ゴルフィング・メソッド
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                              2006年9月10日

先にパッティングの一つの方法として、バックスイングをしない、いわゆるノーバック
スイングのパッティング方法(NBP)を紹介しましたが、今回は打出しボールの
方向性について一つの考え方をご紹介します。是非、応用してみて下さい。


      ケネス・スミスの言うバランス・ウエイトとは?
  

  
パッティングされたボールの方向性は、平坦面であれば、ほぼパターヘッドの
  フェイスとストロークの方向性に相似すると考えてよいでしょう。
  故に、パターヘッドのフェイスの姿勢とストロークの軌道は非常に大切です。

 
 パターヘッドのストロークの軌道とボールの位置
  第一に認識しなければならないことは、インパクトの直前でパターヘッドの
    フェイス面がボールとホール・カップの中心を結ぶラインに直角であり、
    そのライン上の後方下からインパクトを迎え、インパクト後はライン上に
    直角を保ちながら上昇することが望ましいということです。
    ここでのポイントは、ストロークを大きくすればするほど、パターヘッドの
    ストロークの軌道は背骨を心棒とした円運動になり易く、ラインから外れ
    易いということです。
    ボールの位置によっては引っ掛け気味になり左側に、場合によっては
    こすって右側にボールが流れ易くなります。
    パターヘッドは意識的にスタンスに平行にストロークし、必要以上
    大きくしないことです。

  第二に確認しておきたいことは、アドレスをした時の利き目の位置です。
    ボールに向かって下を見たときの利き目の位置(垂直下)がどこにあるか
    です。
    利き目がボールとカップの中心を結んだのラインの真上にあれば理想的
    ですが、もしもラインの手前側にあればボールはカップの右側に、ライン
    の向う側にあればボールはカップの左側に流れ易いようです。
    その理由は、感覚的に、利き目の位置からカップの中心を結ぶラインに
    平行してパターヘッドをストロークしてしまい易いからです。

    その場合の対処の方法としては、
    利き目の位置からカップ側に、ボールとカップの中心を結んだラインに平行    にラインを確定し、その確定したラインを意識しながら(即ち、カップ中心を    見るのではなくカップの左側あるいはカップの右側=利き目の位置側を見る)    パターヘッドをストロークします。
    パターヘッドの軌道はカップ中心に向かったラインに一致し易くなります。

    利き目がボールとカップの中心を結んだライン上にある場合には、
    当然ながら利き目の視線はカップの中心です。
    
  第三に確定しておきたいことは、ボールの位置です。
    利き目とボールの関係は“第二”に準じます。
    パッティングのインパクトでは他のショットと異なり、ボールを捕まえて
    いる感覚はむしろ無い方が良いと思われます。
    ボールを捕まえている時のパターヘッドは、ボールの転がり方向を是正する
    よりはラインを逸脱させる可能性の方が大きいように思われるからです。
    
    ボールに最適なオーバースピンを与えられるインパクトが保証される
    あなたのボールの位置を見つけ出してください。
    少なくとも利き目よりも右側(ライン後方)にあることはありません。



  以上を一つの基本として、あらゆる実際の場面で応用してみてください。
  きっと確かなご自分の新しいパッティング感覚が見付けられると思います。

 
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