酷暑の四万十川 1日目
「すんませ〜ん。カヌー、通りま〜す!」 今年はGWにツーリングに行けず悶々としていた。こうなればいつもは避けているが、釣り人とのトラブルも覚悟しつつ、鮎シーズンにでも出かけるしかない!7月に3連休があるので、休みを前に1日くっ付けてツーリング決定。 場所は高知、四万十川。コースは土佐昭和のふるさと交流センターから江川崎までの毎度おなじみのいつものコース。 大阪南港からのフェリーが新調されていてビックリ。新しいのは、いいんだけど、二等船室が狭くなったように感じる。それに、歩いて乗るお客さんにとって乗り込みにくい構造になったようだ。二等船室に行くまで階段が多いのだ。その分、車のスペースが広いような気がする。少し残念。 予土線のワンマン列車の窓から川の流れをチェックする。僕らが行く前の週にちょっとした量の雨が流域に降ったようで、この時期にしては水量が多い。いっつも渇水で、隠れ岩に苦しめられているので、かなり嬉しい。 そうそう、今回は郵パックでカヌーを送ることができるか、郵便局の本局へ持って行ってみた。しかし、フォールディングカヤックは梱包してもちゃんとした直方体にはならない。長さと重さが微妙に上限を超えたので、ダメだった。 土佐昭和に着き、荷物を受け取りにふるさと交流センターへ向かう。いつも快く荷物を受け取っていただいて、ふるさと交流センターさんありがとうございます。 |
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今日のキャンプ地の予定は広瀬だ。でも、たぶん下広瀬までは行けなくて、上広瀬までなんだろうな、きっと、と思いながら昼頃出発。 私が押さえるカヌーにKが先に乗り込み、後から私が乗り込む。 パドルで最初の一かき、すっーと水面を滑っていくカヌー。この心地よさに全ての苦労が報われる気がする。あー苦労して来た甲斐があったもんだ。 |
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途中、何人もの釣り人がいた。冒頭部分参照。鮎釣りにもやはりポイントがあって、釣り人が集中している区間と見かけない区間とがある。平均したら1キロに2,3人ってところか。 最初の難所にさしかかり、ライニングダウンをした。ここは200mにわたってホワイトウォーターになっている。もし途中で沈すると厄介なところなのだ。 |
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この後は、のんびり下っていった。通常はバウ(前)のKが岩などの障害物を見つけると、「隠れ岩発見!」とスターン(後ろ)の私に声を掛け、主に私の舵取りで避けて行く。今回は水量が多く隠れ岩も少なくなっているので安心ではある。 十川の難所もクリアし、上広瀬の手前の瀬まで来た。この瀬をクリアすると今日のキャンプ地だ。 上広瀬でキャンプを張るために上陸。早速、ビールを買いに行く。しか〜し、なんと酒屋さんが店じまいしているではないか。そ、そんなあ、真夏にビールなしでキャンプしろと言うのかあぁ。 |