プロペラをダイレクト駆動するモーター


ルマンAP29BB

京商から単体で発売されているモーターで、サガミマイクロで製造しているとのことです。 型番の"AP"は飛行機用を、"29"はモーターカンの直径を、そして"BB"はボールベアリング仕様を意味しています。 直径が29mmですからSPEED 400などとほぼ同じですが、長さはかなりあります。 400クラスのロングモーターといったところでしょうか。
また、直径の大きなコミュテータや交換可能なブラシ、3.17mmのシャフトなど540クラスに近い部分もあります。 特にシャフトが太いせいでしょうか、力強い雰囲気のあるモーターですね。
(右下の写真はピントが合ってませんでした・・)

7セルで6*3カーボン折りペラを回すと15,000rpmを超えます、素晴らしい回転数ですね。 SPEED 400(6V)モーターをほぼ同じ条件で使うと12,000rpm程度でしたから20%以上の高回転です。 無負荷時の回転数は34,100rpmでしたから、その44%ということになります。 6インチのペラでもまだ過負荷ということになりますので、ギアダウンで使った方が良いかも知れません。
電流はSPEED 400より10Aも余計に流れます。 AR 500mAhバッテリーを使っていますが、こんなに電流を取り出してバッテリーが壊れないか少し心配です。

・全長-------約 50mm
・直径-------約 29mm
・重量------約 104g
・シャフト径--- 3.17mm

・実測値
AR 500mAh*7セルで6*3インチ折りペラ(エアロノート)の場合15,100rpm、電流23A

・使っている機体
サーマル工房製のエルロン仕様小型機、ハルトマンに7セルで使っています。