PHOTO LIBRARY 1998-Sep.「シパダン−3」


●概要

「あれっ?またシパダン?」って感じなんですが、そうです、GWに行ったばかりなのに遅い夏休みをとってまた行ってきてしまいました。そろそろ入島制限が行われる、という情報があったので慌てて行ってきたわけですが今思えばそんなに心配しなくても良かったみたいです。今回のシパダンでは、出発前のダイビングでマクロレンズを水没させてしまってマクロの撮影はできませんでした。その代わりといってはなんですが、20mmの広角レンズを初めて投入しました。露出とかよくわからないのでほとんどオート(プログラムモード)で撮りました。ズームのときより偶然技が出にくくて難しいです。 [拡大画像サイズ:19KB][スライドショー]  
「シパダン島遠景」:19KB

【1】バラクーダとダイバー

いやぁ、もう周りが暗くなるくらいのバラクーダの群れです。写真的にはまったくイマイチなんですが、全体が暗くなるくらい凄い群れだったというふうに解釈していただけるとありがたいです。 よく見てみると人も写っています。「タバコの箱」みたいに群れの大きさを示すモノサシとなっているのです。[拡大画像サイズ:27KB]  
「バラクーダとダイバー」:27KB
「バラクーダの通過」:47KB 【2】バラクーダの通過

ちょっと遠近感のある感じが面白いかなと思い、載っけてみました。「通過」などと書くと、ぼーっと待っていれば目の前を通過していくイメージがありますが、現実には一生懸命ぱたぱたと泳いで良い位置にまで行ってから見るのです。遠くに群れがいるとみんな一斉にダッシュするのでホントに疲れます。空気も無くなるし。[拡大画像サイズ:47KB]  
【3】青空カメ

「カメのシルエット」「水面越しの青空(雲付き)」とこれば、これは典型的な「ありがち系」シパダン写真です。まあ、しかし、結構きれいなのでいいかな、と。 左下が暗くなっているのは何故かわかりません。ズームではこんなことはなかったような気がします。広角レンズでは画角が広いので端っこの方は太陽光線が水面で全部反射してしまうのかもしれません。[拡大画像サイズ:29KB]  
「青空カメ」:29KB
「迷惑そうなカメ」:43KB 【4】迷惑そうなカメ

広角レンズで近くのものを撮ってみようと思って撮ったのがこれです。なんか、大きなカメが寝ていたみたいなんですが、あまりに近づいたためか気付いてこちらを一瞥している場面です。写真で見るとカメが結構遠くにいるみたいに見えますが、20mmレンズだとほとんどくっつかんばかりの距離です。 [拡大画像サイズ:43KB]  
【5】たぶんカスミアジ

きれいなウメイロモドキの群れですね。あっ、しかしこの写真の主題はたぶんカスミアジでした。なんでもかんでも一枚の写真に無理矢理入れてしまうのは悪い写真の見本みたいですね。「写真は引き算」ですか。。。 そにれしても、カスミアジはウメイロモドキとか食べないんですかね。なんだか群れがのんびりしています。[拡大画像サイズ:49KB]  
「たぶんカスミアジ」:49KB
「陽光のギンガメアジ」:51KB 【6】陽光のギンガメアジ

今回はバラクーダの群れの出現回数はイマイチでしたが、ギンガメの群れはよく出ました。しかも浅場に現れるので写真を撮るには大助かりです。ギンガメアジの金属的な感じが面白いかなと思い、載っけてみました。上から光線が入っていますが、これはまったくの偶然です。こういう感じが意図的に出せれば良いのですがなかなか難しい。[拡大画像サイズ:51KB]  
【7】ちょっと淡い感じのギンガメアジ

これは色調が淡くてベルビア(いつも私が使っているフジのフィルムの名前です)っぽくなくて面白いと思い、載せてみました。ベルビアだと私の大好きなわざとらしい青色がでるんですが、これはコダック系の控えめな色(と言っては語弊があるかもしれないが)みたいだなと思いました。まあたぶん、単に露出オーバーかなんかで色が褪せて見えるだけとは思うんですが。なにぶんカメラが決めた露出ですので。。[拡大画像サイズ:44KB]  
「ちょっと淡い感じのギンガメアジ」:44KB
「夕方のたぶんカスミアジ」:32KB 【8】夕方のたぶんカスミアジ

きれいな空の色ですね。あっ、しかしこの写真の主題はたぶんカスミアジでした。なんかストロボが光らなかったか、向きがズレていたのか、いまいち光の当たりが悪くてカスミアジの表情が見えないのが残念。しかし、空がきれいだからまあいいかな、と。[拡大画像サイズ:32KB]  
【9】ウメイロモドキの青絨毯

この景色は今回見た中で一番素晴らしい景色でした。写真の露出がイマイチで素晴らしさを伝えられないのが本当に残念です。ログを見ると「ウメイロの大群。すごくきれい。バラクーダポイントというよりもウメイロポイントと呼ぶ方が適切だろう。」と書いてありました。今回のシパダンでは何故かウメイロモドキの大群に遭遇することが多く、前回、前々回では見られない光景でした。ひょっとすると季節の問題かもしれませんが。[拡大画像サイズ:40KB]  
「ウメイロモドキの青絨毯」:40KB
「浅場のギンガメアジ」:57KB 【10】浅場のギンガメアジ

写真としては平凡なギンガメアジの群れの写真ですが、これぞまさにシパダンのギンガメアジの群れという雰囲気がでています。水底から水面直下までまんべんなくギンガメアジが群れています。これにバラクーダの群れも重層的に加われば完璧なのですが、あっ、そういえば今回はギンバラ(ギンガメアジの群れ+バラクーダの群れ)って見なかったなぁ。[拡大画像サイズ:57KB]  

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