プロペラをギアダウン駆動するモーター


アストロコバルト 035G

出荷される時すでに、専用のギアダウンユニットが付けられています。 モーター自体の大きさは 540クラスかそれよりやや小さいくらいです。 アストロのコバルトシリーズモーターは、高出力や耐久性で定評のあるモーターですが、グライダーへの搭載では少しヨーロッパ勢のモーターに押されぎみの感があります。
このモーターは7極のローターですからトルクも大きく、ダイレクト駆動でも使うことが出来ます。 また、コバルトモーターには型番の頭に「FAI」と付けられた、ターン数の少ないより高出力のものも用意されています。 035Gの場合で、ノーマルは7ターンですが、FAIでは6ターンで、カタログデータでは出力が18%アップします。 (138W ⇒ 163W)

外観上の特長は何と言っても突き出したブラシホルダーで、これが無いとアストロらしくなくなってしまいます。 また、インチサイズが使われているのも大きな特長で、取り付けネジなどで結構煩わしい思いをさせられる可能性があります。

・全長-------82.6mm
・直径-------33.5mm
・重量-------195g
・出力軸径----6.4mm
・ギア比-----2.75:1(カタログデータからの計算値)

・実測値
7セルでペラ13インチの場合 6,300rpm、電流24A

・使っている機体
ダイナテック 02Hで飛ばしていた、サーマルキャットのモーターをこれに交換しました。
ただし、ギアユニットは付属のものから京商製に交換しました。 ギア比は45:15としました。 上記実測値の回転数と電流値はこの京商製ユニットを使った場合のものです。