伯爵の日常

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2005年8月22日(月)
とまらない、、、

 レンズを買って、むくむくと眠っていたカメラ魂に火がつきました。

 本屋に行って、ニコンに関する書籍を探すも「よくわかるデジタルカメラ活用法」など、デジタル一眼の使用法のものがほとんど。
そんななか、ありましたよ。銀塩のニコン本。

F,F2,F3,FM、Sなど、アナログなカメラのオンパレード。

購入時に数十万円するデジタルカメラも、半年で陳腐化してしまうのであれば、フェチ心、コレクター心をくすぐる「ちょっと、古い、カメラとレンズ」が飽きないのかな、と自分を納得させています。

この本でも書いているのですが、やはり50mmレンズっていいんですね。なんか、結局50mmを使っている、という人が多いのにはびっくり。
最初買ったカメラには50と28mmをつけたのですが、圧倒的に28のほうが使用頻度が勝っていたので、、、。

ぶらぶらとカメラを持ち歩きながら散歩するのには35mmがいいな、と思い、FM2には35mmをつけていたのですが、。

まあ、とにかくいまは85mmの画角を自らの視点として血肉化することで精一杯。といっている間もないほど、仕事がピーク。この一週間で自分の一年間の仕事の結果が評価されるわけで、かなりプレッシャー。

そんななかの息抜きとして「Free & Easy」を購入。「男は、いつまでも少年」という特集。
う〜む、カメラやオートバイなど、男って本当に、おもちゃが必要な、難儀な生き物ですね。

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2005年8月20日(土)
言い訳

 また買い物しちゃった、、、

 9月の北海道内一週間キャンプツーリングに持っていくため一眼デジカメを物色していたのでした。
で、キャノンの10−20mm広角ズーム、というのに偉く惹かれまして、EOSキスデジタルを買おうかな?と思い某大型量販店へ。

手にとって見ると、ちゃちい。しかしキスデジタルはかなりな人が手にとって眺めていた。それとなく周りの人の話を聞いていると、やはり「ボーナス時にはもっと良いのが出るのでは?」という見解。
それもそうだなと思いつつ眺めるズームレンズは、やはり暗い。

あ〜あ、と思いつつフィルム一眼コーナーへ。
なつかしのニコンFMシリーズも、FM3になっていました。45mmがついて15万円弱って、いやぁ〜デジタルより高いじゃないですか???

びっくりびっくり。
ニコンレンズコーナーをのぞくと、昔欲しかったFDの180mmなんかがまだ新品で販売してました。そんななか、見つけちゃったんです。僕の青春時代、欲しくて欲しくてたまらなかったニッコール85mmのf1.4。
大口径で、単焦点。とゆ〜ことは暗い中でも手持ち撮影が可能。自分としてはストロボを使うことは洗車をするよりも少ないので、かねがねあこがれていたのだ。

店員さんに、さっきのFM3ボディにくっつけてのぞかせて、と頼む。
やはりニコンの手触りはいい。シャッターの感触も、人差し指にコロコロとして、ホッとする。やはり長年触ってきたせいかな、と思いつつ、生まれて初めての単焦点望遠はバックのボケがきれいで、被写体をシャープに切り取るなぁ〜と感動。
気付くと、クレジットカードにサインしていたのでした、、、

ま、ボディは持っていたFM2があるし、レンズのみを購入しただけですが、それでも結構な出費、トホホ。

私が得た結論としては
1)やはり写真はレンズだ
2)できればレンズは数をいっぱい持っていたい(ズームレンズも使い。ベストは20mm、45mm、100mmの3本)
3)ホームページ用には、スキャナーなどを購入して対応しよう

という次第。

これから中望遠の画角に習熟しなくちゃね。

しかし、カメラって、映像を切りとる機械である以前に、フェチ心をくすぐるオモチャだよね〜。

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2005年8月14日(日)
憂鬱にして、重いもの、、、

 お盆の真ん中。

 曇天でむっしぃ〜むしむし。

 某ハーレーショップにて新型スポーツスターを冷やかす。う〜む、1200カスタムは、もうダイナですね。
やはり高感度No1は883Lかな。ちょうど手前に来るハンドルと、幅を絞ったシートに低めの車高。まったり流すにはサイコーでしょう。

どうでもいいけど、いまのスポって、ハンドルがインチじゃなく、ミリになったんですね。
握りやすいのはいいんだけど、インチのぶっとさがもたらす「アメリカ製」、「頑丈さ」みたいなものがないのはちとさびしい。まあ、日本人は手が小さいからね。

 その後、街中をぶらつき、ツーリングマップルを購入。これは2代目。前のヤツは少々古くなってしまったので。昨年の情報収集能力を恥じた上で、、、。

 良く見るオートバイツーリングサイトのマスターさんたちも、旅立っている様子でかなりうらやましい。
一週間というゴージャスな休みを取得された方や、2泊3日の強行軍、という方まで。

個人的に旅、とゆ〜のは、日常があるから楽しめると思う。

いつのまにか背中にへばりついてしまった責任や立場や家族やそんな荷物を一時、よっこらしょっと下ろして、一個の人間として何のしがらみもない旅人としてさまざまなものに触れる。
しかし、そういったことで日常の素晴らしさを再認識させてくれたなら、旅の役目はそれで終わり。日常の素晴らしさに感謝できたらそれは旅で癒された証拠だと思うから。

昔は一生を旅で終えたい、と考えた時期もあったが、老後のこととかちまちま考えた時点でそんな度胸がないことを悟り、14年間のサラリーマン生活。

 「ワタリ」とゆ〜人たちが居るらしい。夏は北海道でぶらぶらしながら鮭の解体などで金を稼ぎ、寒くなったら沖縄に渡って同じようにバイトする。そんな一年間をつみ重ねていく。

自分もそういった人生を選ぶこともできるのだなぁ〜、と思う。

本当に「自由とは、憂鬱にして、重いものだなぁ〜」と感じる。

CDはMisiaの1st。その昔、北海道ツーリングの最中にこの中に入っている局が聞きたくなってFM局にリクエストしたらかけてくれて、パーソナリティと電話で話したことを思い出した。

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2005年8月13日(土)
ノーマル

 お盆で、どの道も渋滞必至と予測したため、市内をうろうろ。

 某ショップにお邪魔する。カスタムされたHDを見ると、長らく封印していた自らのカスタム魂に火がつきそうになり、具体的な話もしてみたり。

 フロントに太目のタイヤを履かせ、フェンダー取り外し。ライザーで上げたストレートハンドルに、リヤをローダウンされたりするとかっこいいなぁ~と思っていたらショップの方に「ノーマルで7年乗るのもある意味すごいよね」と言われてしまった。


確かに、降りて、眺めて「かっこいいなぁ〜」と一人、ニンマリするのも良いが、そんなカッコよいスタイリングも乗ってしまえば見えないわけで、やはり「見た目」より、「乗り味」重視だな、と考えるのでありました。これも中年になったからなのか?

中年といえば、昨日、公園を歩いていたら散歩中の幼稚園児に「おじさん」といわれました。かなり、落ち込みました。

というわけでもないけれど、購入した本は「中年ライダーのすすめ」(賀曽利隆著)と、「オートバイライフ」(斎藤純著)。
「オートバイ〜」は、前に買ったけれど、ツーリングに持っていって雨に濡れてベロベロになってしまったためもう一冊、購入。

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2005年8月7日(日)
読書体験、

旅にでたいなぁ〜

とゆ〜思いで、いろいろな旅行記を読み返しています。

今日は、素樹文生(モトギ フミオ)の「旅々オートバイ」【新潮文庫】
イマイチなタイトルのわりに、中身は結構オモシロイ。

モトギくんがある日、会社に辞表を提出し、ホンダGB400にまたがって、縫うように、這うように、一年かけて日本全国を回った記録。
バイク旅に関するエッセイと、日記(かなり乱雑。推敲もなにもしていないのでは?というくらいリアル)のサンドイッチ構成。

そのなかで、「晴走雨読」というエッセイがある。
積丹半島で雨に閉じ込められた彼は、テントの中ですることもないので、中上健次の「枯木灘」を読む、という、文字で書いたら「なんじゃそれ、ヒマでやることないから読書なんて、あたりまえ」といわれそうですが、、、

日常からスッパリ、切り離されたところでしか読めない小説、というものが存在することもこれまた事実。

ケータイが鳴ったり、「あ、今日、日韓戦だ」と気付いてテレビをつけることもない環境では、物語の中に没入しやすいんですよね。
ちなみにオレは、ニューヨークのホテルで一日、宮部みゆきの「理由」をざくざく読んでしまいました。
バブル崩壊後の、社会の裏側にある欲望を切りとった世界に、NYに居ながらすっぽり、取り込まれてしまった。

読書って、やはり、その作品を読んだシチュエーションが特異であればあるほど、よりその人の中で「濃く」蓄積されていくのは間違いない。

というオレも、秋のツーリング用に枯木灘を購入。でもできれば雨に降り込められる、という事態はあって欲しくないな。

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2005年8月6日(土)
久しぶり!!!!

 久しぶりの日記なのに、ネタがない、、、、

 今月は仕事が忙しいため、、、心の支えは、来月行くことになるツーリング。
コースなんかを頭の中でぐるぐるとイメージしてみる。

でもやはり、一番行きたいところは、道北、それもサロベツ原野だなぁ〜。
今年はテント泊をするつもりなので、じっくり腰をすえてサロベツほか道北を回るのも良いかもしれないが、久しぶりに道東、それも根室あたりまで足を延ばしてみたい気もする。

根室半島(っていわないのか?)をぐるっと回ると、海を眺める草原の中に、離農した酪農家の廃墟が点在していて、そこに秋の陽光が差している光景なんかを、もう一度見てみたいな。BGMはOHVのVツインエンジン音で。

今の気分は
1日目 サッポロ〜オロロンライン(初山別あたりでキャンプ)
2日目 宗谷丘陵やクッチャロ湖あたりをぶらぶら
3日目 一気に阿寒?
4日目 尾岱沼あたりを眺めながら北海シマエビ三昧
5日目 根室のニューモンブランで不思議系言語を話す店員さんのシュールな会話に軽いめまいを覚えつつ、根室半島一周。
6日目 開陽台詣で&農道ストレートを満喫
7日目 人恋しくて帯広ビジネスホテル泊ムフフ
8日目 上士幌(ナイタイ高原)&層雲峡、道楽館でスタッフドチキン堪能
9日目 やはり日常が一番!帰札でススキノにどっぷり

ですかね。

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2005年7月31日(日)
頭でっかち

 アメリカンキャップが似合いません、、、伯爵です、、、

 そう、私は頭がでかい、ってそうでなくて、いま、「キャンプツーリング」とはいかなるものか?という想像で頭が爆発気味。

仕事もせにゃならんのに、、、

写真は散歩の途中で見た、イイ感じの老夫婦。

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2005年7月30日(土)
ビール抜き、5日め

 胃の調子が、、、、、、

 胃カメラって飲んだことあります?ツライですよね〜。病院に行くとすぐ「カメラ、飲みましょう」といわれるので、異変を感じたらなるだけビールとコーヒーは控えています。

しかし、今日のサッポロは、かなりビールがうまそうな気候、、、、

近所の本屋をぶらつくと、雑誌なんから「夏の旅行特集」が多いことに気付く。
う〜む、やはり今が一番、活動するのにいい時期なのね、、、夏休みなんて無理だ、、、

秋、台風が少なければいいな〜

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2005年7月29日(金)
ヤレヤレ

 写真は黒王号(@「北斗の拳」)ウソ

 こんばんは!

 最近、よくヨソ様(ハンリュウではない)のスポスタを見る。ってゆ〜か、たぶん、パッと目が行く。もちろん、スポのホームページもチェックしている。
で、思うことが「やはりハーレー、特にスポーツスターは、少しくらいクタビレた感じ」がカッコイイ。

 自分のスポは、もう7年目です。ブラックの塗装も焼けてきて、メッキも曇りがち。しかし、ようやっと自分になじんできた感じでグ〜。

正直、まっさらなスポーツスターに乗ったときは、童貞のトキのいらいら感、でいっぱいでした。はやく汚れたい、とゆ〜あせりがあった。
巨匠・北方謙三氏がうまいことを言っている「童貞とは、ぬれたシャツが肌に張り付いて不快な状態に似ている」。うん、まさにそんな感じ

SR本にあったコラムの文章を思い出す。
「〜、せっせとお金をかけてカスタムするのも良いけれど、乗り込んで、磨いて、バフ掛けして、消耗品を変えるなどメンテナンスはきっちりして、そうして何年も乗っていると、しっかり自分の『分身バイク』が出来上がる。それってカッコいいぜ」。
う〜む、含蓄のある言葉。ちなみにタイトルは「乗り続ける、ということ」

スポスタって、どこにもないバイク、っていうポジションが、これだけ売れている理由のような気がする。
アメリカンでもあり、ちょっといじるとSRから違和感なくスライドしたカフェレーサーもアリ。しかもスリムで、クォーター並みのサイズに耕運機なみのトルクたっぷりなエンジン。極めつけはこの時代に鉄のパーツをふんだんに使っている『ホンモノっぽさ』

市場に迎合したマーケティングではない、1957年にXLHが誕生してからそのコンセプトは変わっていない。
頻繁なモデルチェンジと、月賦、とゆ〜システムで自転車操業のどこかの国のモーターサイクルメーカーではない、世に問うべき哲学を創業時代から変えないメーカー。

自分も何かの縁で手に入れたこのアメリカ生まれの単車と、できるだけ長く付き合っていければよいな、と思う今日この頃。

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2005年7月28日(木)
野宿

 やばい、、、、

 旅に出たくてしょうがない、、、

 しかも、キャンプをしたいなぁ〜、と考えるのです。
 で購入したのが写真の「新・野宿ライダー」寺崎勉著

 見てびっくり!!すごいね、この人。
 キャンプ場にとまるのを良しとせず、森の中にひっそりとたたずみ、跡形もなく撤収。
アクセルのオンオフも激しくせず、できるだけ走り続けていたい、とゆ〜。

正直、マネをするほど肝っ玉は据わってないですが、う〜ん、いよいよ、テントに泊まって見たくなったぞ。

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2005年7月25日(月)
それはAVのように

 オートバイの旅にでたいなぁ〜、という思いが頭を占領してはや1週間。
皆様はいかがお過ごし?
 
 しかし、8月は仕事上の勝負月なので、あと一月半ほど、まとまった休みは取れないのです。

で、最近は代償行為として、オートバイツーリング本を読み返す事で気を紛らわせている。
とくに最近は山田深夜の「千マイルブルース」が気に入っている。
この人はワルキューレに乗っているのね、すごいなぁ〜。

早く実際に、自分の旅の記録を重ねに行きたいものである。

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2005年7月24日(日)
これは?!!

リンクを貼らせていただいている「free bird」のヤエさんも言っているが、高速道路における二輪車の表現方法は道路公団でも統一されていない模様。

ちなみに写真のマシンはアップライトなポジションの単気筒。ライダーも’70’Sなジェットヘルにバイザーで快適なライディング中、てなかんじでしょうか?

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2005年7月23日(土)
ツラカッタコト、カナシカッタコト、、、、

 買ってしまった、、、

 Misiaの1stアルバム。
 
 自分のコレクションの中でこれは2代目です。一枚目は出てすぐに買ったんですよ(1998年)。それ以来、何度も繰り返し繰り返し聞いて、それでもぜんぜん飽きなくて。聞きまくっていたらCDがだめになっちゃった(音跳びが激しい)、、。

 考えてみたらこれを買って聞きまくっていたときって、自分にとって転機とゆ〜か、端的にいうと職場が変わってイチから出直しを迫られていたときだったんです。

すんげぇ〜つらかったんだけど、このCDを聴くと、なぜか元気が出てきました。会社もまだ車通勤OKだったので、ジャンクフードを買い込んで、エアコンかけながらカーステで昼休みに聞くくらいハマってた。

結局、あのときのつらさを乗り切れたおかげでなんとかやっているわけだが、このCDを聴くとあのときの、どうしようもなさや絶望を抱えていてもあきらめなかった自分を誇りに思えるようで、だからこのCDは、いつまでも自分にとって、色あせないものになったんだと思う。

今ではMIisiaもジャパニーズ・ディーバの貫禄たっぷりですが、個人的には佐々木準や、鷺巣シローと組んでいたこの時期がスキです。いわゆるクラブコンシャスな時期。「全国縦断クラブサミット」とかいって全国行脚してたし。

サッポロは「キング・ムー」にきてたよね、、

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2005年7月18日(月)
なんて、素晴らしい休日!!!

 ベランダから夕焼けを眺める

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2005年7月18日(月)
夏らしい、夏

 今朝のサッポロは、まさにザンザン降りだったのに、午後からはご覧のようなピーカン。

ナツ、ですなぁ〜。

 今日は2週間、泳いでいなかったので、みっちり40分・クロール&サウナ。そのせいで、昼飯を食べたあとは昼寝という、とてもブリリアントな3連休最後。

3日間休むと、かなり心身ともに復活できたようで、ジャズなどのインスト系ではなく、ヴォーカルものまで聞けるようになりました

オートバイツーリングに思いを馳せながら、軽い酒を飲んですごす午後、、、