伯爵の日常

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2005年11月5日(土)
男の顔

 30を過ぎると、男は自分の顔に責任がある、みたいなことを言っていた人が居た。

ぶらりと立ち寄った書店の写真集コーナーで、アラーキーが中高年オヤジの顔ばっかり撮影した一冊を発見。
驚いた!!
普通、男というものは、他のオスに対して警戒心が強いものである。
社会性、というあきらめを身につける前の若い頃は、しばしば「てめぇ〜、ガンとばしてんじゃねぇ」ということでよくケンカになることからわかるように(この辺はドライに映像化すると『野生の王国』とかでハーレムを巡るバッファローのケンカなんかと近いものが撮れるのではないか?)、男は、他のオスと死ぬまで張り合うのである。だから定年後、昔の肩書きなんかにこだわって友達が居なく、ぼけていくのも、男なのである。

話が脱線したが、この写真集ではしかし、皆が、警戒心、というものを、とりあえず第一レベルまでは解いているのがわかる。これはすごいことだと思う。
同じ被写体でも、写真家によってまったく違ったものに写る、ということの証左であろう。
男が、こんな表情を他人に見せるのは、奥さんか、通いつめているお店のママさんか、利害関係が絡まない頃に知り合った友達(中・高校生までに限定)か、居酒屋でビールから焼酎に切り替わる頃合のいずれかだろう。
アラーキー、恐るべし、、、、。

それにしても、最近の写真集はビニ本よろしく、中身が見えないものがあるのだね。アイドル写真集ならわかるが、なんて卑しいことしやがるんだ!ヒロミックス!!!なにがパリだ!(でも欲しいな、ヒロミックスのパリ写真集)。

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2005年11月4日(金)
モノクロ、、、

 大通公園のベンチが、今日、撤去されました。
4月まで半年、公園が雪捨て場となります。

 本日はお休みを頂き、床屋に行くついでにカメラ散歩。久しぶりに一眼レフ、F3様の登場。レンズは50mm、フィルムはモノクロの、フジアクロスと、プレスト。
モノクロは、カラーより光に敏感にならないと画作りが決まらないと考えながら被写体をフレームに収める作業が楽しい。一応、色を無くして白黒の濃淡でこの世界を表現するとしたら、、、、という思考が頭を占める。
 
 それにしても、昨今のコンパクトカメラになれてしまうと、50mmレンズはもう望遠レンズのように感じてしまうなぁ。やはり広角レンズの使い方に慣れている身としては、被写体によってアオリを入れるなどの画作りを、無意識にしてしまいそうになる。もちろん標準レンズはそんなことしても『帯に短し、たすきに長し』となるのである。
というわけで、引き、寄り、ローアングルと、よく動きました。あっという間に36枚撮り三本を完撮。
しかし、ショップで「CDには焼けない」とのこと。スキャナーは買う気がしないし、、、でもモノクロ、楽しみだなぁ〜。

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2005年11月3日(木)
功績

 札幌はまだ初雪が降りません。
去年はダウンベストを着て歩いていたことを思うと、春が遅かった分、冬も遅いのかしら、と考えることにして。

 最近、バイクのHPより写真関係のHPを眺めることが多いのだけど、ニコンのHPで、写真を趣味としている著名人のインタビューあり、よく読んでいるhttp://www.nikon-image.com/jpn/enjoy/more/interview/backnumber.htm。
市川染五郎がニコンFM2ユーザーとは知らなかったし、意外な人が写真を趣味として楽しんでいることをここで知ったのだが、なぎら健壱って実は下町を撮影した写真集も出版しているほどの写真スキらしい。
インタビューの中で、やはり現像代金を気にしないで撮影できるデジカメの出現は大きい、といっていた。

翻って考えてみると自分にとっても同じだ。デジカメ出現以降では、あきらかに写真に対する敷居が低くなった。
つまり、いきり立って傑作をものにする!っちゅ〜のではなく、パッと気になったものを素直に撮ることも、写真の楽しみなんだなぁ〜と気付いたのだ。そんで、そんななかにもきらりと光る一枚があったりして、、、

「下手な写真も、数撃ちゃアタル」

フィルムの時には、どんなに気に入ったシーンでもシャッターは一枚しか切らなかった。それはもちろん、フィルム代を考えてのこと。
しかし、デジカメを使ってみて、タテ、横で一枚づつはもちろん、露出補正をしたものとしないもの(いわゆる段階露出)と、さまざまなパターンを撮影し、しかもちょっとした陽の加減によっても同じシーンを違うカットとして撮影すると、それなりにそのときのイメージに一番近いものが撮れる。

この手法を、フィルムに用いたらいかがか?と気付いたのはやはりデジカメでバシバシ撮ることを経験したせい、というなら、やはりデジカメの功績は大きいといえる。

写真は朝のリビングの様子。こんなありふれた写真も、デジタル以前はきっと撮ることはなかった一枚。

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2005年11月2日(水)
ちょうど一年前、、、

 一年前の今日あたり、ニューヨークに旅立った気がする、、、。

はやいものだなぁ〜、あれから一年。このホームページを開設してもう一年以上。
「オートバイによる旅」というコンセプトが、「中年独身男の日常」に変化しつつあるな、と自戒する日々。

それにしても今年は秋が長くてうれしいね。

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2005年11月1日(火)
旅行、、、

 旅行記、といえるほどのものではないですが、先日の北斗星乗車時の写真を『旅ゴコロ』にupしました。よろしければご覧ください。

最近、会社の近所にあるカメラ屋さんに現像を出しに行くのだが、終業時間ともなると結構、にぎわう。
もちろんデジカメのプリント希望もいるのだろうが、圧倒的にフィルムの客が多い。

フィルム派にもっとその奥深さを知ってもらおうと富士写真フィルムが「フィルム&イメージ」という小雑誌を季刊で発行するそうな。
1年間に4冊で1500円。迷わず入会しました。
紅葉もそろそろ終わりを告げる札幌を、今度はモノクロで撮ろうかな?カメラはやはりF3がいいな。

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2005年10月31日(月)
青空

リビングからの眺め。

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2005年10月30日(日)
格闘!!!

 あ〜つかれた。

 ノートンさんが律儀に感知した良性なアクセスの許可を求められている画面で、「全部遮断」のボタンを押したからさあ大変。
う〜ん、実に半日、修復にかかってしまった。自力で原因を究明し、適切な処置を取るまで、「PCってメンドクセー」と感じる。こんな便利なものもないのだが。

写真は東銀座の汐留シティーセンタービル付近。カズとゴン、がんばれ!

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2005年10月28日(金)
お金が、、

 現像ってお金がかかる、、、

 すくなくない出費のいいわけに、フィルムのよさについて、考えてみる。
1.一枚一枚、よく考えて撮る(フレーミング、段階露出)
2.やはり、プリントしたときキレイ
3.PCやカメラ操作の誤作動によりデータが飛ぶ、というリスクはない(しかし、カメラのふたを開けてしまったら一巻の終わり)

てなことを考えるのもバカらしいほど、衝動買いした富士フィルムのカメラ「naturaS(なちゅらえす)」の写真は素晴らしい仕上がり。
それと、先日東京に出張した際無理やりひねり出した時間で月島界隈をぶらついたときのスナップが写真のページにupしてあります。

とくにデジカメに疑問を感じ始めた方にはナチュラで撮影した写真をご覧になっていただきたい(っていって、へぼ写真で逆にイメージダウンになったりして)。

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2005年10月27日(木)
意地!?

 東京から、地べたをはいつくばって移動すると、どうなるか?
身をもって体験させていただきました、、、、、、。

 寝台車なんて、高校の修学旅行以来だし、どんな感じか忘れちまった。単純に旅情を期待していた自分が甘かったことは、個室に入って思い知った。
「カプセルホテルじゃん、、、」あまり知られていないことだが、私、閉所がダメなのである。この空間で16時間、耐えられるのだろうか?という想いを無視するように長い列車は上野を後にしたのでした、、、。

映像は、デジタルカメラで撮影しなかったのでもう少々まってつかぁさい。今回は荷物を軽量化したかったので一眼レフはお留守番。かわりにコニカ・ビッグミニがお供したのだが、かの森山大道もいやがった、onにしてからの動作の鈍さと露出補正やフラッシュ禁止の際の操作性の劣悪(これはこの表現がぴったりだよ、現コニカ・ミノルタさん)ゆえに、、、、、
かっちゃったって?

すいません、フジフィルムのナチュラ、かっちゃいました、、、。
だってだって、感度1600のフィルムでノンフラッシュ、しかも露出補正つき、しかもしかも、レンズが24mmf1.9なんだもん、、、

レンズ買ったつもりで、投資しちゃいました。
24mm使いこなせるのかな?

でも、フィルムってやはり良いな。

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2005年10月24日(月)
撮る、こと

 今日はホンの紹介をば。

 「写真学生」小林紀晴。
この人、「アジアンジャパニーズ」で有名な、作家なのか?写真家なのか?
写真専門学校を卒業後、某新聞社にカメラマンとして入社するも21歳で退社。アジアを放浪しながら写真を撮り続けるうち、ドロップアウトしたり、目的を持ってアジアをぶらぶらしている日本人を撮影し、彼らとの交流を文章につづった「アジアンジャパニーズ」がヒット。
シリーズも3作まであります。なんとなく「写真版 深夜特急」てなカンジ。

この本は、彼の自伝的青春小説です。

紹介しておいてなんですが、個人的には、この人の文章も、写真も、あまり好きではないんですよ。なんにでも中途半端に傍観者で、それでいて叙情的な自らの思考に酔っているようで。

しかし、本作は不思議と読み返すことが多い。決して「小説」として優れてはいないのにもかかわらず。

最近、写真の凝り始めた人は、読んでもよいかもしれない。
それまでまったく写真のことを知らなかった作者が感じる「写真を撮ることによる迷い」は、結構、参考になると思うから。

しかし、結局、彼は写真、という表現手段を信じきれないヒトになってしまったんだろう。だから、中途半端な文章をくっつけて「表現らしきもの」を作り上げているだけ、といったら言い過ぎか?

トランペッターであり、ボーカリストでもあるチェット・ベイカーと同列に扱うのはちょっとちがう気がするけど、一つの表現手段で勝負しきれない女々しさ、というものを発するタイプだ。そして、そういったアンビバレントな人間臭さを見て、僕たちは安心しているのかもしれない。

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2005年10月23日(日)
日曜日の夜

いま、マイルス・デイヴィスを聞きながら、割と暗い部屋で日記を執筆中。

考えてみたら、去年の今頃ははじめていくN.Yへの期待でどきどきしていたのであるが、今年は海外に行く予定はない。
っていってたら、世界各地を旅するカメラマンの本を読んで「やっぱ、海外はいいなぁ〜」としみじみ、思い始めている。

とくにタイ、というかアジアのリゾートは、またいってみたい気がする。それにしても去年は命拾いをしたものであるなぁ〜(インドネシアなどを襲った津波の一週間前まで、小生はプーケットに滞在)。
25日から行く東京では、月島あたりをぶらつきながら写真を撮りたいな。

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2005年10月22日(土)
退院

ニコンのNew FM2が退院しました。修理代7980円なり。

2週間ぶりに手にすると、やはりF3との大きさの差は歴然。コンパクトなカンジは高感度2重丸。

来週、東京主張に行く際、どっちを持っていこうかな?と思案中。
そうそう、出張からの帰りは、北斗星に乗車するんですよ!!
はじめてなのでどきどき。車内で事件が起こったらオレが解決する気マンマンですよ。

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2005年10月16日(日)
もったいない

2ヶ月休んでいた水泳を本日再開。

ぜんぜん行かないジムに会費を支払うのは、もったいないなぁ〜と思いつつも、ここで退会し運動と疎遠になるとおしっこが甘くなったりし始めるお年頃、、、。

それにつけても家酒をやめた効果は絶大!!!

昨年は、考えナシにビールを飲んでいたためこの時期、急激に太り、それを解消すべく腕立て、スクワットをやったらぎっくり腰、という悲劇。

ほぼ一年間、首の付け根、背中の頂点にぽってりとついていた肉もスッキリ霧散霧消。どこまで続くかわからないけど、少なくとも家で、酒を飲むのはやめよう。きりがないから。

そうそう、生命保険もグレードアップしたんだ。こうして人間は、年齢を経るごとに、守りに回っていくのだなぁ〜。

あ、それと、「旅ごころ」と、「写真のページ」に新コンテンツupしました。よろしければご覧ください。
それにしても小樽は素敵な街だ。これからちょくちょくお邪魔することにしよう!!!

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2005年10月15日(土)
決定的瞬間

 最近、「あっ!」と感じた瞬間にすぐ写真を撮るクセがつきました。

写真は家でボォーッとしていたら見えた夕空。

一瞬で消えてしまうので感じたらシャッターを切るべし。
一応、ビッグミニでも撮影しておいた。

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2005年10月14日(金)
フィルムの楽しみ

 最近写真にはまっているのはご存知の通り。
で、ずっと放置プレイだったコニカビッグミニに入りっぱなしだったフィルムも今日、現像から上がってきてびっくり!!!

2003年ハワイの景色が映っていた。いやぁ〜なんか、楽しいな。

完全に、撮影したことを忘れていた写真が出てくるのは、現像、というステップを経るフィルム特有の現象ですね。まるでタイムカプセルのようだ。

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2005年10月10日(月)
死んでたまるかっっっ!

今日はなんとなく海外の話。

 一昨年から昨年までは、海外に結構出かけた。
ハワイ、ニューヨーク、タイ。
 でも、タイでいやなことがあってから、海外に対する興味が急速に失われた。
変な話だが、バンコクである事件があって、もう日本に帰りたくて帰りたくてたまらなかったとき、「こんなとこで死んでたまるかっ!」と強く思ったことを覚えている。

海外に行ってはじめてわかることだが、こんなぜんぜん知らないやつらの居る中で死ぬのは真っ平だ、と思うことは、やはり海外に行かないとわからない、とゆ〜至極当たり前のことなのであるが。
今は、日常の素晴らしさ、かけがえのなさを満喫している。
もう、頼まれても海外に行くことはないだろう。

ってのは、バリ島を写した写真を眺めて思ったこと。
写真はなんとなく中途半端なフレーミングの公園風景。

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2005年10月9日(日)
閉店

 昨日は久しぶりに女性とデートした。しかし飲みすぎて午後まで熟睡。
昼過ぎに起き出して散歩。いつも行くスパゲティ屋さんで食事。

ここはお値段少々お高めだが、混んでいないことと、味が良いことと、奥さんが美人、ということで通っていた。
お代を支払い店を出ると奥さんはいつも戸口まで送ってくれるが、今日はさらに「ちょっと、、、」てなカンジで呼び止められた。

なんと、今月中で店を閉めるという!!!

確か、ここのご主人、以前商社勤務だったのを脱サラして出店してたと思った。結構な歳だし。「これからどうすんだろう?」と思ったけど余計なお世話。

居心地の良い店がどんどんなくなっていくのはさびしい。
目の前の「量で勝負」的スパゲティ屋にはまったく行く気がしないな。

あ、それはそうと、昨日デートした女性はいまどき珍しくかなりしつこく「ワリカン」を主張してきて、高感度二重丸。

これを読んでいる数少ない女性の皆さん、奢られて当然、という態度で居たら、いつか逃げられますよ、、、
金に汚い女は、いっておくけど、最悪。

細木なんとかの意見より、これは真実。

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2005年10月7日(金)
体質改善

ここ数日、写真関連の記事ばかりでスマソ、、、

そういえば、ここ2ヶ月、飲酒とはとんとご無沙汰でした。
最初はつらかったのですが、2ヶ月も飲まないとべつにたいしたこともないかなぁ〜、と感じるまでになりました。

その代わり、お茶はよく飲みます。喫茶店も結構好き。

それと、最近は意味もなく一眼レフを持ち歩いているので、ネタ探しのため電車やバスを使用せずぶらぶら歩いて通勤しております。

冬を目前にしてできるだけ脂肪の蓄積は避けなくては、、、

しかし、昨日はキャッシュオンデリバリーの店でジントニックとハイボールをドリンク!えらくウマかった!
やはり酒はいいなぁ〜。

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2005年10月6日(木)
ぶつよく

 ニコンF3,ついにゲット!!!

うれし〜〜

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2005年10月5日(水)
upしまくり

 写真日記に新しいものを追加しました。
ホルガの作品もあります。トップページのやつもそうです。

ブルーなストロボの効果ってこんなになるんだぁ〜とちょっと感心、、、。

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2005年10月4日(火)
なんにもない、、、

 誕生日、、、、36歳、、、

 ニコンを、喫茶店のテーブルから、落下させてしまいました,,,

即、入院です、、、、

このまま息絶えたらどうしよう、最近買ったレンズのローンすらまだ完済してないのに、、、、

修理代金におびえる日々。こうなったらF3でも買おうかと思案中、、、。

おまけに今日は太陽をレンズ越しで見たため、右目の奥がヘンだ、、、

まったく、散々な誕生日、、、、

ケーブルで「キル・ビル vol2」でも見ます。

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2005年10月3日(月)
誕生日イブ

 35歳もあと9時間ちょっとでおしまいです、、、、

さようなら35歳、コンニチハ36歳。
まあ、昨年から四捨五入しても40になったわけですが、前後半で分けると明らかに30代「後半」です。

明日は何をしよう?と考えながら、今日はもう寝ます、、、おやすみなさい。

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2005年10月2日(日)

全国の写真好きなみなさん、こんばんわ

今日は暑かったですね。10月だというのに。

そんな中、カメラ片手に散歩しながら立ち寄った本屋で数冊購入。
一冊目は写真集「Cui Cui(キュイ キュイ)」川内倫子。これは13年間の家族の記録写真集なのですが、超・個人的な家族写真(兄の結婚、祖父の死、そして兄に子供が誕生)が、圧倒的なまでの普遍性を勝ち得ていることに、ちょっと驚かされる写真集。
結局、一番身近な社会単位である「家族」というものの日常、そしてエポックメイキングな出来事を捉えた写真というのは、見るものすべてに自らの家族を振り返らせる力を持っているのだな。写真も「能弁に」物語を語ることのできる表現手段だと再認識させてくれる、とってもよい写真集。ちなみにほとんどの写真を6×6で撮っているのも、なんとなく家族、という単位をとるのに効果的な気がする。

もう一冊は「カメラのレシピ」。これはいわゆるテクニックを伝授するムック本ではなく、写真をより「それっぽく」見せるためのほんの少しのアイディアと、気負わずユルユルでカメラを持ち歩けば、という気分にさせてくれる不思議な本。

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2005年10月1日(土)
惨敗、、、、

HOLGA with ポラロイド作戦、見事失敗。フィルムのムダでした、、
しかし、これも勉強、HOLGAとゆ〜、不確実性の上に成り立つ芸術機械を使いこなすには、やはりそれなりの投資が必要なのね。
それを考えると、カメラの進歩ってすごいなぁ〜、と思う。

昔大学のゼミでマーケティングを専攻していたんだけど、そのときはまだデジカメなんてなくて、ミノルタがα7000とゆ〜オートフォーカス一眼レフの成功を受けて、一眼レフ市場シェアトップになったケーススタディーを学んだとき、「カメラ市場がこれ以上、パイの拡大を実現するためには根本的な技術革新、100年来の銀塩化学反応による映像感光を超える新たな技術などがない限り難しい」と教授が言ってたけど、本当に、デジタルカメラが普及して市場規模も変わったようにおもふ。

そんななか、「いまさらフィルム!?」という向きもあろうが、これがなかなかウェットで楽しい。

とくに今日、初めてポラを使用してみたけど、撮ってから90秒くらい現像して、フィルムを引っぺがした跡の、写真表面のヌメリ感が、「あ〜、写真ってやっぱり、スケベなものだな〜」という気分にさせてくれて、なんともいえず高揚します、、、。

それに大型カメラ店で、スーパーの生鮮食品よろしくライトアップされ、ひんやりしたケースに置かれたフィルムを見ているだけでわくわくしてきます。

あ〜写真ブーム、いつまで続くのだろう???

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2005年9月30日(金)
HOLGA第一作

 チャイナ製オモチャカメラ、HOLGAの第一作をupしました。ついでに写真日記もup。
よろしかったら見てください。

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2005年9月28日(水)
確認、よぉ〜し!

 一眼レフってやっぱり革命的ですよ。
だって、フィルムに写る映像のほぼそのままを、ファインダーで確認できる。
ライカなどのレンジファインダーは、こうはいかない。ボケ具合や、フレームの四隅まできちんと確認したいときがあるでしょ?

なんで、こんな話をするかというと、最近買ったHOLGAはよくレンズにキャップをしたまま撮影しちゃうモンですから。ついにテプラでシールを作成し、貼っちゃいましたよ。

それにしても、最近の日記は写真ネタばかりだ、、、、

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2005年9月27日(火)
写真と映画

 この間、「ラブレス」とゆ〜映画のDVDを購入。
知っている人は知っている。ウィレム・デフォー(プラトーンで見方から撃たれて両手をバンザイする人)主演で、86分程度。この人の、爬虫類みたいなヌメっとしたカンジがすきなのだが、これは彼が結構若い頃の映画。
おそらく50年代くらいの時代設定なのだろう。カッコイイレザー(ルイスっぽい)とシェードで決めたヴィンス(デフォー)率いる、古いハーレーを乗り回すワルどもの、あるアメリカの片田舎での一日の出来事を淡々と描いた映画なんです。


これって、見てても退屈です。退屈って意味は、ストーリー展開にメリハリがないって意味です。いや、正確に言うなら、この映画にストーリーすら存在しない!と言い切ってしまいましょう。

じゃあ、この映画のどこがいいのよ?と聞かれたら、「古きよきアメリカの、動く写真集を見ている」気分に浸ることができるから、と答えます。
特に好きなシーンは、デフォーがダイナーに入って、ラッキーストライクを買い、店の中を見回しながら席に着くまでのシーン。見事にアメリカの片田舎の怠惰さを現す長回し、相米慎二監督もびっくりです。
かとおもえば、食べかけのプレートに蝿がたかっていたり、壁にかけてあるコカ・コーラの時計や真っ赤なコルベット、古いロックンロールなど、緻密に古き良きアメリカのアイテムを積み上げて、サブリミナル的にあめりか〜んな気分にさせてくれる映画は、ちょっと他に見当たらないのです。

映画に惹かれるのは、そこに監督の世界を現出させることができる、というところなのですが、協調性もカリスマもない自分にとって、自分の世界を現出させることのできるもっとも手っ取り早いものが、写真なのではないかな?と思うのです。
そう、最近の写真への傾倒ぶりは、ちょっと尋常ではないので、自分なりに分析してみました。

写真はまだ封を切っていない「コーヒー&シガレッツ」。俯瞰の画、長回し、ミニマムなキャスティング、とゆ〜のに惹かれて購入。いつ見ようかなぁ〜?

2005年9月27日(火)
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2005年9月26日(月)
ついに登場!!!

 ついにきました。HOLGA!
かなりチープ、プラスチッキー!!!そのくせ結構でかい!!!

明日の通勤から、早速使うモンね!!!