2005年日本国際博覧会特別記念局

 愛・地球博特別記念局フォトレポート

 このページでは、特別記念局8J2AIの運用風景や、工作教室等のイベントレポート、そして時には、記念局からちょっと離れて愛・地球博の楽しい情報を写真でご紹介します。

6月4日〜6月10日のレポートはこちら




【6月17日】
 最近、午前中も工作教室で、8J2AIのブースは大変にぎわいます(写真上左)。万博の無線ブースを知り、そこで工作をしてきたことがきっかけとして、一人でも多くの子供たちにアマチュア無線にも大いに興味をもってほしいものです。
 にぎやかなブース内では、設置してあるCWの練習器をたたく音がよく聞こえます。パンフレットも進んで手にして、中には「無線ってなあに?」と聞いてくる子供さんもいらっしゃいます。
 さて、お昼の休憩にはわんパク宝島裏のモリゾー・キッコロメッセ(写真上右)の「プロトタイプロボット展」に行ってきました。泳ぐ蛇ロボット(写真下左)の後には、泳ぐ金のシャチロボット(写真下右)がスタンバイしていました。
 ブースに帰る途中の広場には、いつの間にか屋根ができて、多くの来場者の方々が休んでいらっしゃいました。夏の日よけにもよいところです。チェック!チェック!
 ブースに帰ったら多くの方々の視線がアマチュア無線ブースに向いている(写真右)ことを確認して、午後からの業務に気合が入りそうです。





【6月16日】
 今日午前中、記念局アンテナを見に行ったら、カラスが2羽留まっていたので「面白い絵だ!」と、思わずシャッターを押したのですが、気づかれてしまったのか、残念ながら1羽逃げられてしまいました(写真上左)。
 そして、午後もアンテナを見に行ったら、アンテナには今まで見た中では最高数の、3羽のカラスが留まっていました(写真上右)。
 ずいぶん栄養のよいカラスもいるようで、エレメントが少ししなっているのがわかります。いったい体重は何キロあるんでしょうね(笑)。
 そして3羽のカラスたちは、後ろの大観覧車に乗っている人でも、見て喜んでいるのでしょうか?
 どうやら8J2AIのアンテナは、野鳥たちのつかの間の休憩所にもなっているようです。
 会場の左側では7MHzでCW運用を楽しんでいらしてます(写真右上)。
 その奥ではスタッフが、5月5日、南極昭和基地8J1RLとの交信の際に、子供たちにお願いしたアンケート「南極昭和基地の隊員さんとの交信で聞いてみたいこと」について、昭和基地の隊員の方々からいただいた回答のパネルを掲示しています。
 工作教室のコーナーでは、今日も子供たちが可愛いモリゾー・キッコロのウインカー「光るモリコロ」を作ってます。
 さて、わんパク宝島パビリオンの裏手にある、この地球市民村ではいろいろなイベントが開催されています。写真右下のスマイルメッセージボードは、市民村の係の方が撮影してくれた、プリクラを自由に記念に貼っていこうというもの。せっかく見つけたので、自分の分も1枚撮っていただいて、ぺたっ!と貼ってきました(笑)。
 実は本日朝、先に取材があった、CBCテレビの「まるっと万博」という番組でアマチュア無線ブースが紹介されました!
 番組の反響か、8J2AIのブースには工作の問い合わせが多く入っています。工作コーナーはますます人気が上昇するかもしれません。




【6月15日】
 以前も紹介させていただいたのですが、わんパク宝島パビリオン1階にはロボットステーションがあります。上の2枚の写真は、ロボットステーションのようすですが、わんパク宝島パビリオンはこのように平日でも、幼稚園児から、小・中・高校の児童・生徒でいっぱいです。
 そんな中、アマチュア無線特別記念局に学生が運用に訪れて、8J2AIでFBな交信を楽しんでいきました(写真横左)。
 またボランティアの方のクラブのお仲間がブースを尋ねていらっしゃって、喜んでアイボール楽しんでいました(写真横右)。
 工作コーナーには、お孫さんにプレゼントしたいと、ボランティアの方が一般来場者として訪れて、光るモリ・コロ(ウインカー)を作っていらっしゃいました(写真下左)。その横では小学生が一生懸命製作に励んでいます(写真下右)。


 今日のボランティアの方は、業務終了後にカメラを持って、ロボットステーションでロボットを撮っていらっしゃいました。そこで下の3枚のロボットの写真を分けていただきました。この中で、可愛い踊る人形(右)が人気の的だったそうです。




【6月14日】
 写真下左は、今日のお昼過ぎの工作教室のようすです。
 ご夫婦が工作教室「ウインカー」の、キッコロとモリゾーを一つずつ作って、完成を喜んでいかれました。
 お母さんはたいへん器用な方のようで、ハンダ付けがお上手でした。
 また、午後には小学3年生くらいのお子さんが、ボランティアの方のアドバイスをきちんと聞いて、上手に作っていました(写真下右)。
 写真右は夕方ごろ、運用コーナーを訪れたカップルです。
 「初めて交信をするんです」とちょっと緊張しているようでした。
 でも、スタッフの的確なフォローで交信されていました。
 昨日、今日と交信が初めての方が続いて嬉しいですね!





【6月13日】
 今日は小学3年生で4アマを取得した息子さんと、お父さんが来場されて、上の2枚の写真のように、息子さんはお父さんに見守られながら8J2AIの運用を楽しんでいました。
 開幕から今まで、約3カ月経ちましたが、8J2AI には免許を取ったばかりの方が多くいらして楽しんでいかれることも多いようです。中には2度、3度と訪れている方もいらっしゃいます。
 このレポートをごらんになったみなさん!国際博覧会の会場で記念局を運用してみませんか。スタッフ一同お待ちしております。




【6月12日】
 アマチュア無線特別記念局には朝から運用と工作に訪れるお客様でいっぱいです(写真右)。
 今日は、大人気の工作教室を中心にレポートをしましょう。
 小さな手で一生懸命にハンダごてを握り(写真上左)、スタッフの教えをきちんと聞き(写真上右)、一つ一つ、部品をていねいに取り付け(写真下左)、スイッチをいれてチカチカとLEDが交互に灯るまでの工程から、最後には可愛いキャラクターのモリゾー・キッコロを切り抜いて(写真下右)、取り付け思わずニコリとする笑顔を見ると、スタッフも参加児童も、ご両親もみんなとても嬉しそうです。
 自作した作品が、完成した時の感動はなにものにも代え難いものがあります。手作りした作品は、家にお持ち帰りになった後も、愛・地球博の楽しい記念として大切に可愛がっていただけることでしょう。
 8J2AIブースの工作教室は、当初子供たちを対象とした企画としてスタートしました。しかし、回を重ねるごとに、大人の方にも想定の範囲外(笑)の好反響をいただくようになって、現在は老若男女問わず楽しんでいただくこととなりました。1人でも多くの来場者の方々に工作の楽しみを体験していただきたいと思います。
 子供たちのみならず若いカップルからお父さんやお母さん、おじいちゃまや、おばあちゃまも、楽しんでハンダごてを握りにいらしてください。
 みなさん、愛・地球博 長久手会場のわんパク宝島1階「アマチュア無線特別記念局」に、ぜひお立ち寄りいただいて、「8J2AI」の運用と「おもしろ工作」を体験していってください。
 スタッフ一同、みなさんのご来場を心よりお待ちしています。





【6月11日】
 今日は朝からアメリカのケンタッキー州より、エキストラのライセンスを持った方がいらっしゃって交信を楽しんでいかれました(写真上左)。息子さんはパパが交信終了後一緒に工作もしていかれました。
 また、ボランティアさんの所属しているクラブ(YLばかりらしい)のかたも遊びにいらして、記念写真をとはしゃいでいらっしゃいました(写真上右)。1部(開場からお昼頃までの当番)の方はボランティア時間も終わり、今から食事だそうです。2部(お昼頃から夕刻頃までの当番)のボランティアの方は、今から工作エプロンをしてスタンバイだそうです(写真右)。
 さて、工作教室の隣では中学生くらいの、免許来て初めて交信するという男の子が来場しました。
 スタッフの方が、隣について初めての交信のためのアドバイスをしています(写真左)。
 フォトレポートでは、男の子の感激の1st QSOの声まではお伝えできませんが、ブースには「CQ CQ こちらは8J2AI」と男の子の声が響いていました。
 下2枚の写真はモリゾー・キッコロメッセでおこなわれている、「プロトタイプロボット展」で見たロボットの写真です。
 この「プロトタイプロボット展」は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、2005年日本国際博覧会協会が主催している展示会で、6月9日(木)〜6月19日(日)の11日間開催。2020年の実現を目指して開発が進められている実用化ロボット65種類が集結しているそうです。
 館内はあまりの混雑で、2枚の写真を撮るのが精一杯でした。
 せんべいに絵を描くロボット(写真下左)とコップに絵を描くロボット(写真下右)です。



【注意】愛・地球博会場内へのアマチュア無線機等の持ち込みは禁止されています。ご来場の際にはご注意ください。

★     ★

※特別記念局8J2AIに関する情報は「2005年日本国際博覧会特別記念局8J2AIの公式Webサイト」でご確認ください。
 また、ご質問や、その他お問い合わせは、jarl@he.mirai.ne.jpまでご連絡ください。



6月4日〜6月10日のレポートはこちら