天国の回廊
アマルフィから少し西の高台にある町、ラベッロ。
ワーグナーにゆかりのある町らしいです。夏に演奏会なども開かれているそうです。
そちらは、時間があれば見に行こうということにして、まず、チンブローネ荘に向かいました。
上の写真は、街中の教会等です。空が青い!
教会の前の広場からあるいて10分ほどの所に、チンブローネ荘はあります。
とっても見晴らしが良くて、景色は最高でした。
ずっと晴天続きでラッキーでした。
思わず海に向かって「ヤッホー!」って叫びたくなりました。
レモン畑がたくさんあり、ここのレモンがリモンチェッロになるんだなー、なんて思ってました。
こちらのレモンは、日本で売られているのよりもかなり大ぶりでした。
ここの芝生の中庭で少し休憩。ビールとポテチを軽くつまんでのーんびり。
帰り道、D.H.ローレンスが住んでいた家がありました。
でも、ここでは「チャタレイ夫人の恋人」のアイデアは湧いてこなさそう。
あまりにも開放的で、清清しい風と太陽ですから。
ここも、情報不足でレストランを見つけられずにランチを断念。
Positanoから車で5分くらいのところに、ホテル「Il Sanpietro」があります。
こちらも人気のあるホテルで2年にわたってチャレンジしましたが、2回とも空きが無く宿泊を諦めたしだいです。
画像はフロントから出た大きなテラスです。
マヨルカ焼きのタイルが綺麗でした。
この風景はよく雑誌でも紹介されています。
予約はいれていなかったので、だめもとで車を止め、エレベーターでフロントまで降りました。
フロントで訊ねてみると、OKだったので、ここでランチを食べることにしました。
私たちの他は、1組のお客さんだけで、ちょうど一段落着いた感じでした。
何を食べたかは覚えていませんが、美味しかったので夜もここで食べることに決定。
のんびり食事をしていると、突然もう1組の客の一人が歌を歌いだしました。
題名はわかりませんでしたが、何かのアリアだったと思います。
どうもプロの歌手の方のようでした。
雰囲気が盛り上がって、イタリアにきた気分を楽しめてラッキーでした。
わたしたちもありがたく拍手。
帰る時に、フロントで今晩のディナーの予約を入れてホテルに戻りました。
画像は、Il Sanpietroから見たPositanoの町です。
夜、ディナーに再び来訪。テラスでも食べられましたが、寒いので中でいただくことに。
まず、前菜?にピザが出てきてびっくり。この後の料理が食べられるか心配。
席からも見える、奥の釜で焼いてました。アツアツ、もちもちでとても美味しかったです。
ワインは、マセットをいただきました。すごくころころ表情を変えるワインでした。イタリアワインも美味しーい。
お料理も雰囲気もよく、楽しい晩餐になりました。
1度は泊ってみたいホテルです。
翌日は、ポジターノの町を散策。色んな可愛いお土産屋さんがあって、1軒1軒見てまわりました。海岸にもすぐ出れますし、レストランも沢山ありました。
ランチは、ホテルのプールサイドでいただきました。パスタが絶品。ポジターノの街並みを見ながらのんびりゆったりした時間を過ごしました。
夜は、ポジターノから車で30分ほどのS.Agataという町にある「Don Alfonso1890」へ食事に出かけました。
また道に迷ってはいけないのと、ワインをたくさん飲みたかったので、タクシーで行くことにしました。
イタリアのイケメンのお兄さんの運転するベンツのタクシー♪に乗り出発。
すんなり到着し、運転手のお兄さんは、私たちが食事が終わるまで待って、再びホテルまで送り届けてくれるそうです。
内心、幾らかかるのだろうと心配になりました。
早く着いたので、玄関の前の庭のソファに座って一服。藤棚の藤が満開でとても綺麗でした。
中に入り、アットホームなサービスに癒されながら、色々オーダー。ワインはペルカルロをいただきました。
ミシュラン二つ星を裏切らない美味しさでした。帰りに、レストランの向かい側にあるショップをマダムが案内してくれました。
そこでオリーブオイルと本を購入。マダムはなかなかの商売上手。すごく良い気分でタクシーでホテルに戻りました。
あー、自然と美味しい食事の贅沢な1日でございました。
明日はポジターノを離れ、憧れのカプリ島へ出発です。