”巡礼の道”第2弾です



MEMORY



(全て写真において、真ん中に写っているのが私です。)
続きましてこのら写真。これこそが、このページの最初に「”巡礼の”をなめきっていた。」と道の字を強調して書いた最大の理由であり、この旅の最大の苦難であった。
御覧になればお解りの様に、道が道でなくなるのだ!前のページの最初に言った通り、私達は巡礼者が歩いて行くべき道を自転車で行った。(他に、自転車、バイク用の道もある。)そのため、多少の覚悟はしていたものの、まさかこれほどとは思いもしなかった。

左上の写真は、畑に用いている用水路が壊れていて、その水が氾濫してしまっているために、道全体が沼地の様になってしまってる。
右上の写真は、完全に川が道を横切っているのである。深さ的には、ひざの上くらいまでであったのでなんとか渡り切ることができたが、危ない所であった。
まん中の左の写真は山であるが、今度は獣道みたいに道があるんだかないんだかがはっきりしない、しかもここに生えている木の葉は非常に痛い。さらに所々岩があって、ほとんど自転車に乗っていることが不可能であった。
真ん中の右の写真も左と同様山道であるが、御覧の様に階段になっていて自転車を担がなければ進めない恐ろしい道である。山道は、普通は上りがきつく下りが楽なのに、ここではそんな常識は通用しなかった。
一番下の写真は、上の4枚の写真の合体のようなもので、道が完全な川であり、しかも上りの勾配が急なため、滝みたいな中を進んでいる所である。一応人が歩ける様に石が配置されているのだけれど、自転車にはそんなもの全く頼りにならない。写真とった人もよくそんな余裕があったものだと感心してしまう。


苦労話はこれくらいにして次は、建物や風景にします。

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