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2004年03月16日

blog とはなんぞや....

nifty がココログの高機能プランを発表したり、AOLジャパン も blog サービスを始めるという発表もあったりと、blog 周辺がにぎやかだ。
私も blog を始めて丁度一年ほど経つのだが、先日、友人とメールのやり取りをしていた時にも ブログとはなんぞやという話になった。 今までのホームページサービスとの違い、従来の日記サイトとの違い、手間が省けるということが本質なのだろうか...等のことが話題にあがった。その時の reply が結構長い文になったので、自分のメモも兼ねてここに置いておこうと思う。

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まぁ「いわゆる一つの流行もの」という感じもあるね。
アメリカからやってきた流れだけど、日本では blog が話題になる前から日本独特の日記スタイルの個人サイトが元からあったし、あらためて blog と言わなくてもいいのかもしれない。ちょっと違うのは、読者が記事にコメントを付けることが出来たり、Trackback という仕組みを使って blog 同士がつながって、さらに大きな情報の連携に発展させていくことが出来るというところだね。blog の本質は何か?と言うとすれば、一つはその辺りにあると思う。

記事の入力も含めてそれらが CGI 等のウェブ技術で実現されていて、blog は技術的な話題から社会問題まで様々な情報発信のためのツールという位置付けで、日記にも使えるけど、あくまでそれは活用の一例というところかな。

ちょうど一年位前に日本でも話題になり出して、実は俺も技術的な点から興味を引かれて、MovableType という CGI のツールを試したりしている。更新したりしなかったりの差が激しいものの、Orkut の招待を受けたのも blog でのつながりがきっかけなので、ほんの少しだけど、広大なネットの海の一翼を担っているような気分になっている。#単なる自己満足なんだけどね。

手間を省けるって事も確かに理由の一つ。「効率的に」という方が聞こえはいいかもしれないね。blog に限らず、企業の Web サイト等も CMS(Content Management System)を使って更新を管理するという考え方が広がっている。内容と見栄えの部分が独立していて、見栄えはテンプレートを編集することで、文字等のコンテンツは保持したまま変更が出来る。デフォルトのテンプレートだけでもそれなりに格好が付くようになっているしね。さらに内部ではデータベースにより日付けやカテゴリ等で記事が管理されていて、過去に入力したものの情報管理や検索もやりやすくなっている。

それによって、今まで情報を発信することがなかった人達も発信する側になって、時期的にイラク戦争などもあり、気が付いたら既存のジャーナリズムにとらわれない一つの大きなムーブメントになっていたというところかな。

俺のように技術的興味から始める人もいれば、本当に情報を発信したくて始める人もいるだろうし、いろいろでいいんじゃないかと思う。
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投稿者 ktaka : 22:28 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月05日

G5がやって来た!

遅ればせながら、ついに私の職場にも PowerMac G5 がやって来た。
箱の中からあのアルミニウムに包まれた筐体が姿を現すと、たちまち 10 人くらいの人だかりが出来た。さらにサイドパネルを外して 2基の G5 の巨大なヒートシンクが姿を現した時は、思わず全員で「おぉーー」という声をあげてしまった。普段は Mac に興味のない人でも G5 のそびえ立つ姿は興味をそそるようだ。

Mac びいきな私としては、今後は MacOS X での開発も増えていってくれると嬉しいのだが....

梅田望夫・英語で読むITトレンドで知ったのだが、サンをやめたビル・ジョイもこんなことを言っているそうだ。
"Mac OS X is a rock-solid system that's beautifully designed. I much prefer it to Linux."

これで Mac 用に OpenGL で描画した内容をダイレクトに Serial Digital Interface に出力してくれるようなボードが出てくれたら Windows からも Linux からも乗り換えてしまいたい。

投稿者 ktaka : 22:21 | コメント (0) | トラックバック

吉野家の豚丼を食す

吉野家の牛丼が食べられなくなって少し寂しい今日この頃....
いろいろ代替メニューが出ているものの、牛丼が復活するまで吉野家に入ることはないかなと思っていた。ところが今日、「吉野家の豚丼」と書いてあるポスターを見つけて、それがおいしそうに見えたのでつい入ってしまった。食べた感想は... 「結構うまいじゃないか!」
生姜風味の味付けで、薄切りの豚肉の食感もなかなか良い感じである。いわゆる、ご飯がすすむ味付けといったところだろうか。
豚丼並盛りで380円、牛丼の並よりは100円高いけどこれなら許せるか。

先々週当たりに代替メニューである、さけいくら丼、カレー丼、豚キムチ丼、を食べてみたのだが、どれもいま一つぱっとしないなぁという感じで、特に先週食べた時の豚キムチ丼は何だか豚肉がボソボソしていていかにもレトルトくさく、「大丈夫か!吉野家」と逆に心配になっていた。ここに来てようやくそれなりのメニューが出てきたと言うことは、その場しのぎでいろいろな物を出しつつ、裏で必死に豚丼メニューの開発を苦労して続けていたということだろうか。

#真剣に語ってどうするという気もするが、「そこに行けばいつでもある牛丼」がないというのは結構重要な問題である :-P

投稿者 ktaka : 15:55 | コメント (0) | トラックバック