Ｋのひとりごと・・・ｈｉｒｏ＆Ｋの子育て編
vol.39 夜寝る前に
Gaが生まれて、GaがＫにベッタリ子だから抱っこしていないとどうしようもない。
Ｋは抱き癖がつくという考え方ではなく、いくらでも抱いてあげようというスタンス。Gaも1人目ならいくらでも
抱っこしていたと思う。
でもTigerもいる。Tigerは反抗期まっさかり。保育園でできていることも家では全くしない。
しないだけならいいけど、それで手伝おうとしたら「自分で」、じゃあと手を止めると「ワ〜！！！」となって怒る・・・こんなことの繰り返し。
靴がうまく履けないというので、手伝おうとすると「右足からやった！！」というので、右足から履かせようとすると「左足やった〜！！」みたいな。
Gaによる抱き疲れとTigerの反抗でＫは精神的にドンドン落ち込んで疲れてイライラして悪循環に陥る。それでTigerをガーッとおこったりしてしまう。で、また落ち込む。悪循環スパイラルに巻き込まれてなかなか抜け出せない。
そんなＫでも寝る前は少し冷静になって、Gaが先に寝てくれたらTigerとの時間を少しでも持つようにしている。
明かりを消した部屋でTigerとねっころがりながら話をする。今日は保育園で何して遊んだとか、給食はどんなだったとか・・・。
そして必ず言うようにした。
「母ちゃんな、Tigerのことすっごい好き」
「Tigerのこといつも考えてるで」
「Tigerのこと大事に思ってる」
Tigerはちょっとテレながら、「うん、いいよ」そして2人でハグハグ。
ちょっと意地悪して途中で言うのをやめると、「（続きを）言って〜よ」と嬉しそうに言ってくれる。
ちょっと2人だけの幸せな時間。
毎日毎日Tigerに「早く」を言わない日はない。そんな毎日だからこそ、この少しの時間を大切にしていかなければと思う。
Tigerは「Tigerはな、父ちゃんも母ちゃんもGaもみんな好きやで」
ＫよりTigerの方がしっかりしている！？教えられるわ。
ｈｉｒｏもひとりごと
あんなにいがみ合っていたのに、今は自分の気持ちに素直になって見つめ合う２人。「好きっ」と、どちらからともなくぎゅっと抱き合う。
母ちゃんのちょっとジンと来る魂の叫びの文章を前に父ちゃんは、なすすべもなく、おちゃらけて見るしかなかったのだった。あー、Ｔｉｇｅｒってツンデレかも。
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