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2004年02月22日

THE LORD OF THE RINGS

前のエントリでゴラムの話題を取り上げたが、「ロード オブ ザ リング 王の帰還」を見てきた。とにかく素晴らしかった。「これを観ずして21世紀の映画を語るなかれ」と言いたい。

去年、前作の「二つの塔」を見たときには、その年の夏に公開されていた Star Wars Episode II と映画の出来を比較をしてしまっていた。これならアカデミー賞の視覚効果賞で Star Wars が負けたのもしょうがないなと納得するほど良かった。。作り手の気迫だろうか。単純に CG が凄いからということではなく、ストーリーを含めてスクリーンから伝わってくる迫力、感動がもの凄いのだ。

ちなみに私は Star Wars 大好き人間であり、Episode I, II ともに大興奮するほど面白かったと思っている。しかし Episode IV, V, VI の前三部作と比べると何か物足りないものを感じているのも確かである。言葉ではうまく説明できないが、ロード オブ ザ リングを見てその物足りない何かが解消されたような気がしている。

映画館で購入したパンフレットに村上隆さんというアーティストの方のコメントが載っており、この方も私と似たようなことを感じているようだ。「1960年代生まれの僕らはスターウォーズ世代だ」と言っており(まさに私自身もそうである)、
「愛と友情。欲望と勇気。父と子。こうしたものはジョージ ルーカスが『スターウォーズ』で描いてもいたけれど、ついに『王の帰還』で一つのリングになり、『スターウォーズ』を超えてしまった感がある。」
と書いておられる。大きくうなずいてしまった。

#あぁどうしよう、音楽が頭の中で回りだした。「王の帰還」、もう一回観たくなってきた。

投稿者 ktaka : 00:35 | コメント (0) | トラックバック

My Precious....(愛しいしと....)

gollumipod.jpg
Sotto Voceにて面白いものを発見。ロード オブ ザ リングのゴラムが iPod の広告に!?
一瞬我が目を疑ったが、パロディとでも言うべき類いだろう。この妙に可愛らしい絵がTシャツになって販売されているらしい。#私もちょっと欲しい。

しかし単なる冗談ではなく、私にとって iPod は「愛しいしと...」と言えるくらい肌身離せないものになっているかも....
Apple さん、シルエットがダンスしている CM も cool でいいけど、ロード オブ ザ リングとタイアップして、ゴラムに iPod を持たせて "My Precious ..." と喋るような CM はいかがだろうか。(でもロード オブ ザ リングは最終章の公開中...もう遅いか ;-P)

これを見つけたSotto Voceは、私のリンクリストの中にもあるCNET Japan 梅田望夫・英語で読むITトレンドにおいて1週間ゲストブロガーをされていた村山さんという方のblogである。CNET の梅田さんのところと同様に英語がちりばめられながら話題が展開されるので英語の勉強にもなるし、IT系はもちろん、今回のような面白いものも見つけることが出来る。

投稿者 ktaka : 00:01 | コメント (0) | トラックバック

2004年02月18日

ジョセフソン素子のCPU

slashdot.jpより。
名古屋大と横浜国立大がジョセフソン素子による マイクロプロセッサの開発に成功したのだそうだ。
ジョセフソン素子というと、おととし、2年時にとった電気材料学の講義で先生が少し触れていた。その際、「これを使うと理論的には無限の速度で動作する論理回路を作ることができる」というので、当時まだ量子力学をとっておらず、トンネル効果のことも知らなかった私は、講義終了後に先生に詰め寄った。

「そんなことを言っても、電子が移動するとき光の速度は超えられるわけがないですよね。」
と質問すると先生は
「それは違うんだよ君、これの動作は電子の移動によるものではないんだよ。トンネル効果が関係しているんだ。」
私は「へえー、そんなことがあるんだ」と感心しつつ、ちょっとしたショックで呆然としてそれ以上突っ込めなかった記憶がある。そして、その少しあとの量子力学概論の講義の中で「トンネル効果」について知り、この一連の流れは、こういう分野の研究も面白いかも....と思うほどの衝撃だった。
#本当にやりたいのはやはり映像系の研究なので、道を変えるまでには至らなかったけど....ちょっと危なかった。

投稿者 ktaka : 02:45 | コメント (0) | トラックバック

The Art Of Computer Programing

本日(2/17)発売、偉大な Knuth 先生の名著の新版翻訳 The Art Of Computer Programing を購入した。9800円なり....高いがそれだけの価値がある本だと思う。(学生の立場を活用して大学生協にて10%引きで購入。これぐらい高価な本になると10%引きも馬鹿にならない。)
飾りの帯には「アルゴリズムのバイブル」とある。

手に取った時のずっしりとした重さも価格相応という感じがするし、同時にこの本を全て読破するのには気合いが必要だということも感じる。
さて、中をめくってみると....

3. N に 1 をセットする。
4. 第 N 章を読み始める。
5. 章のテーマに興味がもてるか。もてるならステップ7, そうでなければステップ6へ進む。

.....という具合に「このシリーズを読むための手続き」なることが書いてあり、 さらにその流れ図まで載っている。んー凄い。ここまで完璧を求めるとは。

投稿者 ktaka : 02:16 | コメント (0) | トラックバック

2004年02月14日

文体を変えて再始動

もう8月からこのblogを更新していなかった....
大学と仕事の両立で精一杯だったという言い訳も出来るのだが、文体を「ですます調」から「である調」に変えて再始動してみることにした。
#ついでに MovableType も 2.661 にバージョンアップ。

大学で2年のときに受けた一般教養の講義で「文章表現法」というものがあって、その中で先生が「ですます調」の文を書くのは実はかなり難しいという話をしていた。特に理系の君たちは「自分は文章を書くのが苦手だ」と思っている人が多いので、「である調」で統一してみると良いということだった。

ということで、「である調」なら少し書きやすくなるかもしれないと思い、これでやってみることにした。

投稿者 ktaka : 18:29 | コメント (0) | トラックバック