プロペラをダイレクト駆動するモーター


SPEED 400(6V)

グラウプナー社から出ているモーターですが、マブチモーターからのOEMです。 モーター自体はマブチの380と同じですが、ターン数により4.8V、6V、7.2Vの3種類があります。 4.8V、6Vなどの数値は定格電圧を意味しているようですが、この電圧を超えてはいけないということは無いようです。
280と540の間に挟まれてパっとしない感じがあった380モーターですが、スピード400のおかげで人気沸騰ですね。 540クラスの機体と比べて380の機体は、モーターや周辺機器の値段などが、ごく大雑把な比較ですが、半分位で済むことも大きな魅力です。 シャフトが細いので、5mmのシャフトを見慣れた人には少しばかり頼りない感じがするかもしれません。

電流は540に比べると半分程度かそれ以下くらいです。 したがってアンプも小型で良いし、バッテリーもSCやSCRでなく AEなどが使えます。
ただ今回テストしたプロペラではややオーバーロードのようです。 測定では無負荷時の回転数が 26,300rpmでした。 これに対して、販売店が推奨するグラウプナー製の6インチ折ペラを付けて回すと、12,100rpmでした。 一般的に、負荷時の回転数は無負荷回転数の60%程度が最適であると言われます。 今回の結果は46%ですから、少し過負荷です。 最適負荷なら電流はもっと少なくて済むと思います。

・全長--------約 37mm
・直径--------約 28mm
・重量--------約 73g
・シャフト径--- 2.3mm

・実測値
7セルでペラ6インチ(グラウプナー)の場合12,100rpm、電流13A
6セルでペラ6インチ(エアロノート)の場合11,300rpm、電流10.5A

・使っている機体
QRP製のミニモグラ、エレクトラ 400をエルロン仕様で作ったエレクトラ 400 AVに6セルで使っています。