったら処刑される)、ポル・ポト時代終焉まで生きのびた人達によって受け継がれた。

ラーマーヤナ物語ダンス
ショーの最初、ラーマーヤナ物語を演じる。漁民の踊りか?舞台の籠は魚を捕る為のもの。
ダンスダンス
これは何だったか?アプサラ・ダンス
せいぞろいしたダンサー達アプサラダンスの主役
ショーの最後、せいぞろいしたダンサー達。
観客のなかにはステージに上がって一緒に記念撮影する人も。
主役のアプサラスを演じた人。

マッサージ

プノン・バケンに登ったときに、道端でちらしを配っている人がいた。もらってみると、Massage by Blind People (目の不自由な人によるマッサージ)と書いてある。1時間$3。しかし場所がよくわからない。バイクタクシーに見せると、ここはちょっと郊外だけど町中にも同様のものがあるという。タケオ・ゲストハウスのすぐ近くにある、アンコール・マッサージというところ。シェムリアップの町には若いおねえさんがもんでくれるマッサージ店もあったが、値段が高いしどうせ行くならこっちの方が障害者の方に貢献できていいだろうと思って行った。店に入ると10ぐらいのベッドが並んでいた。最初に行ったのは6時頃。このときは客は私を入れて2人だけ。シェムリアップ滞在中に3回行ったが、早い時間はすいている。夜10時頃行ったときはほぼ満員だった。マッサージ自体は、各人の技量にやや差があるように感じました。3回中2回は気持ちよかったが、1回はちょっと軽すぎて物足りなかった。

トンレサップ湖

 トンレサップ湖周遊に出かけたのは5月1日。4月27日から遺跡巡りをしていて、ちょっと飽きてきたので変化をつけようと思ってでかけた。ボートは2時間$15。ツアー客が多く、他の旅行者とシェアしようとしても無理っぽい。高い、負けろといったら$2安くしてくれた。

 現在は乾季の終わりなので、水深が非常に浅い。だからボートが通れるところも限定さていて、たくさんのボートが一列になって次々と出発していく。この湖は、雨季には乾季の2倍ぐらいの大きさになるという。私のボートも出発し、水上生活者達の船がたくさん並ぶところをとおり、何かの展示場みたいなところに着いた。他の船もいっぱい来ている。何かと思ったら、トンレサップ湖に生息する魚が水槽にいれられて展示されている。これだけならまだしも、猫,うさぎ,はりねずみが、小さな檻に閉じ込められている。猫は檻の中をぐるぐる回っていて、精神がおかしくなっているようだ。動物虐待ではないのか?気分が悪くなってきた。結局これだけで約2時間。思いっきり外したトンレサップ湖周遊だった。

トンレサップ湖で水上生活する人達
トンレサップ湖トンレサップ湖
トンレサップ湖トンレサップ湖


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