IZU REPORT | 2000年   6月 |
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●6/24   黄金崎(安良里) |
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梅雨の季節ですので雨は覚悟していました。西伊豆への道中、雨はざんざん降るし、ああ、やはりな、と思っていたのですが、なんと黄金崎に着いたら陽が射してきました。陳腐な言い回しで恐縮ですが、やはり日頃の行いがたいへんよかったのでしょう。
黄金崎(正確にはここも安良里と呼ぶらしい)なんですけど、しばらく来ないうちにまた大きく変わっていました。西寄りの海岸沿いに、ダイバーを大勢収容できる立派な施設ができていたのです。外にはウエットを着たまま入れるお風呂もあります。10年前には期間限定で物好きな人がキャンプに来るくらいの土地だったのですが、随分にぎやかになったものです。 ダイビングはいつも通り、10mちょいの水深の砂地を長時間徘徊するという形態です。ガイドしてくれた山中さん(安良里ダイビングセンターのスタッフ)は生き物の生態に詳しく、ホシノハゼの求愛行動というのも見せてくれました。雌の頭の前で雄が尾を懸命に振るのですが、雌の方はまったくつれない。あとは、ロープのあたりにタツノイトコとかコノハガニ。結構たくさんいます。そういえば、コノハガニの雌雄の見分け方も教えてもらいました。体の形が雄は△、雌は□なんだそうです。一番期待していたのはネジリンボウだったのですが、残念ながら写真には撮れませんでした。  |
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