-Casa Bella-

イタリアの旅/2005.A



Porto Ercoleへ

お気に入りのヴェネツィアに別れを告げ、今日からトスカーナ州の港町Porto Ercoleへ向かう為、朝早く起床。
ホテルの屋上で朝ごはんです。見晴らしが良く、ヴェネツィア市内を一望できました。 カメラを忘れてしまって残念無念。街全体を上から見下ろしたのは初めてだったので感激。
また来れたらいいのになーと思いながら、今度は水上タクシーを呼んでもらい、空港まで行きました。
ヴェネツィアの街を後にしながら、ボートに揺られ約30分ほどで空港に到着。
今度は、ちゃんとバスでターミナルへ(学習済)。しかし、空港内は大混雑。
チェックインカウンターもズラーッと人が並んでいる状態。さすが観光都市。
20分ほど並んでやっと自分たちの番がきました。んがっ、カウンターが違うとのこと。
えーっ、何ですってー!と、1番端の正しいカウンターへLet's go!慌てて走って、何とかチェックインするも、
出国の手続きにももっと沢山の人の列がー!あと、30分しかないんですけどー!
係員の人に説明しても、列に並べの一点張り。他の乗客の人も同じこと言われてました。
いよいよ15分前になって、やっと私たちの番がきました。でも、急いでいる時に限ってサンダルが探知機に反応。
サンダルのベルトを外し、裸足になりやっとOK!また、履くのに一苦労。
留めるのもいい加減にして、走り出し何とかバスに乗り、ようやく飛行機の席へ。
もう、本当焦りましたわー。あー、朝からアドレナリン出まくりで疲れました。
へたって寝ている間に、ローマに到着。これからレンタカーを借りて、150kmの道のりを走らないと。
今回の道は単純だから、きっと間違えずに行く予定。
しかーし、今度は荷物が出てこない。何と待たされること50分。絶対、係の人間が仕事の前にランチに行ったに違いないと、 私はにらんでいます。ちょうどお昼時期だったし。でも意外と皆さん文句も言わずじーっと待っておられました。
やっと荷物を取り上げ、レンタカー屋さんへ。3泊4日でものすごい値段。10万円ほどでした。ゲゲゲのゲーです。
借りた車はドロドロの小型車。乗るのに服が汚れる!つーの。洗車ぐらいしておけー!って文句たれてました。
そして元気に良いお天気の中、出発!高速道路代(1.6ユーロ、安い)を2回払い、のんびり1時間半走って、
今回は、珍しく道に迷わず(^^;、今日のお宿「Il Pellicano」に到着しました。



La Costa D'argento

La Costa D'argentoといっても、イタリアのどのあたりにあるのか全く知りませんでした。 ほとんどの方が知らないのではないでしょうか。
地図でいうと、トスカーナ州とラッツィオ州の境目辺りです。
海がものすごく美しい場所で、ダイビングも出きるみたいです。
我々は、全く潜れないのでドライブを楽しむことにしました。
1日目は、半島の逆にあるPorto S.Stefanoに出かけました。
車で2,30分ほどで行けました。
車を港に停めて、魚屋さんを見たりプロムナードを散歩したりしました。
結構、大きなクルーザーも数隻停泊してました。
こんな田舎の港町に不釣合いだなーと思ってました。
帰りに、行きしなに通った0rbetelloの街に寄って街中を散策。
屋台みたいなお店や古本市がでていましたが、これといって興味深いものはありませんでした。

Porto Ercoleの街 1日目の夜は、ホテルのレストランで食べました。
雰囲気は、昼のランチとは打って変わってムード満点。
サービスも最高だし、お食事もとても美味しかったです。
ワインは2001年のオルネライアをいただきました。
GOODでした。ここのソムリエの方は、イタリアのコンクールで2位になったと、日本からワインの勉強に来ているM君が教えてくれました。
5ヶ月間、このホテルで勉強しながら働くそうで、無給だそうです。
頑張ってるのねー。
ここで日本人に会うとは思っていませんでした。

2日目、今度は半島を逆周りしながらドライブすることにしました。天気も良くドライブ日和。
しかし甘かった。道が舗装されておらず、ラリーのような厳しい道。むちうちになるかと思いました。
でも苦労した甲斐あって、美しい海岸線の景色を見ることができました。
帰りは来た道を戻る気になれず、そのまま真っ直ぐ進んで行くとに。途中、オリーブ畑や別荘がありました。
頑張って走るときれいな舗装した道に出られました。 良かったー。
途中会った車は、みんな高級車ばかりだったのは、ここからやって来たのね。納得。
我々が来た道だったら、車ぼろぼろになるわ。


2日目の夜は、お腹も余り空かなかったので、Barで軽くつまんでカクテルを飲んだりしてました。
レストランには、ピンクのスーツをビシッときめている、初老のおじいさんがいました。さすがイタリア!
おじいさんでもかっこいいー♪ カクテルを飲みながら、お客ウオッチングして楽しんでおりました。
Barのサービスも洗練されていて心地好かったです。

CAPALBIOの町からの眺めCAPALBIOの町

3日目もドライブしながら、ローマから来る途中に見た中世の街並みの町を探すことに。
30分ほどで、迷うことなく到着。しかし、思っていたのと全然違って、とても小さな村でちょっとがっかり。
「見た町とは違うんじゃない?」と、ローマ方面に向かって再び探すことに。でも、そんな町は全然見当たらず仕舞い。
友人が運転しながら探すもんだから、もう少しでガードレールにぶち当たるところでした。おお怖い。
でも、まだ他にあるんじゃないってことで、ナポリに行く時にもう1度探すことにしました。

3日目は、最後の夜なのでレストランでいただくことにしました。もう、飲みまくって酔ってしまいました。 グラッパまでいってしまったようです。でも、とても楽しい夜を過ごすことができました。オリーブオイルをなぜかサービスでいただきました。
スタッフの皆さん素敵なひととき、ありがとうございました。ワインも日本で飲む機会がないのをM君に選んでもらいました。 お昼のランチは、嫌なスタッフのせいで、不愉快な思いもしましたが、後は楽しく過ごせて良かったです。
しかし、お支払いもちょっぴり高めで4,000ユーロを超えておりましたー。大富豪だったら大した事ないんでしょうけど(^^;
ユーロ、早くドル並みになって欲しいです。
明日は、車でローマを経由してナポリまで突っ走り、ナポリの駅前でレンタカーを返し、フェリーでカプリ島に渡ります。



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