http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13923413
レシピ本の自費出版ってどうやるの? という質問、私も受けた事があります。
そんな人にいつも言っているのが、
「そのレシピ本を出版してどうしたいのか?」が重要なわけです。
例えば、自分で編み出したレシピを自分のメモ用に本の形にしたいのか?
あるいは、自分の記念として本の形にしたいのか?
…娘にも教えたいので、そのテキストとして使うのか?
いやいや、ご近所の人に見てもらいたいのか?
あるいは、そのレシピ本を使って料理教室をはじめたいのか?
もっと広く読んでもらいたいのか?
その求めるゴールによって必要な出版方法が違ってくると思います。
単に記念とするならば(自分用)、自分がどんな本にしたいのかが重要になるでしょう。
その際、もちろん書店流通などは考える必要はありませんから、なにも高いお金を出して文芸社やら新風舎に依頼する必要もないわけです。
でも、よい写真を撮りたいだとか、文章をより読みやすくしてほしいだとか、装丁もちゃんとしたデザイナーに頼みたいとなると出版社に依頼する事は簡単に出来ちゃいます。
本を出版する過程っていろいろな人が関わります。著者、編集者、デザイナー、校正者、印刷会社、用紙会社、製本会社、運送会社、流通(取次、本屋)。この一つ一つに個人で関わっていく事はとても大変です。ですから、皆さん出版社に依頼しますが、果たして全部のあなたの出版物に必要ですか? 本当に本屋さんに並ぶ必要がありますか? 高いお金を出して写真家を使ったり、デザイナーを使う必要がありますか?